2015年11月29日日曜日

世界の新常識(池上彰)


これまで池上彰が旅してまわった各都市の歴史、文化、街並みを見た感想などが書いてあります。
1都市6ページ程度で、全部で44都市登場します。
最初に登場する6都市続けて私が行ったことあるところでした。私もそれなりにいろいろ行ってるんだな。うんうん。

内容は軽め。
6ページ程度だからね。
元々女性誌のコラムとして連載していたらしい。
近年の世界の様子が幅広く分かるって意味じゃ良いかもしれないけど、私が池上彰に期待している深さとは違いました(ここまで短くすると、池上彰の良さが発揮されていないような)。
本書は、主にこれまで行った都市の部分を速読して、知識をアップデートする程度に使います。
池上彰は好きですが、自分が求めていないモノに時間を使うのはもったいない。
池上彰の真骨頂はやはり時事解説かな。

文章は塗り直すように書く

同じ文章を時と時間を変え見直しながら書くと、文章が段々良くなる。
表面が整うということだけじゃなくて、何度も見返すことで、「So What」や「Why」も足していけるので、内容も深くなる。
日を変えながら(生産的休息を入れながら、と言っても良い)それをやることで、さらにアイデアを足していける。

そういう意味では、平日、全くポメラを持ち歩かないのはちょっとリズムが悪い。
休日に、
(1)ざっと書く
(2)アイデアを足す
(3)推敲 
を全部やるのは結構エネルギーがいるし、特に「(2)アイデアを足す」が不完全になりがち。
あと、(1)~(3)はそれぞれモードを変える方がやりやすいと言う意味でも、一気にやるより数日にかけて出来る方が良い。
ポメラで文章はほぼ書ききって、家でやるのは、写真の追加くらいにしておく方がリズムとしてはよい。
それに、家のパソコンの前で文章をひねり出すのって作業としても楽しくない。
楽しくない気分で文章書いても、楽しい文章になりそうにないですよね。

なんでこんなことを言い出したかというと、今週はポメラを持ち歩かなかったせいで、ブログが自分的には不完全燃焼になったし、家で強引に完成させようと作業しようとしたら思ったよりも時間がかかってしまい、午後まで出かけられなかったから。
来週はまた毎日ポメラを持ち歩こうかな。

【日記】ベストシーズンを外すのが私にはベスト - 秋の丹沢大倉尾根

先日、秋の大倉尾根(丹沢)に行ってきたので雑感です。
とりとめないのでそのつもりでどうぞ。
写真は下です。

■ ベストシーズンを外すのがベスト
行ったのは3連休の初日
恐れていたほどじゃないけど、やっぱり結構混んでいました。出発が遅かったので、行きは多くの人と逆走していたけど、帰り道は行列の中を歩くような感じです。
人が全然いないのは寂しいけど、もうちょっと空いているときにいきたいね。
人と同じことをしてもうだつが上がらないと言う意味からも、ベストシーズンに人混みに突入していくのは基本的には避けたいです。むしろ、ベストシーズンを外すのが私にとってはベスト。
よっぽど目的意識があればいいですが。

■ ツワモノ
コンクリートのブロックを背負っている強者がいました。ボッカじゃないよね。ものすごい暗い顔していたけど、なんかの修行中の身なんでしょうか。
あとサンダルで歩いている強者もいました。上まで行けたのかな?

■ 私は紅葉には興味がない
私は紅葉みたいなピンポイントの何かにはあまり心引かれないようです。再確認。
プロが撮った紅葉の写真はすごいと思うけど、よっぽど計算されて紅葉などが配置された場所じゃなければ、紅葉が当たり一面に広がるなんてことはないんじゃないでしょうか。
知らないだけかもしれないけど。
私が山で見たいのは、もっと全体的な山並みとかです。
山全体が真っ赤とか真っ黄色なら見てみたい。

■ 靴で歩き方の癖が出来てしまう
木曽駒と白馬に固い靴でいったせいだと思うのですが、足首を使わない歩き方が染み着いていた。
この日は柔らかめの靴で行ったのだけど、慣れる(昔の感覚を取り戻す)のに少し時間がかかった。
いろんな靴に慣れないといけないんだね。

■ 大倉にはでかい橋がある
こういうでかい橋、いろんな高原リゾートで見たことあります。でかい橋を架けるのが高原リゾートの常套手段なんでしょうか。

■ 時間切れ
ちなみに、塔の岳までは行っていません。時間切れのため。


大倉バス停近くの橋
いろんな高原リゾートで大きいつり橋を見ますが
つり橋を架けるのは高原リゾートを作るときのの定石なんでしょうか。

つり橋のワイヤ

ところどころ紅葉あり

黄色くなった葉
これも紅葉ですよね


帰りの大倉バス停こんな感じ
臨時のバスも来ましたが、私は30分以上待ちました

ワーク・ルールズ!(挫折)


