2024年2月27日火曜日

【モロッコD2-1:マラケシュ】 事務手続きと洗濯

宿の朝食
甘いものばかり。
奥に見えるのはハチミツと、ピーナッツクリーム的なもので
甘いパンにさらに甘いものをつけて食べるらしい


宿泊しているリヤドのことで話が少し先に行ってしまいましたが、マラケシュ2日目に戻ります。

昨日、23時過ぎに生演奏は終わり、24時には客もはけたあとは、一応眠れました。
生活音は相変わらず響きまくってるけど、昨日9時間フライト+4時間電車+タクシーなどにより疲れ果てていたこともあったので。
考えたら、昨日は乗り物に乗っている時間だけで10時間超えてた。
移動が多すぎるのも考え物ですが、踏み込もうと思うとどうしても移動時間増える。
移動時間減らそうと思うと、ハブ空港巡りになってしまい、現代的に整った街ばかり見ることになるので。
これだけ移動すると、休憩・リフレッシュする時間も必要になる。
移動時間と、留まって観光する時間のバランスは今後もこの旅の中で探っていきたいと思います。

・ eSIM事務手続き
宿の朝食を取った後、まずは、昨日疲労と時間切れのため出来なかった事務手続。
まずは昨日有効化できなかったeSIMの調整。
eSIMは結局別の商品を買い直した。7日間で2000円。新しいものはすんなり使えた。
使えなかったeSIMに関しては返金を求めてみた。これまで同社のeSIMを何度も使っているが他の国では問題なく使えたし、買い直したものだって問題なく使えているので。
返金してくれると良いけど。
しかし、こんな手続きを現地でチマチマでするなんて完全に無駄な時間の使い方だな。

あと、こういう事務的なことをするには、作業机が無いのは厳しい。
旅が始まる時点ではあまり考えていなかった(というか、作業机が無い宿なんてそうそう泊まったことが無かった)のですが、コンセプチュアルな宿を選ぶとこういうこともあるということか。

・ 洗濯
続いて洗濯。この辺りはコインランドリーが見当たらないので手洗い。
洗濯始めたらなんだかんだで30分以上は使ってしまう。漬け置く時間もあるから。
それにしても、初日に必要な洗濯全部できて良かった。乾くまでのリードタイムを考えると、宿を出る前日なんかには洗濯できないから。
それにしても、洗濯も不毛な時間の使い方だな。

せっかくマラケシュに着いたのに、最初の朝にこういうロジスティクスばかりやって、ややもどかしいですが、何はともあれ最低限やることはやったのでこの後観光に行きます。

【モロッコD1-5:マラケシュ】 こんなところで寝られるか(アフリカ音楽ライブハウス兼ホテル)

宿の部屋。不潔ではない。作業机とかは無い。

中庭付きのリヤド

中庭付きのリヤド
一瞬の映えはあるかもしれないが、
基本的には宿泊のための機能重視でホテル選ぶほうが良いだろう

電気で加熱するシャワー
ぬるい湯しか出てこない

シャンプー。
ポンプを押してもシャンプーは出てこない。

ホテルの上階がライブ会場になっている


マラケシュでは、リヤドという、モロッコの中庭付き古民家を改装したホテルに泊まりました。一泊約8400円。

こんなに他の部屋の音が聞こえる建物は初めてです。
レンガを泥?セメント?で固めたような作りなので、音を伝えてしまうせいか、遠くの部屋の音も全部響いてきます。
しかも、建物全体が共鳴箱になっているような感じで、音が増幅されて聞こえてくる。
最初、遠くでなっている音が全部自分の部屋をノックしている音に聞こえて混乱しました。

まあそれだけなら徐々に慣れてはきたのですが、今回私が泊まった宿は、最上階にアフリカ音楽ライブバーがあって連日24時前まで生演奏などをしており、その間は全く眠れませんでした。
眠れないどころか、演奏中は耳栓していても部屋にいるだけで苦痛。

初日は23時に演奏終わったけど、2日目は金曜日だったからか23:15くらいまでずれ込み、3日目は24時近くまでやっていました。
毎日終了時間が遅くなっていくのにも非常にイラついてしまいました。
私の睡眠も当然ずれ込んできてしまった。
毎日確実に寝ていかないともたないというのに。

