2021年3月26日金曜日

トレランシューズ選びで迷走している話ー理屈上正しくても身体感覚を無視したらダメ


 2020/01/13 21:34

5年以上履いていたトレイルランニングシューズがソールがすり減ってツルツルになってきたので、新しいものを買ったのですが、かなり迷走しました。というか、今も迷走しています。

前履いていたのはアシックスの26.5。
このサイズにしては小さめの作りで、特にトラブルも無く5年間履いていました。というか、フィット感抜群だったので、同じモデルを買いたいくらいだったのですが、同じモデルは生産が終了してしまっていました。
仕方なくいろいろと試着して、履いた中で一番フィットした26.5の靴を買いました。ただ、今回の靴は同じ26.5とはいえ、既存のものより若干緩い感じではありました。
ちなみに、このときはAmazon Wardrobe(Amazonの服や靴を試着後帰るサービス)を使いました。私の家は郊外で、近所にトレランシューズの品揃えが豊富にないので。
しかし、実際山の中で履いてみると、どうも靴の中で足が滑って親指が靴の先に当たってしまう。(ひもを思い切り締めると緩和されるが、その締めた場所が痛くなってくる。
靴がゆるければ当たらない、というものでもないんですね。前の靴の方が窮屈な感じはあったけど、親指がこんなに当たることはなかったです。
くそー、と思いながらも、5回くらいその靴で山に行っていました。
でも、どうしてもダメ。

トレイルランは、今年最も力を入れたいことなので、仕方なくもう一度新しい靴を探し始めました。ここが迷走のスタート。
今度は、新宿まで行って、まず靴屋の店員に足を実測してもらいました。
私の足は、実測すると
左 24.5~24.6
右 24.5~24.8
らしい。幅があるのは、店によって結果が異なるから。どこで測っても右の方がちょっと大きいです(これはわかっていました)。
この結果だと、店員さんが薦めてくる靴のサイズは大体25.5です。
1cmも違うの?
それから、私の足は幅が結構狭い(Eにも行っていない)ようなので、幅が狭めのものを薦められます。
たしかに、25.5の細めのものも若干きついとは思うものの、入ります。
あと、案外親指が当たりません。
26.5に比べれば当然親指の先の余裕は少ないのですが、足の裏と足の甲の摩擦があるので、靴の中で足がズレないようです。
親指が当たるかどうかは、靴底や足の甲の摩擦なども含めた全体的な微妙なバランスで決まるようです。
結構迷ったし、若干不安はあったものの、2足目を買ってしまいました(モントレイルのカルドラドという靴)。
正直、
・ この日でで正月のセールが終わる
・ 新宿にもう一度来るとまた2,000円かかるし、だいたい面倒くさい
という、もの選びの本質と関係ない要因も大きかったです。

とにかく買ったので、これを外で2時間くらい履いてみたのですが、足全体が圧迫されて痛い感じになってきました
どこか特別当たっているわけではなかったので、靴の若干のキツさが痛みに変わるか予測しきれませんでした。
もしかしたらダメかも。山でも一応履いてみますが。

理屈上・セオリー上は、細身の25.5を履くのが正しいのかもしれないです。
でも、「キツい」かも、という身体感覚を無視したらやっぱりダメですね。
考えてみたら、昔、キツめの靴を履いて足の爪が膿んできたこともありました。昔すぎて忘れてた。
もっと25.5~26の靴を試してみるほうが良かったかも。

もともと、山の靴はサイズ感がシビアなので、ある程度失敗するのは仕方ない・そのくらいの試行錯誤は必要とは思っています。
もしこれがダメだったらどうしよう。
もしかすると、買うよりは、今の靴をもっと慣らすほうが良いのかもしれない。買った瞬間100パーセントのフィット感を求めるのがおかしいのかもしれない(前の靴は買った瞬間違和感なかったので求めてしまうわけですが)
さらに買うとなると、ちょっと狂っている感じもするけど、一番興味がある趣味がトレランなのに合う靴が無いってのもつまらないので。
今度はまた、Amazon Wardrobeを使うことにしようかな。店員さんにフォローアップされたり、帰りの電車が気になると、ものを選ぶことに集中できないので。

まとめ
・ 理屈上・セオリー上正しくても、自分の身体感覚に合わないものを選び取ってはダメ。
・ (店員さんがいない環境で集中して試すべく)Amazon ワードローブで、狙っているモデルの25.5、26.0、26.5をそろえて試すべき。

※ もしかすると、100%のフィット感を求めてしまう、ということ自体がおかしいのかもしれない

靴選びに限ったことではないですね。

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