「Facebookバカ」の感想です。
著者は、元花王の社員で、現在は様々なソーシャル活動で活躍している方です。
具体的な設定から、Facebookを使った人脈の広げ方、個人情報漏洩のリスクまで、著者本人の体験を元に書かれています。
「Facebookなんて、カンで使える」のは間違いないですが、こういうガイドはありがたいです。
こういうのを早めに読んでおくと、使いこなし度が上がり、後で時間の節約にもなります。
基本技を早めに学ぶというのは、良い時間の投資だと思っています。
(余談ですが、Evernoteもカンで使えなくはなかったのですが、1冊本を読んでからの方がグッと使えるようになりました)
この本で一番良かったのは、帯に書いてある
「Facebookでは友達を楽しませろ」
という発想です。
最近、Facebookでも友人が増えてきて、しかもすごく親しい人ばかりとつながっている訳ではないので、Facebookをごく個人的なものからパブリックなものに移行しないとと思っていたのですが、この考え方は分かりやすくて良いですね。
著者は、「Facebookは壁新聞みたいなもの」だとも言っています。これも私にはしっくり来ました。
最近、個人的なことを書き込むのを躊躇していたのですが、個人的なこと、役立つこと、記事のシェアなど色々な記事を織り交ぜて自分の壁新聞を作って楽しんでもらえれば良いのかな、と思いました。
尚、「読者視点から出発する。」つまり、他者視点から出発するというのは、最近のマイテーマの一つです。いつも忘れているつもりは無いのですが、最近出ている「リーン・スタートアップ」なんかを見ると(立ち読みした段階ですが、「顧客思い切りフォーカスしろ」といったことが書いてあるよう)、もっと掘り下げようがあるような気がします。
ビジネスで言えば、顧客の立場から
スピーチで言えば、聴衆の立場から
サラリーマンとしては、上司・他の部門の立場から
もっと掘り下げようがあるかもしれない。
次は「リーン・スタートアップ」を読もうかな。
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