これほどゆっくり出来ないホテルは初めてです。
マラケシュに来て、しかも旧市街のリヤドに泊まって、踏み込んで良かったなと思った矢先ですが、このホテルで一気に体力削られました。
体験として面白かろうが、「静かなところで身体を休める」みたいな、ホテルの基本が無視されているようでは厳しいですね。
ライブバーが併設などという記述はAgodaに書いてあったかな?と思って見返したけど見当たりませんでした。
こんな重要なことが書いていないとはね。
むしろ10年くらい前の口コミで「静かな宿」という記述までありました。近年ライブバーを始めたのかも。
3泊予約してしまったけど、私はもう1泊目でリヤドは十分体験したのでもう普通の静かなホテルに泊まりたい気分でした。
眠れなければこの後のサハラ砂漠ツアーにも支障が出るので。

24時以降は一応静かだったのと、観光とか洗濯とかを始めると忙しかったり、別のホテルを調べて移動するのも大変ではあるので、結果としてはずっとここで過ごしましたが、やや思考停止気味でした。
とにかく、起きている間ずっとうるさいとか、夜24時近くまで眠れないのは無駄な消耗でした。

今後の対策としては、やや曖昧ですが以下の通り。
・ 今後やばいホテルに当たったら、残りの宿泊はすぐ損切りして静かなホテルに切り替えるのも一案(「やばい」の基準が難しいが)
・ 特に、近代的なホテルではなく、リヤドのようなコンセプチュアルなホテルに泊まるときは要注意。リスク管理の観点としては、そもそもコンセプチュアルなホテルにあまり連泊しない方がいいかも。

あとは、ホテルの設備以下のような感じでした。
・ シャンプーのポンプを押してもシャンプーが出てこない(仕方ないから上からすくって使った)
・ エアコンあるけど動かない。
・ 浴室の電気のスイッチは接触が悪く手で押さえていないと電気がつかない
・ シャワーのお湯は電気式。噂には聞いていたけど初めて見た。十分熱い湯は出ない。ぬるい湯は出る。
・ WiFiはブツブツ切れる。ライブの時間はお客さんにWiFi開放しているせいか使い物にならない。
・ 中に猫が入ってくる

全体的にどうかと思う設備ですが、まだモロッコの宿1軒目ということもあり、これがモロッコクオリティなのか、それともこのホテルの問題であり外れを引いたのかいまいち分からないところです。

【モロッコD1-4:マラケシュ】 来て良かったジャマ・エル・フナ広場



ジャマ・エル・フナ広場

ジャマ・エル・フナ広場 屋台街

ジャマ・エル・フナ広場 屋台街

ジャマ・エル・フナ広場 屋台街

ジャマ・エル・フナ広場 屋台街

ジャマ・エル・フナ広場 屋台街
その場で果物絞ってジュースにしてくれる店

ジャマ・エル・フナ広場 屋台街

ジャマ・エル・フナ広場

ジャマ・エル・フナ広場

ジャマ・エル・フナ広場から伸びている道

ウェイターががこのパンを手づかみで持ってきて
テーブルにダイレクトに置く

スパイシーなオリーブ。おいしい。

水も買った

タジン 約500円
ここのタジンは小さ目

タジン
肉柔らかい

ジャマ・エル・フナ広場に来ましたが、ここは・・・

今まで私が見たことがあるようなものとは一線を画すビジュアル、雰囲気。
アフリカまでわざわざ来てよかったなあ、としみじみ。
「アフリカに行ってみたい」という、心のUnfinished businessが一つ終わりました。
あと、世界一周だとしたらモロッコはカサブランカだけにするつもりだったのですが、旅を分解して、マラケシュまで踏み込んで良かったなともしみじみ思いました。
踏み込みは大事。

一度宿にチェックイン&荷物を置き、フナ広場を見学することに。

広場の中にたくさんの商店があるのですが、その売り物も、アジアとはやはり一線を画していますね。
屋台街の飲食店の雰囲気もなかなか良いです。
ただ近くまで寄ってみると、客引きの積極性がかなりのもの。
あまりプッシュされると引いてしまう私ですが、せっかくの面白い雰囲気なので、この屋台街で夕食をとることに。
いくつかの店のメニューを見せてもらったけど、多くの店でメニューに共通性があるし、値段も似た感じです。
ある程度ビジネスとしてできあがっているみたいですね。

