2013年9月1日日曜日

【統計】 数学を忘れた(or苦手)でもOK - 「完全独習 統計学入門(小島 寛之)」

先のエントリで書いたように、必要に迫られて、統計学を基礎から勉強しています。

せっかく何冊か本を読んだので、初心者のガイドになるよう、シェアしていきましょう。

尚、私の専攻は文系で、数学はだいぶ忘れた状態からのスタート。
この状況で役立った本を紹介していくことになります。
(数学がいまでも大丈夫な人は、私とは別のルートで統計学を学ぶことをお勧めします)

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では本の話。
この統計学の教科書、すっごく分かりやすい。
数学を覚えていない人が1冊目に読む統計学入門としては、強くこれをお勧めします。

細かいことは大胆に省略しています。
そのせいか、確かに、他の入門書に比べてもかなり分かりやすいです。


■ 統計学の最重要概念は「標準偏差(Standard Deviation)」
■ 標準偏差 = バラツキ = リスク
■ 統計学の慣例として、上下2.5%のデータは特殊だと見なす

この重要ポイントが整理できただけでも、この本を買ったかいがありました。

統計学に詳しい人からみると、細かいことを省略し過ぎなのかな?
それに、言い回しも「統計学」的ではないことも気になりそうです。

しかし、詳しく統計学を学ぶための第一歩としては、良いのではないでしょうか。
本質がよく押さえられているし、統計学を知らない人にも分かりやすい言い回しで捉えられるので。


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