2015年9月22日火曜日

【スイスDay3-2】 時間感覚と目的意識 - ユングフラウ鉄道

今から行くのは、ユングフラウヨッホ展望台。
世界で一番高いところにある展望台?駅?だそうです。
スイスについてから毎日天気予報をチェックして、晴れを狙ってここに来ると決めていました。
昨日、霧の中別のところに行っておいたのは、ある意味このための布石です。そうだろ流川。
この展望台への往復、麓からだと20、000円くらいします。たしか。

グリンデルワルト駅から出発

段々アイガー北壁が近付いてくる。


その道すがら(というかその鉄道の中で)、私の両親と同じくらいの年齢と思われる中(高)年カップルが話しかけてきた。どうやら、すでにリタイアしており、約1ヶ月かけてスイスを旅しているらしい。その行動パターンや泊まっている宿のランクを考えると、かなりリッチ。
しかし、私は働いている身で、スイスにいられるのは4日だけで、青空の下アイガー北壁を見られるのは今しかない(従って、あなた方と話したりするよりも写真を撮ったりしたい)
そのようなことを遠回しにいったら、男性のほうはわかってくれたようだが、女性のほうには伝わらなかった模様で、終始話しかけてきた。1ヶ月も夫婦で旅すると、やることもなくて、他の人に会うとうれしくなっちゃうのでしょうか。
割り切って話は適当に聞き流しながら窓から写真を撮っていました(それで撮ったのがこの写真)

車窓からとったアイガー北壁


旅の途中、すれ違う人とアテもない話をするのが好きという人もいるでしょう。
その良さはわかります。
でも今の私は違いますよ。
サラリーマンで、休みは1週間しかないからね。
短期間で、出来るだけ多くの者を見たいです。
特に今回は、自然観光をするという明確な目的があって来たのに、それを邪魔されるのは困ります。
申し訳ないけど、時間感覚や目的意識が違いすぎる人とは行動をともにできません(それは旅に限りませんね)
そう言う、あくせくした旅の仕方にセンスがあるかどうかはひとまず置いといて、ですが。

ただし、旅に出て、これほど心に余裕がないということと、年長者への若干無礼な態度をとってしまった自分への嫌悪感ありました。
乗換駅でその方たちとは分かれたけど、このようなモヤモヤした気持ちを胸に、さらに上へ。

今度は、ボックス席で目の前にはドイツ語をしゃべる男が座った。
足長過ぎるっつーの。
否応もなく膝が触れ合いつつ、さらに上へ。

途中、アイガーグレッチャー駅付近で、昨日霧でよく見えなかったアイガー氷河が今日ははっきり見えました。
すごい迫力。
乗客からも歓声が上がってました。
そんな歓声を聞きつつさらに上へ。

よく登るな、この電車。
90分で、2,000メートル以上登っているようです。

他にも、アイガー北壁から外が見渡せる駅に止まったりと、途中駅にも結構あります。
写真スポットが混みまくっていてなかなか写真が撮れませんが。

ちなみにこの鉄道、案内が8カ国語で順に流れます。日本語の声はハイジでした。

後は乗り換え駅(クライネシャイデック)で撮った写真を数点どうぞ。


クライネシャイデック駅
みんなここで乗り換える

クライネシャイデック駅
電車待ち






・・・
今回役立った道具は以下です!


ガイドブックはこれ。
グリンデルワルトもツェルマットも、豊富にハイキングコースが紹介されていました。
ただ、地球の歩き方もハイキングコースの紹介は豊富だった模様。




今回使った雨具、モンベルのレインダンサー。
同じくストームクルーザーの方が評価されているようですが、値段などを考慮して、ワンランク下げました。





今回使ったカメラ(これの1つ前の型)
超広角(景色が広くとれる)で、防水。雨勝ちのトレッキングでかなり活躍しました。




旅行記を書くのに使った道具はこちら、ポメラDM100。
とにかくこれを使うと量は書けます。文章力は道具ではカバーできませんが。


2015年9月21日月曜日

【スイスDay3-1】 大小の波

とうとう晴れ。
ホテルの窓から山を見ただけで早くも大興奮。
こんなでかい山が目の前にあったのね。
昨日まで山の山頂だと思っていたのは中腹だったらしい。

ホテルからの部屋からとった山の写真
(この写真を撮ったのは昼です)


この景色を目の前にしながらもうこの日グリンデルワルトを経たなくてはいけないと言う不条理。

そして、朝食の開始を待っていると始発に乗れないため、朝食は放棄。

部屋を空けなくてはいけないので、先にチェックアウトをすませて荷物を預け、電車に乗ろうとしたのだが、チェックアウト手続きはまだ始まらないとのこと。
電車に乗れねーだろそれじゃ。
細かいことは忘れたが、あれこれ話しているうちに、とりあえずチェックアウトも出来、荷物も預かってくれることにはなったが、このゴタゴタで1本電車を逃してしまった。
旅に限らないけど、思ったよりもスムーズに行って想像以上のことが出来ることもあれば、思わぬ大小のトラブルにより狙っていたことが全然達成されないこともある。
この程度のの波は常にあると思ってすぐに気を取り直せるようにしないとね。

あと、このやりとりをきっかけに思ったのだけど、スイスの人はみんな英語がうまい。スイスは母国語が4つある(エリアで分かれている)から、結局みんなが共通でわかるのは英語と言うことになるのでしょうか。

予定より30分ほど遅れて、駅に到着!


