2023年10月23日月曜日

反脆弱性の限界

反脆弱性といったって限界がある。

人によっても反脆弱性の強さ(言葉がややこしいが)には違いがある。
私自身、中年になってきて危ないなと思うのが、昔の感覚で無理気味なことをしても反脆さがあまり効いてこない(=成長しない)ことが多くなってきたということ。
若いころは反脆弱性も強く、かなり心身を酷使してもより強くなって復活した気がするが、今はそうとは限らない。
疲弊しすぎたとき、怪我したときなどに元のレベルまで復活しないことが多くなってきている。
外脛骨障害は3か月たっても完治しないし、2か月くらい前(タイに行った時)から腰に違和感がある。
ちゃんと復活する範囲を見極める必要がある。
無理しすぎたら、ただ体が壊れるだけ。
別の言い方をすると、反脆弱性を生かすには、小さい失敗を多くすることが肝要なわけだが、ちゃんと失敗が小さく収まるようにコントロールはしないといけない。

【旅】スターアライアンス特典航空券世界一周予約メモ2(電話~発券までの詳細プロセス)

スターアライアンス特典航空券世界一周の概要を先のエントリで書きましたが、電話~発券までのプロセスを簡単に書いておきます。

昨今、特典航空券の予約がどんどん取りにくくなっており、2時間待たないと電話がつながらないというのがざらにあるので、電話する前に読んでもらえると参考になると思います。

以下、流れです。

全体の流れ
1.フライトの計画を伝える(旅行者がANAに電話)
2.旅程を組み、折り返し電話(ANAが調べたうえで旅行者に電話)
3.仮予約
4.期限(3日後)までに、再度電話する(旅行者がANAに電話)

では順にみていきます。

1.フライトの計画を伝える(旅行者がANAに電話)
ANAのマイレージクラブサービスセンターに電話して待つこと約90分でオペレーターにつながった。120分以上待つこともざらのようなので、まだ良かったほうだと思われる。
(それでも待ち時間+通話時間で、電話代4,000円程度かかった)
そこで、日付、便名レベルでプランを聞かれた。自分の計画が曖昧だと話が長くなるかも。
私はスターアライアンスのサイトで全部組んで、マイルも予算内に収まっていることを確認し、予約番号まで発行した状態にしておいたので、話としてはスムーズでした。
一つ、サイトではクラクフからベルリンへのフライトが組めなかったので、電話口で組めるか聞きました。そういう質問には対応してくれます。
(結果としては、同フライトは直行便が無く全体のフライト数がオーバーするのでやめましたが)
尚、特典航空券での世界一周は、現金で買う場合とはルールが違うということを理解しておく必要あります。世界一周本書いてあるルールとも違いますので要注意。
特典航空券の場合は、全体的にフライト回数・途中降機回数などが現金で買う場合より少なく設定されている。
ヨーロッパ途中降機3回まで、全体の途中降機8回まで、オープンジョー4回まで、フライト数は12回まで、など(このルールは変更あるかもしれないので、公式のルールを確認しておくほうが良いです)。
これを理解せず、壮大な計画を立ててしまうと、120分待って電話がつながったところで「全体的に無理です」と言うことになる。

2.旅程を組み、折り返し電話(ANAが調べたうえで旅行者に電話)
いったん電話を切り、こちらが考えている計画を出来るだけ汲んで、ANAが旅程を組んで折り返し電話をくれる。私の場合は1時間以内に電話があった。
これで計画通り発券できるなら話は早いが、ネットを検索する限り多くの人がすんなりいかない模様。
ANAの方曰く、日本発着の便がそもそも少ないし、ビジネスクラスは絶望的に無いとのこと。べつに1か月後ろに倒しても空きがあるとは限らないということだった。
例えば、私は全体をビジネスクラス、最初のフライトは成田からタシケントの直行便で組んでおいたのだが、直行便が無く、4回乗り継ぎ、出発日も違う、全部エコノミー、で提案受けた。
また、乗り継ぎが増えたことで、全体のフライト数12をオーバーし、ヨーロッパの途中降機地点も変わった状態になっていた。
噂通り、狙ったフライトがとれるとは限らないようなので、ある程度自分が融通利かせるつもりでないと決められないかもしれない。
また、私は事前にスターアライアンスのサイトで、22,000マイル以内の行程を組んだうえで電話したが、直行便区間が乗り継ぎ便に変わったことで、マイルオーバーにもなって旅程自体再検討が必要になった。マイル数がギリギリだと、またそこで意思決定迫られる。

3.仮予約
上述の提案は、一応発券できる状態にはなっているので、数日間仮抑えしてくれる。
航空会社ごとに仮押さえ出来る期間は違い、一番早いものが期限切れになった時点で、全体がリリースされる。私は3日間猶予があった。

