2025年2月26日水曜日

【別府まとめ02】 6kgバックパック旅行


(2025/2/26追記:長くなってきたので別府まとめ記事を分けました)


2.6kgのバックパックでどのくらい動けるか

前エントリの続きですが、今回のもう一つのテーマ、「6kgのバックパックでどのくらい動けるか」について。

昨年の旅もバックパック旅行ではあったが、一番軽い時でも荷物の総重量(メイン+サブザック)で15.2kgあったので、体力的にも、かさばって邪魔という意味でも、これを全部担いで観光することは全く考えなかった。宿から宿へは一直線に動いた。


今回は、6kgのバックパックなので、これを担いだまま多少動いてみた。

結論としては、動けるには動けたが、帰った翌日肩と頭が痛くて大変だった。 その日はブログを書こうと思って空けていたのだが、ろくな文章は書けなかった。頭痛くても作業は出来るけど、ものを考えるのは難しい。


担いで動き回る時間を増やすには、もう少し軽くしないと厳しいな。

となると、次の打ち手はほぼ分かっている。それはPCを持たないこと(※1)。

PC関係で1.17kgある(PC 975g、ケーブル 110g、マウス 72g)から、これを外すだけで4.8kgになる(※2)。

正直、今回は出発前から「今回はPCいらないかも」とは思っていた。

でも、事前調査が不十分だったので、不安から持ってきてしまった。

結果としてはPCを持ち運ぶデメリットのほうが大きかった。調査などPCを使った時間はほとんど無く、重いものを持ち歩いたことで肩こり&頭痛の原因になるだけだった。


まとめ)

・ 6kgのバックパックであれば結構動けるが、肩の痛み・頭痛のリスクもバカにならない

・ メインの移動手段と宿の確立、主な目的地のリストアップが出来ていれば、多分PCいらない


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※1)

もう一つ、腰に負荷を分散できる登山用のザックを使う、というのも一案としてはある。

サイズ的には丁度良い30Lのザックを持っているけど、登山用でありカラフル過ぎるのと、街用としてはポケットが少なくて不便という問題があるので、街歩き中心の時はいつも別のを選んでしまう。


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※2)

そんなの全部計ってるの?と言うことを聞かれたことがあるのだが、計測は改善の基本なんで。仕事ではないので雑なところもあり、全て網羅的にはやっていないが、気になるもの(=改善ポイントと思われるところをあたりをつけて)計る(測る)。


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追記)

今年は、秋以降山歩きをしていないし、冬はジョギングもあまりしていない。冬の運動は水泳に頼っていたので、重力に抗えない体になっていた可能性はある。夏の山登りとは自分のコンディションが違っていたかも。


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二泊の街歩きの際の持ち物に関して、全体的には前回まとめた(以下)ので、こちらをご覧ください。

【浜松まとめ01】 2泊旅行の荷物


2025年2月24日月曜日

【別府まとめ01】 思いつき旅行の感触

(2025/2/26追記:長くなってきたので別府まとめ記事を分けました)

「思い立っていきなり旅」
みたいなことをやってみたいとは前から思っていたが・・・


昨年の旅でPDCAを頑張って回して、かなりレベルアップはしたものの、一方で窮屈さも感じるようになったので、ここ2回の旅は、もう少し緩く旅したらどうなるのかというトライアルだった。


今回のテーマは主に2つ。

1.思いつきで翌日のフライト予約

2.6kgのバックパックでどのくらい動けるか

本エントリでは、1について書きます。2は次のエントリで。


1.思いつきで翌日のフライト予約

思い立って翌日飛ぶのはどうだったか。

前回の浜松も、直前予約&準備少なめで旅行してみて割と良かったので、そこからさらに準備少ない方向に振ったらどうなるか試す、というのが一つのテーマだった。

結論としては、事前調査もろくにせず「思い付きで前日フライトを予約」は私としてはやり過ぎだった。

ADHD系の人なら、「明日飛びたい」と言う衝動を実現すること自体に喜びがあるのかも知れない(本当に知らない)が、私はそう言うタイプではない。そういう衝動レベルの願望を実現してもさほど満足しないかも。