期待していたほどおもしろくなかったので、途中で挫折。
同じくグーグルの仕事のあり方について書いた「How google works」がかなりおもしろかっただけに期待値をあげすぎてしまっていた。
創業者や本当のトップが書いた本と、よそから来た役員が書いた本じゃ雲泥の差がある。
思えば、本当のトップや創業者による本はどれも迫力が違う。
南場智子の「不格好経営」
堀江貴文の「ゼロ」
柳井正の「現実を視よ」
ピーター・ティールの「ゼロトゥワン」
坂根正弘の「ダントツ経営」
などなど。
成功するかわからない段階からアイデアをひねり出して、課題をクリアして、組織を成長させた人の話はひと味違う。
こういう本を読むと影響を受けすぎてしまうと言う問題はありますが。

これに比べると、側近が書いた本とか、他人が分析した本は、本人が書いたものに比べるとだいぶ劣る。
他人が分析したものは、結局は成功した理由なんかが後付けで書かれているからでしょう。

当たりが多いのは創業者本です。

【早めに今年を振り返る】 仕事

もうプレスリリースされたようなので書いても良いと思いますが、職場移転により明石に行く可能性が高まりました。
2月にポジションが変わったり、6月に希望退職が出たり(私は応募しませんでした)、10月に異動・転勤があったりで、今年も結構めまぐるしかったけど、さらに変化がある予定。
これまで比較的守られた環境で働いてきたので、大状況(社会の状況)変わっても、小状況(私の会社)はさほど変化がなかったのですが、とうとう我が身にも時代の波が押し寄せてきました(働き方を何度も問われる)。

まあ、年をとりすぎる前にこの波を経験できたことは良かったかなと言う感じです(ちきりんも、働き方を大幅に変えられるのは「37歳が限界」とか言っているし)
あまり目先の収入、パッケージ(希望退職時の割増金)にとらわれすぎず、自分が得たい経験(それはキャリアのための下積みの時期もあるだろうし、バンバン成果を出して収入的にも回収していく時期もあるだろうし、すこしダウンシフトするというのもあるでしょう)を、意識的に選ばないとただ条件が少しずつ悪くなっていきそう。
そして、それは来年も続きそう。
ただ流れに乗るだけで時間が過ぎないようには気をつけます。

視点の高さと角度



ようやく経理の話がおもしろくなってきたとはいえ、経理(処理)や会計基準の勉強ばかりしていると、視点が低くなる。
たとえばビジネスと会計を結びつけるなりして、高い視点を確保しておく必要あり。
(そういう意味じゃ、こないだの「「儲かる会社」の財務諸表」は良かったな。財務諸表分析は、ビジネスと会計を結びつけかたの一つとして良さそう)

視点といえば、ここ10年、社会学(大学院で専攻していた)の視点でモノを見るのを忘れていたのはもったいなかったかも。
社会学は、視点の高さと言うよりも角度が違う。
社会学の視点は、他の人があまり持っていなくて、しかも私としてはそれなりのレベル(大学院レベル)まで勉強したことなので、うまくハマればコアコンピタンスになるかも。
ただ、社会学の見方は結構ひねくれているので、ビジネスへの生かし方は見いだしにくいんだよな。

まあ、ビジネスに直結する可能性を探りながら、(当然時間の使い方はトレードオフだから)ある程度制限時間を設けて社会学の本を読みなおすのはいいかも。
開発フェーズが終わったシステムを、限られた保守費で保守していくようなものだ。

ただ、ある程度読んでみて、
「もう今の私にそぐわない」
もしくは
「もう時代にそぐわない」
と思ったらやめます。

2015年11月23日月曜日

高原

高原。
山の話ではないです。

経理をずっと勉強しつつも、なかなかピンと来ないまま時間がたってしまったが、最近とうとう高原(学習における低迷期のこと)を抜けてきた感触あり。

多分、単純に勉強時間で高原を突破したというよりは、本当アカウンタント(経理処理をする人)になったことで、これまで勉強してきた知識と業務が結びついて、高原を抜け出てきたのだと思う。
(ポジションが変わって)視点が変わると今まで見えていなかったことが急に見えるようになったりする。
特に私は(?)、ある程度複数の視点を持たないと「わかった気がしない」ほうなのかも。

あと、具体的なアウトプットのイメージとともに勉強するってのはやっぱり大事。
簿記の専門学校は、手を動かしてとにかく仕訳を書いたので、一応それ自体は頭に残ったが、結局業務では仕訳を切っていなかったので、実務との結びつきが無かった。

