2023年10月8日日曜日

【ベトナム・ホーチミン振り返り】ベトナムドンの計算方法

15年前ベトナムに来たときはベトナムドンの桁の多さに苦労しましたが、その後サラリーマン生活で3桁区切りの数字を扱い、0を三つ付けたり取ったりするのに慣れた今、ベトナムドンと日本円の換算に全く苦労しませんでした。財務・管理会計をやってきた思わぬメリットがこんなところに。

ちなみに、ベトナムドンと円の換算をするとき、0を二つ外して計算する派と、0を三つ外して計算する派があるらしいですが、私は断然三つ外して操作すべきだと思います。
なぜなら、ベトナム人の頭の中がそうなっているからです。
0を省略するときは0三つ単位で外します。レストランの価格表示等もそうです。
日本は万、億、兆の4桁で区切るというエキゾチックなやり方が主流なので分かりにくいですが、そもそも3桁区切りで考えるのが国際的な常識であり、ベトナムもそれに倣っているというだけではあります。
例えば200,000ベトナムドンは、ベトナム人はTwo hundredと言います。Thousand(後ろの0三つ)を省略しているわけです。
価格表示だって、省略する場合は200kと書いてあったりします。省略しない場合は200,000と3桁区切りでカンマを打ってあるので、カンマの後ろを消せばいいだけです。

日本人は、Two hundredにそのままレート(2023年10月なら市場為替レート6.1、もしくはコストを正確に把握したいなら決済レート6.3)をかければ良いわけです。
それなのに、0を2つで操作するために、Two hundredを二十万に戻し、そこから0を二つ消して6.1/10をかけるなんてのはかなり効率の悪い思考のプロセスだと思います。
と言うことで皆さん、0は三つ単位で付け外ししてください。国際常識だから、桁数が多い国(インドネシアとか)どこだって使えるやり方です。

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