2009年7月11日土曜日

ビジネス思考術 とか

ネットカフェでビジネス雑誌5~6冊まとめ読み。
脳を鍛えるとか、思考術とか、そういった特集がやけに多い。

<モアイズベター>
ビジネス技法の特集というのは、多分、多くの人は半分は不安が原動力で、他者より抜き出るために読むので、ここまで覚えれば終わりというものがない。自分が知らない技法があれば、それも覚えないと他社に負けるような気がしてしまう。
モアイズベターという基本的な考え方が変わらない限りは、いくつ技法を知っても決して満たされない。
だからこういう流行ができるのだろう。

<もうたくさん>
正直、5~6冊まとめて読んで思ったことは「もうたくさん」ってこと。
しかし、何かを人より高いレベルで身につけようと思ったら、「もうたくさん」と思ってからさらにたくさんやらないといけないんだよなー。
気分が乗ったときだけ努力しても、大した成果は身につかない。

<十分条件などない>
私もそういうのが好きで読んでいるけど、そんなに技法を詰め込んで何になるのか?という疑問がわいてくる。
少なくとも、こういう特集を追いまくっても、他者から抜き出ることはできないんじゃないか。
少なくとも十分条件ではない。
そもそも、成功に十分条件を自分の力だけでコントロールして揃えられるというのは、(もしかしたら社会に広がっている)思い込みなのではないかしら。

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