せっかくブレイクスルーが来た感覚があるので、次の高原が来るまで一気にレベルアップさせたいと思います。

三種の神器じゃまだ足りない - 時代の流れには乗り直せ

よく昔から言われている(大前研一が言っている?)3種の神器ってのがある。
ビジネスマンとして生きていく上で有利になる、英語、IT、経理という3分野の知識のこと。

この三種の神器を手に入れるのは結構大変。
私も全部手に入れようと思って勉強したけど、結局経理は実際やってみるまで身にはならなかった。
もしかすると、コンビニとか、ファミレスとか、もっとビジネスに近い現場でバイトとかをしていればもうちょっと呑みこみが早かったのでは?と思うことはあります。
逆に、ITと英語も勉強したからと言うよりは、業務でちゃんと使ったから早く身についたんだろう。
ちなみに私が何年もかかかって三種の神器を手に入れている間に、大前研一はもう三種の神器なんてことは言わなくなっている。
現代は、三種の神器だけで戦える時代ではなくて、リーダーシップ、統計解析、マーケティングも大事だ、などと言い始めてる。
こいつ、どんだけ人に求めるんだよ。
(でも、70歳になって自分の考えを進化させていけるのは大前研一のすごいところ)

実際、時代は変わったというのは本当でしょう。
三種の神器だけにフォーカスしていてはもうダメ。
ある時点での目標を、何年も見直さずに、それに向かって走っちゃダメということ。
時代はどんどん変わる。
長期目標を立てる危うさの一つは、この辺にあるんだよな。
見直すことも前提で目標立てるならいいけど、何年も前に立てた目標に縛られるのは逆に危ない。
1ヶ月単位でやることを変えるのは、結局何も身にならないでしょう。
低レベルな技・おぼろげな知識がたくさん身に付くだけ。
でも何年かに一度、時代の流れには乗り直さないといけない。

ちなみに、これだけの技能をハイレベルで身につけられる人はごく限られた人です。
大前研一がイメージしているのは、40歳くらいで既にグローバルビジネスの事業部長を複数ポジション経験するようなトップ数パーセントのビジネスマンである模様。
中流を生きるつもりの人は、これらを全部とりに行こうとせず、始めからユルく生きるつもりで戦略を立てるのもアリだと思います。

寝る前には発想を変える本を読め



寝る直前に頭に入れたことは、寝てる間に記憶が整理され、定着しやすい。だから寝る直前には暗記モノをすると良い。
というのが、学習法の本なんかでは常識とされています。
だからマジメに「寝る前は暗記モノをやる」という選択肢も、まああります。たしかに、受験勉強している間は、寝る直前に暗記でもしておけばいいでしょう。
でも、寝る直前のインプットが寝ている間に脳内で整理されるなら、寝る前には人生を変える可能性のあるインプットをする方が良いんじゃないでしょうか。
睡眠中の記憶の整理(つまり、既存の記憶と結びついたりして化学反応が起こるってことだよね)を、受験勉強だけに使うのはもったいない。
寝る前には、
・ 楽しいこと
・ 行ってみたい国・絶景の映像
・ 発想を変えられそうな本
・ 困っていることを解決するヒントがありそうな本
などをインプットして、頭を自由に、解放した状態にしてから寝る方が、寝てる間に何か起こりそうじゃないですか?
まあ、こんなことをやっている実験結果とかは見たことないことないし、どう効いてくるかはしばらくたってみないとわかりませんが、寝る前に単語とかを覚えるよりは長い目で見たら良いような気がします。

【読書】 「儲かる会社」の財務諸表 48の実例で身につく経営力・会計力 - 山根 節






セブン-イレブンのプライベート開発カップラーメンは、麺、スープ、かやくをそれぞれが得意な会社から調達して、組み合わせてひとつのカップラーメンにしている。だからうまい。
っていう、定性的な話あり。
それでセブン-イレブンとローソンの財務諸表はどう違うか、っていう定量的な話もあり。
どっちもカバーされているのが良い。
ビジネスと財務諸表の結びつきがわかる。
このほかに、グーグル、ユニクロ、トヨタ、ソニーなど、有名企業の財務諸表分析が次々に出てきます。
経理・財務本は、リアルな財務諸表を扱っているとイメージがわいてわかりやすいですね。
簿記3級の本でよく出てくる例は、ゾウとかトラとかがみかんとかリンゴを100円で仕入れて200円で売り上げるとかいう架空の商売で、全然イメージがわかない。

それにしても、この話を聞いた後セブン-イレブンのカップラーメンを食べたらものすごくおいしく感じた。
私ってやっぱり、味覚よりも理屈でモノを食べてるんだろうな。

2015年11月15日日曜日

結局機能性で使ってしまう





ここ数年間ヘビーユースした靴と鞄を処分しました。
どっちも表面がボロボロになってきていたので。
靴は9年間、鞄は5年間くらい使いました。
まあ、よく使ったよね。

デザイン上はもっと気に入るモノを持っているけど、それよりも、履きやすい靴、機能性の高い鞄ばかり使ってしまいます。
見た目よりも機能性を重視する、そういう性格なんでしょう。
あとは、有閑階級じゃなくて、日常やることがたくさんあるから、どうしても日々そういう選択をしてしまうのでしょう。
見た目オンリーの靴・カバン(など)は、有閑階級になったら、もしくは、晴れの日に使うことにして、日常用にはまた頻繁に使いたくなる靴と鞄を探します。


