2015年11月23日月曜日

【読書】 「儲かる会社」の財務諸表 48の実例で身につく経営力・会計力 - 山根 節






セブン-イレブンのプライベート開発カップラーメンは、麺、スープ、かやくをそれぞれが得意な会社から調達して、組み合わせてひとつのカップラーメンにしている。だからうまい。
っていう、定性的な話あり。
それでセブン-イレブンとローソンの財務諸表はどう違うか、っていう定量的な話もあり。
どっちもカバーされているのが良い。
ビジネスと財務諸表の結びつきがわかる。
このほかに、グーグル、ユニクロ、トヨタ、ソニーなど、有名企業の財務諸表分析が次々に出てきます。
経理・財務本は、リアルな財務諸表を扱っているとイメージがわいてわかりやすいですね。
簿記3級の本でよく出てくる例は、ゾウとかトラとかがみかんとかリンゴを100円で仕入れて200円で売り上げるとかいう架空の商売で、全然イメージがわかない。

それにしても、この話を聞いた後セブン-イレブンのカップラーメンを食べたらものすごくおいしく感じた。
私ってやっぱり、味覚よりも理屈でモノを食べてるんだろうな。

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