4.期限(3日後)までに、再度電話する(旅行者がANAに電話)
3で仮予約した経路が良ければ、またANAに電話して発見依頼する。また、あの2時間待たないと繋がらないANAマイレージクラブ。
2~3の電話をしている時に意思決定できれば、多分4は不要。
(私は、長距離路線が全部エコノミーになってしまったし、そもそも途中降機地点が行きたい場所と違うので意味が薄いと思い、今回は発券は見送った)

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以上が流れです。
注意点をまとめると
・ 金で買う場合と特典航空券の場合で、世界一周のルールがそもそも違うので要注意
・ 狙い通りに組むのは難しいので自分が融通利かせる必要ある
・ 総フライト数・距離余裕持たせるほうがいい。ギリギリだと、予約状況によりすぐオーバーして成り立たない。

2023年10月15日日曜日

【旅】スターアライアンス特典航空券世界一周予約メモ1(概要)

特典航空券でのスターアライアンス世界一周予約試みました。
一部の方に興味あると思うので情報共有します。

まず結論を言うと、まったく事前に組んだ経路では予約できませんでした。

ビジネスクラスで申し込んだのですが、事前に組んでおいた希望の便は一つも取れず。特に長距離路線は全部エコノミーかつ日程変更かつ直行便無しで提案受けました。ANAの方曰く、とにかく東京発着の路線が絶望的に少ないとのこと。
何とか経由便で乗り継いでいくことになるので、フライト数(Max12)が足りなくなり、出発地や途中降機地点をハブ空港に変えるなど工夫をしてようやく経路作成できました。
ヨーロッパ路線はビジネスクラスも取れましたが、そもそも途中降機地点が希望通りではないので、意味が薄いと思って、発券は見送りました。
私は自分なりに組むのに結構時間を使ってから電話しましたが、全然思った通りになるとは限らないので、今検討中の方は大体組めたら一度電話してみることをお勧めいたします。

なお、航空券の取りやすさは日々変わると思うので、2023年10月に電話して、2023年11月に出国する旅程で申し込んだ場合の状況とお考え下さい。

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追記1
詳細プロセスを、こちらに別途まとめました。

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追記2
海外旅行に使おうと思ってマイルをためてきましたが、海外旅行ではマイルはうまく使えないというのが現時点での結論です。基本的に国内で使うのが一番融通が利いてよいです。

提携会社特典航空券になると、サイトの検索機能も良くないので、空きを調べるだけで膨大な時間・労力かかります。私自身も時間・労力を投入しすぎたことを反省しています。
(Youtubeなどを見ると、時間に余裕もあって、予約に多大な労力を投入できる人がうまく予約できた事例が出てくるので、自分もできるのではないかと思って頑張ったのですが、私は疲れ果てました)
どうしても海外旅行に使いたい場合、アジア路線はまだ便数が多いので見つけやすいです。
ヨーロッパや世界一周に使うのは難易度が非常に高いです。ましてやビジネスクラスでとろうとするのはものすごく難しいと分かりました。自分が行きたいところに行きたいタイミングで行くのはほとんど無理で、偶然取れた航空券に自分の動きを合わせる必要があります。

となってくると、もうこれ以上マイル貯めても仕方ないなとまで思い始めています。

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追記3
一連の予約などを経て、現実的に予約できないようなものを特典としてこれだけ売り物にしていることに非常に違和感があります。特典航空券利用の希望者対して、枠が非常に限られていることを明記しないのは不当表示なのではないでしょうかね。

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追記4
マイルは、国際線ファーストやビジネスクラスと交換すれば1マイル5円以上の価値がある、と言われます。確かに、想定計算上そうなのは分かります。
しかし、私はここ数年海外に行くつもりでマイルをためてきて、いざ使おうとしたときにあまりにも使いにくく、1マイル5円の価値を出すのはほとんど不可能と分かり幻滅しています。買い物のポイントはマイルではなく、Amazonのポイントにまとめるほうが合理的かもしれないです。

2023年10月10日火曜日

【ベトナム・ホーチミン振り返り】食事まとめ(バインミー、フォー、バンセオ、ブンチャー、ミントの葉 他)

ニャハンゴンという有名レストランで食べたフォー。
フォーのスープはどこで食べても大体同じ味。

揚げ春巻き。ベトナムの揚げ物は大体脂っぽい。

上記揚げ春巻きについていたタレ。
右側がパンチが効いており美味しかった。

バンセオ。結構脂っぽい。中は野菜たくさん。
ヘルシーなのかどうか。

シーフードスープ。
えび、タコ、カニがたくさんで贅沢な一品。

バインミーの店。
屋台風ですが、隣にあるレストランの厨房で調理している模様。

牛肉のバインミー。味付けは焼き肉のタレっぽいテイストだった。

これもバインミー(具は不明。サウザンドレッシング的な味付け)