※ この記事を書いた後、カバンは買いました。その話はたぶんまた今度。

ふざけとアウトプット - コードネームアンクル



ガイ・リッチーの映画はトリッキー過ぎて昔はついていけなかったけど、これは面白かった。
私の幅が広がったのか、ガイ・リッチーがまるくなったのか。

とはいえ、結構遊び(ふざけ?)の要素も入っている。
シーンによっては違和感もある。
長いとイライラしてくる。
それでも、最後までついて行けたのは、ガイ・リッチーの遊び方がうまくなってきたからじゃないでしょうか。
それは若い頃からいろんな方向性(遊び方)を試してきたからこそ、トゲトゲしすぎる部分がそぎ落とされて、完成してきたのではないかと思います。

遊び・ふざけを入れて、ハマればいいんだろうけど、そこはハズすことももある。
いわば、勝負・ギャンブルです。
そういう勝負・ギャンブルを何度もしてきたからこそ、良い具合に完成してきた、とも言えそうです。

将来のアウトプットの完成度を高めるためにも、勝負できるときは踏ん張って勝負しておきたいですね。

後は余談を3点ほど

(1) 英語のリスニングをしてやろう、と意気込んで映画館に入ったのですが、ドイツ語、ロシア語、イタリア語が飛び交っていて、必死に字幕で話を追った結果、途中から英語を含めてあらゆる会話を耳から聞かなくなっていた。

(2) 見たことない俳優が多かったので家に帰ってググったら、主な出演者がみんな私より若いことにビビる。

(3) ヒュー・グラントがスパイ映画にでていることに違和感。

やるべきことは迷わずやれ - マイ・インターン



マイ・インターン、面白かった。
これで、今年のアクション以外の映画(カテゴライズが雑ですが)の1位がマイ・インターン、となりました。
アクションを含む総合1位はマッドマックス。
どっちも、無敵の男が困っている女の人を助ける映画です。
これが私の隠れた願望なんでしょうか。

今日からトム・ハーディ、だめならロバート・デニーロ目指そうかな。
どっちも遠いけど。

この映画、ジョン・ウィックもそうだったけど、正装がひとつのポイントです。
マッドマックスのせいで「散切り頭にボロボロのジャケットもかっこいいのでは?」という間違った美的センスを一瞬持ってしまったけど、ジョン・ウィックとマイ・インターンのおかげで、「正装の方がかっこいい」という真っ当な美的センスを取り戻しました。

わたくし、都内のオフィスに転勤になったこともあり、服を買うことにします。
キアヌ・リーブスかロバート・デニーロっぽい感じのやつを。

えーと、映画の感想は・・・
働く女性なら、特に仕事が好きな女性は楽しめると思います。
ロバート・デニーロのセリフ「やるべきことは迷わずやる」ってのが良かったです。

余談
この映画、さらにジョン・ウィックとの共通点があります。
ニューヨーク、ブルックリンが舞台、ってこと。
ニューヨークから帰ってきてからの数ヶ月で、ニューヨークが舞台の映画いくつ見ただろう。ピクセルもそうだった。
ニューヨーク、パリ、ロンドン、ローマくらいのクラスになると、行った後、何度も映画やテレビでその場所を目にする。
そうなると親近感が増すし、記憶にも残る。
この点からも、世界の有名な場所に行くのって良いよね。

2015年11月7日土曜日

自分なりのルールを作れることと、それに縛られること

私はすぐに自分のルールを決めてしまう。
(そういう人は私だけじゃないが)

肯定的にとらえると、自分なりのルールを作って運用するのが得意、とも言える。
この特技のおかげで、私は勉強の類は大体何でも自分で習得できる。
(勉強時間をきめるなり、勉強計画を作って、それに従って行動できるから)

しかし、これはきっと自分のラインやリミットを決める事にもつながっているのではないか。

自分のリミットを早い段階で決めてしまうのが癖だとすると、成長が頭打ちになる。

たとえば山。
これまで一日でもっとも歩いたのは、コースタイムで言うと6時間40分(丹沢表尾根縦走コース)。
白馬にしても駒ヶ根にしても、無意識的にこのくらいの時間で歩けるルートを探している。

この癖の打ち破り方はわからないが、この癖がある前提で成長する方法はわかる。
それは意図的に自己ベストを更新していくと言うこと。
自分のラインを決めてしまうなら、せめてそのラインを高くすればいい。
ラインを高めるを目的として行動をするってのも不器用だとは思うが、癖の無くしかたがわからない以上、この方針で行くか。

