2024年12月31日火曜日

【旅】 旅行記作成プロセス(2024時点)

 2023年以降の旅で確立した、旅行記作成プロセスを簡単にまとめておきます。

1. 行動中

スマホの音声入力を使って感想をメモする。
エディタは、情報を集約するという意味でEvernoteを使用。音声読み取りの精度だけであればもっと良い環境はある。例えば、PC上のChrome経由のGoogleドキュメントの音声入力の方が精度はるかに上。多分他にも色々あるだろう。
ただ、当然行動中はスマホしか持っていないのと、旅行に関する情報を全部Evernoteにまとめて集約したい、スマホのEvernoteは起動が早い、ネットワーク無しでも使えるということでこの組み合わせでやっている。

2. 文章作成作業

(1)誤字脱字訂正
このステップはまだ試行錯誤中だが現時点ベストプラクティスを書いておきます。

まず、誤字・脱字の修正だけAIにやらせる。
AIは揺らぎがあるので、プロンプトもはっきり「これがベスト」みたいなのは無いが、大体こんな感じ。
「以下文章の、誤字、脱字、句読点を直して。文体は変えないで。」

AIは、サマったり、段落をつけたり、要約したりすることもできる。
実際、AIに大幅に作業させるほうが文章としては読みやすくなるかもしれない。
しかしそれをやってしまうと、出てきた文章が自分の体験を記述しているとは思えなかった。旅行記が自分の体験から離れた感じがするようでは、私にとっては旅行記を書いている意味がないので、そういう使い方はしなかった。使ったのはあくまで誤字脱字修正のみ。

(2)ポメラ
一旦PCからポメラ(650gくらいの小型ワープロ)に移して引き続き文章を書く。
作業の手数という意味では、ポメラに移すのは無駄な作業のようだが、ネットワークがあって気が散るパソコンから一度離れて、ポメラだけで文章しか書けない状況を作り出すことで、自分なりの考え(Why/So what)をより整理することができる。Why/So whatを深めて言語化するためにブログを書いているというのも少なからずあるので、これは重要。
特殊なプロセスのようだが、昔からやっているベストプラクティス。

道具として、ポメラはノートパソコンより小さいし、電源も長持ちするので、空港・フライト中などでも作業しやすいというのも利点。

長い旅であれば、(1)(2)も旅の途中にある程度やる(経験上、1の吹き込んだメモだけでは時間がたつと何が言いたいのかわからなくなってしまい、旅行記が書けない)。むしろ、帰りのフライトでできるだけ(2)をするのがベストプラクティス。

(3) 仕上げ

最後に、またパソコンに戻って最終の修正をして、写真などもつけてアップロードする。


以上、旅行記作成プロセスでした。

まとめ)

とにかく、行動中のメモを音声入力で全部スマホの中に放り込むというプロセスのおかげで、多くのメモを残せたし、結果ブログをかつてない文章量書くことができた。このプロセスを確立できたのは、2023年以降のブレイクスルーだった。

AIの話とかはまあ小手先のことなので、今後も継続的改善していきますわ。


ーーー

追記) ちなみに、ブログに加えて、旅についての音声配信をすることも考えたが、考えながらしゃべり続けるのがそもそも得意でないうえ、2.(2)のWhy/So whatを深めるプロセスが無いのは自分的にはやりたいことと違う感じがしたのでやめた。

似た話で、ポメラと音声入力が全く別の活動という話は以前こちらに書きました(↓)
スマホに集約すれば良い、というものではない


追記2)
今年やったような勢いでアウトプットしようとすると、旅行期間と同じくらい帰国後に作業時間が必要になる(例えば、5日の旅行なら旅行記を書くのに5日かかる)。

