2015年8月21日金曜日
【マッドマックス】 マッドマックスのマッドじゃない部分の感想
マッドマックスって、つっこみどころが多すぎて、最初、みんな感想を書けないんじゃないかな。
マッドなところを見つけるたびに、感想を書くよりもつっこみを入れたくなる。
実際ネットでレビューを検索すると、感想と言うよりもつっこみみたいなのが多い。
私は11回見てやっと冷静になってきたので、やっと普通の(マッドじゃない部分の)感想を書いてみたいと思います。
ネタバレありまくりなので、そのつもりで。
マッドマックスの中でマッドじゃない部分の見所は
(1) フュリオサとマックスの絆
(2) バトル
の2つではないでしょうか。
まずは、(1)フュリオサとマックスの絆について。
私が良いと思うのは
フュリオサ「来るなら歓迎する(you are more than welcome to come with us)」
(「一緒に来てほしい」くらいのニュアンスだと思われる)
マックス「俺は一人でいく(I'll make my own way)」
で、フュリオサが本当に残念そうな表情をするところ。
この時点で、フュリオサはマックスに心を開いていたんだよね。
マックスだってそれに気付いていたから、瀕死のフュリオサに自分の名前を伝えたんでしょ?
(こいつ、鈍感そうに見えて抑えるところは抑えている)
だから最後、フュリオサの気持ちを考えると、マックスには砦に残ってほしかった。
マックスに残された最後の本能"Survive"のためのパートナーとしてもフュリオサは申し分ないはずだと思うしね。
もちろん、映画の作りを考えるとマックスが残るわけにはいかなかった(マックスが砦に残って結婚とかして落ち着いちゃうのは違和感があるし、それじゃマッドマックスシリーズが終わっちゃう)のだろうけど。
ストーリー上の理屈としては、亡くなった妻子のことを乗り越えられていないということなのかな。
(2) バトル
マッドマックスのアクションは今の映画の最高峰の一つだと思ってます。
バトルはどれも良いけど、やっぱり一番は最終決戦。
この約20分は、私が見てきた映画の中でも最高峰の20分です。
マックス「縦横無尽に活躍して味方を勝利に導く」
フュリオサ「わき腹を刺されてもマックスは離さない(こいつを失ったら全てが終わる)」
この関係がいいんだよな。
あの二人が助け合うシーンが何度も何度も描写されるところが最高だと思います。
もう一つこの最終決戦で良いと思ったのは・・・
マックスは中吊り、フュリオサはわき腹を刺されて叫び、ウォータンクは敵の車両に囲まれ絶体絶命。この状況から、天変地異とか、ひねった切り札とか、意外な助っ人とか無しに、自分たちの力で一つ一つ挽回していくところ。
このあとすぐ、ニュークスがエンジン1を直し、音楽も曲が切り替わって攻勢ムードにところがアツい。
リピーターが多いのは、なんだかんだ言ってこのへんが良かったからじゃないの?
つっこみを入れるためだけに七回も八回も同じ映画を見に行く人はそうはいないと思うけど。
さて、私の夏はほとんどニューヨークとマッドマックスだけだったんだけど、これで一区切りにしようと思います。
さすがに時間を使いすぎた。
ブルーレイが出たらセリフを確認したいので買っちゃうでしょうが。
またハマる映画を探そ。
しかし今年は、マッドマックスの衝撃が強すぎたせいか、
「ミッション:インポッシブル」
「ジュラシック・ワールド」
「バケモノの子」
が全部いまいちなんだよな・・・
もう頭の中が「マッドマックスに非ずは映画に非ず」になっている。
・・・
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評価者24人中24人が星5つのマッドなメイキング本
マッドマックスはサントラも最高
ブルーレイ予約しなきゃ
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