【早めに今年を振り返る】 モノ

今年買って良かったもの、ベスト3は、

(1) ポメラ
(2) HDDレコーダー
(3) デジカメ

1位と2位は既に何度かこのブログでも触れているので詳細は省略。
(3)のデジカメについては確か触れていないないのでちょっと書きます。
最近は旅行の際、2年前に買ったミラーレスを持ち歩いていたのですが、マニュアルフォーカスだし、写真を撮るのに時間がかかってしまう割にはなかなかうまく撮れないということもあり、新しいコンデジを買いました。
以前使っていたコンデジは両親にあげてしまったので。
コンデジと言っても、最近売り出し中の、ちょっと高めなコンデジです。
電源を入れてお任せモードで適当にシャッターを押すといい感じの写真が撮れます。
面倒くさがりの私にぴったり。
あと、写真を旅行の主役にしたくない私にぴったりです。
変な話ですが、ミラーレスをやめてコンデジにしてからの方が写真を撮るのが楽しくなりました。

1~3位いずれにも言えるのは、新しい道具を持ったり、道具を替えたりすると、行動や生産性が変わるってこと。

今年のテーマの一つは「テクノロジーに投資する」だったので、年初はもっといろんな道具を試してみたいと思っていたのですが、投資しようにも、何に投資するかという情報の調査さえほとんどせずに終わりました。

ドローンも買おうとぼんやり思いつつ 結局買わなかったし。
テクノロジーへの投資は、来年の課題として残します。
どんなテクノロジーがあるかインプットするところから始めないとダメだな。

適当にシャッターを押すと
良い感じの写真が取れてる
ような気がする

【早めに今年を振り返る】 映画

今年は結構映画館で映画を見ました。
ベスト5はこちら

1.マッドマックス
2.ジョンウィック
3.キングスマン
4.マイ・インターン
5.インサイド・ヘッド

一応5個並べたけど、ダントツ1位はマッドマックスです。
映画館で13回見ました。
同じ映画を13回も映画館で見たのは初めて。
私生活が荒れ気味なので、荒野で戦いまくるマックスに共感しまくったのかも知れない。

でも他にも面白い映画多かったな。特にアクションが。

あと、映画たくさん見て思ったのは、洋画を見るのは結構英語力の維持に効いているということ。
その効果は測りにくいけど。
ただ、今年は年間通して「映画を見る」以外の英語の勉強をしていなかったのにもかかわらず、10月に受けたTOEICのリスニングはほとんど落ちてませんでした。
(リーディングは落ちてた)

ただ、結構映画に時間を使ったな、という印象です。
この時間の使い方はどうなんだろう。
去年見た「Life!」とか、今年の「マッドマックス」は明らかに投資効果があった(使った金・時間以上に得るものがあった)けど、ここまでのヒットにはそう出会えるものではない。
ただ、「大ヒットはなかなか無い」というのは、読書でも旅行でも一緒だとも思う。

来年、映画の優先度をどうするかは検討中。
英語の勉強をどうするかも含めて。

今年、圧倒的に最強の映画
マッドマックス
尚、メル・ギブソン版は見てません

【早めに今年を振り返る】 旅行

今年行った場所の一つ
ニューヨーク(タイムズスクエア)


次は旅行編。
今年は意識的に旅行にたくさん行ったと思ったのですが、振り返ると、行ったのは

・ 台湾
・ 福岡
・ ニューヨーク
・ 仙台
・ 駒ヶ根
・ 白馬

です。
そんなには行ってなかった。
でも、どこも行ってよかったな。

9月辺り少々体調を崩していて、9月の4連休が有効に使えなかったのがちょっと痛かった。
ここでどこかに行っていればもう1つ増えていたんだけど。
(勤労感謝の日と、年末もなんとかどこかに行くか)

体調を崩したことについては、
「健康は大切」
「今なら何でも出来るが、健康を失えばそれが出来なくなる」
ってことを、再認識できたので、良い機会だったととらえました。

都市観光ばっかりじゃなくて、アウトドアも取り入れて新しいパターンが出来たのは良かったかな。

旅行ってのは、本以外のインプットとしてなかなか良いと思っているので、来年も旅行はします。

【早めに今年を振り返る】 文章を書く

例年の観点(本、人、運動)に加えて、今年はちょっと違う観点でも振り返ってみます。
今年は意識的に優先度を変えて、別のことに力を入れてみました。
主にその「今年力を入れたこと」についてです。