揚げ春巻き。右側はスープではなくタレ(甘酢)。

ご飯料理と生春巻き。

土鍋に入ったご飯。
味付けも出汁っぽくて日本料理かと思ったけど、ベトナム料理らしい。
米の食べ方は、タイよりも日本に近いかもしれない。

バインミー3.豚肉のバインミー。
焼き肉のたれテイスト。

バインミー4
(宿の近くでバインミー売っていたので、間食にちょうど良く頻繁に食べた)
卵のバインミー。

海外仕様Sukiya。サーモン丼がある。

Sukiyaで食べたラーメン。メンマではなく普通のタケノコが乗ってる。

ハノイ料理ブンチャー。
右側のつけ汁が甘酢を薄めたような味。


カニが入った揚げ春巻き。
ここはあまり油っぽくなかった。

茶碗に盛られたご飯。
油でいためているようなので、一応チャーハンの仲間と思われる。
さくらでんぶのような、細かく崩れた魚の佃煮のようなものが乗っていた。

一番おいしかった、鶏もものちまき(右)

牛しゃぶてきな料理。
5種類くらいの葉野菜とともに登場。

鶏のちまきの中身。



流れの中で書かなかった食べたベトナム料理についてまとめます。

15年前は、安いしホテルの近くで簡単に食べられるしという理由でフォーばかり食べていた気がするのを反省して、意識的にいろんなものを食べました。

■ 全般
ベトナム料理は、Non Spicyでさえあれば大体口に合いました。
小皿でついてくる調味料さえ使わなければシンプルな味付けのものが多いですからね。
ほとんどの料理は「Non spicy」に対応してくれました。最後に唐辛子をトッピングするかしないかだけの違いのようなので。
イタリア料理みたいに、調理の初期行程で唐辛子を入れて炒める、みたいなのはあまりないようですね。
事前に調べていったところは大体どこもおいしかったです。
観光の途中で目に付いたところに入ったパターンも、そんなに外したものはないです。

■ ミントなどの香草
多くの料理の付け合わせで、ミントをはじめとする葉野菜が付いていました。
特に肉と一緒に食べるとおいしいですね。
特に良いレストランはミントはおいしかったです。鮮度が良かったのと、多分育ちすぎていない若芽のものがおいしいのだと思います。
ベトナム料理は、この付け合わせの野菜に加えて、料理本体にも野菜が多く入っているので、普通に外食していても野菜不足にはならないと思います。

■ バインミー
前回バイン・ミーを食べ損ねたので、今回は意識的に人気店で何種類か食べました。
結構中身は自由のようですね。
パクチー、長ネギが入っているところが多かったですが、他の具は色々でしたがいずれにしても、日本のサンドイッチと比べると具は多めです。
印象的だったのは、甘酢(東南アジアでよくあるやつ)で漬け込んだ千切りの大根と人参が入っているやつですね。
不思議な組み合わせですが、ピクルスっぽくで調和はしていました。
デフォルトでは大体唐辛子が入っているので、辛いのが苦手な人は、これもNon Spicyで頼むと良いと思います。

値段を覚えている限りで書くと、
牛肉のバインミー約500円。
豚肉のバインミー約400円。
卵のバインミー約400円。

■ フォー
ニャハンゴンという有名レストランでフォーも食べました(約630円)。
正直、スープと麺の味は、ホテルの朝食のヌードルコーナーのフォーと変わらない。もっと言えば日本で食べるフォーとあまり変わらない。
フォーの麺というのが、食感をあまり重視していないので、どこでも同じ感じになるのでしょう。
スープに関しても、多分どこも同じようなスープの素を使っているんでしょう。
(似た話はベトナムだけではなくいろんな料理に合って、例えば人気のタイ料理マッサマンカレーはタイのレストランでも日本のレストランでも味は変わらない(具は違う)。もっと言うならカルディに売っているマッサマンペーストも味は変わらない

具がものすごく多くてヘルシーな感じでだったのが、これまで食べたフォーとの違いでした(麺も多くてこれだけで腹一杯)

■ バンセオ
卵と小麦粉混ぜたものを焼いている、お好み焼き的なものですね。2か所で食べました(600~800円程度)。中は玉ねぎなどの野菜です。
ベトナムの揚げ物は、油があまり切れていないので、大体油っぽいです(揚げ春巻きも同様)。
それが辛めのタレと合うのですが。

■ 肉
最後の夕食、ベトナムドン使い切りモードで肉中心に食べてました。
鶏のちまきのような料理が今回食べた中で一番おいしかったものです。
中にご飯が入っているのかと思ったら、鶏ももだけが笹の葉にくるまれています。(左に見える緑色のおにぎりみたいなのとあわせて630円くらい)
牛肉の薄切りは、5種類くらいの葉っぱとともに出てきました。ミント、大葉はわかったけど、他のはよく分かりません。生で食べるには結構キツいものもありました。(850円くらい)

■ 米と器
いくつかの米料理は、丼のような、大きめの茶碗のような器にもられて出てきました。
隣国タイでもコメは食べるものの、こういう器は見たことがないので、器は中国・日本に近い文化なのかもしれないです。
丼のような器にチャーハンが入っていたこともあります。
(あとで知ったけど、メコン川はインディカ米・ジャポニカ米両方の発祥の地という説もあるそうなので、ベトナムからインド側にも中国側にも米文化が伝播した流れがある模様)

