2010年5月10日月曜日

ねじまき鳥クロニクル〈第1部〉泥棒かささぎ編 (新潮文庫) (文庫) 村上 春樹 (著)




ある日突然妻が失踪した、主人公「僕」が、現実世界、夢(のような)世界などを行き来しながら、その失踪の秘密に近づいていくという話。
面白いことは面白いです。ただ、他の(多くの)村上春樹の作品と同じく、全体として何なのかはよくわかりませんでした。
この作者は自分の文章能力を使ってずっとふざけているんじゃないかという気もしてきます。

今回も、仕事を辞め、それまでの蓄えを使いながら、きれいなコーヒールームに行ったり、きれいな格好をしたり、おいしいものを食べつつ冒険のようなことをする「僕」が出てきます。
最近警戒しているのは、村上春樹の作品の面白さは、この「僕」の悠長な生活へのあこがれから来ているのではないかということです。
村上春樹の本を読むとしばらくやる気がなくなるのもこのためのような気がします。
というわけで、村上春樹の本を読んだあとは、あまり余韻に浸らずさっと現実世界でやる気が出るような本を読むというのが、私の距離の取り方です。
で、中谷彰宏の「30代でしなければならない50のこと」でも読んだら多少やる気が出てきました。(私はまだ20代ですよ)




ちなみに、この本は旅行中飛行機の中で一気に読みました。
この3冊を、数日かけて少しずつ読んでいくのは多分きつかったんじゃないかと思います。
長時間のフライトは本を読むのにはぴったりですね。

2010年4月29日木曜日

ロジカル・ディスカッション (単行本(ソフトカバー)) 堀 公俊 (著), 加藤 彰 (著)



この本、「超訳ニーチェの言葉」と並んで、今年自分ランキングトップに来ている。

ディスカッションのファシリテータが何に留意するのかについて、基本原理ももちろん、具体的な話も満載で説明していて面白い。
ファシリテータの基本行動は「まとめるのではなく整理しろ」だそうです。

ロジカル・シンキング、プロブレム・ソルビング系の本をたくさん読んでも、会社での応用にすぐ持っていくのが難しいことが多いらしい。
私も基本的な考え方は理解したつもりだが、なかなか応用が利かなかった。
この本は、無理なく会社での話し合いに応用するアイデア満載なのがよかった。最近会社で、話し合いで物事を決めていくことが多いので、即役立っている。

2010年4月25日日曜日

4月

4月はずっと疲労困憊でした。
仕事量はそこまででもないので、原因わかりません。
ただ、今週になってようやく、少し復活してきました。
この3週間で4回クイックマッサージに行ったのがよかったのかな?

<楽しめる局面>
この年になると、復習をやりすぎるくらいやらないと覚えられないと思ったので、この3カ月くらい、何につけても同じ教材を何度もやるという勉強方法をしていました。
しかしそれは精神的に少々まいってきたので、また幾つか新しい教材に手を出して、考えの幅を広げようと思います。
あまり苦しいやり方は続かなくて、長期的にみるとよくないとも思うので。羽生も、「いかに楽しめる局面に自分を持っていくかが大事」と言っています。

<村上春樹>
久し振りに、村上春樹に手を出しました。1Q84ではありません。ねじまき鳥クロニクル。

<結婚>
後輩が結婚しました。おめでとう。
彼にはこの歌を贈りたいと思います。

2010年4月24日土曜日

超訳 ニーチェの言葉 (単行本)




ニーチェの名言集。
すごく面白い。

昔「ツァラトゥストラはかく語りき」は挫折したのだが、これは読めた。
訳がより現代語なのと、名言集という体裁のおかげだと思う。
もしかしたら、当時もアフォリズム作家だと割り切って読めば読めたかもしれない。

これは一回さっと読んだら終わりというものではなく、1か所1か所自分にとってどういう意味があるのか考えながら読むとよさそうだな。


ついでに、「座右のニーチェ」も面白いですよ。

2010年4月23日金曜日

モノを捨てればうまくいく 断捨離のすすめ (DO BOOKS) (単行本(ソフトカバー))