【旅】 積極的一人旅

時々「いつも一人旅なの?」「人と行った方が楽しくないの?」という質問を受けるので、回答しておきます。

たしかに、この1年の旅は全部一人旅だった。

かつては友人などと旅したこともあるし、その楽しさは全く否定しない。むしろ、確かに友人と旅する方が楽しさで言えば上かもしれない。

でも私にとっては、それは飲み会やお茶するのに似た楽しさ。人と過ごす楽しさと言っても良いだろう。

これは私の「ながらで何かをできない」という性格や心理的傾向と関係してるのかもしれないが、人と旅してしまうと、その旅先の土地・食べ物などのことがあまり記憶に残らない。一緒に旅した人の印象の方が強く残ってしまう(※1)。

このタイミングでは、旅先の土地で色々学んだり考えたりしたいと思ったので、友人と一緒に行くことは全く考えず、意図的に、積極的に一人で旅した。
旅先から学ぶ・旅先を記憶に残すという目的を考えると、この判断は良かった気がする。過去にないレベルで旅先から色々学べた。

旅のスタイルは人それぞれ。それに時間がたてば私のスタイルも変わるかもしれないが、少なくとも今のタイミングでは、私が旅に求めているのはこっちで合っていたと感じた。

ーーー

※1(追記) これが理由で、私はスマホやPCを見ながらものを食べることはしない。特に旅行で珍しいものを食べるときは絶対に。 (家で、味が分かりきったものを食べるとき、例外的にながらで食べることもあるが、それでも一口目は出来るだけ味を確認するようにしている)

2024年12月25日水曜日

2024年面白かった本(Update)

9月に2024年読んで面白かった本をまとめたのですが、アップデートがあってゴチャゴチャになってきたので、改めてまとめておきます。

<人生後半系>

・ 書くことの不純(角幡 唯介 中央公論新社 2023年)
  [Amazon kindle版へのリンク]

・ 人生後半の戦略書(アーサー・C・ブルックス SBクリエイティブ 2023年)
  [Amazon kindle版へのリンク]

・ パーティーが終わって、中年が始まる(pha 幻冬舎 2024年)
  [Amazon kindle版へのリンク]
  ※2024/12時点Audible聴き放題対象


<デジタル・SNS・ドーパミン中毒との付き合い方系>

・ デジタル時代の「集中力」の科学(グロリア・マーク 日経BP 2024年)
  [Amazon kindle版へのリンク]

・ 最適脳:6つの脳内物質で人生を変える
  [Amazon kindle版へのリンク]


<認知バイアス修正系>

・ Think Clearly/Think Smart(ロルフ・ドベリ)
  ※ Think rightも面白いけど読んだのはだいぶ前なのでランク外
  Think clearly ⇒ [Amazon kindle版へのリンク]
  Think smart ⇒ [Amazon kindle版へのリンク]

・ あっという間に人は死ぬから(佐々木 舞 KADOKAWA 2024年)
  [Amazon kindle版へのリンク]

・ 欲望の見つけ方(ルーク バージス)
  [Amazon kindle版へのリンク]


<他>

・ テクノリバタリアン
  [Amazon kindle版へのリンク]
  ※2024/12時点Kindle unlimited対象

・ 中年危機(河合 隼雄 朝日新聞出版 2020年)
  [Amazon kindle版へのリンク]

・ 老後ひとり難民(沢村 香苗 幻冬舎 2023年)
  [Amazon kindle版へのリンク]
  ※2024/12時点Audible聴き放題対象

・ 日本の航空産業


改めて並べなおしたけど、やはり1位は「書くことの不純」かな。


ーーー

9月の記事↓)
2024年面白かった本ベスト5

ーーー

【旅】 デジタル一眼の体験

ソニーのフルサイズデジタル一眼を手放しました。
デジタル一眼の体験と手放した理由について書いていきます。

<概要>

本体)Sony α7Ⅲ

レンズはいくつか持っていたが、最終的にメインで使っていたのは以下。
レンズ)タムロン「28-200mm F2.8-5.6 ソニーEマウント」

最初に書いておくと、製品自体は高級感がありとても良いものだと思った。シャッターを押した感触なんかはコンデジとは比べ物にならない。
物理フィルタを使って撮影した写真は、やはりスマホで撮影してソフトウェア的に補正された写真とは一味も二味も違うと感じる。