■ ブン・チャー
6日間、基本的にはどの料理もおいしかったのですが、唯一口に合わないと思ったのが、ブン・チャーというハノイ料理(約500円)。
このつけ汁が私にはダメでした。東南アジアによくある甘酢を薄めたような味。
アクセント的にあの甘酢の味があるならまだしも、一食この味付けで全部食べようという気にはなりませんでした。肉はまだ合うのですが、麺があんまりこのつけ汁と合っていないと思う。
(ちなみにですが、同じ味付けの、タイ料理のソムタムも私はあまり好きではないです。青パパイヤの千切りはおいしいんですけどね。)

■Sukiya
6日程度の旅行なら(現地の食事が口に合えば)、途中で和食をはさんだりはしなくて大丈夫なのですが、小腹がすいたところにSukiyaがあったので入ってみた。
海外で独自の進化を遂げた、ラーメンやサーモン丼も売っているSukiyaですね。入った後思い出したけど、バンコクでも同じようなメニューのSukiyaに入ったことがあった。
ラーメン(450円くらい)は基本的に日本のラーメンと同じ味がしました。特筆すべきはメンマではなく普通のタケノコが乗っていること。多分下味とかはついていない。そして、普通のタケノコでも全く違和感がないと分かった。

■腹の調子は悪かった
ということで、食事はどれもおいしかったのですが、3日目くらいからずっと腹の調子はおかしかったです。
ミントの作用なのか、生野菜の衛生状態に問題があったのか、大量の油のせいなのか、ちょっと特定できません。
博物館やレストランのトイレは大体汚いので途中で駆け込まなくて済むよう、後半は正露丸飲んでました。
(帰国後、腹の調子はすぐ治った)

以上、ベトナム・ホーチミンでの食事の感想でした。

2023年10月8日日曜日

【ベトナム・ホーチミン振り返り】ベトナムドンの計算方法

15年前ベトナムに来たときはベトナムドンの桁の多さに苦労しましたが、その後サラリーマン生活で3桁区切りの数字を扱い、0を三つ付けたり取ったりするのに慣れた今、ベトナムドンと日本円の換算に全く苦労しませんでした。財務・管理会計をやってきた思わぬメリットがこんなところに。

ちなみに、ベトナムドンと円の換算をするとき、0を二つ外して計算する派と、0を三つ外して計算する派があるらしいですが、私は断然三つ外して操作すべきだと思います。
なぜなら、ベトナム人の頭の中がそうなっているからです。
0を省略するときは0三つ単位で外します。レストランの価格表示等もそうです。
日本は万、億、兆の4桁で区切るというエキゾチックなやり方が主流なので分かりにくいですが、そもそも3桁区切りで考えるのが国際的な常識であり、ベトナムもそれに倣っているというだけではあります。
例えば200,000ベトナムドンは、ベトナム人はTwo hundredと言います。Thousand(後ろの0三つ)を省略しているわけです。
価格表示だって、省略する場合は200kと書いてあったりします。省略しない場合は200,000と3桁区切りでカンマを打ってあるので、カンマの後ろを消せばいいだけです。

日本人は、Two hundredにそのままレート(2023年10月なら市場為替レート6.1、もしくはコストを正確に把握したいなら決済レート6.3)をかければ良いわけです。
それなのに、0を2つで操作するために、Two hundredを二十万に戻し、そこから0を二つ消して6.1/10をかけるなんてのはかなり効率の悪い思考のプロセスだと思います。
と言うことで皆さん、0は三つ単位で付け外ししてください。国際常識だから、桁数が多い国(インドネシアとか)どこだって使えるやり方です。

2023年10月7日土曜日

【旅】世界は放浪できる場所じゃなくなった(インフレ/情報化/オーバーツーリズム)

ここ最近バンコクやホーチミンに行ったことで(&その準備調査をしたことで)、世界は放浪して楽しむ場所ではなくなったと言うことを感じました。
理由は以下3つ。
(1)インフレ、(2)情報化、(3)オーバーツーリズム
です。順に見ていきます。

(1)インフレ
昔は、日本の1/10の価格で寝泊まり・食事が出来るみたいな、モロ発展途上国みたいなのが結構たくさんありましたが、最近そういうのは減ってきています。昔は滞在費が激安な旅行先として人気があったタイ・ベトナムでさえ、それなりに金かかりますからね。
むしろ、日本は安い国になってきているので、寝泊まりするのに日本の3倍くらいかかると言う国だってあります。アメリカとかアイスランドとか。
昔は金を使わず何か面白いものに当たるまでブラつく(放浪)と言うスタイルが成り立ちましたが、今は目的を定めず放浪すると、面白いものに当たる前に金がなくなります。
例えば日本のと物価が同じ程度の国で、ホテル1万円、食費や移動で1日1万円だとすると、ぼんやり過ごしても1日2万円かかりますからね。3倍かかる国だとして、ぼんやり過ごしても宿代+食事代で1日6万円かかります。
言い換えると、航空券と滞在費のバランスが変わっていると言うことなんですよね。昔ならアジアに飛んでしまえば後は金が掛からないからその中で何か見つける、が成り立ったのですが、今は飛んでからも金が掛かります。
なので、限られた予算で見るべきものを見るには、飛んでから偶然出会うことへの期待を減らして、ある程度狙いを定めて組んで行く方が合理的にになってきます。

