英語学習用にきれいに整えられたり録音された教材ではなく、ネイティブがネイティブに向けて発信している英語の音源なり文章ことを指します。つまり普通の映画とかドラマとか本とかのことです。
学習者向けに作り込まれた英語ではなくて、野生のその辺にころがっている英語って意味。
私は、日本で、学習用に作られた教材を中心に使って英語を勉強してきました。その結果、TOEICなんかで高得点をとることは出来るし、読み書きはあらゆるシーンで対応できるようになったけど、直接話すのが難しいです。特に、電話がきつい。
理由の一つは、電話で使う定型文がまだまだ足りないと言うことだと思うけど、もう一つ、単純に「聞こえない」という問題があります。
喋ることをプロとしているアナウンサーみたいな人がきれいに吹き込んだ学習者用リスニング教材と違って、実際の人間は、多少文法を間違えたり言い淀んでも押し切ってきます。アナウンサーみたいに滑舌も良くない。その人の口癖だったり、適切とは思えない比喩表現を使ってきたり、業界特有の言い回しだって使ってくる。
(日本語だって、上のような理由で、何言っているんだかわからない人いっぱいいますよね)
ということで、リアルなリスニング(特に電話)は聞きとるのが難しいです。
電話でなければ、アイコンタクトなどでカバーする余地があるのですが、全部言葉でやり取りするのはいきなりハードルが上がります。
はっきり言って、これをネイティブレベルでわかるようになるには、英語が母国語の国に住むしかないとは思いますが、私の場合は「教材ならわかる/野生の英語は分からない」の差がちょっと極端です。
試しに、しばらくワイルドマテリアル中心で勉強してみようかな。
辞書とかをいちいち引かなくて良い「学習者用教材」は効率は良いようですが、効率至上主義でこれまで得られなかったワイルドなリスニングが出来るようになることを目指します。
・・・
私が使ってきた英語教材
<Dialogue 1800>
TOEIC 600~800くらいの間の単語はほぼこれでカバーしました。
TOEIC 800レベルを目指すなら、ある程度分厚い単語帳を頭に叩き込むしかないと思ってます。
<どんどん話すための瞬間英作文トレーニング>
受験用じゃなくて、会話用の英文法はこれ。
これのおかげで、3単現のSとか、時制とか結構間違えなくなりました。
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