最近、物をいろいろ捨てています。
あまりに部屋が狭くなったので、マイミクさんお勧めの「断捨離のすすめ」という、物を捨てる際の考え方が書いてある本を読んだもので。

今まとめている本も入れると、この2カ月で300冊近くの本を捨てることになりそうです。
次々にものを捨てるかどうか判断をしていくことで、物は自分が何かを経験するための媒介だということがよくわかってきました。
今までモノを捨てることにこんな精神的な作用があるとは思っていませんでした。やはり新しいことはやってみるものですね。

疲労 洗濯機

iPodをYシャツのポケットに入れたまま洗濯機に入れて洗ってしまいました。
そういえばその日、帰る直前先輩に「疲れてるな」と言われたのだった。
「人間は疲れているととんでもないミスをする」と言われているけど、こういうことなのかな、と納得。その日はとっとと寝ました。
最近買った大前研一のオーディオブックは、ICレコーダーで聞くことにするか。
ちなみにイヤホンはすぐ復活しました。音質が劣化したかは私の耳にはわかりません。

もう一つ困ったのが、iPodが洗濯機の内側を削りまくって、ギザギザになったこと。これは服も傷みそうだなあ。
洗濯機の内側に紙やすりでもかけようか検討中。


最近長い文章を書こうとすると体力切れで最後まで書ききれません。それも疲れているせいだと思いますが。
今日は奇跡的にここまで書けました。

2010年4月18日日曜日

多摩

情報セキュリティスペシャリストを受けてきました。
今回は、羽生善治を見習って、時間をフルに使いました。
手ごたえは、たぶん当落線上くらいかな。採点が甘ければ受かるかも。前回もそんなことを言いながら落ちたのだが。
これで、最近のテーマの経理(まああと英語も)の勉強に戻れます。

受験会場が帝京大学だったので久しぶりに多摩モノレールに乗った。7年ぶりかな。
モノレールの駅って、こんなにバランス悪かったっけ?と思った。なんか記憶と違う。柱の太さに対して、上にのっているもの(駅)が大きすぎる気がする。

モノレールはできたが、その後あのあたりはさして発展していないようだ。むしろカリヨン館が汚れていて、多摩センターが古い街になっており、物悲し。

2010年4月4日日曜日

3月

3月をいいかげんに振り返ります。


Chrome
デフォルトブラウザをIEからChromeに変えました。
1つのブラウザだけ使っていると、「ブラウザで何ができるか」という想像力が乏しくなります。
まだ使い始めで便利かどうかはなんとも言えません。


羽生
羽生善治の著作を5冊ほど読みました。
自分の読み筋や得意の戦形に愛着がわいて無理筋だとわかっても捨てにくくなる、といった話しが面白かったです。
私も、自分の英語力に愛着がわきすぎていて、これだけで勝負するのは難しいとは思いつつも他のことに手を出しにくくなっていたのでためになりました。
とりあえず満足いくまで読んで、羽生の本を読むというマイブームは去りました。


簿記
英語勉強の時間を減らして、簿記3級の本を読んで、問題を解いています。
読むだけだとよくわかりませんでしたが、実際に仕分けの問題をしてみると、少々わかってきました。
簿記の世界を極めるつもりはないですが、サラリーマンの一般教養としては良さそうです。
もっと早めに着手しておけばよかった。
着手は早いほど良い、と改めて思いました。

2010年3月27日土曜日

勝負師と冒険家

対談なので、要約するのは難しい。
棋士の羽生善治と、海洋冒険家の白石康次郎がとりとめもなく語っている。

羽生善治の言葉というのは含蓄に満ちているのが多くて面白いので、最近まとめて読んでいる。
この本も羽生の話が面白かった。
ただ、将棋の経験から得たことを私の日常生活に応用することについては、少々警戒している。

2010年3月26日金曜日

ジョギングと桜

いま走ってきたら、ジョギングコースに桜が咲いていました。
桜祭りをやっていたらしく、出店の片づけ最中でした。

そういえば、去年もおととしも走っている時に、夜走っている時に、同じところで、桜が咲いているのに気づいたのだった。
ジョギングコースが変わっていないというだけのことなのですが、そろそろ引っ越し時かな・・・とふと思いました。