夕食時と言うこともあって、どの店も混みあっていたけど、とりあえず着席できる店があったので、そこでモロッコの名物だというタジンを頼んでみました。500円くらい。
ミラノ風ドリアの器の2.5倍くらいの厚さがありそうな容器に、油多めの汁で肉が煮込んである。肉のアヒージョみたいな感じですね。味付けは塩だけかな。多分後からジャガイモとオリーブをトッピングしてます。(※)
付け合わせでパンとオリーブもありました。
店のお兄ちゃんが素手で丸いパン持ってきて、テーブルの上にダイレクトに置いていった。まあ、そう言うものなんでしょう、多分。
オリーブはスパイシーでなかなかおいしいですね。日本のバーで出てくるオリーブって大体塩味だけだと思うけど、こういうバリエーションあっても良いのでは?と思う味わいでした。

腹の具合としては、もう一皿くらい食べられたのですが、時間も遅くなってきたし、本日はここまでにすることに。
フナ広場の雰囲気も楽しめたので、非常に満足して宿に戻りました。

※ この後何度もタジンを食べて分かったのですが、このフナ広場の屋台のタジンは通常の一人前ではなく、かなり小さく作られたものでした。屋台街で何種類も料理を食べることを想定していたみたいです。中身も別物というか、ここが一番雑な作りでした。

2024年2月26日月曜日

【モロッコD1-3:マラケシュ】 タクシーの交渉は70点取れればOK(マラケシュ鉄道駅⇒ジャマ・エル・フナ広場)

マラケシュ鉄道駅
駅にWifiがあって、ネットワークを使うことは出来た

マラケシュ鉄道駅

マラケシュ鉄道駅。
この時、前後にザックを背負っており重かったせいか
だいぶ写真が傾いているな。


マラケシュ鉄道駅から宿に向かおうと思ったのですが、小さい宿の名前を言っても伝りそうにないので、まずは有名なジャマ・エル・フナ広場に行くことに。
地図見る限り、そこからホテルは徒歩圏内のようなので。

最初、駅のWifiでCareemを使おうとしたのですが、システムとしてはアクセスできるけど走っている車が見当たらない。
マラケシュではCareem実用的には使えないかも。

仕方ないので駅近くのタクシースタンドへ。
そこ待ち構えていたタクシーはなかなか強気の価格(70~100モロッコディルハム=1,050~1,500円程度※)で交渉してきたので、少し離れたところで流しのタクシーを捕まえたら30モロッコディルハム(=450円)でした。メータータクシーを見つければもっと安くなるという情報もあったけど、早朝から9時間フライトの後4時間以上電車に乗ってここまで移動してきており体力も無くなってきたのでこれで手を打つことに。全てを最安でこなす遊びをしているわけではないんでね。タクシーの交渉の類は、70点取れればよしとしています。メータータクシーを見つけるために4台も5台も流しのタクシーつかまえるなんて時間と体力の無駄なので。

途中、運転手の友達(?)が乗り込んできて、運転手と歓談を始めるというよく分からない展開に。
後から乗ってきた奴が「明日ガイドしてあげようか」などと言い出したので面倒くさいことになったとは思いましたが、断ったらわりとあっさり引き下がりました。
車内は窮屈でカメラを出したりしにくかったので残念ながらタクシー車窓からの写真は撮れなかった。

ということで、約束通り30ディルハムでジャマ・エル・フナ広場に到着。

※ ドバイ編は全部日本円換算で書きましたが、以降、価格交渉に役立ちそうであったり、何か意味がある場合、現地価格も書いておきます。ドバイ編同様、端数は適当に丸めます。
旅行時のレートは、1モロッコディルハム=14~15円。

2024年2月25日日曜日

【モロッコD1-2】 モロッコの大地(鉄道でカサブランカ⇒マラケシュ)

