2009年7月20日月曜日

地球が静止する日

つまらなかった。
昔からあるテーマの作品を焼きなおすのなら、ちゃんと現代人が見てワクワクするようにアレンジしてほしい。
なぜこれにキアヌ・リーブスとジェニファー・コネリーが出ようと思ったのか。

梅田・茂木の「Webではもっと褒めろ!」という主張に共感して、しばらくはつまらなかった作品のレビューは書かないでいたが、そろそろ書いてもいいかな、という気分。
ブログ社会は、口コミによりつまらないものが自然淘汰される社会なのだ。たぶん。

しかし、何かを批判するよりは何かを褒めているほうが身のためではある。
妙なものを褒めるのには注意しなくてはいけないが。

2009年7月16日木曜日

焼きうどん

今日は、ひき肉・カット野菜・うどんで、焼きうどんを作った。
これまで料理を単純に労働ととらえていたけど、料理の面白さ(面白いというほど気分が乗らない時もあるが、気分転換になる時もある)、技術が身についていく面白さを見落としていた。
時間があれば料理をするのもいいですね。

2009年7月15日水曜日

ザ・コーポレーション

「現代の覇者」である企業の、主に暗部を取り上げたドキュメンタリー映画。

マイケル・ムーアって、少しふざけた調子で映画を撮るのが専門家と思っていたけど、そうじゃないのもあるんだ。
予想外にまっとうな作品だった。
M.フリードマン、N.チョムスキー、P.F.ドラッカーも出てた。

最近、政治ってのは結構エグいものだと主張する本をいくつか読んできたが、企業も結構エグいものだった。
組織立って、みんなでプレッシャーをかけあうことで、個人の力を超えたエグさを出せるのでしょう。

おもしろかったのは
・ 企業にとっては法の順守もコスト問題(法を順守するよりもコストメリットがあるなら違法行為も当然やる)
・ 生物も特許の対象になる
・ ナチスの収容所ではIBMのマシンが使われていた。
・ 発展途上国の低賃金労働者の時給は、10セント以下だったりする。

深呼吸

私は仕事中、集中してくるとつい肩とかに力が入ってしまうほうだ。
目の休憩も兼ねて、1時間に1回程度は軽く休憩を入れている。
ただ、そんなに休憩を入れられないこともある。
そういう時は、席で軽めの深呼吸をしてみるとだいぶ力が抜ける。
力みやすいタイプの人にはお勧め。
思いきり深呼吸をすればもっと効果あるのだろうが、少しおかしな奴だと思われてしまうのでやっていない。

2009年7月13日月曜日

炊事のアウトソーシング

今日は焼きそばを何分で作れるか測った。大体10分。
某チェーン店で焼きそばを食べれば500円位。
自分で作った場合、材料費約200円。
私の人工は、大雑把に10分300円(ほぼ残業代に近い数字)で計算すると・・・大体互角か。
味は、焼きそばくらいなら自分の好みに合わせられるからよいかな。

ここまで考えて、後片付けの時間を忘れていたのに気づいた。買い物の時間も。
飲食店で頼んでも待ち時間とかあるし。
単純に比較するのは難しい。

とりあえず、金に困ってなければ炊事をアウトソーシングする価値はあることを再確認しました。
しかし、それほど効率よくアウトソーシングできているとは限らないということも再確認。

2009年7月11日土曜日

The Japan Times NEWS DIGEST 2009.5 Vol.18

3ヶ月間のニュースが20本まとまっているので、ダイジェストして良い。
タイトルにもDigestと書いてあったか。

これを読むと、政治家というのは忙しくいろんな所を動き回るものだということがわかる。
そして、いろいろなことを明示的にいったり、ほのめかしたりする。

法王がアンゴラでミサを開くなんてこともわかる。(アフリカ大陸はキリスト教徒結構多い)
法王の仕事って何?

