最近好きなテレビ番組の一つは「クレイジージャーニー」。
松本人志、設楽(バナナマン)、小池栄子が聞き手となり、毎週クレイジーな旅をしている人が登場してVTRを見つつ話をします。
旅をしながら生計を立てるというのはある意味憧れですが、クレイジージャーニーを見て思うのは、旅をマネタイズ(収益化・現金化)するのはそう容易ではないと言うこと。
探検回のレジェンドといわれる関野吉晴レベルでも最初は医者だった。
世界の8000メートルを越える山14座を制した登山家、竹内洋岳も全身スポンサーのものと思われるロゴだらけ。
アラスカのオーロラ写真で有名な松本紀生も、かつては、肉体労働で金をためてアラスカに行く生活をしていたらしい。
「奇界遺産」という写真集で有名になった佐藤健寿は、結構短い旅を繰り返してせっせと金にしている印象。
旅なんて面白いしみんな金払ってでも行っちゃうからね。
旅人ってのは、究極のレッドオーシャン職業かもしれない。
旅をしながらできる職業の代表格で写真家があるけど、これだけネットが発達した今、写真を世界中に流通させるのは簡単だから、写真家というのは、よほど工夫がなければ、アクセスでは現地人に勝てないので実は旅をしたいというインセンティブでやるのは難しそう。
文筆家の類の方が、日本人であるというベースが生きるかもしれない。
きっと、旅と何かをうまく組み合わせたところに答えがあるんだろうな。例えば、ちきりんみたいに、旅自体の面白さよりも分析力で勝負するとかね。
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関野吉晴のグレートジャーニー
リンクに表示されるテキスト
佐藤健寿の奇界遺産
ちきりんの旅行記
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