2025年10月29日水曜日

【ポーランドD1-1:クラクフ】 ドライ

空港から市街地へ、電車で移動

電車車内

田園風景

クラクフ中央駅
結構大きい

ホテルまで歩く

夕食 ビール

レストラン店内

ポテトパンケーキ
マッシュルームソースが美味しい

ピエロギ
玉ねぎドレッシング風味

細かく挽かれた肉

めっちゃドライで美味しいワイン

Restraunt Poloniaという店だった

ここからポーランド編。

通貨はポーランドズロチ。滞在期間中のレートは、1ズロチ=38~39円。クレジットカード決済レートは40円程度。

滞在期間中の気温は9℃から14℃くらい。


ーーー


クラクフ到着。

訪問32カ国目、ポーランド到着。

しかし、これでこの旅の最後の国か。

飽きたと言いつつも、まだまだやりたい気もする。

この辺りはいずれまとめたい。


この旅は全体的に疲れっぱなしだが、最後の国だし、一番来たかった国だし、このまま押し切りたい。

考えてみれば、仕事で一番疲れている時の疲労は(種類は違うが)これの比ではない。もっとクタクタになるまでやるべき。


<市街地からホテルに移動>

クラクフ空港から市街地へは電車で移動。

ヨーロッパの地方によくある田園風景。


クラクフ中央駅のトイレは約200円。1ユーロ強なのでヨーロッパの中でも高い。


クラクフのホテル、中央駅から歩いて行ったのだが、結構遠かった。

地図を見る限り許容範囲の距離と思って予約したが、途中にトンネルやジャンクションがあったりで、かなり回り込まないとたどり着けない。

今日はもう、タリン国際空港への移動から始まって、Google mapを見ながら歩きっぱなし。


障害物なんかは来てみないと分からないとはいえ、多少値段上げてでももう少し立地優先する方が良かったかも。でもポーランドのホテルは物価の割に結構高いのもあってこうなってしまった。

ホテル自体の感想はどこかに別途まとめる。多分。


<旧市街に移動・キャッシング>

一度ホテルで休憩して、トラムに乗って旧市街まで夕食取りに出かけた。

24時間市内交通券、約650円。


途中で、クレジットカードでポーランドズロチをキャッシング。

ユーロネットのATMで手数料は14.95%。高いようだが、最近先進国で街中のATMだとこのくらい取ってくるのが多い。大手の銀行などを探せばもう少し安い可能性はあるが、もう夜で閉まっているようなのであまり探さなかった。現金自体そんなに使わない可能性あるしな。


<夕食>

当たりをつけていたポーランド伝統料理レストランに入った。


・ ポテトパンケーキ

約1,900円。

ポーランド名物らしい。外側はカリカリで食感が良い。多分小麦粉とジャガイモで出来てるのかな。それが油を吸っていて、なかなか重い食べ物。マッシュルームソースは、ヨーロッパによくあるベシャメルソースではあるけど、熱々で美味しい。粉スープを煮詰めたやつではなくて、多分店で作っているやつ。マッシュルームもゴロゴロしている。もう1つのオプションがサワークリームで少し安かったけど、マッシュルームの方にしてよかった。


メニューを見ただけでときめいたのと、ヨーロッパにしては割安だったのもあり、もう1品注文したが、これだけでも十分だったかも。


・ ピエロギ

約1,700円

ポーランドの餃子。すごく細かくひいた肉。挽肉と言うよりすり身。ポークを選んだけど、本当に豚肉なの?という食感だった。

ソースに幾つかオプションがあり、オニオンソースというのを注文した。玉ねぎドレッシング的な味。餃子に玉ねぎドレッシングかけるのは成り立つのかもしれない。


・ ビール

600円。

Zywiecというポーランドのビール。超スッキリした味。いいね。


酒のメニューとしては、ビールの他にワインとウォッカが多い。ワインとウォッカそれぞれ1ページ以上ある。

映画「シンドラーのリスト」冒頭、シンドラーとナチスの将校がクラクフでウォッカやワインを飲むシーンがあるので、多分このあたりでは一般的ってことだろう。ここからも、西から東から、ドイツ、ハンガリー、ロシアに攻め込まれている影響が感じられる。

