2023年9月7日木曜日

旅のブラッシュアップ2.LCC中心の旅は難儀だしワクワクしない

先のエントリで書いたとおり、エクスペディア経由ではなく、スカイスキャナで安い航空券を見つけて、渡航することを考えています。

このやり方だと、結果としてはLCCのサイトからダイレクトに航空券を買うのが安いということになったのですが、これがかなり難儀だったので書き記しておきます。

まず、(エクスペディアだけでなく)幅広く検索しダイレクトに予約するメリットは
・ 当然、エクスペディアに限定するよりも選択肢が圧倒的に増える
・ 安い航空券が見つかることもある
となります。

ただし結果LCC中心に検討すると以下のようにデメリットがたくさんあります。
・ LCCは、預け入れ荷物、座席指定のオプションをつけていくと、結局スカイスキャナーで見つけた値段よりもかなり高くなる(大体1.5倍くらいになると思う方が良い)。
・ 上述のオプションを選ぶまでトータル金額が分からない。住所・旅券番号などを入れないと最終金額までたどり着けなく、予算を立てるのに時間が掛かりすぎて支障がある(最後の最後にクレジットッカー度利用料が加算される場合などもあるし)
・ 調べると、遅延率・欠航率が無視できないレベルで高いLCCもある。その後の旅程が全部メチャクチャになるリスクを考えると、よほど時間に余裕がなければ使いにくい(特にトランジットがあると普通に最終目的地にたどり着けない感じがするので、使う気にはなれない)
・ 決済でエラーが頻発(これは海外のFSCでも起きたことがあるので、LCCには限らないが)。これでベトナムをやめたのです。ベトジェットエアの金額ありきで予定を組んで予約しようとしたところ、帰りの航空券が確定できず、ベトナム航空にすると高いので結局タイからダイレクトに帰ることに。それでもベトジェットよりは高いので予算もメチャクチャになった)
・ 口コミでは、かなり悪どい商売をしている会社もある模様(先に挙げたベトジェットエアもその一つ。口コミとか検索してみていただきたい)。ヤバそうなLCCではないか毎度口コミをチェックする必要あり、一手間増える。
・ LCCは大体羽田ではなく成田空港。うちからだと往復6,000円程度余計にかかる。あと、最安値の便は成田前泊しないと乗れない時間帯の場合も多い。前泊すると結局10,000円程度余計に掛かかる。結局FSCと同じくらいの値段になってしまうこともある。

ということで、一社一社口コミを確認し、1つ1つサイトに入って金額を確認し、決済を完了させるのが手間がものすごくかかります。
今はまだ日本にいるから、口コミ確認もできるし、決済のトラブルもなんとか対応できると、これが旅先だったらと思うと面倒くさくてたまらないし、時間がもったいないです。

あと、以前から経験上分かっていたことですが、LCC(国際線)で旅すると大体1フライトにつき5回くらい不愉快な気持ちになります。
これがあると、シンプルに旅の満足度下がりますね。
全体的にLCCで予定組むと不安要素が多くてせっかくの旅なのにわくわくしてこない。
目的が明確な旅であれば、その道中は何があろうが目的地に時間通り着いてくれれば良いけど、普通に「休暇にリフレッシュしたい」みたいな目的の場合、フライトの(ホテルもだけど)グレードを下げれば下げるほどワクワク感は減って不安が増えますね。

ということで、ここ数日フライトの検索・予約をして思ったことは、アジアなら、FSCでたいした差が無い場合も多いし、LCCありきで考えない方が良い。
はじめからFSC乗るつもりで旅程組み・予約していく方がストレス無いし、時間も使いすぎないので良い、ということです。

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2023/9追記

■ 追記1 「LCC使えば安く旅できる」は旅慣れた人に限った話
LCCって、確かに最低料金は安いので、Skyscannerで検索してみると、なんか「ベトナムって安く行けるんだ」と思ってしまうけど、現実問題、旅慣れていない人が普通にパッキングしたら7kg超えて超過料金は必要になるし、「真ん中の席は嫌だ」と座席指定したらさらに追加料金必要だし、多少なりともまともなフライト時間の便にしたいと思ったらそもそも基本料金が安くないしで、結果的には最初に思っていた値段の1.5倍くらいにはなるよね。

■ 追記2 機内前方と後方で混雑率がかなり違う
多分、多くの人は座席指定をしていないのでしょう。だから、後方の一番安いエリアから、座席指定していない人を収納していくので、機内後方が混む。
私は通路側ならどこでも良いと思って機内後方の通路席を指定しましたが、機内前方と後方の金額差はわずかなので、わざわざ座席指定するなら、機内前方にするほうが良いかも。一般的に機内前方のほうが(少しだけ)ジェット音が静かともいわれるし。

■ 追記3 足元のピッチよりも幅が問題
足下のピッチも多分タイ国際のほうが広いですが、エアアジアも膝がつかえると言うほどではなかったです。問題は横幅でした。

■ 追記4 シートピッチ(前後間隔)はGoogleフライトで調べられる
後から気づいたのですが、シートピッチは、Googleフライトで調べられるんですね。
こういう情報を調べられるようになると、どんどん贅沢になるのでいけない気もしているのですが、先日のタイ旅行でぎっくり腰気味になったので、あまり窮屈なフライト連続乗車みたいなのはやめようと思っています。

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