・・・
今回役立った道具は以下です!


ガイドブックはこれ。
グリンデルワルトもツェルマットも、豊富にハイキングコースが紹介されていました。
ただ、地球の歩き方もハイキングコースの紹介は豊富だった模様。




今回使った雨具、モンベルのレインダンサー。
同じくストームクルーザーの方が評価されているようですが、値段などを考慮して、ワンランク下げました。





今回使ったカメラ(これの1つ前の型)
超広角(景色が広くとれる)で、防水。雨勝ちのトレッキングでかなり活躍しました。




旅行記を書くのに使った道具はこちら、ポメラDM100。
とにかくこれを使うと量は書けます。文章力は道具ではカバーできませんが。

【映画】 ドゥエイン・ジョンソン自身がCGっぽい - カリフォルニア・ダウン

「大災害の中、父が娘を助けに行く」
というディザスタームービーです。
科学者が最新の研究で地震を予知するっていう、おなじみのシーンも出てきます。

出来はいいんじゃないでしょうか。
今年は、マッドマックスは別格として、そのほかにも(新しさは無いとしても)出来が良い映画が多い。客も入っているらしい。

カリフォルニア・ダウンの他には、ジュラシックパークとか、ミッションインポッシブルとか。
やっぱりみんな、街が激しくぶっ壊れたり、恐竜が車をぶっ壊したり、トムが銃を撃ったりするところ見たいもんね。

こういう(ハイクオリティで)お約束を提供する映画って、映画といえどもクリエイティブの世界というよりは、「継続的改善」の世界だよな。
新しい技術を使って毎年毎年少しずつリアリティを上げていく、といった感じの。

さて、カリフォルニアダウンの話に戻って、気になったことを数点。

・ こういうディザスタームービーって、地球全体の大災害で、最後アメリカ大統領の演説で終わったりすると、私たち(アメリカ人から見た)外国人としては違和感が出てくるのですが、この映画は災害もアメリカ限定なので、そういう違和感がなかったのも良いと思います。
アメリカ国旗はちょっと出てきていましたが。

・ 何度も「伏せろ!(Everybody down!)」って叫んでました。
伏せるのってそんなに万能なんでしょうか?

・ ドゥエインジョンソンのシルエットがえぐい。
顔の輪郭とか、僧坊筋とか。
街とか津波よりも、この人がCGっぽい。


【英語】 リスニングはワイルドマテリアルで鍛える

「ワイルドマテリアル」という言葉はないかも知れません。私が考えた言葉なので。
英語学習用にきれいに整えられたり録音された教材ではなく、ネイティブがネイティブに向けて発信している英語の音源なり文章ことを指します。つまり普通の映画とかドラマとか本とかのことです。
学習者向けに作り込まれた英語ではなくて、野生のその辺にころがっている英語って意味。

私は、日本で、学習用に作られた教材を中心に使って英語を勉強してきました。その結果、TOEICなんかで高得点をとることは出来るし、読み書きはあらゆるシーンで対応できるようになったけど、直接話すのが難しいです。特に、電話がきつい。
理由の一つは、電話で使う定型文がまだまだ足りないと言うことだと思うけど、もう一つ、単純に「聞こえない」という問題があります。
喋ることをプロとしているアナウンサーみたいな人がきれいに吹き込んだ学習者用リスニング教材と違って、実際の人間は、多少文法を間違えたり言い淀んでも押し切ってきます。アナウンサーみたいに滑舌も良くない。その人の口癖だったり、適切とは思えない比喩表現を使ってきたり、業界特有の言い回しだって使ってくる。
(日本語だって、上のような理由で、何言っているんだかわからない人いっぱいいますよね)

ということで、リアルなリスニング(特に電話)は聞きとるのが難しいです。
電話でなければ、アイコンタクトなどでカバーする余地があるのですが、全部言葉でやり取りするのはいきなりハードルが上がります。

はっきり言って、これをネイティブレベルでわかるようになるには、英語が母国語の国に住むしかないとは思いますが、私の場合は「教材ならわかる/野生の英語は分からない」の差がちょっと極端です。
試しに、しばらくワイルドマテリアル中心で勉強してみようかな。
辞書とかをいちいち引かなくて良い「学習者用教材」は効率は良いようですが、効率至上主義でこれまで得られなかったワイルドなリスニングが出来るようになることを目指します。


・・・
私が使ってきた英語教材

<Dialogue 1800>
TOEIC 600~800くらいの間の単語はほぼこれでカバーしました。
TOEIC 800レベルを目指すなら、ある程度分厚い単語帳を頭に叩き込むしかないと思ってます。




<どんどん話すための瞬間英作文トレーニング>
受験用じゃなくて、会話用の英文法はこれ。
これのおかげで、3単現のSとか、時制とか結構間違えなくなりました。



【スイスDay2-3】 3コース立て続けハイキング コース3 標識を頼りにヴェッターホルンへ迷走

このエントリは箸休めです。

ここまでで4時間以上歩いているのだけど、スイスに備えて毎週のように山に行っていたこともあり、この時点でも案外体力が余っている。
涼しかったから、近所の丹沢を歩くのに比べると体力の消耗が全然少なかった。