いつもどこかで戦争が起こっているってこともわかる。
私は死ぬまで直接戦争に巻き込まれないで済むかな?済めばいいけど。


英語は、一文が長め。

ビジネス思考術 とか

ネットカフェでビジネス雑誌5~6冊まとめ読み。
脳を鍛えるとか、思考術とか、そういった特集がやけに多い。

<モアイズベター>
ビジネス技法の特集というのは、多分、多くの人は半分は不安が原動力で、他者より抜き出るために読むので、ここまで覚えれば終わりというものがない。自分が知らない技法があれば、それも覚えないと他社に負けるような気がしてしまう。
モアイズベターという基本的な考え方が変わらない限りは、いくつ技法を知っても決して満たされない。
だからこういう流行ができるのだろう。

<もうたくさん>
正直、5~6冊まとめて読んで思ったことは「もうたくさん」ってこと。
しかし、何かを人より高いレベルで身につけようと思ったら、「もうたくさん」と思ってからさらにたくさんやらないといけないんだよなー。
気分が乗ったときだけ努力しても、大した成果は身につかない。

<十分条件などない>
私もそういうのが好きで読んでいるけど、そんなに技法を詰め込んで何になるのか?という疑問がわいてくる。
少なくとも、こういう特集を追いまくっても、他者から抜き出ることはできないんじゃないか。
少なくとも十分条件ではない。
そもそも、成功に十分条件を自分の力だけでコントロールして揃えられるというのは、(もしかしたら社会に広がっている)思い込みなのではないかしら。

グッド・シェパード

CIAの話。第二次大戦後のCIA設立期と、CIAからの情報流出により作戦が失敗した「ピッグス湾事件」あたりが中心。

気分転換には、SFみたいに現実とかけ離れた世界もいいけど、一昔前の世界ってのもいいね。
眼鏡の形・髪型・服装・やけにみんなタバコを吸っているところ(時代というよりも仕事柄?)など、どれも現代とは違くて、気分が変わる。

史実をベースにしてはいるものの、全体的には娯楽性高い、面白いストーリー。
ところどころ明言(?)も出てきます。
「(国家直属の諜報機関を作ると)一部の人間が巨大な権力を握ることになる」
「CIAは戦争を大きくする」

マット・デイモン(38歳)も味があってよいね。初めて見たのは「グッド・ウィル・ハンティング」あたりで、まだ若者だったけどな。
30歳はまだ人生のたそがれ時ではない。

2009年7月10日金曜日

1Q84

2まで読んだ。
取りとめない。

ところどころ面白かったことをまず書いておこう。
・ 慢性的な無力感は身体にわるい
・ 混じりけのない純粋な気持ちというのも、それはそれで危険
・ 人間の女性は約400個卵子を作る
・ 絶対的な善など無い⇒均衡そのものが善
・ 「どうすればいいのだろう?」「どうすればいいのだろう?」「どうすればいいのだろう?」

しかし、全体的に何なのかよくわからなかった。
運命性を大事にしているところや、社会的制約(ルール)の中でいかに自分なりに生きていくかをテーマにしているあたりは、ほかの作品と共通している。あとは美女とファックするあたりも。

いつもは「いまいち」とか「つまらない」と思ったらすぐ止めるのが私の読書方法だが、今回は話題の作品ということもあって最後まで読んでしまった。まあ、最後のほうが一番おもしろかったので、まだよかった。
宮崎駿といい、村上春樹といい、60歳前後になると作品が変わる。というか、つまらなくなる。生産能力が落ちるのか。それとも私が若造すぎるのか。

・・・・・・
後から思ったこと。
なぜ1984年という一昔前を舞台にしたのか。小説の雰囲気のためか。何か言いたいことがあったのか。
村上春樹が現代を描いた作品を読みたい。

・・・・・・
さらに追記(時間をかけて読んだせいか?後からいろいろ思いつく)
・ (30歳の男は)これから人生のたそがれ時に差しかかる。
これも重要なメッセージだった。人生戦略上、あまりセンスのあるとらえ方ではないと思うが、こうとらえるとズシっとくる。ズシっとくるとらえ方はしないほうが賢明かもしれないが。

ブログ論壇の誕生 (文春新書 (657))

これまで巨大メディアが情報ソース・編集権を独占してきたが、だれでも情報を編集できる時代になってきた。
セミ知識人みたいな人たちが、ブログで意見表明をして、社会に圧力をかけられる時代になってきた。
という感じか。
この考え方はそんなに新しくないと思うが、実例が面白い。

インターネットへの接続方法がPCから携帯電話に移行しているという話が同書の中で出てくる。このトレンドには私は全く乗っていない。携帯でゴリゴリネットサーフィンをする人の感覚がほとんど分からない。
年寄り化の前兆か?携帯の性能がいまいちだから乗る気がしないのか?

