2013年9月21日土曜日

部活をすると意思が鍛えられる - スタンフォードの自分を変える教室(ケリー・マクゴニガル)


タイトルからは分かりませんが、「意思」について書いた本です。


本書の1つのポイントは、

自分の意志で行動をコントロールする機会が多ければ多いほど、あらゆる場面で意志が強くなる。



私は経験上、自分の意思が最も強かったのは、水泳をやっていた時。
その理由がわかりました。
水泳の練習は(水泳に限らずスポーツはほとんどそうでしょうが)、身体が疲れ果てて、もうやりたくないと思っても、ひたすら意思で身体を動かし続けます。
もう無理なんじゃないかと思ったところから、それまでの倍くらい泳ぎます。
水泳でこれだけ意思を使っているからこそ、生活のその他の時間でも強い意思を発揮できるということですね。

部活動をしている学生の方がいざ高校三年になったときに大学受験に集中できる、という話がありますが、それも同じ理屈でしょう。

ということで、
「まともにスポーツをすることで意思が強くなる」
が一つの結論です。

8月から再開した水泳、もっと頑張ります。


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その他面白かったことメモ

■ 人は快感の「予感」が好き。欲求を幸せと勘違いする。
■ 筋肉の限界を感じるのは脳がだまされているだけ。疲れたと思ったところからまだまだ動ける
■ メニューにサラダがあるとビッグマックを食べてしまう
■ 変化の過程で最もラクで気分がいいのは、変わろうと決心するとき
 ■ 思考をコントロールするのは難しい。コントロールするのは行動だけにしろ。
■ 自己批判は鬱病の最大の予兆




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