※ 写真の順番が逆になってしまいましたが、一応わかるようにコメントつけたので、ご容赦ください。 


マラケシュ駅に到着

マラケシュ駅に到着

一等車両の座席

一等車両の座席

移動しているうちにだんだん日が暮れてきた

途中トイレに行ったら、非常口が適当に空いていた。
危ない。

モロッコは荒野多め。
鉄道は荒野の中を走る。

トイレは、糞尿を線路に捨てていくタイプ。

荷物を置く場所が無く、手で支え続けていた。

鉄道車内

乗換駅。疲れてきて、段々荷物の扱いとかが雑な感じに。

乗換駅

乗換駅

モロッコの鉄道。前面ボコボコ。


<チケット購入>
空港からマラケシュは鉄道で移動。ONCFなる、日本で言うJRみたいなのに乗ります。昼間は1時間に1本くらいあります。
途中の乗り換えでの待ちを入れると、移動時間は4時間強。
当初、鉄道チケットは日本で事前予約するほうが安心と思い調べたところ、HISでも取り扱っており、マージンも大したことなかったので申し込もうと思ったが、もう締め切っていた。
海外の代理店でまだ申し込めそうなところもありましたが、50%くらいマージンを乗せていたので、事前予約はやめました。
現地の窓口に直接行ったところ、一等車両買うことができました。約3800円。
過去に旅した人のブログなんかを見ると、当日では一等車両が売り切れていることも多いようなので、運が良かったと思います。

<駅の様子>
1回乗り換える必要があるのですが、「1つめの駅で乗り換えだよ」と言う人がいたり、その数分後別の人が「二つ目だよ」と言う人がいたり、早速人の話信じたらヤバそうな雰囲気。
ただ、殺伐とはしていないですね。女性なんかも特に警戒していない感じで駅でスマホ見ています。
どんな緊張感ある世界なんだろうと思ったけど、ここまでの時点では、割とのんびりしている。メキシコのほうが全然緊張感あります。

<一等車両の様子>
一等車両は6人掛けの個室がたくさんあるタイプ。ハリー・ポッターがホグワーツに行く電車と同じ感じですね。
カサブランカの時点では6人は入れる部屋は満席で、私以外のお客さんは多分旅行者ではなく現地人。
私のワンタイムのチケットとは違う、定期券みたいなものを車掌に見せていました。
うち2名はスーツを着た紳士で、カサブランカの郊外で降りて行きました。普通に通勤で使っているんですかね。
普通に定期券を持った現地人で席が埋まっているから当日だと一等車両取りにくいのかも。
あとみんなやけに電話してますね。何を話しているのか一ミリもわかりませんが、こんな荒野で一体何を話すことがあるというのだろう。

<ザックを置く場所が無い>
困ったのは、ザックを置く場所がないこと。上に棚はあるけど、私の80Lのザックを置けるほどのスペースは無い。
仕方ないので、ザックが倒れないように手で支え続けるというアイソメトリックトレーニングをしながら来てしまった。
1時間後くらいに隣の人(上述の紳士)が降りて席に乗せられたので助かった。
やっぱり80Lのザック邪魔だな。68Lで国内を移動するのだって大変なので分かってたけど。
電車の棚に乗らないようでは、バックパックの良さである機動性が半分くらい失われている。
次の旅の時は、なんとか今持っている44Lのザックに収める or 南京錠対応できる60L程度のザックを買おう。

<車窓からの風景>
まずカサブランカの街並みが見えます。
この辺は割と普通っぽいですね。あまりエキゾチックさ無い。
観光としてはカサブランカは外して、マラケシュにすぐ行く旅程を組んだのですが、車窓から見える普通っぽいカサブランカの街も歩いてみたくなりました。
自分の興味関心を考えたら、普通に経済的に一番発展しているカサブランカにも行っても良かったかもな。
カサブランカから離れると家などが減ってきて田園、そして徐々に荒野、砂漠みたいな風景になってくる。
ある程度眺めてわかったのは、モロッコは基本的に荒野で、都市・街・村みたいなのがオアシス的に点在している感じですね。
マラケシュにはフライトで行く選択肢もあったのですが、こういう移りゆく景色を見られただけでも、飛行機でなく電車で移動したかいあった。
比べるのは野暮だけど、ドバイで車で40分で乗り付けた高速道路隣接の砂漠よりも、モロッコの線路沿いの荒野のほうが既にインパクト強い。
ドバイの砂漠だって風景としてはインパクトあるはずなのですが、街から近いせいか、地の果て感少ないです。
感覚としては、ドバイからツアーで行った砂漠とモロッコの荒野は、丹沢と日本アルプスくらい違う。
私はずっと外の景色を見たかったのですが、窓側の人がまぶしかったようでブラインドを閉めてしまったので、あとはブラインドの隙間から軽く景色を眺める感じになってしまいました。