しかしあまり使わなくなってしまった。

<重いとシンプルに機動力が落ちる>
一言で言えば、重くて私の旅には合わなかった。
結局、海外旅行についてはデジタル一眼を持って行くことはなかった。準備の段階では毎回持って行きたいと思って検討したのだが、重すぎるという理由で毎回外した。替えのレンズ無しでも、カバーなどを含めると重量は約1.3kgになり、私の体力では機動力が落ちて行動範囲が狭くなる要因になってしまうので。
レンズというかなり脆弱な部品があって扱いがデリケートであることからも、移動が多い周遊旅とは相性が悪いと感じた。パソコンとカメラを機内持ち込みするのも大変だし、砂漠なんかにもっていくのもためらわれるし。

やはりデジタル一眼は撮影機材であって、(周遊)旅のお供ではない印象。
撮影を目的とした旅をするのであれば良いが、歩き回りたい場合は向いていない。

<現時点結論:旅にはコンデジがベスト>
1年以上前にも「旅にはコンデジが必要」という記事を書いて、その後何度も旅をしたけど、やはりその結論は変わらなかった。
私にとって旅に最もフィットするカメラは、デジタル一眼でもスマホでもなくコンデジだった(サブでスマホを使う時もある)。

以前書いたコンデジの記事↓)

2024年12月2日月曜日

【日常】 継続的改善202411(シャーペン、洗濯洗剤、風呂釜洗浄、大掃除の時期)

パイロットのネオックス・グラファイトの4B




最近の継続的改善をまとめます。頻度はわからないが、時々まとめようかな。
「継続的改善」は、メーカー2社に勤めた経験から得られた私の得意技の一つなので、マインドも含めて誰かの参考にはなるだろう。

<シャーペンと紙>
私は普段紙とシャーペンでメモを取るのだが、メモを多めにとっていると手と腕が疲れてくるので、試しにシャーペンの芯をパイロットのネオックス・グラファイトの4Bに替えてみた。ものすごく手・腕の負担が減った。
これまでシャーペンの芯はBでさえあれば他にこだわりはなかったが、昔とは筆圧も違っているので、加齢とともに自分にフィットする筆記具が変わっていることは十分あり得るか。
(4Bは近所の文房具店に売っている中で一番濃いので、40代でこれに慣れてしまっていいのかという疑問は少しある。この上は無いからな。同シリーズのBから一気に4Bに飛ばしたので2Bや3Bも今後試すかもしれない)

濃い芯だと紙や手が汚れるのが心配だったが案外大丈夫。むしろ全然汚れない(汚れないのもこの製品の売りらしい)。
柔らかい分減りは早い。ノックして芯を出す頻度は上がったかもしれない。
このネオックス・グラファイトシリーズはBでも濃いめなので、4Bみたいな指標だけではなくメーカーやシリーズによってもかなり書き味が変わりそう。

他に試したのは以下。
Pentelの2B⇒これは逆に2Bにしては薄い気がする。私としては不採用。
Hi-uniの3B⇒感触は良いが値段が高いので上記ネオックスグラファイトの2Bや3Bが良ければ追加はしない。

シャーペンの芯は大した値段でもなく、試行錯誤に大した金はかからないので、自分のシャーペンの書き味に疑問を持っている方は試してみる価値あるでしょう。

並行で、メモパッドもいくつか試した。
これも気づいたら好みが変わっていた。
昔はザラザラした摩擦のある紙が好きだったけど、改めて比較してみると摩擦が少ないつるっとした紙の方が書きやすいと感じる。

<洗濯洗剤>
最近ジェルボール状洗剤が高いので、普通の液体洗剤に戻した。
計算は省略するが、昨今の実勢価格で比較すると、洗濯1回あたりの費用がジェルボールのほうが15円以上高い(※1)。以前はこんなには差は無かった。
なお、昨今主流の粘度の高いジェルタイプの濃縮洗剤(※2)は使わない。計量に時間がかかるから(もともとこれが嫌でジェルボールにしていた)。
普通に濃縮されていないタイプのほうが使いやすい。今回は売り場の中で唯一見つかったAttack 抗菌EXを買っておいた。