1つ目は「文章を書く」ことについて。

これは大幅改善。
4年連続で落ち続けていたブログのエントリ数も回復して、11月時点ですでに自己ベスト更新。

文章量は相当増えました。
「文章を書くほうが思考がまとまって良い」と思い直し、時間を使うことにしたので。

でもこれだけ大幅改善できた理由は、優先度を買えたからじゃなくて、「ポメラを持ち歩いたこと」につきます。
アイデアは思いついては消えていくから、インプット端末を持ち歩いている時間が長いというのは、そのままインプット量の増加につながるよう。

1つ1つのエントリにかける時間はちょっと減らしました。
今までは自分的に90点の完成度になるまで公開していませんでしたが、今は「80点でも公開していいか」という感じ。
少しハードルを下げました。
完成度にこだわりすぎて何も公開出来なくなるより、うんといいです。
「1エントリ、1つでも何かオリジナルなことを言えたらいい」と思って書いています。

来年も引き続き「文章を書く」ことの優先度は高めで行く予定。

今年買ったIT機器MVP
ポメラ

【早めに今年を振り返る】 「本を読む」「人と会う」「運動をする」

気が早いようですが、今年を振り返ります。
12月になって今年を振り返ろうとすると、忘年会とか帰省とかで大体グダグダになるので。
(みなさまも、今年の振り返りは11月1日からしましょう

振り返りはPDCサイクルのC(チェック)。
来年のP(プラン)はまた別に考えます。
書きながら思いついた範囲では書きますが。

まずは、ここ数年やっている
「本を読む」
「人と会う」
「運動をする」
の3つの観点から振り返ります。


「本を読む」 → ×

今年は、ここ数年では一番本を読んでいません。
ただ、年初に「読書以外のインプットを増やす」と決めて、その通りにした結果なので仕方ない。
その分、テレビ・DVDなどの映像資料、旅行などは増やしました。
ずっと同じことをしてマンネリになっていくよりは良かったと思います。

ただ、長い目で見たら本を読まないってのはどうなんでしょう。
多分ダメでしょう。
わたくし、頭の良さで勝負出来る訳じゃないですが、あまりバカにはなりたくないです。
しかし本を読むだけで知識をため込んでも仕方ないので、知識を得るための読書は必要に応じて/行動を変えるための読書は積極的に、という感じでやろうかな。
まあ、読書に限らず、一番身になると思うインプットをしていきます。
短期的な視点・長期的な視点両方でね。

年齢的に、教育という金銭的・時間的投資のリターンが今後見込みにくくなってくる・・・
と一瞬思いかけたけど、この年齢でそんなこと言っていたら話にならないので、教育に投資するのは今後も積極的に続けます。
年をとってもトレーニングは重要。

なお、7月くらいから勤務地変更により電車通勤する日が増えて、読書量も増えてきました。
やっぱり、通勤が短い時は読書少なめ。
通勤が長くなるとを読むようになる。
これは昔から変わらない。
なので、本を読みまくりたいときは通勤が長くてもいいのかもね。
もちろん他のことは出来なくなりますが。


「人と会う」 → △
今年前半(4月くらい?)までは、まあまあ人と会っていました。ただ後半はあまり会ってない。
仕事関係で動きが激しかったのと、家が都内から遠いので、もうあまり無理に人と会わなくてもいいか、という気持ちが出てきたので。
イベントにも積極的には行かなくなってしまったし。
ちょっとまずい。
けど、異動直後なので、しばらくは仕方無しという判断です。
一応「判断した結果」だというのは読書を減らしたのと同じですね。
仕事が落ち着いたら、住む場所も含めてまた考えます。

「運動をする」 → △
これも前半まではまあまあだったけど、後半はダメかな。
9月頃体調崩したのもまずかった。
週3くらい近所を軽くジョギングしているレベル。
これは是非立て直します。

以上、3観点での振り返りです。
何度も書いていますが、勝間和代お勧めの3観点。
ここ数年この3観点で1年を振り返っています。
ある意味定点観測をしているような形。

そして、この3つ全部が良かったことはありません。
全部をとろうと思うとどうしても時間が足りないんだろうな。

2015年11月3日火曜日

【白馬D3】 長野オリンピックスキージャンプ台

※ 写真は下にまとめています

帰りの電車は14時38分。
白馬駅から新宿まで直通で行っている電車は1日1本だけらしい。

本当は午前だけで歩けそうなトレッキングコースを歩いてみるつもりだったのだが、雨が降ってしまったので予定変更。
雨でも多少楽しめそうな、長野オリンピックのスキージャンプ台を見学することにしました。
ジャンプ台があることは来てから知ったのですが、雨が降ってやることがなくなったら見学に来ようと実はマークしていました。

リフトに乗って、オリンピック記念館に入っていく。
リフト代 = オリンピック記念館入場料
のような感じ。

ジャンプ台をスタート地点の真後ろから見学できます。スタート地点に行くまでの階段が網状の金属で出来ており、真下がはっきり見えて怖い。

それにしても人が私しかいない。
オリンピック会場を見学するなんて、それほどマニアックな行為ではないと思っていたんだけど・・・

時間的にもちょうど良く、いい観光でした。

帰りの電車待ちの白馬駅。
待合室で、10秒に1回くらい、「ピンポン」という電子音がずっと鳴っている。
何の音なんだよ?と思ってキオスクの人に聞いたら、目の不自由な人が入り口がわかるように1日中鳴っているということ。
へえ。
必要性はわかったが、だったら他の駅は鳴らさなくていいのか?

