2021年3月26日金曜日

15年ぶりにフォトストックを頑張ったけど、全然稼げなかった話

2020/01/13 21:06


常念山脈・立山で結構良い写真が撮れたので、久しぶりに写真をフォトストックに登録してみました。

15年くらい前、
・ Photo Library
・ Pixta
というサービスを使っていました。
200枚程度の写真を登録して、最初の1年目、2年目は、年2万円くらい稼いでいました。でもここ5年の売り上げは数百円。アクセスしている人もほとんどいない有様でした。
私が登録した後数年後、参入者が増えまくってレッドオーシャンになったようでした。
また同じことをやっても見込みはないので、今回試すにあたっては、あわよくば英語サイトに日本の山の写真を登録したら売れるのではないか?と、ダメ元でやってみました。
使ってみたのは
・ Shutterstock
・ Adobe Stock
の2つです。

結論としては、ほとんど売れません。

作業には20時間くらいかかりました(2つのサイトに約500枚ずつ写真を登録する作業に使った時間/撮影した時間は別)。
それで、2ヶ月の売上合計は500円以下です。
15年前は実際多少稼げたので、時代は変わっているとはいえ、根本的に技術が無いわけでは無いはず。
フォトストックは引き続き超レッドオーシャンと思われます。
全くおすすめしません。
私ももうやることは無いと思います。競争が今よりゆるくなることは無いと思うので。
もちろん、写真のレベル次第というのはあるでしょう(このnoteに使っている写真は全部私が撮ったものですので、レベルを確認するご参考としてください)
少なくとも、写真好きの素人が小遣いを稼げるようなものでは無くなったと思います。
インターネットで調べる限り、大もうけできたという事例は出てきません。やはり、小銭(時給換算した場合最低賃金以下)が稼げたという程度の話が多いようです。
これではさすがに生活レベル変わりません。
やることは写真をアップロードしてタグをつけるだけなので、ビジネス経験としても、正直くだらないです(考えてみたら、誰でも出来る、何のリスクもないようなビジネスが長期間ブルー・オーシャンであるわけ無いんですよね)
「稼げない」「経験としても魅力が無い」であれば、副業としてやる意味は無いです。他のことに時間を使う方が良いです。

英語サイトなので、ここ数年高画質カメラ(=スマホ)を持ったインド人・中国人が毎日恐ろしい数の写真を登録しています。
時給50円くらいのインド人(をはじめとする途上国の方々)は、1枚売れたときの収益を100円と仮定すると、2時間作業して1枚売れればペイするので、損益分岐点が低いです。実際、「2時間作業で1枚売る」なら実現可能な範囲です。なので、どんどん登録してきます。写真は元手が不要で、損益分岐点が低いので、彼らには数を登録するインセンティブがあるのです。
私が多少写真をアップロードしたところで、どんどん埋もれます。
日本語サイトよりも何倍もシビアな勝負です。
それが確かめられたので、一応よしとします。
フォトストックは、言葉の壁がほとんど無い(英語のタグ付けなんて自動翻訳してくれるし、簡単です)ので、思いっきりグローバルの競争にさらされるんですね。

これなら、noteなりブログに記事を書くほうがはるかに良いです。
売れなくても少なくとも自分のためになりますからね。

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