(2)情報化
昔は、レストランにしても博物館にしても、歩き回って自分の目で見て良さを判断する以外やりようがなかったわけですが、今はGoogleの星が充実しているし、実際評価が高いところに行く方が大体満足度高いです。
先日のバンコクでもホーチミンでもGoogleの星を頼りにレストランを決めていきましたが、過去にないレベルで食事は充実しました。
ホテルも、同様にGoogleの評価で当たりをつけて、まあまあ満足できるところに泊まれました。
博物館も、満足度は大体評価の通りと感じます。

(3)オーバーツーリズム
最近は、中国人・インド人の中産階級が激増していることもあり、一昔前と比べて有名どころは観光客がものすごく増えています。しかもまだまだ増えます。
なので、予約無しに行ったところで中に入れない/乗れないは普通にあります。
先日旅行代理店の人から聞いたのですが、今はマチュピチュなんてフラっと行っても入れないらしいです。それを知らず麓の村で足止めされて結局諦めて帰る人も多いとのこと。
バンコクやホーチミンでは、そこまでクリティカルなことはありませんでしたが、一部レストランは、中国のSNSでバズったらしく、店の外まで大行列になっており諦めました。
まあ、私は特定のレストラン一点狙いしてバンコクなりホーチミンにいったわけはないので、別のレストランに行くのでも諦めが付きますが、マチュピチュの麓まで行って登れず帰ってくるのは厳しいです。
国内でも同じですよね。立山とかだって外国人であふれかえっていてロープウェイになかなか乗れない日なんていくらでもある。
前もって(場合によっては数ヶ月とか)行き先を決めて予約しておかないと入れない場所がある、つまり放浪ではたどり着けない場所が多くなっていると言うことです。

以上、三つの理由から、世界は放浪するのに向かない場所になってきたということを感じます。
放浪だからこそセレンディピティが期待できるし、ドーパミンも出るというのは分かりますが、私の場合(幸い)旅の目的のメインはそれではなく、知らない場所を見てみたい・どういう風になっているのか知りたい、ということなので、放浪がメインでなくても成り立ちます。
と言うことは、今後は旅の放浪度を下げて、狙いをそれなりに定めた旅を中心にしていこうと思っています。

ーーー
追記
ちなみに「狙いを定める」というのは、ギシギシに予定を詰め込むと言うことではないです。
狙った場所に行く前後にバッファは作っておいて、そのバッファで偶然の出会いでも楽しめば良いかという感じです。

【旅】最近追加した持ち物(コールマンのショルダーバッグ/変圧器)


コールマンのショルダーバッグ

変圧器


旅の道具で、最近追加したもの2つについて、感想をまとめておきます。

1.コールマンのショルダーバッグ
コールマンのバッグを新たに買って使ってみました。
山用のバックパックをいくつも持っているので、それで事足りるともいえるのですが、新調した目的は、主に
(1)貴重品を身体の前に持っておきたい
 治安悪い旅行先ではバックパックを前に抱えるというのが一つのスタイルですが、これだと足元が見えないので、段差があるところとかは気持ち悪いので(あと安全上の理由で、ベルトが取り外しできないものを条件に選びました。プラスチックのナスカンでつながっているベルトはひったくられたら衝撃で壊れそうなので)
(2)カメラを取り出しやすくしたい
 カメラが背中側にあると、どうしても写真減るので。アフォーダンス大事。
の2つです。

実際使ってみましたが、この2つの目的は達成できました。
ポケットがたくさんあって、全体的にも使いやすいです。ブランドバッグのように重くもないし。
コールマンは登山道具としては全く目に入っていませんでしたが、旅道具だと思うと見所があります。ほかにも気になる道具がいくつかあります。
機能・重量(あと価格)のバランスが登山道具とは違うから、自分が今まで持っていない感じの道具が色々あります。
なお、ホーチミンの街歩きに丁度良い大きさでしたが、寒い地域は微妙かもしれないです。大きさ的に、冬物のジャケットとかは入らないので。
寒い場所に行くときは、また良さそうなカバンを調べたいと思います。

2.変圧器
私のスマホ・デジカメなどは240Vまで対応しているので、仕様上は海外で変圧器をかませる必要無いのですが、経験上は高電圧の国(タイ220V、インド240Vなど)で使うとバッテリーが著しく劣化します。
なので、最近の旅行では、100Vに降圧する変圧器を使っています。今のところ良い感じです。
しかし、これは大きいし重い(実測値420g)ので、旅のスタイルによっては持ち歩くか悩みます。スーツケース引っ張って行くときは入れようとは思いますが。