ということで、グリンデルワルトの村に戻ったけど、もう1コースくらい行けそうだったので行ってみた。

今度は、ガイドブックに頼らず、遠くに見えるヴェッターホルンという山がかっこよかったのでそっちに向かって進んでみました。
ガイドブックには載っていなかったけど、標識が出ていたので、これを頼りに進んでみました。

しかしこれが失敗だった。
コースは木に覆われて視界が悪いし、(また)角がとんがったでかい牛の真横を横切るコースだし、そのでかい牛のでかい糞がいっぱい落ちてるし。

さらに標識の○○minsが思った以上にアテにならない。
(見落としていなければ)一本道なのに時には残り時間が増える始末。
約1時間歩き、残り時間もあと5minと言うところまで来た後、次の標識が30minに逆戻りしていたことで心が折れて挫折しました。
日も落ちそうだったし。
帰り、少し違う道を通ったら、巨大なナメクジがたくさんいました。

ということで、最後のルートは不完全燃焼。

今度スイスに来るときは、必ずワンダーカルテを持って行きます。 

夜は、ラザニアを食べました。
出てくるのにとにかく時間がかかった。

明日は朝一でユングフラウヨッホ鉄道で展望台まで行くことにしていたので、早めに就寝。

尚、今見返して気付いたのですが、最後のコースは何を思っていたのか写真を一枚も取っていない。



街に戻ってもやっぱり雨



【スイスDay2-2】 3コース立て続けハイキング コース2 アイガートレイル

先のエントリで書いたコースの終着点から、登山電車で1駅登って、アイガーグレッチャー駅まで移動。
アイガー氷河の目の前(のはず)の駅です。
駅に大きめのレストランがついており、ここで昼食もとりました。ミートソーススパゲティ。味は普通。
・ どこに行った
・ 何を食べた
は覚えている(写真で思い出せる)んだけど、使った金については結構忘れている。
とにかく高かった印象はあるけど、いくらだったかあまり覚えていない。約2、000円くらいかな。

この日はハイカーが少ないようで、レストランガラガラです。
こんなにゆとりが無い日程で旅をしないといけないのは、世界の中でも日本人だけなんでしょうか?

そしてここもほとんど霧の中。
なお、翌日霧が晴れた状態でアイガー氷河を見たけどすごかったですよ。
晴れている日にこのレストランで食事したいなー、と思いつつ今回はかないませんでした。


正面の岸壁にへばりついているのがアイガー氷河
左のちっちゃい小屋のように見えるのがレストラン

これもアイガー氷河

(たぶん)レストランから撮ったアイガー氷河
霧がかかりすぎているのと、岩壁がでかすぎるので
肉眼でも距離感がわかりにくい。

登山電車


アイガーグレッチャー駅のレストランで食べた
ミートソーススパゲティ
味は普通

最高の立地のレストランなのに、ガラガラ


ここで、一度電車で移動して歩きやすいコースに行くか、ここからアイガートレイルと呼ばれる高低差のあるコースに行くか選択肢があり迷いましたが、後者のアイガートレイルを選択。
アイガートレイルは普通に二本足で歩いていけるコースですが、アイガー北壁にへばりついている人もいました。怖いっす。私にはムリです。


水を持たずに歩き始めてしまい、途中での水分補給が心配になったけど、旅の勢いというか何というかで突き進んでみた。
幸い道中ずっと涼しくて(むしろ寒くて)尿意を催し立っしょんしつつ(ハイキングコースから離れたところにね)行きました。
このコースに限って言えば、水は、氷河の雪解け水とかも手にはいるからいざとなったらそれで何とかなるかも。
道中はひきつづき霧の中。
この霧の向こうにアイガー北壁が見えるはずなんだが・・・

ここではちらほら人とすれ違いました。
すれ違う人に写真を撮ってもらったりしつつ、沢を飛び越えつつ進みます。
時々、頭上でゴーーンと音が聞こえます。どうやら雪崩の音らしい。

コースの最後のほう(登りの場合は最初のほう)牛がいました。
野生?
すんごいでかくて、角がとんがってるのが気になる。
思わず服に赤が入っていないか確認してしまいました。
問題なく通れたけど、これ事故とか起こらないのかな。

こちらも約2時間でゴールの駅到着。
ちなみに、下りで2時間だったので、登りはもっとかかるかもしれないです。あと、雨の日などは氷河の溶けた水が増水して通行止めになるそうです。


コースの序盤
真ん中あたりに線が横切っているのがわかるでしょうか?
これがハイキングコースです。


すれ違ったハイカーに撮ってもらった

氷河がとけて流れてきている。
このような沢を何度も飛び越えます。
日によって水量はだいぶ違うらしい。
この日は靴ずぶぬれ必至でした。
日によっては通行規制がかかるそうです。

霧の向こうにアイガー北壁の大岩壁が
あるはずなんですが・・・

全体的に道中霧の中。

コースの後半、牛がけっこういます。
めちゃくちゃでかいし、角とんがってるけど
事故とか無いのかな?


この岩壁によじ登っている人もいました

後はコメントなしで、道中の写真を何枚か貼ります!