(というか、私はそもそも「衝動」というほど強い何かに突き動かされているわけではない。若い頃ならまだしも最近「衝動」なんてものを感じること自体ほぼない。今回の旅も「衝動」というよりは、「思い付き」で来ました、くらいのほうが合ってる。ADHD系の人が感じる「衝動」って、私のような性格or気質の人が感じる「思い付き」とは全く違うレベル感のものなのでは、という気もする)


満足度が低い理由を挙げると3つあって、


(1)準備不足では勘が働かない

もちろん、日本の都市観光くらいであれば準備なんか何もしなくても適当にぶらつくことは出来る。

ただ、やはり感触としては準備不足で、飲食店に入れなかったり、街歩きが散漫になったりで、それが満足度の低下につながる。

やはり多少なりとも事前準備・事前インプットした状態で、なんならその土地に関する仮説とか持った状態で旅行する方が勘が働くし、全体としては満足できると感じた。

基本的にはこっちの方向に戻す方が良さそう。

言い方を変えると、旅行の満足度は、予習・復習(=こういうBlogを通じての振り返りとか)で結構上げられる。


なお思い返すと、サラリーマンの時だと、「航空券を前日に予約」までは無いとしても、直前まで残業しまくりで、当日行きがけに羽田でガイドブックを買って機内でプランを考えようと思ったけど、睡眠不足のため機内では寝てしまい、そのまま現地到着、みたいなのも多かったので、事前調査の薄さという意味では今回と同じだったつまり、このやり方だと忙しい時に無理やりねじ込む旅行と同じになってしまう、とも言える。


(2)旅程が熟成しない

もう一つ大きな問題は、旅程が熟成しないこと。 最初は行きたい場所が一つでも、調べているうちに、近くの都市などで他に行きたい場所がさらに見つかったりもする。気に入るホテルも見つかってくる。

考えてみたら、浜松は前回訪れた時(餃子食べただけだが)から4年くらいの間に、「次行くときは、オークラに泊まって、さわやかと楽器博物館には行こう」というアイデアが時間をかけて溜まっていた。予約したのは直前でも、4年間熟成されたアイデアが乗っかっていた。

今回の別府に関しては、もう少し事前に調べておけば、別府からバスで35分程度で行ける大分市街地も組み込むくらいは十分思いついた気がする。 とっかかりとなる思い付きから予約まで多少なりとも時間があれば、それが熟成期間になって、満足度の高い旅程ができる。「思い立っていきなり旅」はその熟成期間が無いことも問題。


改善アクションとしては、普段から、「このエリアに行ったらこれをしたい」をある程度まとめて管理できるようにしておくか。複数の思い付きを並行熟成させ、熟したときに取り出せるように。


(なお、日本ではあまり当てはまらないが、突然来ると「こんな(治安・交通などの面で)ややこしいところなの?」みたいなのも出てくる)


(3)直前だと基本割高

シンプルに、直前に予約すると、イマイチな交通機関の時間帯や割高なホテルも受け入れる必要が出てくる点でも良くない。


まとめ)

私の性格では、旅は

・ 事前調査・事前インプットする

・ 旅程を熟成させる

方が満足度高い。思い立って突然動いてもさほど満足度無い。


今回は「思い付きで動く」こと自体がテーマだったので良いのですが、次からはまた別の目的意識、トライアルテーマ的なものを乗せた旅をしたいですね。



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追記)

この3日間は微妙な感触だったので、旅行記を書くか少し迷った。結局書いたが。

書くからには、自分に嘘はつかないよう気を付けた。端的に言うと「良くなかったことを良かったこととして書かない」ということ。自分に嘘をつくくらいなら書かないほうがマシ。嘘のPDCAが回ってしまうので。

【別府おまけ】 川崎浮世絵ギャラリー

 

川崎浮世絵ギャラリー 展示物

川崎浮世絵ギャラリー 展示物

川崎浮世絵ギャラリー 展示物

川崎浮世絵ギャラリー 展示物

美術品だけでなく、このような説明系も少しある

版画を擦るプロセスの説明

<川崎浮世絵ギャラリー>

14時頃羽田に着いてしまった。

このまま帰るはもったいないので、「川崎浮世絵ギャラリー」に寄ってみた。

元々、羽田に早く着いた時に行ってみようと思っていた。

(羽田と川崎って近いんだよね)


バックパック1つで行けば、こういう動きも一応成り立つとは分かった。

ただ、この時に重い荷物を担いで動き回ったせいで翌日かなり肩と頭が痛くなった。帰りは、湿ったタオルと水も持ち歩いていたため行きより重くて、ザックの重量は6kgくらいだったと思うが、こういう動き方をしたければ、もっと軽くする必要ある。


ギャラリーの中は、新版画というジャンル(明治末期以降の版画らしい)中心の展示だった。魅力ある作品がたくさん。

「版画ってこんなに綺麗な色で刷るんだ」ということに驚いた。図工?美術?の時間にやった版画とは全く別物。


神奈川や東海道の昔の風景が見られるというコンセプトもとても良かった。うちの近所も結構あったし。当時の宿場町の雰囲気とか感じられた。

版画で、当時の雰囲気がこれほど感じられるとは思っていなかった。


ちなみにダイアナ妃(当時)も来日した際、版画を気に入って、買って宮殿に飾っていたらしい。


川崎をさらに散策することもできたが、ラッシュになる前に帰ろうと思い、川崎を16時20分頃出た。それでも十分混んでる。やはり都会は移動が大変。

帰りの電車はほぼ座れず、ずっと荷物を担いでいたので肩が痛い。


18時過ぎには家に到着。

余談だが、3日ぶりに重曹で口をゆすいで、電動歯ブラシで歯を磨いたらスッキリ。これを使うとやはり仕上がりが違う。

洗濯して、データのバックアップを取って、少しブログをまとめるなどして寝た。


以上、別府旅行記でした。お読みくださり誠にありがとうございます。


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追記)

こういう文脈やテーマ性があるギャラリーは面白い。 これに対して、日本の国立美術館などの常設展って、文脈とかテーマ性が無いので、あまり行かなくなっていた(例えばジョアン・ミロとかパウル・クレーのような有名なのも少しあるけど、一枚だけ見ても正直ピンと来ない。「ジョアン・ミロってこうなんだ!」みたいなのが全然思い浮かばないし、次々に1枚ずつ見ても頭が切り替わらない)。 そういう意味では企画展は、文脈・テーマ性があるから楽しめる。

現時点においては、そういうテーマ性があるものとか、気になる企画展を時々見るくらいが、私には丁度良い頻度・周り方かも。

【別府D3-1】 眺望ファン(大分空港他)

大分空港

空港3階のレストラン めっちゃいい席

とり天 市街地で食べたのより断然おいしかった
セットで1,160円

琉球 780円

コーヒー追加 360円



なな瀬というレストラン

帰りはソラシドエア
スクリーンとかは無い座席


本日は帰宅日。

朝から大分空港に移動。

別府市街地から大分空港までは、ANAやJALなどの人数が多いフライトの70〜80分前ぐらいに到着するようにバスの時間が設定されてる模様。

私は空港で朝食を取りたかったので、130分前くらいに到着。


<大分空港レストラン>

大分空港3階のなな瀬というレストランに、開店(10:00)と同時に入った。めっちゃいい席。

地元料理もいっぱいあったし、何より眺めが良い。

滞在中一番良かったレストランはこの店。


とり天のセットを注文。

メニュー表には記述されていなかったと思うが、聞いてみたところ白ご飯を鶏飯に替えてくれた。

とり天セット+鶏飯変更で、1,160円。

とり天もかなりさっくりして、肉も柔らかかった。

別府市街地で食べたやつより全然おいしかった。


この値段・内容を考えると、やはり別府市街地は総じて観光地価格だった模様。空港のレストランのほうがはるかにコスパが良い。

大分市街地にも行っていればより分かったかも。


昨日も思ったけど、今回は事前インプットほぼ無しで来ているからか、どうも勘が働いていないような。

ある程度事前インプットした状態で、なんなら多少仮説とかを持った状態で来る方が勘は働く気がする。

「まっさらな状態で来る方が感動できる」と言う話もあるが、そんなの性格にもよると思うし。それに、ある程度生きてきて様々な知識・偏見などをすでに持っているわけだから「まっさら」なんてこの期に及んでありえないし。