【ベトナム・ホーチミンD6】帰国(ベトナム航空フライト~成田~自宅)



6日目。と言っても、00:10のフライトなので、今日は帰るだけです。

■Grabで空港に移動

Grabのおかげで、これまであった、本当にこの運転手空港に向かっているだろうな?という不安がかなり軽減されましたね。ありがたい。

■ベトナム航空
今回は、行きと同様帰りもベトナム航空。往復割引が大きかったので。
ベトナム航空自体は良かったです。行同様アテンダントの方も地上の方も良い感じでした。
しかし、旅客側に制服を来た若者の集団がいて、深夜便なのに機内がずっとガヤガヤしていました。
何だったのかはよく分かりません。はっきりしないがこれが技能実習生だったのか?
引率者も慣れていないのか、成田着陸後、飛行機を出てすぐの連結部の細い通路に学生(?)を集めて点呼を取っており、人が詰まってしまいカオス気味だった。

■ 成田から新宿のバス
ものは試しで成田から新宿まで、リムジンバスで移動してみた。
成田エクスプレス同様、日本人本当にいない。日本なのに日本人いないって、すごくないですか。
昔は、ハイシーズンでなくても成田エクスプレスもリムジンバスも絶対日本人だらけだったよ。
みんな本当に海外に行かなくなったんだね。
感想としては、バスは、荷物を確実にトランクに入れられることがメリットですね。逆にそれ以外のメリットはないです。座席も狭いし、値段も高い。
混んでいる時期は、成田エクスプレスだとガレージに荷物を置けないことがあるので、そういう時なら選択肢に入れても良いかもしれないです。

■深夜便は帰着日をうまく使えない
アジアで深夜便だと、機内の時間を有効に使えない。
作業するにも眠すぎるし、かといってまともに寝られるわけでもない。
日本に着いた時寝不足なので、帰着日を全く有効に使えない。

タイの時は昼間の便で、空港での待ち時間および6時間のフライト、ほとんど作業に当てられて、ほぼほぼブログを書けていたのですが、今回は作業が出来ずブログ書きがほぼ帰国後に回ってしまいました。

・・・ということで、日別のベトナム旅行記は以上です。
他にもいろんな学びはあったので、あとはテーマ別に書いていきたいと思います。

【ベトナム・ホーチミンD5】最終日Note(雨期の観光, 最終日のホテル)






最終日。

ホーチミン作戦博物館と、あとはベトナムドン使い切りモードで高めのレストランに行ったりしたのですが、博物館とレストランの話は別途書きます。

この日は、大雨降っていたので、博物館の開館や、食事のタイミング調整のために、基本的に時間までホテルで調べ物やブログ作業などをして、時間ぴったりに動くようにしていました。晴れていればもっと雑に、一筆書きで動きますが、外に出ると1分でずぶ濡れみたいな天気だったので。

次は乾季に来よう。

夜00:05のフライトだったので、最終日12時でチェックアウトするか、もう1泊取っておくか迷ったけど、この天気を考えると取っておいた良かった。
ベトナムはホテルが安いのでこれが出来るけど、物価が高いところだったら、とにかくチェックアウトする判断になりそう。
旅は、金が無ければ体力がいる。体力があれば金が節約できる。どちらかが無いと厳しいですね。

【ベトナム・ホーチミンD4】4日目の街歩き(ベンタイン市場他)







4日目、5日目の街歩きをまとめます。

ショッピングモール、あと食べ物の話は別のエントリにまとめるので、省略気味に書きます。

■ベンタイン市場

15年前は結構ワクワクして散策していた気もするが、定期的な断捨離を経て持ち物を洗練させてきた今、申し訳ないが買いたいものが何も無かった。

昔日本のバイヤーがこういうところで買い付けしていたのと同じように、インド人のバイヤーが買い付けしていた。
断捨離ブームの先進国はダメでもインドや中国の新興中産階級には需要があるのかもしれない。

■サイゴンセンター
ショッピングモールの感想は、昨日のビンコムセンターのところに書いたので省略。

(↓昨日のエントリ)

■ニャハンゴンでフォー&雨宿り
有名レストランでフォーを食べました。
(食べ物の話は別途まとめるつもりなので省略)

昼食とっている途中、大雨降ってきたので、しばらく飲み物を飲みながら様子見。
それなりに空いていたので良かった。
雨期の東南アジアで街歩きはなかなか難しい。
2日目・3日目は雨期の東南アジアとしては例外的に天気に恵まれていた模様。

■ホーチミン市博物館(Day4)
■ホーチミン作戦博物館(Day5)