走る前に、「私には、自分の想像しない姿になっていたい、という願望が常にあるんです」(「勝負師と冒険家」by羽生善治)
などという名言を読んだからかもしれない。


2010年3月25日木曜日

P.S.アイラヴユー



若くして未亡人になった主人公のもとに、さまざまな形で生前の夫からの手紙が来るという話。
ロマンチストですね。
素敵なエピソード・面白いエピソードがちりばめられているので、そういうのが好きな人にはよさそうです。

自分の人生計画の中にないことを想像するというのは、新たな視点で物事を見られてよいです。
映画で人生が豊かになることがあるとしたら、こういうことだと思います。
私はロマンチストではないし、若くして死ぬ計画もないので、普段考えないことをいろいろ考えました。
最近こういう気分転換を忘れていたことにも気付きました。

今週末も映画1本くらい見ようかな。
頑張って字幕なしで。

2010年3月22日月曜日

ファーストクラスに乗る人のシンプルな習慣




かつてファーストクラスを担当していた元CAの著者が、ファーストクラスに乗る(ほどまでに成功した)人の共通項を説明しながら、成功のヒントを全体的にちりばめている自己啓発本。
成功本としては、多分直接的には役立ちません。成功者の機内の様子(=オフ)が中心に描かれているので。
自己啓発の部分はともかく、CA、ファーストクラスの人たち、機内でのエピソードは面白い。

全体的にビジネスクラスに乗る人との対比で、
ファーストクラスに乗る人・・・余裕あって、CAに迷惑かけない(そんな聖人みたいな人ばかりがファーストクラスに乗っているかどうかは疑わしいが)
ビジネスクラスに乗る人・・・偉そうにしてるし、勘違いしている人が多い
という感じで描かれている。

勝間和代以外の女性が書いた本も久しぶりに読めて良かったです。
気分転換としても良かったです。




最近読んだ本で一番良かったのは「ロジカル・ディスカッション」なのですが、感想を書くのが難しいので保留しています。

2010年3月20日土曜日

ウォッシャブルに非ずはスラックスに非ず

服をたくさん捨てたなどと書いた直後に難ですが、スラックスを2着買いました。
(なぜかスラックスは2着買うと割安になるというプライシングが多いですね。)
腹が出てきて着られるものが減ってきたので買い足しです。
あとは、ここ1年くらい服装がないがしろになっていたので、たまには新しい服も買わねばならないなと思いまして。

ただ、私の中ではスラックスはウォッシャブル限定なので、デザインが結構限定されてしまいます。
ウォッシャブル限定の理由は当然クリーニングに出す手間がないからです。
今回も、ファッション性は少々妥協して買いました。
(こうしてまた捨てるもの候補になっていくのかな?)

物を捨てる

ここ10日ほどで、服を20着程・本を100冊ほど・食器を数点処分しました。
これほど大掛かりにものを捨てたのは初めてです。あまりに部屋にものがありすぎるので、がんばりました。


1.服
近所のリサイクルショップに売りました。シャツでも1着300円強くらいで買い取ってくれました。(店内を見ると、結構な値段で売っている。ビジネスモデルが気になる。)
パッと見いかにもダメなやつは、売るのも何なので全部捨てました。

2.本
初めてブックオフの出張買取サービスに申し込みました。
予約時間きっかりにブックオフから電話があって、すぐにうちにかけつけて大学生アルバイト風の男が計算してくれました。
大変な仕事ですね。
約100冊で、約5,000円。
書き込みのせいで買い取ってもらえなかったもの30点ほど。

3.食器
ここ数年使った記憶がない食器は思い切って捨てました。

ということで結構頑張ったつもりなのですが、まだまだ部屋にはものがあふれかえっています。
もっと思い切らないといけないようですね。
ただ、今まで隠れた位置にあった本がだいぶ見えるようになったのが収穫です。
今回、ものを捨てるというのも技術だと思ったので、慣れていけばもっとうまく不要なものを峻別して捨てていけそうな気がします。
4月中にあと200冊捨てるのを目標にしようかな。

