2015年7月24日金曜日

【NY Day0-3】 道中、旅行記を読む



羽田~フライト中は、沢木耕太郎の「深夜特急」読みました。
去年に続き2回目。

「深夜特急」では、沢木耕太郎が旅をしながら、衛生的でない現地の飲み物を飲めるようになったり、素手で水を使って尻を洗えるようになったり、新しいことが出来るようになるたびに「また一つ自由になった」と感じるシーンが出てくる。

これを読んで、私も
「この旅を通して今までにない行動パターンが一つでもできたら良いなー」
と思いました。

あとは、具体的な行動までは行かなくても、
「自分にとっての新しい当たり前が一つでもできればいい、逆に、今まで持っていた当たり前が一つでもなくなればいい」
ということも。

旅行でものすごい衝撃的な体験はしないとしても、そうやって一つ一つ自由になっていく。
自分にとって、旅行ってのはそのためにあるのかな。

将棋の羽生善治(いつも羽生の話ですんません)も、わざと常識外の一着を指して変幻自在な棋風を確立したんだよね。
もちろん誰よりも手を読めるということがベースなんだけど。

ちなみに、旅の道中、旅行記を読むのはなかなかいい。沢木耕太郎じゃなくても別にいいですよ。
素で行くよりも視点や行動パターンがふえて、より経験や発見が増えると思います。



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