・・・
今回役立った道具は以下です!


ガイドブックはこれ。
グリンデルワルトもツェルマットも、豊富にハイキングコースが紹介されていました。
ただ、地球の歩き方もハイキングコースの紹介は豊富だった模様。




今回使った雨具、モンベルのレインダンサー。
同じくストームクルーザーの方が評価されているようですが、値段などを考慮して、ワンランク下げました。





今回使ったカメラ(これの1つ前の型)
超広角(景色が広くとれる)で、防水。雨勝ちのトレッキングでかなり活躍しました。




旅行記を書くのに使った道具はこちら、ポメラDM100。
とにかくこれを使うと量は書けます。文章力は道具ではカバーできませんが。


2015年9月12日土曜日

【映画】 マニアと大衆(マッドマックスとミッションインポッシブル)





Twitterでマッドマックス関係のつぶやきと、ミッション:インポッシブル関係のつぶやきを比べると、客層が全然違うのがわかる。
ミッション:インポッシブルの客は普通そうな人が多いけど、マッドマックスの客層はマニアが多い。
つぶやかれている内容も全然違う。
ミッション~のほうは、「面白かった~」的な内容が多いのに対して、マッドマックスは楽しみ方が人それぞれ。映画につっこんだり、立川の映画館を誉めたり、イモータン・ジョーのマスク作ったり、絵を描いたり。
映画によって、どのレベルで人の心をつかむかが違う。
ミッション:インポッシブルは、広く浅く心をつかむ。観客動員数は多いが、あくまでその場の娯楽として存在している。
マッドマックスは、ミッション~と比べると観客動員数は少ないが、深く人の心をつかむ。映画館で20回も見るような人が出てくる。

最近は、
「人を感動させるビジネスじゃないと成り立たない(つまりマッドマックス側で勝負しろ)、大衆受けをねらうとコモディティになる」
というメッセージを読く見ますが、私はどっちもありだと思います。


・・・
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マッドマックスはサントラも最高



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【Twitter/Blog】 大きいものを生み出す頭と、小さいものを生み出す頭

ここ数日、(久しぶりに)Twitterをヘビーに使ってみた。
Twitterを数日使うだけで、思いつく文章がブログ的ではなく、Twitter的になる。
つまり、
・ 短く言い切る
・ 論理展開はあまり考えずに直感的になる

ほんの数日でも、頭の癖が変わるんだなと言うことに驚き。
(まあ、もともとTwitterをがんばっている時期もあったから、その回路を取り戻しただけなので早いのでしょう。新しい回路を獲得する時にはもっと時間がかかると思います)


「Twitterを使いだすと頭がTwitter的になる」というのは、4コママンガばかり描いていたとき長いマンガを思いつかなくなったのと同じだな。
小さいものを生み出すのと、大きいものを生み出すのでは、頭の使い方違うんだろうな。
Twitterと4コママンガはひらめきに近い。
長いマンガと、(論理展開のある)ブログは、ある程度作り込みがいる。

人によって、Twitterは面白いが長い文章は面白くない人ってのがいるけど、それもわかる気がする。
大きいものを作る(長文を書く、長編漫画を描く)のに向いている人と、小さいものを作る(短文を書く、4コマ漫画を描く)のに向いている人がいるんでしょう。

ただし、大きいものを作り出す能力は、小さいものをちゃんと作れるかにかかっているとは思います。
短い文章を書けなくて、長い文章をまともに書けるとも思えません。

【プレゼン】  「随時割り込み」は断れ

「質問は随時していいですか?」といってプレゼンの途中で割り込んでくる人がいる。
話がわかりにくい場合はともかく、説明もほとんどしていない段階で割り込みたがる人は目立ちたいだけ。
これまで「随時質問」は基本的に受け入れていたけど、思えばそれでやりやすかったことは無い。少なくとも長いプレゼンは、当然たくさん話が用意されているので、質問されることが後半で説明予定だということも多くなってくる。
プレゼンターとしてまともに準備できているなら、ある程度のところまではまとめてで喋る方がやりやすい。
他の(割り込みたがる人以外の)聴衆としても、バラバラ質問が入るよりも、組み立てられた流れで聞く方がわかりやすい。
自分の流れで説明したいなら「ある程度まで説明させてもらう方がわかりやすいと思います」といって、変な割り込みは断ろう。

ということで、
・ プレゼンター
・ そのほかの聴衆
にデメリットの多い「都度質問」は、試しに断ってみましょう。
(「偉そうに」って思われるかもしれれないけど)

【英語】 コンピュータの翻訳力

英語力は近い将来コンピュータに取って代わられるから鍛える意味がないのではないか?という議論がある。今日はその話。

トップ棋士と最強のコンピュータが大体同じくらいの強さになったと言われる。
情報が始めから100%与えられている、盤面が見えている算数の延長上にありそうなゲームなのに難しいものなんだなと言う印象。
中盤の微妙なところはまだコンピュータも弱いらしい。

機械翻訳が人間の翻訳に追いつく日っていつだろう。
一時期はもう目の前だと言われていたけど、将棋でこれだけ時間がかかるなら、翻訳はまだ先という気がする。
2040年くらいかな。
ここ10年の翻訳サイトのレベルアップのスピードを考慮した上での勘でしかないけど。
一時期は自分の翻訳力がすぐにGoogleに抜かされるんじゃないかと思ってビビっていたけど、まだまだ負ける気がしない。

