2011年8月13日土曜日

百年たっても後悔しない仕事のやり方 [単行本(ソフトカバー)] 出口 治明 (著)



マイミクさんがチェックしてあったので、Amazonでクリックして、読書会で読んだ本です。
mixiがなければ読まなかった本。

サラリーマンとして生命保険会社につとめ、60歳にしてライフネット生命というベンチャー生命保険会社を設立し、現在社長の著者の仕事論。
紹介されていた著者の仕事のやり方が面白い。
Twitterで「ライフネット生命の説明会を希望する人は説明しにいきますよ」といったことを発言すると、数々の人が希望する。
そこに説明に出向き、説明会の後は実費で懇親会をする。
そのような説明&懇親会を年100回もしているらしい。
こうやって人と会いまくることで自分を磨いていってるのかもしれない。

この人の主張は多分こうです。
目の前の仕事をしっかりこなすことが後悔しない仕事につながる。
仕事をするとき、人間関係のこととか、考慮することはたくさん思いついてしまうが、原点から考えることが重要。
なるほど。
私はついこれまでしてきた調整のこととかを思い浮かべてしまって、「そもそもさあ・・・」という話に持っていくのが苦手なほうです。
社長の仕事論の本はたくさんありますが、この本は私の耳にいたいことがたくさん書いてあって、いい本でした。


耳が痛かったことを他にも2点ほど。
(1)茶坊主
いわれたことを無批判にやる茶坊主のような人間は、その時点では使いやすいが、いずれ使えない人間になる。
いつになっても使えるのは、物事を原点から考えて、いつも疑問を提示できる人。とのこと。
部署を移って右も左もわからなくなったあたりから、私も最近茶坊主化しているので、若干仕事のやり方を考えようと思った。

(2)人生計画
人生計画を綿密に立てて、それ通りに進んでいくことを主浮かべるのは楽しいだろうが、うまくいかなかったら落ち込むし、仮にうまくいっても社会状況が変わったら計画の意味も問い直さなくてはいけない。
人生計画は、あまり細かくしないのが大事。
わたしも、時に細かいことまで先読みのし過ぎをしてしまう(これがあまりからだによくないことは学生の頃から気づいてはいたが)ので、また気をつけることにします。

これは読書会で30分だけ読んだままにするのはもったいないので、再読かな。



余談ですが、Mac Book Airのキーボード打ちやすいです。いつまでも打っていたいです。
(本日のエントリは全部Mac Book Airから入れています)
キーボードを打ちたい → レビューを書く
という発想に初めてなりました。

0 件のコメント: