広がったはずの人生の選択肢を活かせないまま、従来の普通と見なされていた人生を送ることも難しくなっている(山田昌弘)
<要約>
「○活」という言葉は、人生のイベントの選択肢が多くなったことを象徴している。
例えば
「終活」 ・・・ 死ぬための活動(死に方が多様化しているから考える必要がある)
「妊活」 ・・・ 妊娠のための活動(晩婚化により自然妊娠する人が減っており、妊娠の仕方が多様化しているため、妊娠の仕方を考える)
そして、結婚も同じで1本のレールが無くなり、多様化してきている。
今婚活をしている世代は、結婚に対して次のような共通のイメージを持っている。(著者は「昭和婚」と呼んでいる)
・ 20代前半で結婚ししかし、このような結婚が出来る人は少なくなった。
・ 終身雇用の企業に勤める(つまりサラリーマンの)夫が家計を支え
・ 妻は専業主婦になるか、補助的に収入を得る
まずはこの結婚観を修正して、二人で協力し合えるような結婚をしなさい。
<感想>
なるほど、なににつけても
きれいなレールはどこにも無い。
選択肢は増えたが、選択肢を活かせない人も多い。
そうかも知れないです。
スマートな人は、レールが無くなろうが、自然に選択肢を活かせるのでしょうが、(私を含む)不器用な人は、高速で試行錯誤しながら進むしかないと思います。
その他、メモ
■ 職場のリーダーがまず、昭和の働き方を捨てろ
■ シングルマザーばかりを集めたシェアハウスがある
■ 自然な出会いを待っている場合じゃない
■ ちゃんと口説かなきゃ結婚できない
■ 女性が足りない東北地方と、男性が足りない九州地方
■ 日本は姓にこだわりすぎて長男長女が結婚しにくい。夫婦別姓が認められると、結婚が増えるはず
■ 中高年が若いアジア女性と結婚し現地に住むと、ほぼ間違いなく身ぐるみ剥がされる
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