ましてやコンピュータが通訳するのはもっと先でしょうね。
ということで、私としては英語はまだしばらく強みとして使えると読みました。
2040年だとしたら、私は60歳。
キャリアの後半まで使えるということ。
まだまだ勉強する価値ありそうです。


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私が使ってきた英語教材

<Dialogue 1800>
TOEIC 600~800くらいの間の単語はほぼこれでカバーしました。
TOEIC 800レベルを目指すなら、ある程度分厚い単語帳を頭に叩き込むしかないと思ってます。




<どんどん話すための瞬間英作文トレーニング>
受験用じゃなくて、会話用の英文法はこれ。
これのおかげで、3単現のSとか、時制とか結構間違えなくなりました。



【マッドマックスV13】 パーティーイズオーバー 【立川シネマシティ極爆最終回】




チケット即日完売、マッドマックス極上爆音(極爆)上映の最終回に行ってきました。
マッドマックス自体は13回目。立川では6回目です。

まず極爆環境を作った企画担当(立川シネマシティの遠藤さんという方)の挨拶(スピーチ)。マッドマックスにからめたスピーチで、とても良かった。
「立川の映画館を世界一かっこいい映画館にすると言う目標がマッドマックスのおかげで達成できた」という名言を残し、最後は銀のスプレーを口に吹きかけ去っていった。
そして観客は何度も彼に(V8に)祈りを捧まくり。

そして、予告編と映画泥棒なしという粋な計らいでそのまま本編突入。
後は、(当然?)映画が普通に上映されて終わります。

上映後、私は一番後ろの席だったので、即日完売のチケットを買って見に来たのはどんなマッドな奴らだろう思って、他の客を眺めていました。
口に枷をつけている人、ライダーズジャケットを着た人、ヒューマンガスのマスクをつけた人などが、ちらほら見あたったけど、思ったよりも普通の人が多かったです。
もっとマッドな空間になるのかと想像(期待)していたけど、金曜と言うこともあってか、仕事終わりに駆けつけた感じの人が多かったです。私もですけど。
みんな普通っぽくしているけど、心の中に狂気を隠し持っているんだね。
私と同じような(?)普通の人がマッドマックスのファンだとわかったちょっと嬉しい。

立川での爆音上映が終了したので、さすがにもう映画館で見るのは最後だろう。あとはブルーレイを買います。
ただ、シネマシティの遠藤さんは、「死んで蘇る」などといっていたので、またやるかもしれないですが。

この日、シネマシティ併設のシネマカフェではマッドマックスのサントラが流れ、マッドマックスの映画のチケット持っている人は、終日ハッピーアワー(ビール、ワインなどが300円)だったみたいです。
混みまくっていたし一人だったし終電ギリギリだったので、私はこれはパスしました。

それでも祭りに最後までいた気分。
平日に(ちょっと)無理して来たかいがあった。


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2015年9月6日日曜日

クリエイティビティが落ちるのは年齢のせいより環境のせい?

先日のエントリで、スーパープレゼンテーション(TED)の話をしましたが、そのTEDで、ノルウェーの「スローTV」なるものの話が出てきた。
薪が燃えるのを延々と放映したり、船にカメラをつけてその航海を5日間生放送で続けて放送したりする、ユルい番組。これがノルウェーで人気らしい。

番組中、このスタッフの集合写真が登場したのだけど、これを見て少し驚いたのは、結構年寄り(大体50歳前後?)が多いということ。
こういう新しいコンセプトを生み出すのは若い人間が多いと思いこんでいたから。
まあ、年寄りは革新的なことはできないというのは偏見でしたね。

しかし、日本だったら、年寄り中心のチームで革新的な番組を作れるだろうか?
日本だったら、50歳前後だと新しいことを止める側に回る人が多く出てくる。

これは仮説だけど、日本は年をとればとるほど革新的なことが思い浮かばなくなる「環境」であるのかな?
そういうことを、このノルウェーのTVスタッフの写真を見て思いました。



2015年9月5日土曜日

起動が早いことの価値(ポメラとか)



起動が早いことには価値がある。

HDDレコーダーは、起動してすぐに録画番組のライブラリを見ることができる。作品別にディスクに分けて保存してあるのに比べると、格段にアクセスしやすい。

ポメラは、起動3秒以内で入力が可能。アイデアってのは、頭に浮かんでは消えていくから、メモへのアクセスの早さってのは重要。

スマホやタブレットがPCを越えてこれだけ普及したのも、一つは起動の早さ。このような起動の早い端末が世の中に出回っているからこそのSNS・ショートメッセージサービスでもある。

そして、人間もそのように評価される傾向がある。
時間をかけて100パーセントのクオリティを出す人より、80パーセントのクオリティをクイックに出す人の方が評価される。
(茂木健一郎氏とか、勝間和代氏とか、よくそんなことを言っていたよね)
ハイクオリティを求める仕事ってのもあるから、この傾向が世界の隅々に浸透するとは思いませんが。

ただ、今自分がクイックさとクオリティのどっちで勝負しているのか、どっちで勝負するのかは、見極めて自分で決めないといけないと思う。
早さで勝負しているうちに質が追いついてくると言う説もあるので、そこに賭けるならそれもありだと思います。