栂池自然園でちょっと言葉を交わしたおにーちゃんも同じ電車を待っていました。
東京に行く電車が1日一本だから、こういうこともあるんだね。

電車の中で、チョコボールを食べつつ、旅行記を書きつつ、帰ってきました。
旅行記自体の話は別途書いたのでここでは省略。

足が痛かったりして若干不完全燃焼だったところはあるけど、北アルプスを今年中に一目見てみたいという、急遽思い立った目標が達成できて良かったです。

スキーのジャンプ台って
こんななんだ

ラージヒルのスタート地点
怖いっす

滑走路は拡大するとこんな

ジャンプ台までの階段
金属の網なんだけど
下が丸見えで怖い

リフトはこんな感じ
中央の塔がオリンピック記念館になっています
ただ記念館要素は少なくて
どちらかというと競技のための施設なのかな

観覧席から
しかし、人が俺しかいない

ジャンプ台と観覧席
全体像

電車の待ちの間に食べた蕎麦
暖かい蕎麦はあまり好きじゃないけど
これはおいしかった。
さすが長野。

【白馬D2】 栂池自然園とか

※ 写真は下にまとめています

今日は快晴。
白馬ハイランドホテルのレストランから、白馬の山々がばっちり見えます。
こりゃすごい。

今日は栂池自然園が主な目的地。
9時10分の始発のバスに乗る。
前回の教訓から、始発が5時だろうが6時だろうが始発に乗るつもりでいたのですが、案外ゆとりのある朝になってしまった。
しかし、なんでこんなに始発が遅いんだろう。
山の天気が一番安定しているのは朝。
山の一番良い時間を逃すと思うんだけど。
実際、朝起きたときは雲一つ無い快晴だったのに、自然園に着く頃には雲が少し出始め、歩いている間に空が薄い雲で覆われてきた。
どうも、全てがスキーのリズムで動いている気がする。

バス、ロープウェイ、リフトを使って栂池自然園の入り口まで行く。
実は今日ロープウェイとリフトは最終日。
一部のリフトは、明日から工事により、冬仕様に(つまり雪に埋もれないように)柱をあげて、勤労感謝の日には雪の状態さえ良ければ初滑り出来るように備えるらしい。
今は麓はぜんぜん雪が積もっていないけど、場合によってはこの3週間で一気にスキーできるレベルまで積もるとのこと。
へー。
昨日、タクシーの運ちゃんが教えてくれました。

さて、歩行開始。
今日は朝から左足(大腿筋と膝をつなぐ腱のあたり)が痛い。
一種の筋肉痛なのかな?
これまでの経験上、歩いた距離は大したことなくても、寒い中歩くとこうなる。
逆に長距離歩いても、暖かければ(外気温10度以上くらい?)であれば、こうはならない。

行く前は、栂池自然園だけじゃ物足りないだろうから、あわよくば白馬大池にも行ってみようかと思っていたけど、とてもそんなこと出来る状態ではなく、むしろ栂池自然園1周するくらいが今の私にはぴったりでした。

自然園の中は、木道を歩く湿原地帯、登山道どちらもあって、コースの一番奥に、白馬三山を臨む展望スポットがある。
どこも結構良かったです。

ただ、八方尾根か栂池かといわれたら、私は八方尾根を推します。
時間的な制約などで片方しか選べない場合は八方尾根がいいんじゃないでしょうか。
八方尾根の方が展望がすばらしい。
湿原とか、高山植物とか、そういう緩め(?)なものが好きな方は栂池もいいかも。
がつっとしたインパクトがほしい人、迫力ある山容を見たい人は栂池よりも八方尾根へどうぞ。
八方尾根の方が道は険しいですが、まあ、ふつうの体力(あとまともな防寒具)があれば八方池まではいけると思います。

栂池山荘(村営らしい)でカレーを食べて、ゴンドラとロープウェイで帰宅。
白馬に戻るバスが目の前で走り去ってしまい、60分待ちとなったので、近くを散歩してみました。
やっぱり、ここもスキー場を中心とした町なんですね。
壊れかかった、バブル感たっぷりの建物が気になりました。

ホテルに戻って、バイキング開始まで少々時間があったので、ひとっ風呂浴びてから、少々読書。
読んだのは「死のクレバス」。
フカフカの雪が数メートル規模で積もったナイフリッジ(切り立った稜線)を歩いて何度も滑落しかかりながら降りてくるシーン、読んでるだけで力が入りました。
アンデス山脈は絶対に行きたくありません。