本著は、またもや本ではなく、オーディオブックのみで聞いた。
本を読んで要約することには慣れているが、オーディオだと部分部分はよくわかるが、大枠をとらえにくいな。
これは大枠をとらえるほうが良い内容だったかも。

2009年7月2日木曜日

BBC 世界に衝撃を与えた日 26 独裁者チャウシェスクの死とホメイニ師の帰還

約50分に二つの話題がまとまっていて、なかなか良かった。
市民暴動やクーデターというものは全く実感がわかないが、映像で見ると多少イメージがわく。
本質的なことがズバズバ書いてある本ばかり読んでいくのも良いかもしれないが、それだとイメージがわきにくい。
映像資料も、歴史を学んでいく上でのとっかかりの一つだな。

会社四季報活用術セミナー (DVD)

もう7月か。
ボーナスが約3割減っていた。さすがメーカの関連会社。

さて、表題のDVDについて。
細かいことはあまり分からなかったが、ファンダメンタルズ分析の雰囲気はわかった。
ファンダメンタル分析というのは、いくつかの見どころとなる指標を、年次別・会社別に集めて、計算・比較などをするものらしい。
コツコツした作業が必要。コツコツ野郎じゃないとだめってことか。

私はどうなんだろう。
コツコツ野郎のような気もするが。

会社四季報というものに興味は持ったが、投資をする気で見ないと、うわべだけ眺めて終わってしまいそうだな。

2009年6月29日月曜日

拒否できない日本

立て続けに政治関係の新書を読んだ。
専攻してきた経済学・社会学の関連領域のはずなのだが、新書レベルでも目から鱗が落ちまくり。私は6年間何をしていたのか?

本書でも、政治というのは、相手を出し抜いたり、約束を破ったりしながら行われるものだというのがわかる。
想像だが、アメリカなどでは、相手をうまく出し抜いてでも自国の権益を維持・拡大するのが外交手腕だと思っていいるのではないか。この発想は、国民のメンタリティにも影響しそうだな。
一方日本の首相では、そういうがつがつした人を見たことがない。日本では政治はクリーンなものという愚民政策(?)が行われており、政治の汚い部分はあまり国民に知られることがない、もしくはうまくコントロールされて国民に知らされているから・・・なのかな?

2009年6月28日日曜日

石油の支配者 (文春新書 662)

本は買わずに、オーディオブックだけで聞いた。

投機的ファンド、そしてその背後の国際政治力が石油の価格を決める、といった話。

個人的には、ピークオイル説を無批判に信じてはいけないという話が面白かった。勉強不足でした。

最近「映像の世紀」「ワールド・オブ・ライズ」そして本書を読んできた感想としては、政治というのは私が想像している以上に何でもありだということ。これも勉強不足だった。きっと政治のためにはあらゆること(武力・思想・学術研究・技術とか、きっと本当にあらゆること)が動員されるのだろう。

ワールド・オブ・ライズ

中東でのCIAの活動を描いた映画。

今後、アメリカ映画を見る機会はきっとまだまだいくらでもあるだろうから、CIAについて調べて(検索して
から見ることにした。

すごくおおざっぱに言うと、
・ CIA・・・スパイ

ちなみに
・ FBI・・・警察

おおざっぱすぎるかもしれないけど、これを把握するときっとアクション映画を今までよりもより楽しめる。

感想
私のような法治国家の一般市民には想像しにくいことだが、私たちが住んでいる国の外(中東とか)にも中(CIA)にも、私たちが守っているのとは違うルールで動いている人たちがたくさんいるんだろう。

人はアウトプットで評価される

仕事が一時的に暇になり、一人の時間が増えたせいか、自然にインプット偏重生活に入っていた。
人はアウトプットで評価される、ということは昔からわかっていても、インプットに夢中になり出すと、アウトプットを度外視した方向に流れて行ってしまう。なぜか自然に流れていく。

集中と発散のバランスを考えるとよい、という話もある。年をとればとるほど発散の方向に向かっていく気がする。
体が自然にそれを求めているのかもしれないが、単に意志(集中力)が弱くなっただけのような気もする。

2009年6月19日金曜日

Dance Dance Dance (下)

自分なりのステップがある人は、それに従って踊り続ければいいのだろう。
自分なりのステップがない人は?