2010年2月22日月曜日

2月レビュー

今月は、TODO消化していたら終わりという印象です。
消化できているだけまあまあ良いけど。

<髪>
いつもと違うところで髪を切りました。
いろいろなことを試してみたいと思ったので。
いつもと同じように注文したつもりだけど、いつもと違う髪型になりました。微妙にですが。
私は年5~6回髪を切りますが、今年は毎回違うところで切るつもりです。
表参道あたりの理髪店にも行ってみたいと思います。

<旅行本>
今度は世界のどんな所に行ってやろうかと思い、「いつかは行きたい 一生に一度だけの旅 BEST500」という本を読んでいます。面白いです。

<手帳替え>
2冊の手帳を交互に使うという年度当初の予定通り、2月に入ってからまた手帳を交換しました。
3月に入る時点でまた交換するかは決めかねてますが。

<サンシャイン牧場(mixi)>
面倒臭くなってきました。

<英語>
1月に引き続き、中学レベルの英文法をやっています。

2010年2月21日日曜日

チェンジメーカー (単行本) 勝間 和代 (著)





最近の勝間和代の著作の中では一番面白かった。
一昔前の著作は「ビジネスマン」「経済評論家」「IT専門家」という立場で書いていたのが、最近はすっかり有名人になって、かなりいろんな経験をしているようで、それがあった上で書いてあるから面白いのかもしれない。

私たち個人個人が、日本の社会を変えるためのチェンジメーカになりましょうというのが、全体通してのメッセージ。
連載記事を10本集めた本なのでいろんなことが書いてあります。

現代日本社会の特徴として
・ シルバー資本主義
・ なごり政治(昔からやっているという理由だけでやっている)
・ 晩婚化
・ (特に男性の)労働一辺倒の生活
・ 終身雇用の崩壊
等をあげており、このような社会状況の中で、各個人はどのように考え動いたら良いかが書いてある。
晩婚化のところで唱えられている「35歳独身限界説」が、どうも男の私からするとあまりしっくりこないのですが、全体としては面白かったです。

他にピンポイントで面白かったのは
・ (日本の)社会の仕組みはまだまだ2流である
・ 日本では50代ですら、指導的な役割につけていません
・ ワークライフバランスという言葉は「仕事ばかりせずに、もっと趣味を楽しめ」という意味だと思われていますが、それは誤解です。<中略>私たち自身のセーフティーネットを作るために存在します。
・ 35歳を越えた未婚社員には「仕事へのしがみつき」が生じてくる
・ 私たちがどれだけ幸福になれるかは、環境8割、実力2割
・ ホームラン級の画期的なビジネスモデルを生み出すことは、普通の人にはできない

論点思考 (単行本)







「間違った問題を解いても意味がない」とは、いろいろなところで言われていますが、本著では解くべき問題(論点)を導き出す方法を丸ごと1冊扱っています。
「一番インパクトのあることに集中する」を最近テーマにしている私としてはかなりツボな本でした。

前作「仮説思考」の考え方が前提となっており

1.論点設定(問題発見)フェーズ・・・仮説を使って論点を設定する
2.問題解決フェーズ・・・設定した論点を、仮説思考を使って問題解決をしていく

というのが2冊通しての大枠のようです。


全体的に面白かったのですが、特に面白かったのは・・・
・ 論点は人によって変わる。環境によっても変わる。調べていくうちに変わる。
  (解かねばいけない問題が変わるのはビジネスでは日常茶飯事だ)
・ 解決できる問題だけを解く。時間とパフォーマンスの2軸で考えて、効果の上がることだけを論点にする。
・ 私は引き出しとしてフレームワークをたくさん持っているが、片っぱしから適用したりはしない。
・ 論点の代替案を考えてみることは重要だ。

2010年2月8日月曜日

Focal Point: A Proven System To Simplify Your Life, Double Your Productivity, And Achieve All Your Goals (ペーパーバック)

