この日は徳澤発で、松本まで下りる必要あり、という中日(なかび)。
コースタイム約9時間の涸沢に行くか迷ったのですが、時間を考えて、コースタイム約6時間の岳沢というところに行くことに。
体力的には正解でした。
岳沢でも帰り道はけっこう足がガクガク。
昨日一緒になったご夫婦が涸沢のほうがうんと迫力があるといっていたので気にはなるけど、岳沢の展望もかなり良かった。
上高地の奥の方まで谷が続いているのが見えて、本当に山の奥にいることがわかります。
あと、「山奥ってこんな感じなんだ」というのが少しわかった気がします。
ジャック・ロンドンの小説で、食料もろくにない中いくつもの山を越えて生き延びようとする話がありますが、あれを思い出しました。
これまで思い浮かべていた山奥シーンは結構ぼんやりしたものだったけど、山奥っていうものがどういうものか、あくまで一例ですが、頭の中にできました。
こういうのは、映像では見たことがあります。
でもやっぱり360度山に囲まれて、何キロも先の谷を自分の目で見るのとでは迫力が違いますね。
この景色が見られただけでも、来たかいがあったと思いました。
きっと、こういう景色が頭の中にたくさん入っていると、冒険小説を読む楽しさも増すでしょう。
徳澤から岳沢の登山口まで約7キロは遊歩道 |
遊歩道はかなり整備されている |
ところどころ紅葉 |
ところどころ紅葉2 |
上高地付近から ようやく落ち着いて散策できた |
7キロ歩いたところでブランチ (朝食はすでに食べていたけど) |
岳沢の登山道 |
常に一定温度に保たれているらしいっす |
展望最高 |
展望最高 |
展望最高 |
岳沢の山小屋 ここも見晴らしがいい。 テント張っている人も結構います |
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