後半も面白かった。が、村上春樹の小説を立て続けに読んでいたせいなのか、何かに対してがんばるという気が起きなくなってきた。
私の感覚からすると、登場人物たちが、「いい感じで時間を過ごす」ことに力を使いすぎている。
逆に(?)根性を出して汗水たらしている人がほとんどいない。
それぞれ、何か苦しいことはあるのだろうが、根性は出していない。
根性を出しても解決しないことに取り組んでいるのだから、それはそれでよいのだろうが、私の自身の「根性でがんばる」という気持ちがしぼむのは困る。

現実世界は、根性で解決するほうが早いことが山ほどあり、そういうことと並行してステップを踏み続ける必要があると思う。村上春樹が言いたいのは、そういうことは並行してはできないということなのか。

2009年6月11日木曜日

裸足の1500マイル

人種差別的な思想のもと、オーストラリアではアボリジニの子供は親から強制的に隔離されて英語で教育を受けるという制度があった。その話。
これに限らないが、人間の歴史では数々の非人道的な制度があるものだ。しかも制度を作る側、執行する側はそれが正義だと思いながら。
正直、私にとっては今は他人事だが、こういうことが地球上で頻繁に起こっているということは、私にも起こりうるということだ。
恐し恐し。

ダンス・ダンス・ダンス(上)

まだ上を読んだ段階だが、これはかなり面白い!
何かに感動するかは、その時のコンディションによるってことは何度も書いたけど、それにしても振れ幅というものがある。
これは大体どんな時でも面白いだろう。
自分にとって新しいもののとらえ方とか、新しい説明の仕方がたくさん出てくる。
となると、現代社会を新しいやり方で説明している可能性があるという理由で、最新小説(1Q84)も読んでおくべきか。

小説家って、どんな気持ちで捜索しているのかよくわからないが、結構ふざけながら書いているのかもしれない。
「味に勢いのある」食べ物を食べたくなった。

村上春樹と宮崎駿の共通点。
あらすじが面白いのではなく、隅々まで見る価値がある。

2009年6月5日金曜日

セミナー動画

Youtubeでセミナー動画を探すと、結構いろいろあるものだ。

日本語のセミナーは、じっくり勉強できるほど充実していないが、面白いのもちらほらある。
私は主に、勉強のとっかかりの一つとして利用している。
著者がしゃべっている様子を見るのは、勉強のとっかかりとしては良い。
手が出しにくいジャンルの勉強も、うまくとっかかりを作るとスムーズに入っていくことができるものだ。

ちなみにこれは大前研一がしゃべっている様子。


映像教材つながりでもうひとつ。
今、2年ぶりに「映像の世紀」を見ている。
これは、1~2年に1回見てもいいかもしれない。
今丁度、大恐慌の後、ヒトラーが失業問題を解決して一気に権力を獲得するあたりを見ている。
歴史が繰り返さないといいですね。

2009年6月1日月曜日

Wikiの得意なジャンル

「映像の世紀」を見ている。
これは、2年に一度くらい見てもいい。1年に一度でもいいかな。

今丁度ファシズムあたりを見ているのだが、民族の復興とかをスローガンにして鼓舞すると、どうしても過去の歴史を見て一番領土が広かった時を目標にしてしまうのかもしれない。
古代ローマ帝国の復活とか、ゲルマン民族の復権とか。
そうすると、あの辺は国が密集しているので、すぐに戦争がおこっちゃう。ひー

今回は、キーワードを書きだして、検索しながら観ている。
もちろん、フリーソフトを探して、効率よく検索できる工夫も怠らない。
検索していくと、Wikipediaの中でも戦争関係の用語はすごく充実していることがわかる。
Wikiで集団の知恵を集めると言ったとき、集まりやすいジャンルと、そうでないジャンルがあるのだろう。

2009年5月24日日曜日

自分が話すことの幅

近頃、同じことを何度も話すようになってきた。まずい。
話す内容も最近急激に変わってきた。(興味あることが変わってきたということか)
体型といい、話すことといい、年をとりつつある私。
あまりその流れに逆らっても仕方ないか。
これはインプットが足りない証拠だという話もあるが、それよりも、「こういう時にはこういう話をする」とか「私の話す領域はこの辺」というのがパターン化しているせいという気もする。
人が話すことの幅は、知っていることの幅よりだいぶ小さい。たぶんその気になれば話せることはもっとあるはずなのに。私は結構インプットはしているし。
今までしたことがない話をするようにしてみよう。

2009年5月23日土曜日

土曜の朝のBook Lovers

勝間和代のBook Loversを聞きながら選択などをしていたらもう10時半(午前)。
休日の使い方ってのは、いつになっても難しい。

今日面白かったのは
「マスコミは政局ばかり報道して政策を報道しない」
そういえば大前研一も言っていたな。
大前研一が都知事選に出たころから状況は変わっていないというわけだ。