勝間和代や本田直之に影響を与えたBrian Tracyの本。
読めばそれがよく分かります。

目的を明確にして、結果が出ることに集中しろ、というのがメッセージです。
こういうアクションをとればいい、というのが全部ステップ・バイ・ステップで書いてあるので、動くときの参考にしやすいです。

とにかく読者のテンションを上げるセリフが満載で、何日も続けて読んだせいかテンションが上がりすぎました。
最近、こういうのを読んでテンションが上がりきった状態で目標管理をしてくというのがあまり良くないのではないかと警戒しています。
むやみにテンションを上げない本も混ぜながら読んで行こうかな。

「効くことに集中しろ」というのでどんなことが書いてあるかと思えば、実はコツコツ積み重ねることが重要だ、という話もあります。人生一発逆転は無いですよね。





※ 読んだのはKindle Edition

2010年2月7日日曜日

羽生善治 考える力 (別冊宝島 1666 ノンフィクション) (大型本)

中身は、羽生の経歴と、羽生へのインタビューと、羽生の名言と、関係者のインタビュー。

私は将棋はできませんが、羽生善治の言動はすごいと思っています。

おもしろかったのは
「苦労したから将棋が強くなるとも思わない。将棋は将棋、苦労は苦労と切り離して考えています」
「打つ手がある時はすでに回復期に入っている」
「日本では、自分に対する周囲の評価、評判など、人の目を非常に気にしますね」

気に入る人物は、本人の著書だけではなく、こういう他の人の視点が入っているのを読むのもなかなか良いです。(私はファンになった人物については、とりあえずWikipediaでも調べます)




魅惑の世界遺産110選 (大型本)

世界遺産110箇所を大きめの写真付きで次々に紹介している本。
解説もあるし、簡単なアクセス方法も書いてあるので、旅行先を選ぶ目安にしやすい。
有名な場所が多いのでマニアには物足りないでしょうが、230ページで写真たくさんというボリュームを考えるとなかなかお値打ちです。

私は、回数でいえば海外旅行に結構行っているのですが、大体長期休暇近くになってあわてて手頃なパッケージツアーを探すというのを繰り返していたので、そろそろそのパターンを脱しようと、まずは海外のどんな所を見たら良さそうか、インプットを増やすことにしました。

今年の旅行(長期休暇)についての目標は、
・ 脱パッケージツアー
・ 1年間の長期休暇の予定を2月中にたてる

ということで、旅行関係のインプットを増やしていきます。
会社の福利厚生で使える施設ももう一度見直そうかな。




2010年2月4日木曜日

Kindle DX

Kindle DX (電子ブックリーダー)買って、2週間ほど経ちました。感想。

今まで洋書を読もうとしても次の2点で挫折気味だったのだけど、それが見事に解決しました。
1.字が小さくて目が疲れる
  ⇒Kindleなら時の大きさを6段階で変えられる。
2.Amazonで買っても難しすぎて挫折
  ⇒それなりの文量をサンプルで無料ダウンロードできるので、自分のレベルに合わない本を買わずに済む。

2は、Kindle for PCや、Kindle for iPhoneでもできるので、持ってない人にもお勧め。
目が疲れるんじゃないかと心配していたけど、今のところ問題なし。文字の大きさを変えられるアドバンテージがかなり大きい。

ただし、ページをめくるスピードは難あり。
私は英語はあまり速読できないので、ページをめくるのに多少時間がかかっても気にならないが、日本語はそれなりに速読できるし、見たいところに一気に飛びたいので、電子ブックリーダーはいらないかもしれない。

というわけで、この英語しか対応していないKindle DX、英語学習中の私には合いましたが、万人にお勧めはできないかな。

2010年1月30日土曜日

1月レビュー

1月を振り返ります。

・ ジョギングウェア
と言ってもユニクロのわりとスポーティーな服をジョギングの時にきているだけです。正月のセールで買いました。
これは良かったです。いつも1月・2月ジョギングをさぼりがちになるのが解消されました。