※1)
水量は私の洗濯機のMaxである42Lで計算。ジェルボール1つで65Lまで対応しているので大きい洗濯機で一気に回す想定ならここまで差は出ない。

※2)
なんでこんなものが主流になっているのだろう。物流コストが抑えられるのはわかるけど、普通にユーザビリティを犠牲にしているんだが。

追記)
余談だけど、計測したところ、ジェルボール洗剤って、冬だと外膜が溶けるのに7分以上かかる。「洗い」行程のうち半分くらいは洗剤なしの水だけ状態で回ってるのでは。
夏は多分もう少し早く溶けそうだが。


<風呂釜洗浄>
今まで風呂釜洗浄は適当にやっていたのだが、ネットで調べてやり方改善した。
・ 2時間つけ置き
・ 湯をギリギリまで減らす(洗浄剤の濃度あげるため)
・ 給湯口のカバーを外す
・ できるだけ高温保持
・ ちゃんとかき混ぜる
これで洗浄力が改善したと感じた。
最近はネットに情報がいっぱいあるから、日々無思考でやってる作業にはいくらでも改善の余地があると感じた。


<大掃除の時期>
もともと、大掃除というほど年末に掃除を固めてはいなかったが、今年は少なくとも、水を長時間触るとか、長時間換気が必要な作業(塩素系の洗剤を使うなど)は11月に終わらせておいた。年末の大掃除の時期にやると冷たい・寒いしその時期を待つ意味もない。11月どころかもっと早くやっても良かった。
来年は10月にやるよう、Googleカレンダーにリマインダをセットしておいた。


以上、今月の継続的改善でした。
なお、継続的改善は終わりがないプロセスなので、ここに書いてあることが最終結論ということではなく、来月にはさらに改善されているかもしれないし、時勢によっても最適解が変わる可能性はあります。

ーーー
追記)
もしかしたら、こういうのを世間ではライフハックと呼んでいるのかも。

2024年11月30日土曜日

<お知らせ> 1年間まとめ記事移動

この1年間の振り返り・まとめ記事は8月のところに寄せました。

https://yusuke-remanore.blogspot.com/2024/08/

【TV感想:福岡世界水泳2023】 実力の125%出そうとしない

今更だけどとりためてあった2023福岡世界水泳見た。

ショーストロム選手(29)⇒世界記録。

コールマン選手(29)⇒自身初の世界選手権決勝進出。

スウェーデンチームはベテランの好調を引き出すコツつかんだのか。

一目特徴的なのは、ご両名とも体をギシギシには絞っていないということ。
特にショーストロム選手は、若干腹が出始めているかにも見えたが、それで世界記録出していた。
多少脂肪がついているほうが人間としてのコンディションは良さそうだし、加齢に伴い脂肪がついてくるのは当然だから、その体型前提でスピードを出すように工夫してるのかも。
競技特性として、競泳はあまり重力に抗わない競技なので、多少重くてもその分パワーが出てバランス取れるポイントはあるだろう。
昔から、加齢とともに太くなった分をアドバンテージに替えられる選手は散見されるし。

あと想像だが、加齢に伴う体型の変化に抗いすぎないほうが選手生命伸びるのでは。


<自分の100%までの範囲で勝負する>

もう一つ、放送ではなくご両名のインスタグラムを見て思ったのだが、世界大会だからと深刻になりすぎず、レースを楽しんでいるように見える。
「福岡に着いたら最初何食べようかな」みたいな投稿があったり。

(こういうトップ選手はレース直前の食事とか管理されているのではと想像したが、そうでもないのか)

印象だが、海外選手はレースで自分の力を100%出そうとしているのに対して、一部の日本人選手って世界選手権で自分の力の125%くらい出そうとしている気がする。

それをやると、体に負荷がかかりすぎて選手生命短くなるのでは。


ーーー

追記)
別の話だが、2年に一度の競泳の世界選手権とオリンピックくらい毎度見られるくらいの余裕のある生活をしたい。

2024年11月16日土曜日

【ドイツD11-1:ミュンヘン】 ミュンヘン(バターチキンカレー)⇒ドバイ(ゴルメサブジ)⇒日本(凪)