【英語/映画】 映画は映画館で見ろ(英語学習のためにも)

映画館で映画を見るのは、DVDで見るよりもコストパフォーマンスが高いという話を以前しましたが、それは英語学習の観点からもそう。

理由は、
・ 集中してるから記憶に残る
・ よく聞こえるから記憶に残る
です。

家で(DVDで)映画を見るデメリットの一つは、気が散るのと、声がよく聞こえないということ。
映画は(ドラマやニュースなどのテレビ番組と比べると)音に強弱をつけているから、ふつうの音量だと聞こえにくいシーンがあるし、大きめにすると、うるさすぎる(近所迷惑でもある)シーンが出てきたりします。
これに対して、映画館だと、ずっと大きい音で見ていても違和感ないし、近所迷惑を心配することもない。

映画館で英語学習、となると、字幕版を見たら結局日本語しか入ってこないのではないか?という疑問があると思います(私もそう思っていました)。
これについては、レベル次第・人次第と言うところもありますが、字幕版を見るとまずは日本語字幕に当然目がいくけど、映画館で同じ映画を何度も見ると、だんだん字幕ではなく英語のほう(音のほう)で理解するようになってきます。
私の場合は、だんだん字幕は目に入らなくなってきました。
これは家でDVDを見てもあまり起きなかった現象。やはりここでも、全部のセリフが耳に入ってくる(それだけの集中力と音量がある)と言うのが重要なんじゃないかと思います。
英語字幕で映画を見るというのも気に入っていたけど、映画館みたいにセリフがはっきり聞こえる環境だったら、英語字幕なしでも結構わかるってことがわかりました。

最近、映画館で映画を見るのと家のテレビで映画を見るのは、面白さ、理解度、英語の勉強に使える度など、様々な観点で別のことだなと思い始めたところです。
もっと映画館に行こう。

Open the door!


・・・
私が使ってきた英語教材

<Dialogue 1800>
TOEIC 600~800くらいの間の単語はほぼこれでカバーしました。
TOEIC 800レベルを目指すなら、ある程度分厚い単語帳を頭に叩き込むしかないと思ってます。


<どんどん話すための瞬間英作文トレーニング>
受験用じゃなくて、会話用の英文法はこれ。
これのおかげで、3単現のSとか、時制とか結構間違えなくなりました。

【英語/映画】 映画で英語~どんな映画を見たらいいか

地上波のテレビでの英語学習の話をしましたが、今度は、映画で英語を勉強するする話。
まず、どんな映画がいいのか。
一番のポイントは、繰り返し見たいような、「自分が好きな映画」を見るってことです。

ただし、映画だとどうしても喋ってない時間は出てきます。
そこはもう割りきるしかありません。
でも、時間当たりのセリフが少ない(時間当たりのインプット文章量が少ない)=学習効率が悪い
というわけではない思います。
映画は時間当たりのインプット文章量は少ないけど、役者のセリフ(抑揚のついたセリフ)や、ストーリー(コンテキスト)の中で覚えたものは記憶に定着しやすいので、必ずしも学習効率が悪いわけではないと思います。
(私は英語学習教材で読み上げられるニュースは最近全然頭に入ってきませんが、映画なら頭に入ってきます)
マッドマックスを12回見て見て、シャーリーズ・セロンの声はかなり脳内再生できるようになったし、抑揚もなんとなくまねできるようになった気がします。

なお、アクション映画はセリフが少ないと思われがちですが、実はそうでもないです。背景説明とかのためにいっぱい喋ります。
(もっともこれまで何度も書いてきたマッドマックスはほとんどセリフがありませんが)
逆にストーリー重視の映画は、見つめ合って無言・・・みたいなシーンが結構あって喋らなかったりもします。
だから、時間当たりのセリフの量について言えばジャンルはあまり関係ないかな。

ただ、難易度の観点からは自分にあったものを選ぶ必要あります。やっぱりある程度自分が理解できる映画じゃないと意味ありません。
私の経験からは、(あくまで目安ですが)TOEIC700点前後くらいだと、映画によっては結構理解できます。でもほとんどついていけない映画もあります。
案外子供向け映画は、文法通りしゃべらなかったり、子供しかしゃべらないような言葉とかが出てきたりして、実は作品によっては難しいです。
昔英語学習教材としても大ブームとなったハリーポッターなんかも魔法用語が多くて私は結構苦労しました。一時期、ハリーポッターの1巻の帯に「TOEICの目安470点」と書いて売っていた(マーケティングの一環なんでしょう)けど、とんでもない嘘だと思います。

ということで、映画で英語を勉強したい人は、自分が心底好きでかつ理解できる程度の映画で、英語の勉強をしましょう!