政治やマスコミが変わることを期待せず、自分が影響できることから一つずつ着手しろってことか。これもまたどこかで聞いたことがあるメッセージだな。

2009年5月19日火曜日

ローマ

テレビドラマの「ローマ」を見始めた。
共和政ローマからローマ帝国に変遷するあたりを描いている。
人物は、カエサルとか、ポンペイウスとか。

やっぱこういう話は、視聴者の歴史の知識に依存して進められているところがあり、漫然と見ているとよくわからなくなってくる。
今回は、わからない人物・単語はメモし、一話終わるごとにgoogle検索。このやり方を試してみよう。

手術の仕方、結婚の決まり、あとは兵士がいきなり道ゆく女を強姦しちゃうところとかを見ると、私たちはとても文明化された世界に住んでいるんだなーと思う。
文明化されても幸せになるとは限らない、という考えもあるが、基本的には文明化されているほうが私は好きだ。
社会が新しい段階に入れば、それに伴って新しい悩みも出てくるだろうが、大抵は前の段階より良いものだ。大抵はね。

英語は、現題が舞台のドラマに比べると数段難しい。

野性の呼び声

ジャックロンドン2作目。
犬さんたちのお話。
動物目線で語られているが、メルヘンチックなところ一切なし。
主に、約100年前アラスカとカナダの間で起こったゴールドラッシュが舞台。
寒い。
過酷。
私寒いのも過酷なのも嫌いなんだけど、なんでこんなに面白いのでしょうか。
ゴールドラッシュのため、極寒の地を人々が移動し行き交う知恵とか、生活の様式が面白い様な気がする。
あとは、主人公の犬が経験から学び条件に適応していくところも面白い。

2009年5月16日土曜日

グレート・ギャツビー

村上春樹が一番好きな小説だというので、私もぜひ読んでみたいと思ったのだが、日本語でも英語でもなかなか読み進められない。
ならば、映画から入るのはどうだろうということで見てみた。
小説とどのくらい違うかはわからないが、映画はとりあえず最後まで見ることができた。
入りにくい小説は、もし映画化されているなら映画から入るというのも一つの手だな。

80年前の人たちは、ああやって享楽的に日々を過ごしていたんだね。

原作が小説なので、気の利いたセリフがたくさん出てくる。
これ翻訳する人大変だっただろうな。
小説の単純翻訳なら、ページ数もそれほど制限ないだろうからいいが、小説のセリフ⇒映画字幕となると、だいぶ圧縮しないといけない。どいつもこいつも気の利いた事を言っているから、それを圧縮して雰囲気出すのはきっと大変だっただろう。かなり違和感がある訳もあったが。

これで、やっと小説に入っていけそう。なんとなく。
ただ、最近柴田元幸翻訳の本も数冊読んで、いくら名作と呼ばれる小説でも、私の感性には全く合わないものは合わないという感想を持った。
そういったものを無理に読むこともないという気がしてはいるが。

2009年5月15日金曜日

会社はどこまで融通無礙か

会社ってのは、平社員がどう押しても変えることができない非常に硬直的な部分と、意見を出しながら主体的に動けば仕組みを変えていける柔軟な部分がどちらもある。
若い時は、押して動く場所とそうでない場所が分からない。
経験と、人の話から徐々に学んでいくのだろうが、その感覚を早く身につけられる人はきっと強い。

2009年5月12日火曜日

楽しく仕事をする配慮

後輩が私のプロジェクト配下に入ってきた。
突然だったもので本日はボヤボヤしていたが、楽しくやりがいをもって仕事をしてもらえるよう、業務の背景を説明したりしないといけないな。

先輩と進めるプロジェクトだと、ついこういう視点を忘れがちで、「進め方が妥当か」ということに関心が行きがちだが、「やりがいあるPJにできるか」に注意する必要があるのはいつも同じだな。そういえば。

2009年5月11日月曜日

想像で作り出した問題で不安になってはいけない

想像で作り出した問題で不安になってはいけない

最近久しぶりに心理学系の本を読んだ。
だいぶポジティブシンキングにも慣れてきたので、表題のように想像で問題を作り出したりはしていないと最初は思ったが、考えてみたら結構ある。
問題が顕在化することが予想され、事前に摘み取れる余地があるならそれもOKだ。
しかし、できないなら想像の問題に向き合ってはいけない。