ミュンヘン滞在中は毎日寒い

ミュンヘン空港に移動
途中、チケットチェックが来た
ドイツではここだけだったような

ミュンヘン空港

ミュンヘン空港ラウンジ食
バターチキンカレー(トッピングに長ネギがある)

ミュンヘン空港ラウンジ

サラダ1杯目

サラダ2杯目

サラダ3杯目

ドバイ空港

ドバイ空港ラウンジ食
ビリヤニ(左下)とゴルメサブジ(右下)


今日は帰国日。約1か月の中欧旅も今日で終わり。

<ミュンヘン空港>
ミュンヘン空港はハブ空港の割には結構狭い。居場所少ない。
ハブ空港なのに小さいという意味ではリスボンも同様だったけど、どうやって回しているのだろう。
ミュンヘン空港は物価高い。
探し回ったけど600円以下のペットボトルの水見つけられなかった。
給水機には大行列ができていた。私もボトルさえあればこの列に並んでも良かったのだが、セキュリティでペットボトルを捨ててしまったのでできなかった。
昨今空港のペットボトルの水が激高い可能性があるので、水道水を飲める国の場合、セキュリティコントロールの前にペットボトルを捨てない(中の水だけ捨てる)ほうがいいかも。

このあとラウンジで給水できたので良かった。

<ミュンヘン空港ラウンジ>
ミュンヘンのラウンジは空いていて非常に快適。
思えばバルセロナもガラガラだった。
ヨーロッパではプライオリティパスそんなに流行ってないのか。
スタッフの動きが速すぎて、まずサラダを取ってきて、次に水を取りに行こうと席を外した瞬間にサラダが下げられてしまっていた。

バターチキンカレー普通以上においしかった。
そして何より、野菜一杯食べられたのが良かった。
こうなってくると、栄養バランスの悪い機内食いらないな。
機内食で糖質取りまくるのって、機内で体調を損ねる一因になっている気がする。
出発空港で十分食事とれた場合は、機内食の1食目放棄してもいいな。
前バルセロナから帰るときも、ドバイ発便で一食目放棄したおかげでよく眠れた記憶あるし。
エミレーツの食事も十分試したしな。特にドバイー日本の間はもう特に試さなくてもいい。

<フライト(ミュンヘン→ドバイ)>
機体はA380。
座席は95%くらい埋まっていた。
途中けっこう揺れた。皆さん席についてください、トイレ使うのやめてください、シートベルトしてください、と言いながら熱いコーヒーを配っていた。どういう考え方なのか。
着陸時、拍手が巻き起こった。
エミレーツも、ヨーロッパのエアラインも何度も乗ったがこう言うのは初めて。

<ドバイ空港(ゴルメサブジ)>
ドバイ空港のマルハバラウンジ、いつになくホットミールが豪華だった。
時間の問題なのかな(今回行ったのは夜0時過ぎくらい)

まずはビリヤニ。大きいチキンがゴロゴロで美味しかった。生姜強め。乾燥玉ねぎがふんだんに入っている。こういうパターン初めてかもしれない。
さらにはイランのシチューであるというゴルメサブジなる食べ物がものがものすごく美味しかったです。プライオリティパス入手したかいあった。
具は、ラム、じゃがいも、豆、ネギ。ラムゴロゴロ。スパイスの味付けなので日本人から見るとカレーの味。ネギとスパイスの組み合わせは日本ではあまり見ないと思うが、中東やヨーロッパでは普通なのかな。

ドバイ空港にも給水所があって、今度は給水できた。

<ドバイ→成田>
やはり機体はA380。
ドバイー東京間がA380だったのは初めて。
何度か乗って分かったが、やはりA380はB777よりも座席の横幅広め。
座席は95%くらい埋まっていた。
出張風の人は(少なくともエコノミーの席には)ほとんど見当たらない。みんな旅行者風。みんな旅行してるんだね。日本人だって行ってる人は行ってるぞ。
ところで、なぜドバイ→東京は成田のほうが羽田よりも人気の傾向なのだろう。値段も羽田便の方が大体安い。
一つは日本到着時間が遅めなので、場合によっては羽田で一泊が必要になるからというのがありそうだが。でもそれならなぜ羽田着の便をもっと良い時間帯にしないのか。わざと羽田便と成田便を一長一短ある状態にして顧客の分散を図っているのか?