トムの映画もだいぶ見てきたので、
トムの声はわりと脳内再生できます。
Open the door!
・・・
私が使ってきた英語教材

<Dialogue 1800>
TOEIC 600~800くらいの間の単語はほぼこれでカバーしました。
TOEIC 800レベルを目指すなら、ある程度分厚い単語帳を頭に叩き

込むしかないと思ってます。


<どんどん話すための瞬間英作文トレーニング>
受験用じゃなくて、会話用の英文法はこれ。
これのおかげで、3単現のSとか、時制とか結構間違えなくなりま

した。

【英語】 英語は繰り返し見るに耐えうる教材で

宇宙白熱教室

スーパープレゼンテーション

久しぶりにアメリカ人が上司になるので、英語の勉強再会。
もうこの10年間、いろんな勉強方法を試してきました。
その時その時で力を入れる勉強方法は違うけど、最近気に入っているのは、
「○○白熱教室」や、
「スーパープレゼンテーション(TED)」
をみること。
白熱教室は、(当然)副音声で英語のほうを聞きます。
語学は繰り返さないと頭に入らないので、何度も繰り返して見るに耐えうる内容の教材を使うってのが重要。その点、上記2つは内容が濃いので無理なく何度も見られます。
その点、時事で英語を勉強するってのは、実は結構きつい。
ドルが暴落したとか、どこかの国がミサイルを打ったとか、時事なんて繰り返し繰り返し読んだり聞いたりしたいものではないからね。
(これだけ時事をネタにした教材がでているのは、学習者の都合(需要)というよりも、ネタに困らないという供給側の都合だと思う)

繰り返し見るに耐えうるという意味では、好きな映画を見るのもいいです(実際昔からそれもよくやってます)が、その話はまた別に書きます。

最後に、つまらない回の場合はどうするか。
ここまで誉めてきてなんですが、当然自分が興味ないテーマの時もあります。
そういうときは思い切り飛ばす。これが重要。
これだけマテリアルがあふれている世の中、つまらないマテリアルに長く時間を使う意味はありません。

地上波で普通にやってるから、金を払った教材と違って、(サンク)コストを気にせず捨てられるのいいですね。
繰り返しに耐えうるもっといい教材見つけたらまたお知らせします


・・・
私が使ってきた英語教材



<Dialogue 1800>
TOEIC 600~800くらいの間の単語はほぼこれでカバーしました。
TOEIC 800レベルを目指すなら、ある程度分厚い単語帳を頭に叩き

込むしかないと思ってます。


<どんどん話すための瞬間英作文トレーニング>
受験用じゃなくて、会話用の英文法はこれ。
これのおかげで、3単現のSとか、時制とか結構間違えなくなりま

した。

HDDレコーダー体験 ~ インターネットとTVの行動喚起力



わたくし、10年間テレビを持っておらず、10年ぶりに今年TV+HDDレコーダーを買いました。これは、テレビとVHSしかなかった頃に比べると(いつと比べてるんだという話ですが)テレビの体験を相当変えますね。

(1) 録画機能の良さ
(2) インターネットとの違い
について書きます。

(1) 録画機能の良さ
まず、つまらないTVをダラダラ見ることが減りました。
予約が簡単だから、「気になるテレビを録画しておいて、それだけ見る」というのが簡単にできます。
(なお、私はほとんどの番組を1.5倍速で見ていますが、願わくば2倍速もつけてほしかった)

あと、録画番組がライブラリになっているのもかなり価値が高いです。何本ものテープやディスクに分けて保存してあるよりも格段にアクセスしやすい。起動も早いし。
(余談ですが、何かにつけて起動の早さって価値があると思っていますが、それは別に書きます)
私は1000GBのディスクを使っていますが、もっと大きいものに投資してもよかったかもしれないと思っています。
このライブラリのおかげで、英語学習もしやすいし、海外のニュースとか、海外の旅の情報とかをまとめて見たりもしやすいです。

10年間テレビを持たなかったことで、テレビ無しでも全然構わないことがわかったけど、テレビがとHDDレコーダーの組み合わせで得られるものも多いとわかりました。


(2) インターネットとの違い

あと、インターネットとの違いも書いておきます。
世界の絶景なんか、冒険ドキュメンタリーなんかは、インターネットの荒い画像でみるのと、42にインチのフルハイビジョンで見るのとは全然違います。(4Kならもっと違うのかも?)
面白さだけじゃなくて、得られる情報が違う。
細部まで見られるからね。
番組にもよるけど、細部から得られる情報ってたくさんあります。
特に、何度も繰り返し見る場合、どんどん細部に目がいくようになります。

あとは、これが一番重要かもしれないんだけど、行動喚起力が全然違います。
やっぱり大画面で見て、細部の情報まで得られて感動するからこそ、「実際に自分で行ってみたい」という気になります。
10年間テレビを持たなかったのは極端だったかとちょっと反省。

HDDレコーダーの話は以上。

最後に蛇足ですが、しばらく持っていなかったけど今後購入を検討するのは車かな。
近々引っ越す可能性もある(駐車上代が高い都内に行く可能性もある)ので、すぐには買わないけど、時期が来たら検討してみます。
当然、車を持つと生活も変わるはず。
得られる体験も変わるはず。

旅のマネタイズ



最近好きなテレビ番組の一つは「クレイジージャーニー」。
松本人志、設楽(バナナマン)、小池栄子が聞き手となり、毎週クレイジーな旅をしている人が登場してVTRを見つつ話をします。