・ Kindle
操作感がいまいち、とは思いますがやはり良かったです。それはまた多分別日記で。

・ 仕事
疲れました。労働時間はさほどではないけど。
イライラすることが多かったからかな。

・ Twitter
いまいち使いこなせていなかったTwitter関係の環境を整備して、だいぶ使いやすくなりました。

・ アラート
Googleカレンダーを使ってメールでリマインダが届くようにしたり、Googleアラートを使って自分で設定したキーワードに引っかかるニュースが出たらやはりこれもメールで届くようにしました。
1月に一番力を入れたのはこれかも。
毎日5通前後自分で設定したアラートが届きます。
週次・月例イベントのリマインダを登録するのには結構時間がかかったものの、だいぶ物忘れがなくなりました。わーい。

・ Franklin Covey手帳
1日1ページの手帳は初めて使いましたが、アリといえばアリかもしれないです。
会社がある日はほとんど白紙になりがちですが、休日は計画を立てるのによいです。

2010年1月19日火曜日

Googleアラート

Googleアラート(キーワードに関連するニュースがあったら、メールで通知してくれるという機能)を使い始めてから、興味あることのニュースが簡単に飛び込んでくるようになりました。
インターネットでニュースを見るのに使う時間が減ったと思います。
今は「Kindle」「羽生善治」「Nowitzki」などを登録しています。
NowitzkiのNBA通算20,000点達成もGoogleアラートに知らされました。

インターネット系のサービスを使ってみて、「もっと早く使っておけばよかった」と思うことが本当によくあります。
良いのがあると聞いてもつい後回しにしがちですが、できるだけ後回しにしないで使っていこうと思います。

2010年1月17日日曜日

熱帯の夢 (集英社新書 ビジュアル版 14V) (集英社新書ヴィジュアル版) (新書)

コスタリカで行われた蝶研究について行った茂木健一郎の旅行記(?)。

茂木健一郎の本を久しぶりに読んだ。
モギケンのエッセイも結構読んだけど、だんだんスピリチュアルすぎて苦手になってきていた。
しかし、この旅行記はなかなか良かったな。気が抜けているモギケンの文体が旅行記にぴったりかもしれない。
ちょっと気が抜けすぎのような気はするが。
きれいな写真もたくさんあります。

ジャングルの上をゆっくり移動する空中トラムが面白そう。
「コスタリカ行ってみたいなー」とは思ったものの、毒蛇なんかもいるらしいので、安全大好きの私には無理かも。



ゾーマ(つるみ)

ひさしぶりに、大学時代つるんでいたメンバーで飲み会をしました。
1年以上ぶりだな。
みんなが住んでいる場所も変わってきたので、初の横浜飲み。
予約なしだったのでしばらくウロウロしてしまったけど、いい店が見つかってよかった。
行ったのはここだな。
http://www.hotpepper.jp/strJ000759574/

しばらく会っていない間に、かなりレベルを上げたヤツがいて刺激になりました。
例えるならゾーマを一発で倒せるくらいのレベルです。
同じ世界を共有していた人がビッグになるのは刺激を受けますね。
私も今年はゾーマを一発で倒せるくらいの人物になるので、また飲みましょう。よろしく。

あと、つるみのみなさん、Twitterもやりましょう。

今週はなぜかすごく疲れていて、気がめいっていたのですが、週末にいい飲み会ができて良かったです。

2010年1月11日月曜日

エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか? デラックス版 [DVD]



エンロン盛衰と、衰退の原因になった社内体質が描かれている。

エンロンは、頭の切れる人間を集めて、モラルは重視せず、社会システムを悪用しまくり、儲けを出してきた。
たとえば、裏で操ってカリフォルニア州の電力供給を強制停止することで、電力事業の株を上げるなど。
ウォール街のトレーダーたちがこれほど悪どいものだというのは、
強欲資本主義 ウォール街の自爆 (文春新書)
を読んで初めて知りカルチャーショックだったが、このDVDではそれがより具体的にイメージ出来た。