<列車の中、その他>
・ トイレは糞尿をただ線路に捨てていくタイプでした。日本でも子供の頃このタイプを1度だけ見たことがありますが、37年ぶりくらいに見た。
・ 多分車掌が、たばこを吸う時換気のために、車両連結部の非常扉を半分くらい開けていた。その外に踏み外せば普通に電車の外に放り出される。こういうのは本当に危ないからやめてほしい。この安全軽視姿勢がアフリカンな感性なんでしょうか。


9時間のフライトの後すぐ4時間の電車でだいぶくたびれてきましたが、なんとかマラケシュ駅到着。
(こういう長時間移動の後、ちゃんと休む予定、願わくばフィットネスセンターで走ってリフレッシュする予定を計画的に入れておくほうがいいな)
次回から、マラケシュ編になります。

【モロッコD1-1】 初アフリカ(カサブランカ国際空港 荷物受取/SIM)

カサブランカ空港。
アフリカに上陸できただけでうれしい。

モロッコには中国からの投資がかなり入っていると聞いてはいたが
空港の中では、アラビア語、英語に続いて、中国語の表記が。

荷物がなかなか出てこない。


ここからモロッコ編です。
モロッコ滞在期間は、2024/1/25~2/3。

ドバイ編は、1エントリが長くなりがちだったので、モロッコ編はもう少し細かく切ります。
引き続き、皆様が気になる物価情報は入れていくつもりです。

さて、9時間のフライトの後、カサブランカ到着。
初めてアフリカ大陸上陸した。それだけでうれしい。まだ何もしてないけど。
どこかアフリカに行くのは、サバティカルでぜひやりたいことの一つだったので。


<荷物受け取り>
到着から荷物受け取りまで110分かかった。
出国審査までで60分。荷物待ちでさらに50分くらい。
ドバイから来たエアバス380のキャパは700人くらいあるし、搭乗率80%としても560人いるわけで、カサブランカ空港の預入荷物を捌くキャパを超えてるんじゃないのかな。
これがなければもう一本早い電車に乗れたのに。

<SIM>
事前にモロッコのeSIMを買っておいたのですが、現地で設定しても使えなかったので、まず空港でSIMを買おうとしました。これが非常に不明瞭会計。
どのカウンターも電卓をたたいて値段説明してくる。
電卓使う奴は相手を見て値段決めているから、もっと明瞭会計のカウンターがないか探したのですが見当たりませんでした。
相場は知らないものの、提示された金額は5~6000円程度と、事前に買っていたeSIMよりはずいぶん高かったし(使えないんじゃしょうがないが)、直感としても高く感じたので、ひとまず電波無し進むことに。
考えてみれば昔はそうしていたんだから、久しぶりにそうそういうのも悪くはないだろう。
移動しているときGoogle Mapを見られないのはつまらないが。

ということで、ここからマラケシュに移動していきます。

2024年2月21日水曜日

【ドバイD4-2】 ドバイからカサブランカに移動(エミレーツ航空フライト)


機内食 食べ物豊富

機内食にもフムス登場

機内食でクスクス

ドバイからカサブランカへ


エンジン両翼に2機ずつついてる

A380という機体

2階もある


エミレーツ航空で、ドバイからカサブランカへ。フライト時間は約9時間。
金額については以下エントリご参照ください。通しで買っているのでこの路線単体の金額というのは無いです。

この路線はA380という機体。
こんなにでかい機体は初めてみました。両翼にエンジン2機ずつついてますね。
2階もあるらしい。2回はビジネスクラス以上用だと思いますが。
1階のエコノミーエリアに入って遠くを見たときに、機内の広さに驚きました。
私の席は83列目ですがもっと後ろもありました。多分88列目まであったかな。
ということは、エコノミークラスは1列10席あるから、若い番号がビジネスクラスやプレミアムエコノミーで列数が少ないとしても、多分全部で700席くらいあると言うことか。中学生の時、1~3年生の全校生徒が700人くらいだった記憶ありますが、あれが一つの飛行機に全部乗れるわけ?
座席の横幅は、羽田→ドバイ路線より少し広いと思います。
今の体力であれば(かつ腰の調子よければ)、エミレーツ航空なら長距離フライトつないでヨーロッパくらい行っても良いかなと思いました。
特に、ビジネスクラス世界一周で旅程が複雑になりすぎて難儀するくらいなら。