<日本>

・ モラル
成田到着。
荷物受け取りの際、人を押しのけて自分の荷物に向かっていっている西洋人がいた。
日本人のモラルも低下しているとは言われるが、やっぱり相対的には日本人は全然整っている。

・ 木の棒
成田空港、木刀みたいな130cmくらいありそうな長さの木の棒を持っている警察官がいた。
日本ってエキゾチックだよな。
木の棒を持った警察官なんてここでしか見たことないので、エキゾチックさを演出しているのかな。

・ 特に感慨なし
帰国したのだが、少し前に似たレベル感の旅をしていることもあってか「やっと帰ってきた」みたいな感慨はない。
そういえば出国前も心が凪だったが、帰国しても心が凪。
体力的にも余裕あるしな。
しかし、こんなものだろうか。
気になっていた5か国7都市を次々に回ることができて満足はしているが、その満足は現地で感じたもので、日本に戻ってきた今感じたものではない。
どちらかというと、今の感触は分厚い本を読み切った感じに近い。
日本に帰ってきて、何か心が動く要素があるのではと期待したのだが、特になかった(※1)。

25日間の中欧旅の旅行記は以上です。
合計83エントリ。ここまでお読みくださり誠にありがとうございました。

ーーー
余談:1か月ほったらかした家)
家に帰って久しぶりに風呂釜洗浄をした。前の旅の後もしておらず、風呂自体を使っていない期間が1か月×2あったせいか、かなり黒く濁った湯が出てきた。
あとこれは前の旅の後も同様だが、帰ってから換気扇を回したらびっくりするほど大きい異音が鳴った。油挿したら直った。
1か月も家を空けるとどこかおかしなところが出てくるものだ。

そういえば、以前夏に1か月家を空けた時はゴキブリが(大量というほどでもないが)発生しており、慌ててゴキブリキャップとゴキブリホイホイを買いに行ったな。

ーーー
旅の総括的なものは先に書きました。こちらからご覧ください。


ーーー
※1)
1~2月の旅の時の感想も似た感じではあった。ただ、今回のほうがより凪な感じがする。

2024年11月15日金曜日

【ドイツD10-1:ミュンヘン】 エッジが効いたケーキ


ホテル近くはこんな感じ。
郊外の住宅地。

ケーキ600円、カプチーノ700円
どっちもでかい

ケーキ
酸味があるエッジのきいた味

ホテル近くの郊外型大型スーパー

スーパーで買ったパン

断続的に降る雹

トレントフライヤー

この日もメモがあまりとれていないのでごく簡単に。
(ミュンヘンの中心部の感想のメモが全く見当たらない。手が寒いなと思いながらスマホを持って音声で感想を吹き込んだ記憶はあるので、まったくないなんてことはないはず。作業している間に手が滑ったか何かのはずみで一部データ消えたかもしれない。頑張れば見つかるかもしれないけどもういいか)

<ケーキ>
ホテルの近くのカフェでケーキを食べつつ作業した。
カプチーノ 700円
ベリーのケーキ 600円
ケーキもカプチーノも結構大きい。カプチーノはスターバックスのベンティくらいある。ケーキはスターバックスのニューヨークチーズケーキの3倍ぐらい体積がある。あまり割高感無いね。むしろダッキーダックのようなケーキを押しているカフェと比べたら全然こっちのほうが安い。
観光しやすさとのトレードオフにはなるが、郊外泊をうまく使えばコスト抑え気味で旅できるのではという気がしてきた。
(特にミュンヘンのような小さ目の都市では使えそう。東京クラスの大都市だとかなり離れないと安くはならないが、ミュンヘンは中心部と言えそうなエリアは小さく、6km離れたら大分値段下がった)
郊外だとカフェが空いていて作業しやすいのもいい。