おもしろかったのは、
元CEOのスキリングにとっては「リスクは魅力的」で、ギャンブラーであったし、「死の可能性がある冒険旅行がしたい」などと言って、ほかの幹部と危ない冒険旅行に出かけたりしていた、って話。
命の危険を感じるスポーツ(スキーとかスキューバダイビングとか)を回避している私とは全然性格が違う。
海外で数年間働きたいと思っている私だが、海外で働くというのは、こういうハチャメチャな(?)奴を相手にして戦うことなのかもしれない。

7つの習慣

自分の価値観を明確にした上で日々の行動を決めろ、というのが基本的な考え方。

最近私も長期目標と短期目標の整合性をよく気にしている。
まあ、頑張って整合させるほど明確な長期目標は無いというのが一番問題なのだけど。
フランクリン・コビーオーガナイザー(7つの習慣の手帳)を使ったうえで一度目を通したら、以前読んだ時よりもだいぶしっくりきた気がする。
こういう、行動規範の参考にするような本は、PDCAサイクルの中に位置づけるべきなのかも。

以前レビューを書いたと思ったが、書いていなかったようだ。

2010年1月10日日曜日

つながる力 ツイッターは「つながり」の何を変えるのか? (単行本(ソフトカバー))

Twitterの入門書。
インターネットにもそんなに詳しくない、という人向けに書かれているので、これ1冊で大満足ではないけど、書いてあることに従ってやっていけば、それなりにTwitterが使えるようになりそう。
わたしもこれを参考にいろいろやってみないと意味がない。と思い、今日は次の3点やりました。

・ 有名人を数人フォローした
・ Twitterのクライアントとして、HootSuiteを利用し始めた
・ Feedburnerを使って、ブログの更新がTwitterに投稿されるようにしました(たぶんこの投稿のについても数時間後Twitterに書き込まれるはず)

わーい。これでよりTwitterが面白く使えそうです。
しかし、昔からホームページやブログなどいろいろ作ってきたけど、インターネットでの「つながり」というのは、いまひとつピンと来ず、それはこれを読んでも変わりませんでした。

Twitterがどこまで世の中を席巻するかはともかく、自分が興味を持てるインターネットサービスをどんどん利用してみるというのは、これからも続けていきたいと思います。せめてそのくらいやっていないと、ディジタルディバイドで不利益を被る側になりそうなので。

2010年1月4日月曜日

クジラの島の少女 [DVD]

いくつかのレビューを見る限り結構評判良い映画だったのですが、私にはよくわかりませんでした。

強い民族アイデンティティをもった主人公の祖父が、民族の伝統を維持しようと躍起になる。
私は強い民族的アイデンティティを持っていないので、こういうのはわかりにくいのだと思います。
小さな島でも近代化の影響は避けられず、伝統を継承するのが大変なのだろうということだけはわかりますが、そのために孫をぞんざいに扱うといった気持があまり分かりません。
文明化されているせいか「大人なんだからもっと別の接し方があるだろう」と思ってしまいます。

あと、自分の愛が届かないとわかった時に死を選ぶ(この映画では積極的に死を選んだわけじゃないが)というのも、ちらほら見る話の流れですが、これもあまり好きではないです。その人物が急に魅力的に思えなくなります。

映画「AVATAR」

3D眼鏡をかけて全編立体的に見えるというのを試してみたくて、アバターを見てきました。
映画館のチケット売り場で↓この眼鏡を配られます。
料金は300円増し。

�������� on Twitpic

最初「わー、良く出来てるじゃん!」と楽しんでいましたが、途中からなんか気持ちが悪くなってきました。
両眼が別々のものをずっと見続けているわけなので、なんか脳が混乱しそうな感じはします。
1日たった今日も目に違和感があります。
周りで体調不良を訴えている人は見当たらなかったので、私に合わなかっただけだとは思いますが。
「アリス・イン・ワンダーランド」も見たいと思っているのだけど、これは通常版を見ようかな。

さて、映画自体は、映像を見せるための映画かな。
見せたい画面とイメージがあって、それらを見せるためのストーリーがあるという感じ。映像は本当にすごいなーと思います。(最近の映画はどれも凄いと思いますが。)
あと、ジェームスキャメロンはたぶん宮崎駿が大好きです。