2013年9月9日月曜日

こんなテクニック使って面白いのか? - 武器としての書く技術(イケダハヤト)



読んでもらえるブログの

・ 書き方
・ 宣伝の仕方
・ 運営の仕方

がよくわかります。
役立つ技、たくさんありました。

・ 真面目な話ばかりしてもダメ
・ 「思います」「気がします」を減らす
・ ワンテキスト・ワンテーマ
・ 身近な人に語りかける言葉を使う

なんかは、すぐ実践しやすいアドバイスで良かった。


しかし、あまりに「読んでもらう」ことにフォーカスしすぎていて、どうかと思う技もありました。


例を3つ・・・

■ 人のコンプレックスを刺激すると良い

「教養の無い人の」
「なぜかモテない人の」
「読んでおかないと恥をかく」

■ 権威を出す良い

「ハーバードで教えている」
「東大生が使っている」
「マッキンゼー式」

■ ネットでウケる文脈を使うと良い

「B級感があるもの」
「エロ」
「他人の不幸」


なるほど、こういうテクニックを駆使すれば、ブログを読んでもらえるのでしょう(このノウハウは大した物です)。
読んでもらえなきゃ話にならない、というのも分かります。


しかし、こんな技を使って文章を書いて面白いのか?
という疑問は残りました。

私、「真面目な文章ばかり書きたい」と思っている訳でもないですが、アクセス数をのばす目的であまり下劣な文章を書くのは嫌です。
それに、これらの技は、自分を消耗品にしてしまいそう。

この本の技は、取捨選択して、自分に合うと思う物だけを取り入れることをお勧めします。




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