夕食は今日もバイキング。
はたして消費した分と摂取した分、どっちが多いんだろう。

そして夕食後もまた風呂に入り、寝るまでの時間はサイダーを飲みつつ、また読書。
温泉付きホテルはこれがあるからいいよな(ビジネスホテルでも基本的には文句は言いませんが)。

ということで、足が痛いこともあり、緩い1日となってしまった。

・・
以下、写真です。

ホテルのレストランから見える景色
こんな感じです

白馬駅前からも山が良く見えるね

またゴンドラに乗って
標高約2000メートルまで

栂池自然園
歩き始め

まずは湿原地帯
このような木道がしばらく続く

なるほど、確かに紅葉が終わって
もうすぐ冬という感じですね。

数百メートルの山道を経て
次の湿原(木道)エリアへ
途中の橋が壊れており
川を渡る

さらに湿原を歩く。
園内結構広い。
1周3時間半と言われています。

小高い所に行くと
湿原全体が見渡せる

これも小高いところから

自然園の端まで行くと
白馬三山が見られる展望が開けた場所がある。
ここまで1時間強

南アルプスも見える。

日当たりが悪い場所はこんなです。
滑って何度も転びました。

自然園入口まで戻ってきた。
朝は雲ひとつなかったのに、
もう雲に覆われた感じに。

村営の栂池山荘。

栂池山荘でカレー

帰りのバスが60分待ちだったので
散歩して待つ。
ディスコ!?

これもバス待ちの散歩中の風景。

【白馬D1-4】 観光客慣れした街?

今日は地元の人に結構話しかけられたな。
事務的な事じゃなくて、「山登りに来たんですか~?」みたいな感じで(というか、話題は全部それだったか)。
ラーメン屋の店員、タクシーの運転手、観光案内の人、ホテルのフロント、温泉の受付の人、などなど。
みんな観光客を相手にするのに、慣れているんだろうな。
あとは、トレッキングとスキーの端境期で観光客が少なくてみんなヒマだったのかも。
もしくは、完全に想像だけど、地元の商工会議所的な集まりで、観光客にはフレンドリーに話しかけようと言う方針でも出しているんでしょうか?

細かいことだけど、これで村全体に親しみがわきました。
白馬ハイランドホテルにまた泊まりたいという話をしましたが、白馬村全体、また来たいと思わせる良い雰囲気でした。

ラーメン屋のおばちゃんも
色々教えてくれました。

でっかい観光バスがいつもガラガラ

【白馬D1-3】 ハロウィンなんて関係ねー 白馬ハイランドホテル


ホテルの部屋
ベッドは二つあるけど一人です

翌朝
白馬ハイランドホテルから
ちなみに、露天風呂からも
ほぼ同じ景色が見られます

これも翌朝、白馬ハイランドホテルから


八方尾根トレッキングが終わって、18時30分頃、駅から歩いて白馬ハイランドホテルに向かおうとしたところ、道がわからない。
地図はあるけど、暗すぎて道が数十メートル先が見えない。
暗さをなめてた。
大きいホテルなので、「あの建物がそうだろう」というあたりはついたのだけど、そのホテルに向かって歩いていっても、途中で道がそれたりして、全然どの道をたどればいいのかわからない。
街の常識が全然通用しないわ。
結局数百メートル歩いたが、近づいているのか遠ざかっているのかよくわからないので、駅に引き返してタクシーでホテルに向かった。
迷子になった話をタクシーの運転手に話したら、「道は合ってた惜しかったね」などと笑われた。

白馬ハイランドホテル。
いいホテルだ。
トレッキング目的なら、ホテルは何だって構わない・・・と思っていたけど、やっぱり良いホテルは良い。
バイキングで栄養とれるし、温泉もあるしで回復が早い。

1500円の夕食バイキングは、想像以上。
泊まるなら、朝・夜バイキングつけるのがおすすめ。
まあ、近くに店とかは無いから必然的につけることになるでしょうけど。

露天風呂からも、白馬三山がばっちり見えます。
あと星も。

寝る前、FBを見るとハロウィンに乗っかっている人がものすごく多いのに驚いた。
そういえば、白馬ではハロウィン要素一切見なかったな。
白馬ハイランドホテルのスタッフたちはノリが良さそうだけど、ホテルの中でもハロウィン感は一切感じられず、夜のイベントでは高山植物や星の鑑賞会が催されていた。
でもそれは当然で、白馬に来て楽しむべきは、ハロウィンとかそういうもんじゃない、ってことなんでしょう。
ブレずに白馬の良さで勝負する白馬ハイランドホテル、良かったです。
また泊まりたいと思うホテルでした。