まず、どんな映画がいいのか。
一番のポイントは、繰り返し見たいような、「自分が好きな映画」を見るってことです。
ただし、映画だとどうしても喋ってない時間は出てきます。
そこはもう割りきるしかありません。
でも、時間当たりのセリフが少ない(時間当たりのインプット文章量が少ない)=学習効率が悪い
というわけではない思います。
映画は時間当たりのインプット文章量は少ないけど、役者のセリフ(抑揚のついたセリフ)や、ストーリー(コンテキスト)の中で覚えたものは記憶に定着しやすいので、必ずしも学習効率が悪いわけではないと思います。
(私は英語学習教材で読み上げられるニュースは最近全然頭に入ってきませんが、映画なら頭に入ってきます)
マッドマックスを12回見て見て、シャーリーズ・セロンの声はかなり脳内再生できるようになったし、抑揚もなんとなくまねできるようになった気がします。
なお、アクション映画はセリフが少ないと思われがちですが、実はそうでもないです。背景説明とかのためにいっぱい喋ります。
(もっともこれまで何度も書いてきたマッドマックスはほとんどセリフがありませんが)
逆にストーリー重視の映画は、見つめ合って無言・・・みたいなシーンが結構あって喋らなかったりもします。
だから、時間当たりのセリフの量について言えばジャンルはあまり関係ないかな。
ただ、難易度の観点からは自分にあったものを選ぶ必要あります。やっぱりある程度自分が理解できる映画じゃないと意味ありません。
私の経験からは、(あくまで目安ですが)TOEIC700点前後くらいだと、映画によっては結構理解できます。でもほとんどついていけない映画もあります。
案外子供向け映画は、文法通りしゃべらなかったり、子供しかしゃべらないような言葉とかが出てきたりして、実は作品によっては難しいです。
昔英語学習教材としても大ブームとなったハリーポッターなんかも魔法用語が多くて私は結構苦労しました。一時期、ハリーポッターの1巻の帯に「TOEICの目安470点」と書いて売っていた(マーケティングの一環なんでしょう)けど、とんでもない嘘だと思います。
ということで、映画で英語を勉強したい人は、自分が心底好きでかつ理解できる程度の映画で、英語の勉強をしましょう!
トムの映画もだいぶ見てきたので、 トムの声はわりと脳内再生できます。 Open the door! |
私が使ってきた英語教材
<Dialogue 1800>
TOEIC 600~800くらいの間の単語はほぼこれでカバーしました。
TOEIC 800レベルを目指すなら、ある程度分厚い単語帳を頭に叩き
込むしかないと思ってます。
<どんどん話すための瞬間英作文トレーニング>
受験用じゃなくて、会話用の英文法はこれ。
これのおかげで、3単現のSとか、時制とか結構間違えなくなりま
した。
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