シェーンブルン宮殿 |
シェーンブルン宮殿 |
シェーンブルン宮殿 |
部屋ごとに色の統一感がある |
部屋ごとに色の統一感がある |
部屋ごとに色の統一感がある |
部屋ごとに色の統一感がある |
確かにウィーン会議の映像資料でこの部屋を見たことある気が |
中国漆を使った美術品 |
中国漆を使った美術品 |
中国漆を使った美術品 |
庭園(入場無料) |
庭園(入場無料) |
庭園(入場無料) |
庭園(入場無料) |
シェーンブルン宮殿、到着してみると、期待通り日曜(昨日)大混雑しており2時間待ちだったのが、月曜(本日)は結構すいており待ち時間なしで入れました。
私はグランドツアーという、オーディオガイドでは一番範囲の広い(40の部屋に入れる)ツアーにしました。5500円。
調べていたよりもだいぶ金額が高い。どの国もインフレが加速中だから、ガイドブックの情報からどんどん値段が変わっちゃうんですよね。
入れる場所の範囲によって値段がちがいます。日本で売っているパッケージツアーで行く場合は、多くはこのグランドツアーのようです。
(この上のランクとして、リアル人間ガイドによるもっとカバー範囲の広いツアーもある模様だった)
感想を箇条書き的に書きます。
<立地>
ハプスブルグ家の離宮だそうです。
郊外にでっかい庭付きの離宮があるというのはベルサイユ宮殿に似てる。
と思ったらシェーンブルン宮殿を建てたマリア・テレジアの娘がマリー・アントワネットなんですね。ベルサイユ宮殿が似た発想で作られているのも納得。
夏の離宮と言っても、政治機能、執務機能ももった宮殿です。
あと、こういう郊外の離宮で首相が会議するというのもよくあるやり方なんですね。
このシェーンブルン(ウィーン郊外)、他にもフランスのベルサイユや、フォンテーヌブロー(パリ郊外)。それからこの後行くポツダム(ベルリン郊外)もそうだった。
<質素?>
シェーンブルン宮殿は質素な作りだという説明がありました。
庶民としては「質素」と言われるとサザエさんの家みたいなのをイメージしてしまうのですが、そういうことではないんだね。
内装も凝っているし、余剰と思われる部屋もたくさんあります。
「同時期の他の王室と比べて質素」だと言う話なんでしょう。
たしかに、ベルサイユ宮殿なんかに比べると豪華さレベルはだいぶ落ちると思います。
それに、本当のサザエさんの家だったら外交ができないしな。
<内装>
・ 印象的だったのは、中国産の黒漆を使った漆の間であったり、日本、インド、イランの芸術を取り入れた部屋が結構あること。アジア・中東の良い部分を普通に取り入れていたんだね。
・ 洋風(?)の部屋は、部屋ごとにテーマカラーがある。赤で統一された部屋、青で統一された部屋、みたいに。
<公務は息が詰まる?>
執務室、謁見の間、寝室、食堂が全部隣接している。
つまり、狭いとは言わないがこの宮殿の中ですべてが完結してしまう。
「奔放なエリザベート(皇帝の妃)は度々ヒステリーを起こした」みたいな説明があったが、確かにこんなところで社交が仕事になったら息が詰まる人もいるだろう。
あと、「皇室に入って、なかなか環境になじめない」みたいな話って、昔からある話なんだね。
<その他>
その他、印象的だったポイントをまとめておきます。
・ エリザベートはヤスリで暗殺された。最初何言っているのかわからなかったけど、削り殺されたわけではなく、鋭利なヤスリで刺されたということらしい。
・ 個々の音楽室では、6歳のモーツァルトが演奏したこともある
・ 後に、ウィーン会談(ケネディとフルシチョフ)が行われた
全体的に、オーディオ流しっぱなしだと、自分が飲み込める前に次々に説明が進んでしまう感じでした。
説明を聞いたあと音声を止めて自分が確認したいところを改めて見ながら進みました。
<庭園>
庭園は入場料無料です。予算がない人は庭園だけでも楽しめると思います。
解放されている時間はシーズンによって異なるのでその点は要注意。
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