ケーキはベルリンで食べたのと違ってあまり甘くなかった。ゼリー部分の酸味が強いエッジの効いた味。

<近所のスーパー>
Google mapで調べて、ホテルから500mくらい離れた高評価のレストランに行ったのだが、ローカルのお友達以外お断りのようで相手にされなかった。
人口150万人程度の都市の外れだから、こういう激烈ローカルな店もあるか。仕方ない。
大分遅くもなってきたので、夕食はホテルの近所のスーパーで買ったパンなどで済ませた。
この近所のスーパーのセルフレジ、言語選択がドイツ語、英語、トルコ語だった。
移民インパクトを明確に感じる。

<気候・服装>
ミュンヘンは日中でも気温0~5度くらいだし、断続的に雨と雹が交互に降るので、街中としては贅沢な装備だがずっとダウンの上からトレントフライヤー(モンベルの雨具)着ていた。元々レイヤリングの考え方で、分厚いダウンだと調整できないので、最後はこれで調整するつもりだった。

【ドイツD9-1:ミュンヘン】 下水設備/落書き/ダッハウ強制収容所

※本エントリはダッハウ強制収容所の写真をかなりたくさん貼ってあります。文章の部分を読みたい方は一気に下まで飛んでください。

今日も寒い

昼食
豚バラベーコンにさらにソースがかかっている

ザワークラウト
付け合わせの定番のようでよく登場する

ダンプリング

ダッハウ駅

ダッハウ駅

ダッハウ駅

ダッハウ駅の公衆トイレ
無料

ダッハウ強制収容所行の超大型バス
(私が通勤で使っていたのと同じモデルのメルセデスのバスだった
こんなところで見るとは)

ダッハウ強制収容所行の大型バス

ダッハウ強制収容所 入口

ここからしばらくは
ダッハウ強制収容所の写真です

ダッハウ強制収容所

ダッハウ強制収容所

ダッハウ強制収容所

ダッハウ強制収容所

ダッハウ強制収容所

ダッハウ強制収容所

ダッハウ強制収容所

ダッハウ強制収容所

ダッハウ強制収容所

ダッハウ強制収容所
監視塔

ダッハウ強制収容所

祈りの場所がたくさんある

祈りの場所

祈りの場所

祈りの場所

ダッハウ収容所に収容されたのはユダヤ人だけではないようだが
ダビデの星がある


祈りの場所

祈りの場所

祈りの場所








ダッハウ強制収容所
博物館
(もとは収容所の設備だった建物)

博物館

博物館

博物館展示物








夕食で飲んだビール

レストラン



ものすごくとがったナイフ

ビール2杯目
人生で一番おいしいビールだったかも
夕食


ドイツDay8は、今見てみるとメモがかなり散漫で旅行記に起こすの難しいのでとばします。
バルセロナの時もそうだったけど最後の都市に来るとどうもダレるな。

このエントリでは、Day9の観光を一気に書いていきます。

<昼食(塩辛さSS)>
ダッハウに行く途中、バイエルン伝統料理屋に入った。
結構料理が提供されるのに時間がかかった、もっとクイックに済ませれば良かったかも。
ダッハウにいる時間が減ってしまう。
Smoked Poke bellyという料理。何だろうと思って注文したけど豚バラのベーコンってことか。出てきて分かった。
言うの50回目くらいかもしれないけど、塩辛すぎるっての。
ベーコンだけでも十分塩辛いのに、さらに塩味がついたソースがかかっている。ソルト・オン・ソルト。ドイツ人の味覚どうなってんの。
ブラウンソースと呼ばれていた。濃いめの色がついる、コンソメぽい味のソース。
血管の硬化が心配になってきたが、一応食べきった。

これは一緒にビールを飲まないのはもったいないような食べ物だが、先日昼から飲んで後悔したばかりなのでやめておいた。この後長めの移動と難しそうな観光が待ってるしな。
水と併せて3,400円。

