2010年12月12日日曜日

ノルウェイの森(映画)

彼氏が自殺して精神を病んだ直子と交流をしながら、主人公がいろんなことを考える話。

私の同僚には、この原作が大好きな人間がたくさんいます。
「ノルウェイの森」世代ってことですね。
(だから下手なことを書くと怒られちゃうかな)
病的な登場人物が多いのですが、それだけ若者の心をひきつけるということなのでしょう。

一番強く印象に残っているのは、直子が年を取りすぎってこと。役者は菊池凛子(29)だそうです。ちなみに永沢役は玉山鉄二(30)です。全体的に、年齢高め。一人だけ年齢高いと浮いちゃうから、全体的に年齢上げたのでしょうか。

全体としては、2時間半にまあまあまとまっているという印象でした。見終わった後はしっかり軽くへこみました。
大分エピソードは削られているので、原作ファンにはきっと物足りないでしょうが。

直子と永沢は結構病的に描かれていましたが、緑があまり病的でないのがいまいちでした(緑役は若い)。私はこの話で大事なのは、みんなどこか病気というところだと思うのですが、どうでしょう・・・

0 件のコメント: