「現代の覇者」である企業の、主に暗部を取り上げたドキュメンタリー映画。
マイケル・ムーアって、少しふざけた調子で映画を撮るのが専門家と思っていたけど、そうじゃないのもあるんだ。
予想外にまっとうな作品だった。
M.フリードマン、N.チョムスキー、P.F.ドラッカーも出てた。
最近、政治ってのは結構エグいものだと主張する本をいくつか読んできたが、企業も結構エグいものだった。
組織立って、みんなでプレッシャーをかけあうことで、個人の力を超えたエグさを出せるのでしょう。
おもしろかったのは
・ 企業にとっては法の順守もコスト問題(法を順守するよりもコストメリットがあるなら違法行為も当然やる)
・ 生物も特許の対象になる
・ ナチスの収容所ではIBMのマシンが使われていた。
・ 発展途上国の低賃金労働者の時給は、10セント以下だったりする。
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