追加で琉球も注文した。780円。

これも、市街地で食べたのより、全然出来が良かった。

ちゃんとゴマ(少しだけ擦られている?)だのネギだの薬味が刺身に絡んでおり、一体とした料理になっていた。

これと比べると、市街地の琉球はタレが多すぎるせいか、ゴマがすられていなかったのもあるのか、食べる時に薬味が全部落ちてしまう。


とても眺めが良い席だったので、コーヒー(360円)も追加で注文して、しばらく空港と海(伊予灘という海域らしい)を眺めた。

「のんびり良い景色を眺める」というのは私のツボの1つ。


四国の西端(愛媛県、佐田岬半島らしい)もうっすら見える。

中央構造線のほぼ真上にいるということか。大分県が火山だらけ&温泉だらけなのも改めて納得。


小さめのタンカーっぽいのも行き交っている。時間帯とかにもよるかも知れないけど、東京湾や瀬戸内などと比べると船の数は少ない。


空港ではジェット機の他に、小型機も多数発着していた。レストランにいた1時間の間に気づいただけでも3機は飛んで行った。どこに向かっているのだろう。


11時過ぎると、店内7割方埋まってきた。

時間的にも丁度良いのでその辺りで退店した。



<帰りのフライト>

ソラシドエア。各席のスクリーンはなし。3列3列。

空席率は40%くらいか。機内サービスはドリンクのみ。トイレに行きたくなると面倒くさいので、何も注文しなかった。

スクリーンのない機内だから最初分からなかったが、みんなが富士山を見ている方向からして、帰りは太平洋側通った模様。


で、無事羽田到着。

【別府D2-2】 和食にたどり着けないのが現実

バスで別府市街地に戻る

別府冷麺

別府の街 大規模なスナック・料理屋街

別府の街 大規模なスナック・料理屋街

別府の街 大規模なスナック・料理屋街

別府の街 大規模なスナック・料理屋街

別府の街 大規模なスナック・料理屋街

別府の街 大規模なスナック・料理屋街

別府の街 大規模なスナック・料理屋街

別府の街

別府の街


<別府冷麺>

鉄輪温泉付近は食事処が少なく、あったとしてもかなり混んでおり、昼食を取らないまま夕方になってしまった。


バスで別府市街地に戻ってきて、別府冷麺を食べた。

酸味のあるスープ、キムチ、麺なので、味の組み立ては盛岡冷麺に似ている。

今日食べた別府冷麺に関しては、麺が硬すぎる。

一杯しか食べていないのでなんとも言えないが、これがスタンダードであれば、食感の面で、私は盛岡冷麺のほうが好きだな。

(好みを言っているだけで、別に悪口を言っているわけではありませんので)


<別府市街地>

別府駅前の大通りから横道に入っていくと、かなり大規模な料理屋&スナック街がある。

駅前の大通りは、無印やスターバックスが入っている普通のショッピングセンターがあったりで、温泉街の雰囲気は出ておらず一見普通の街だが、やはり全体的には温泉・観光経済っぽい。

これで今更わかってきたが、ぱっと見は普通の街なので、昨日は料理屋についても、普通に予約なしで入れることや、普通の値段を期待してしまっていたけど、観光地並みの混雑・客の動き・価格、あとQualityだと思うべきということだな。

昨日は夜到着だったし、横道にはあまり入っていかなかったので気づかなかった。
あとは、今回は事前インプットを(あえてだが)あまりしていないのもあって、勘が働いていない。

別府冷麺を食べてまだ90分くらいだが、夜7時ラストオーダーの店とかもザラにあるので、1830くらいから夕食を探し始めた。

昨日と同様、和食屋は激混み。

なかなか攻略が難しい。

50分以上歩き回ったけど和食は諦めた。

昨日も良さそうなところは全部満席だったし、これが準備不足で別府に来た場合の現実と言うことだろう。


結局、Googleで評価の高いレストランバーのようなところでパスタを食べた。結構おいしかった。

隣の客とバーテンダーが話していたのが聞こえてきたが、そのバーテンダーの生活が経済的に苦しそうすぎた。でも、これが地方の一面という気がする。

【別府D2-1】 地面から熱湯が吹き出るのは厄介(鉄輪温泉他)

鶏めし

しらすご飯とだご汁

温泉湯豆腐

鉄輪温泉の街

鉄輪温泉の街

鉄輪温泉の街

鉄輪温泉の街

鉄輪温泉の街

鉄輪温泉の街

温泉のボイラー?

温泉のボイラー?

温泉のボイラー?