旅をしながら生計を立てるというのはある意味憧れですが、クレイジージャーニーを見て思うのは、旅をマネタイズ(収益化・現金化)するのはそう容易ではないと言うこと。

探検回のレジェンドといわれる関野吉晴レベルでも最初は医者だった。
世界の8000メートルを越える山14座を制した登山家、竹内洋岳も全身スポンサーのものと思われるロゴだらけ。
アラスカのオーロラ写真で有名な松本紀生も、かつては、肉体労働で金をためてアラスカに行く生活をしていたらしい。
「奇界遺産」という写真集で有名になった佐藤健寿は、結構短い旅を繰り返してせっせと金にしている印象。

旅なんて面白いしみんな金払ってでも行っちゃうからね。
旅人ってのは、究極のレッドオーシャン職業かもしれない。

旅をしながらできる職業の代表格で写真家があるけど、これだけネットが発達した今、写真を世界中に流通させるのは簡単だから、写真家というのは、よほど工夫がなければ、アクセスでは現地人に勝てないので実は旅をしたいというインセンティブでやるのは難しそう。
文筆家の類の方が、日本人であるというベースが生きるかもしれない。

きっと、旅と何かをうまく組み合わせたところに答えがあるんだろうな。例えば、ちきりんみたいに、旅自体の面白さよりも分析力で勝負するとかね。

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関野吉晴のグレートジャーニー
リンクに表示されるテキスト


佐藤健寿の奇界遺産



ちきりんの旅行記

2015年8月30日日曜日

【スイスDay2-1】 3コース立て続けハイキング1 メンリッヒェン展望台⇒クライネ・シャイデック展望台(グリンデルワルト)

2日目。
雨時々曇り。
ホテルの窓から、なんとなく高い山(後でわかったが、アイガーの北壁だった)が中腹までは見えるが頂上の方は見えない。

昨日よりはちょっと霧が晴れており
多少山が見える

これもホテル付近から
この時点で標高1000メートル越えているので
手が届きそうな所に雲がかかってる

本来ならあまり山に行くような天気ではないが、グリンデルワルトに丸1日いられるのはこの日だけ。
天気が悪かろうが、視界が悪かろうが、もう行くしかない。
朝食をとったら早速出発。
これが、少ない休みでの強行日程はダメなところだな。
もっと贅沢に時間をとって旅できる働き方を目指さないとな。

朝食の一部
基本はパンとソーセージとチーズ。
追加で目玉焼きとベーコンを頼んでみた。
これだけで約1000円(笑)

このあと雨はやんだけど、ずっと傘(普通の雨傘)を持ちながら歩くという変なハイキングになってしまった。出発時からレインコート着用で、ホテルにおいてあった傘をさして出発。
スイスでハイキングしたいなら、折り畳みの雨傘持って行った方がいいかも。

日本の登山とスイスのハイキングの違いを書いておきます。
日本の登山の基本的発想は、「下から登って上まで行って戻ってくる」だと思いますが、スイス(もしかしたらヨーロッパの?)のハイキングは違います。
眺めのいい歩きやすいところにハイキングコースがあって、ロープウェーなり、リフトなり、登山電車なりで高いところまで行って、また乗り物で戻ってくる。もしくは別の駅なり発着地まで歩いて、また別のコースに向かう、と言う感じ。
高低差が少ないハイキングコースがいっぱいあります。

私もこの日は、まずハイキングの出発地となる約2、000メートルくらいの地点に行くべく、ゴンドラリフトの駅に。
雨のせいか、ほとんど人がいない。

乗っている間も、雨と霧の中を進んでいくような感じだったけど、変わりゆく景色を眺めているだけでかなり楽しかったです。

朝食をとって数十分後出てきたら
雨が強くなってる
天気が変わりやすいのう
ゴンドラリフトから
時おり強い雨
ゴンドラリフトから


まずは、初心者向けとして地球の歩き方でお勧めされていたコース。
アイガー、メンヒ、ユングフラウを見ながら歩ける素敵なルート・・・
のはずなんだけど、ほとんど霧の中を歩いており、50メートル先も微妙にしか見えない感じ。
今回の旅行はこういう時間が長かった。
超人気ルートのはずなんだけど、すれ違った人はごくわずか。
みんなそんなに(雨の日には行動しないと割り切れるほど)日程に余裕あるのか?

しかし、霧で視界が悪い中でも時々ぼんやり見える絶景だけでもかなり感動しました。天気が良かったらどうなっちゃうんだろう。

約2時間程度歩いたところで、コースその1終了。
ほとんど平らなコースなので、大した疲労なし。


※ 後は写真を紹介
霧のさなかを歩く

幻想的、と言えなくもないかな


ほとんど平坦な道
良く整備されている
霧が薄くなると
遠くに山肌と氷河が見える





高山植物とかもあるよ




また霧のさなかに逆戻り
基本的に平坦ですが、このような沢を幾つかこえました









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今回持って行った道具は以下です!


ガイドブックはこれ。
グリンデルワルトもツェルマットも、豊富にハイキングコースが紹介されていました。
ただ、地球の歩き方もハイキングコースの紹介は豊富だった模様。




今回使った雨具、モンベルのレインダンサー。
同じくストームクルーザーの方が評価されているようですが、値段などを考慮して、ワンランク下げました。





今回使ったカメラ(これの1つ前の型)
超広角(景色が広くとれる)で、防水。雨勝ちのトレッキングでかなり活躍しました。