2016年11月19日土曜日

価値観も悩みも人それぞれ - ブリジット・ジョーンズの日記



姫路の映画館で、本日2本目。
空き時間、座るスペースがある(しかも空いている)から、1本目と2本目の間が多少あいていてもあまり問題ない。
1本目に見たジャック・リーチャーの感想を書いて過ごしていました。

さて、映画の話。

話のメインテーマはアラフォー女子(主役は43歳設定)の恋愛・妊娠・出産・仕事だが、その周りに成熟社会の悩みがちりばめられている。
・ キャリアを優先した結果の高齢出産
・ 流動的な人間関係と複雑な家庭環境
・ 同性愛・フェミニストなどの多様な価値観と旧来の価値観のコンフリクト
などなど。
多様な価値観と複雑な人間関係を描いているという点では、先に書いた「ジャック・リーチャー」と同じです。
程度の差はあれ、日本人もヨーロッパ人も同じ悩み・不安を抱えて生きているんだね。

世界はこういう風に多様で複雑なんだと言うことを、明石に来て1ヶ月で早くも忘れていた。
映画を見て思い出した。
東京は、日本中(いや世界中?)からの人の寄せ集めだからどうしても価値観・生き方・人間関係が多様になってくる。
周りの人間もそれを許す。
それに比べると、地方にはそういう複雑さが少ない。
まだまだ20代後半で結婚するのが当然という雰囲気を(というか圧力さえ)感じる。

世界はそうとは限らない、というのを姫路の映画館で思い出すとは。

映画は、人生の転機の転機を描いており、笑いもあり、主役3名もそれぞれ魅力があり、良い映画でした。

(余談ですが、発展途上国の映画が日本ではやりにくいのは、作りの甘さとかももちろんあるんだけど、一つには、私たちは発展途上国の人たちと同じ悩みを抱えていないから、というのがあるんじゃないかな)

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