ボイラーの一部かな?

多分温泉の上水or下水管

何なのかわからないが、目の高さにこんな鉄筋のようなものが飛び出しており
わたくし的には気持ち悪いところも



湾の向こうに大分臨海工業地帯が見える

鬼山地獄

99.1℃の源泉。結構怖い。


地熱を使って育成しているらしいワニ

ワニ

ワニ

<朝食バイキング>

全体としては、半分くらいの料理は冷凍食品orどこかセンターから持ってきた感あったけど、一部の多分厨房で調理されているであろう料理は結構おいしかった。

おいしかった料理のみ感想を書きます。


・ 鶏めし

「美味しんぼ」71巻大分編に登場して気になっていた鶏めしがあった。朝食バイキングで食べられるとはうれしい。昨日駅前の飲食店を探しても売っている店あまり無かったので。

わりと油っぽい。一度鶏とゴボウを炒めた上でご飯と一緒に炊き込んでいるらしい。

結構甘い。九州醤油だからなのか。もしくは、みりんや砂糖が入っているのか。


・ ダゴ汁

ほうとうの仲間という感じ。


・ シラスご飯

想像通りの味ではあるが、普通に美味しかった。かぼす入れ放題。


・ 温泉湯豆腐

とてもおいしかった。嬉野温泉風の豆腐が崩れるまで煮込んであるタイプではなく、形が残っており、湯も濁っていなかった。こういうのもあるのか。



<別府と韓国人>

別府駅付近からバスで鉄輪温泉へ。バス代400円。

別府市街地だけでなく、鉄輪温泉もかなり韓国人が多かった。

バスの案内は日本語と韓国語。


ビジネスではなく観光だと思う。何かシーズンなのかな?

調べたところ、ソウル⇔大分の直行便があるらしい。確かに冬のソウルは相当寒いから、温泉地にサラっと来たい気持ちはわかる。


<鉄輪温泉>

鉄輪温泉には100円で入れる小さい風呂がたくさんある。

受付に人などはいないので、温泉巡りしたい場合は100円玉必須。あとタオルも必須。濡れたタオルを持ち歩くのでビニール袋も必須。

私は現地に来て気づいたので、200円で売っていたタオルを買った。これがこの旅での唯一の自分への土産。普段用のタオルとして使います。


地元の温泉組合が管理している共同浴場に入ってみたが、やばい熱さ。でも思い返すと、草津の共同浴場もこんな感じだったな。

何度くらいあるのか見当も付かないが、私が普段入っている42℃の湯よりは格段に熱い。

この湯が熱すぎたというのもあり、鉄輪温泉で風呂に入ったのはここだけ。


過去、道後など別の温泉地でも温泉巡りを試みたことがあるが、今回のように極端に熱い湯では無いとしても、結局3つ目くらいで体力の限界を超える。風呂ってそんなに立て続けに入れないんだよね。

という過去の経験から、今回は初めから鉄輪では1〜2カ所程度しか入るつもりはなかった。

夜に自分の宿の温泉にも入るし。


<地面から熱湯が噴き出すのはやっかいなもの(鬼山地獄)>

後は街歩き中心。

思ったより湯気が出ていて街全体の雰囲気が良い。


このあたりで人気の観光に「地獄巡り」があるらしいのだが、私は当初地獄を巡ることにあまり興味が持てずスルーするつもりだった。

でも、鉄輪温泉に来てみると、地獄を巡っている人がとてもたくさんいることと、多くの地獄は特に足を伸ばさなくても行けることが分かったので、通り道にあった鬼山地獄だけ入ってみた。入場料500円。なお、7カ所の地獄全部に入れる入場券は2,400円らしい。


中に入ってみると、わりと面白く、以下2点勉強にもなった。


(1)技術がなければ、地面から熱湯が噴出してるというのはかなり厄介

実際、鬼山地獄の中に99℃の源泉のでっかい池があるのだが、結構怖い。何らかの理由で一時的にでも水勢が増したら大事故になるのでは。そう言うリスクがあるのかさえも分からないが。


(2)地熱や温泉熱を有効利用することを考えた結果ワニの育成をしている

ワニが70頭もいる。

日本にこんなにたくさんワニがいる場所があるとは知らなかった。

何匹かはかなり大きく、なかなか面白かった。