2015年11月23日月曜日

三種の神器じゃまだ足りない - 時代の流れには乗り直せ

よく昔から言われている(大前研一が言っている?)3種の神器ってのがある。
ビジネスマンとして生きていく上で有利になる、英語、IT、経理という3分野の知識のこと。

この三種の神器を手に入れるのは結構大変。
私も全部手に入れようと思って勉強したけど、結局経理は実際やってみるまで身にはならなかった。
もしかすると、コンビニとか、ファミレスとか、もっとビジネスに近い現場でバイトとかをしていればもうちょっと呑みこみが早かったのでは?と思うことはあります。
逆に、ITと英語も勉強したからと言うよりは、業務でちゃんと使ったから早く身についたんだろう。
ちなみに私が何年もかかかって三種の神器を手に入れている間に、大前研一はもう三種の神器なんてことは言わなくなっている。
現代は、三種の神器だけで戦える時代ではなくて、リーダーシップ、統計解析、マーケティングも大事だ、などと言い始めてる。
こいつ、どんだけ人に求めるんだよ。
(でも、70歳になって自分の考えを進化させていけるのは大前研一のすごいところ)

実際、時代は変わったというのは本当でしょう。
三種の神器だけにフォーカスしていてはもうダメ。
ある時点での目標を、何年も見直さずに、それに向かって走っちゃダメということ。
時代はどんどん変わる。
長期目標を立てる危うさの一つは、この辺にあるんだよな。
見直すことも前提で目標立てるならいいけど、何年も前に立てた目標に縛られるのは逆に危ない。
1ヶ月単位でやることを変えるのは、結局何も身にならないでしょう。
低レベルな技・おぼろげな知識がたくさん身に付くだけ。
でも何年かに一度、時代の流れには乗り直さないといけない。

ちなみに、これだけの技能をハイレベルで身につけられる人はごく限られた人です。
大前研一がイメージしているのは、40歳くらいで既にグローバルビジネスの事業部長を複数ポジション経験するようなトップ数パーセントのビジネスマンである模様。
中流を生きるつもりの人は、これらを全部とりに行こうとせず、始めからユルく生きるつもりで戦略を立てるのもアリだと思います。

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