雑ですが、4日目に行ったホーチミン市博物館に加えて、翌日に行ったホーチミン作戦博物館の感想もまとめて書きます。

どちらも、テーマとしては興味があったけど、英語はおろか、ベトナム語でさえもあまり説明がない。
全体的なストーリー説明は見当たらず、写真と、その一言説明があるだけですね。観光地にならないのも納得です。もうちょっと説明とか組み立てて、観光資源を有効活用したら良いと思いますけどね。
一応Google翻訳かませてみたけど、写真のようなレベルなので諦めました。
ガイド無しに訪れても、理解するのはちょっと難しいかと思います。
(日本人が観光で訪れる博物館としては、「ベトナム戦争証跡博物館」が圧倒的におすすめです)


2023年10月6日金曜日

【ベトナム・ホーチミンD3-3】徒歩移動がストレスフル

この日はあまりGrabに乗らず、歩き中心で観光してみました。

しかしホーチミンを徒歩で回るのはなかなかストレスフルですね。
ホーチミンでは道路を渡るたびにバイクの間をすり抜けないといけないので、1km程度歩くだけでもどっと疲れます。
(結局、この日以外は1km以上移動するときは全部Grabを使ってました)

歩道橋があればかなり緩和されると思うのですが、歩道橋というものが全く見当たりません。
そういう発想が無いのでしょうか?
もしくは、地下鉄と同じで、そういうものは汚職などの関係で完成しないんですかね。

さらにいうと、路面もガタガタ。不整地と思って歩く方が良いですね。
上見て歩いていると危ないです。
全国津々浦々まできれいな道路が整備されていて、年度予算消化のために道路工事する国もどうかとは思いますが、ホーチミンはガタガタすぎるので、もう少し整備すればと思います。雨降ったら水たまりだらけになってるし。

文句をいろいろ書きましたが、15年前よりは交通事情も改善してきていると思います。
クラクションの量とか、今も鳴ってはいるけど、減っていると思います。
昔は、大通りに出たらクラクションが聞こえない瞬間はないようなインドに近い感じだったと思いますが、今のホーチミンはそこまでではないです。

【ベトナム・ホーチミンD3-2】3日目の街歩き(ビンコムセンター、ベトナムコーヒー、サイゴンスカイデッキ、Mバー他)








■ ビンコムセンター

ショッピングモール「ビンコムセンター」へ。
一応一回りしたけど、レストラン街以外は心惹かれるものがなかった。
申し訳ないけど、東南アジアの都市に最近できた商業施設は大体似たり寄ったりなので。
東京などの先進国のノウハウで作っているから、結局どこも似たような感じになってくる。ショッピングモールに店舗展開するグローバル企業だってある程度決まっているし。
例えば東南アジアのショッピングモールの入り口の近くには大体Diorがあって、シャーリーズ・セロンのでかい写真がある。バンコクでもホーチミンでもクアラルンプールでも見た。

ということで、ホーチミンのショッピングセンターとしては、このビンコムセンターと、翌日のサイゴンセンターに行きましたが、これに時間使ってもあまり新しい発見はない感じがしたので、流し見しました。

なお、買い物に関しては、東京で買えるもののバリエーションが10だとすると、バンコクは9くらい行っていると思いますが、ホーチミンは6~7くらいかなと思いました。
別の言い方すると、バンコクでは大阪と同じレベルで買い物できると思いますが、ホーチミンは一番ものが集積しているショッピングセンターでさえ町田くらいのレベルだと思います。

■レストラン街
ショッピングセンターは流し見したと言いつつ、レストラン街のベトナム料理の店はなかなか良さそうだったのでそこで昼食をとることに。
この釜めし風のご飯がおいしかった(約700円)。なんかダシ的なものも効いているし、和食じゃないの?と思ったけど、「これがベトナムスタイルでございます」ってことだった(後に、似たようなテイストのご飯をもう一度別の店でも出てきたので多分そうなんだと思う)

■ベトナムコーヒー
15年前は、至る所で安いベトナムコーヒー売っていた気がするけど、今は大衆食堂みたいなところではあまり見ない。
昨今は高級嗜好品として残っているんですかね。
ベトナムで一番有名と言われる店で飲んでみました。約900円。こんなに濃かったっけ。一すすりで満足したけど、一応全部飲んだ。
店員さんも店内も良い雰囲気で、経験として満足しました。

■サイゴンスカイデッキ
ホーチミン市街地を一望できる展望台に登ってみました。
やっぱり、バンコク(もちろん東京も)に比べると、高いビル少ないです。
完全に私事ですが、昔は高所が割と平気だったのですが、最近なぜかダメです。
こういう足元までガラスみたいなところは苦手。
ぎりぎりまでは寄らず、様々なビルや名所をできるだけ同定しておきました。
ひとつ気になったが分からなかったのが、隣にあった廃墟のような大きいビル。何だったのだろう(ググっても出てこない)

ちなみに、この展望台、なかなかの値段でした(1600円くらいだったか)。
観光の時、高いところに登ると町全体が見えて良いので、展望台系には登ることが多かったのですが、別に町で一番高いところにこれほどのお金をかけて登らなくても、そこそこ高いところから全体が見られれば良いのかなという気はしました。