驚いたのは、こんな大きい機体なのに、エンジン音がわりと静かということ。
両翼にエンジンが2機ずつあるから、1つあたりの負担が少ないんですかね。

音が静かだし、横幅広めだし、この機体はなかなか快適ですね。

東アジア系のお客さんは、中国人の添乗員付きツアーくらいしか見当たりませんでした。

朝だけど、前日あまり寝ておらずフライト中寝るつもりだったので、最初ハイネケン頼みました(酒飲んで寝るというクラシックな作戦)。
朝だし、ドバイ(イスラム)→モロッコ(イスラム)なので酒飲んでる人はほとんどいなかった。
機内食でクスクスもフムスも出ました。さすが、ドバイ→カサブランカ線だと機内食もエキゾチック。

このフライトにて無事にカサブランカ到着。
次回からモロッコ編になります。

【ドバイD4-1】 海外の空港ラウンジは崩壊していない(宿~ドバイ国際空港)

ドバイ空港飲食店 値段高め
価格も映っているけど、右下のクロワッサン1100円
中段のクッキー900円

ドバイ空港飲食店 値段高め
上段のサンドウィッチ2000円程度

ドバイ空港ラウンジ 作業場所豊富

ドバイ空港ラウンジ 食べ物豊富


ドバイ空港ラウンジ 私の作業机


早朝便なので、朝2:30に起床。
もうパッキングは朝起きてからやると決めていたので、昨夜はほとんど何も手をつけていなかったが、起きてから40分程度で支度はできた。
フライトの日、朝起きてから使うものも多いので、基本的には前夜ではなく朝荷詰めするほうが効率は良い。

ちなみに、ドバイのホテルでは朝食オプション付けませんでした。高かったし、最終日の朝が早いとわかっていたので。
こういう転々とする旅では、宿の朝食が有料オプションであればつけないほうが合理的と感じます。
疲れた時朝食の時間を気にせず寝られるし、早朝移動で朝食放棄する日も出てくるし。

朝4時前でメトロが動いていない時間だったので、Careem(中東のUber)呼んだら2分くらいできてくれた。
一応前日に、ホテルの人に、早朝でも問題なくCareemで車を呼べるだろうとは確認していた。無理っぽければタクシー予約するつもりだったので。
4km弱で2,000円程度。

空港のチェックインも、早朝ですいていたし、パスポートの自動認証もあるので非常にスムーズ。
最近空港によって出入国審査のスムーズさにものすごく差がある。
ドバイ空港の制限エリア内のカフェの物価感は、コーヒー1,000円、チーズケーキ2,400円、という感じでした。

早朝と言うこともあってか、PP(プライオリティパス)ランジはすいており、朝食もとれたし、快適にブログ書きながらフライトを待つことができた。これでこそラウンジのサブスク契約している意味がある。空港飲食店の物価が高いので余計に価値を感じた。
東京(羽田・成田)のPPラウンジは崩壊しているが、メキシコの時の経験から考えても、海外はまだまだ実用的に使えるかも。
隣に座っていたの中年の男がスマホで大きな音を出してニュース見ているのがウザかったけど、公共空間でどのくらい音を出して動画を見て良いか、といった感覚・常識は国にもよってくるだろうから、まあ仕方ないか。日本人的感覚が神経質すぎるのかもしれないし。
ラウンジでもアザーンは聞こえてきた。

Boardingの15分前には行ったのですが「早く早く」みたいないな感じで急かされてゲートを通過。
ラウンジを使ってしまうと、出発ゲートの様子が見えないので、もう少し早くゲートに行く運用にしようかな。
急かされた割にはゲートの次のエリアで人が溜まってしまい、謎の待ちが発生していましたが。


今回はここまで。
次回、フライトの話を書きます。