なお、最近周った中で、外食が塩辛い都市のランキングはこんな感じ。
SS ドイツの諸都市
S バルセロナ、福岡
A ヨーロッパの諸都市
B 日本の諸都市、タイの諸都市、ホーチミン、メキシコ
C 中東、モロッコ、(自炊)

<公衆トイレ(小便器の高さ/下水)>
ダッハウ駅には無料の公衆トイレあった。
昔ヨーロッパによくあった、背伸びしないと用を足せないような高い位置の小便器。
しかしこういうの最近減ったな。25日で数えるほどしか遭遇していない。最近は、167cmの私でも無理なく用を足せるデザインが多い。移民も増えたし誰も排除しない考え方に変わったのか。
シンプルに、ユーザに無理させると汚れやすくコストがかかるというオーナー側の都合もありそうだが。
なお、ドイツはダッハウに限らず大きい駅はだいたい公衆トイレがあった(有料/無料どっちの場合もある)。
多分、パリ、ベネチア、リスボンみたいな街ほど昔の景観を維持していない(※1)分、現代的下水設備が整っているから公衆トイレも運用しやすいということだろう。
駅のトイレの相場は大体0.5から0.7ユーロ。

昔はカフェの値段も安かったので、ヨーロッパではトイレに行きたい場合取り急ぎカフェを探すというムーブでもまあ大丈夫だったけど、最近カフェの値段も高いからトイレだけ使えるならそのほうがより良い。

<郊外の落書き>
ダッハウは落書き多い。そういえば同じく郊外のポツダムも落書き多かった。
中心部は多分景観保持予算があるから落書きもそれなりに消されるけど、郊外だと落書きは一度書かれたら基本的にずっと残ってしまうっぽい。
よく、落書きは治安の悪さの目安だという話あるけど、偽指標なのでは。
もっと別のことを気にする方が身は守れそう。やっぱり街行く人間の様子をちゃんと見るほうがいい。

<ダッハウ強制収容所>
ダッハウ駅から強制収容所跡まではバスがたくさん走っている。ポツダムは史跡まで行くの大変だったが、ダッハウは簡単。

強制収容所跡に到着。
一番最初に作られた強制収容所で、のちに作られたもののモデルになっているらしい。
広大に跡地が残されている。
のどかな鳥の鳴き声が聞こえてくるのが逆に気味悪い。
日本語のオーディオガイドは無かったのでつけなかった(英語・中国語はあった)
展示場は実際強制収容所に使われていた建物らしい。
電気とかはついており明るいので、そんなにおどろおどろしい雰囲気ではないです。
しかし展示内容はなかなか怖い(12歳以下の子供が見ることは推奨しないと入り口に書いてある)。
事前に本などを読んでいたので、展示内容は知っていることも多かったけど、現地で見ると心に響きすぎる。

今回はポーランドは外してしまったけど、アウシュビッツもなんとか行ってみたい。

<夕食>
ここまでドイツのビールには本当に感心したので、本日も飲むことにした
一杯目。Andechser。うまい。
二杯目は同じ銘柄の白(Andechser Weiss)。ここまで何度も驚いてきたドイツのビールだが、そのなかでも最高の味だった。ズキッとくる刺激的なビール。
(※ご参考に、飲んだのはミュンヘン中心部のAndechser am Domという店)

食べ物は

・ ミートボール
ミニハンバーグのような感じでした。特筆するような味ではなかった。肉少ねー。

・ キャベツ
湯がいたキャベツとベーコンをクリームソースで和えたような食べ物。
ザワークラウト以外にも、いろんな千切りキャベツの調理法があるんだね。

腹5分目くらいだが高いのでこれで終了。足りない分はスーパーのパンなどで調整する。

ビール2杯と食事で4,300円くらい。

ーーー
※1)
景観を維持していないのは、私が今回行った都市(ドレスデン、ベルリン、ミュンヘン)はどこも第二次大戦時大規模空襲で一度焼けているというのが一因と思われる。