■M Bar
サイゴンマジェスティックホテルのバー。
有名なバーのようなので経験としてきました。
15時なので飲むには早すぎる時間帯ですが、またここに来るのも大変なので通りかかったついでに入店。
サイゴン川が一望出来て景色が良いね。
しかし、ここも柵はあるけどその先足下が切れ落ちている。2カ所連続で高所恐怖症スポットに来てしまいなんか落ち着かないので、30分程度で出てきました。

おやつにバインミー食べて、さらに夜に春巻きなどを食べて締めました。
食べ物の話は別途まとめます。

【ベトナム・ホーチミンD3-1】ホーチミンでの両替

初日に替えた現金が心許なくなってきたので両替しようと思ったのですが、街中に全然両替所が無い。
ネットでは、両替は空港よりも市中のほうが有利なのでおすすめという話が散見されます(実際市中のほうが有利です)が、偶然見つけるのは期待できないので、割り切って空港で替えるか、ちゃんと市中の場所を調べておいて、旅の前半に組み込んでおくほうがいいですね。

あと、ホーチミンの交通事情では500m先の両替所まで歩いていくとか、(私には)結構ストレスだし時間もかかります。どこを渡ればいいのかよくわからない道路とかもあるし。
なので、あまり長距離歩いて両替に行く計画もやめたほうがいいと思います。

歩いて500m先の両替所に往復30分かかるとして、その30分あたり滞在費用がいくらかかっているのか考えたほうがいいですね。数%有利な両替所めがけて長距離歩くとか、タクシーに乗るとか、滞在期間が減るからそっちの方がもったいないと思います。

私は割り切って空港である程度替えておいたのと、ホテルの人に最寄りの両替所を教えてもらって(Google mapでMoney exchangeなどで検索しても出てこなかった場所)、観光ルートに組み込み、3日目に追加できました。
(つまり2日目は、有名な観光地をかなり回ったが、両替所には出会わなかった)

【ベトナム・ホーチミンD2-3】ブイビエン(フィットしない街)

心にフィットしないブイビエン通り

心にフィットしないブイビエン通り

心にフィットしないブイビエン通り

宿の近くのバインミー屋

バインミー。大体長ネギとパクチーがデフォルトで乗っている。
これはサツマイモチップ付き。

統一会堂の後、ホーチミン作戦資料館に行こうと思ったのですが、16時30分閉館とわかったので諦めました。
共産圏だからか、公営施設は終わるの早いですね。土日も休館のようです。

ということで行き先を変えて、バックパッカーストリートとして有名なブイビエンという通りへ。
一通り歩いてみましたが、正直あまり心引かれなかったし、それ以上に交通量多くて歩くのがストレス過ぎて、散策は適当に切り上げました。
なんか歩いていても自分にはフィットしない場所ってのがあるものです。
金・土の夜だけ歩行者天国になるそうなので、その時に来れば良かった。
あとは、大音量のバーみたいなのがたくさんあってうるさいので、バックパッカーとして来たとしても、ステイもしたくないです。
ちなみに、私はカオサンもステイしたいとは思いませんでした。旅行は好きだけどバックパッカー気質ではないので。
カオサンの場合は歩行者天国だったので、散歩するのはOKでしたが。

暑いし、足が少し痛くなってきたし、ということで、17時前ですが、一旦ホテルに戻って休憩することにしました。
意識的に休憩する方が、特に旅の前半体力がまだあるからと言ってあまり詰め込まない方が、旅全体としては楽しめる気がしますね。

その後一息ついた後また出かけて、バインミーなどを食べて2日目は終了。

2日目は、とにかく一番行きたかった戦争証跡博物館に行けたし、そのほかにも色々出来て充実した観光だった。
どこかで、こういうブレイクスルー感ある旅行は良い旅行。

【ベトナム・ホーチミンD2-2】統一会堂

統一会堂
映像の世紀で見たやつ

統一会堂内部

統一会堂内部

統一会堂から見た庭


戦争証跡博物館の後、途中のレストランでバンセオを食べた後、次は統一会堂へ。
(この二つは近いので歩いて移動できます)

統一会堂は、ベトナム戦争終結の地として有名です。
確かに、「映像の世紀」で見たやつだ。

ここにも日本語オーディオあります。
(言い淀んだりしているところもそのまま録音されています笑。リテイクとかしないらしい)

現代の大統領官邸がどういう機能を持っているのかはよく分かってこれも大変に勉強になりました。
40年前まで実際に使われた大統領執務室に入れるところなんてそうそう無いんじゃないかな。私はそういうのは初めて入りました。
ただ、オーディオで登場する人物一人一人の名前は、ベトナム現代史に詳しくないとほとんど分からないと思います。
映像の世紀と、新書2冊で予習してきただけの私は知らない人ばかりでした。