2012年10月21日日曜日

スキマ時間と集中力


集中するときには、徐々に潜っていく。海底へと頭を向けてゆっくりと潜っていくような感じだ。一気に深海に落ちていくのではない。人掻きごとに深いところへ進んでいく感覚だ。
(羽生善治)


最近、というかここ数年、

・ スキマ時間に勉強しましょう
・ 15分あったらカフェで勉強しましょう
・ 1駅の間にも単語を1つ覚えましょう

といった話を聞き実践しているうちに、スキマ時間にしか勉強しない奴になっていました
スキマ時間に勉強していることが、いつの間にか長時間集中的に勉強しない言い訳となっていたようです。

最近、集中が続きにくいと思っていたのですが、もしかしたらこれが原因かもしれないです。

先日、日曜日が丸ごと空いたので、久しぶりに自分の部屋で強引に4時間くらい続けて勉強してみました。
それで思った(受験勉強のころを思い出した)のですが、長時間強引に勉強するというのは、スキマ時間を積み重ねるのとは別の経験ですね。
冒頭に引用した羽生善治が言うように、時間をかけないとたどりつけないゾーンがあるような気がします。

ひとまず、集中力を失ったわけではないということが分かってホッとしました。

※ 余談ですが、最近、何か不調があると「年齢のせいなのか?」と考えがちだったのですが、安易に年齢による衰えを疑うのはダメですね。まずは、原因は他にあると考えて手を打つほうが建設的です。


先に書いたように、スキマ時間に勉強していることが、長時間勉強しないことの言い訳になっていました。
言い訳が多いとロクな人生が送れないとは思っていますが、意図せず・知らないうちに身についている言い訳がありますね。
まあ、こういうのは気をつけても身につくものだと思うので、気づくたびにしっかり修正すればよいのかなと思います。

なお、スキマ時間に勉強することを否定はしません。
「スキマ時間も勉強するが、長時間集中する機会も作る」という方針にします。

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