なお、今回回ったヘルシンキ、タリン、クラクフ(この後行くワルシャワも)、どこもウォッカが多かった。

ウォッカはタリンでも飲んで私にはキツいと思ったし、翌日の観光に響くようでは困るのでそれ以降飲まなかったが。以前も書いたが、酒を十分試しきれなかったがこの旅の数少ない心残り。


・ ハウスワイン

700円。

この店は全てが美味しく、期待できると思って、ワインも飲んでみた。ワインメニューは豊富だったけど、グラスで注文できるのはハウスワインのみ。他はボトルのみで売っていた。

このワイン、説明に「ドライ」って書いてあったけど、マジでドライ。こんなドライなワインあるんだ、という感じ。ただ、渋いけど渋すぎるって事でもない。何なんですかねこれ。日本の安いワインではこういうのはあまり遭遇したことが無い。得も言われぬ味だった。でもおいしいかも。昨年のハンガリー、スロバキア辺りもそうだったけど、ヨーロッパは(中欧はなのかもしれない)、普通の安いワインでも味の上限が高すぎる(普通の味のもあるけど)。(※1)

ワインはヘルシンキでも飲むチャンスはあったが、1杯2,000円とかだったのでやめてしまった。1杯くらい試してみればよかった。


腹いっぱい美味しいものを食べて、美味しい酒も2杯飲んで(どっちも個人的な評価としては90点くらいは取れている)約5,000円。


タリン以降、90点以上取れてると思う食事大連発。


※1)

ハンガリーでワインを飲んだ話はこちら。

【ハンガリーD3-4:ブダペスト】 フォアグラ(食事と納得感)


2025年10月26日日曜日

【Ist/Hel/Tal/Pol第一中間考察】 限界効用/限界学習効果

以前、旅の限界効用が落ちていることを何度か書いた。

(例えば以下記事)

【1年間まとめ05 旅】 旅雑感

【イスタンブールD4-3】 旅ここまでの所感(金を使うペースへの慣れ他)


簡単に言えば、旅に飽き始めている。

やればやるほど、旅のワクワク感はどうしても無くなってくる。

この意味で、旅の限界効用(楽しさ/ワクワク感)は落ちている。


一方、知見の広がりと言った意味では、まだ頭打ちになっていないような、と思い直した。

旅の限界学習効果は落ちていない。

むしろ、訪れる都市が増えるほど、頭の中のドットが増える。その結果(旅行中ではなく後からということも多いが)、新たなドットから既存のドットに線が引かれるので、ドットを結びつける線の総数は二次関数的に増える(※1)(※2)(※3)。旅の限界学習効果は逓増しているような感触まである。

まだ自分の中に伸びしろを感じる。


それからブログの内容。2年前よりフレッシュさは無くなっているものの、レベルが落ちてきてはいないと感じる。自分の中の学習が進んでいるのに呼応して、新しい発見がそれなりに出続けているような。自己評価だが。

その意味では(アウトプットとしてのブログの)限界生産性も落ちてはいない。


全体的に、多少飽きていても、まだ旅は押していっても良い可能性感じる。


限界効用/学習効果/生産性、どれでもそうなのだが、逓減するとは限らない。逓増することもある。

少し言い方を変えると、これらは同じカーブを描かない。

限界効用が落ちてきたからと言って、限界学習効果・生産性が落ちてきているとは限らない。


さらに言うと、これらは関数的なカーブを描くとも限らない。

臨界点を超えた時に、意味を持ってきたり、効果が跳ね上がることもある。

例えば、やりきった感が意味を持ってくることもある。

(都道府県訪問を46県で止めているのと、47県全部訪れるのでは自分にとっての意味が全然違う)


単純に「限界効用が落ちてきたからもう旅はいいか」としばらく思っていたが、この観点からもう一度考え直して、計画作ろうかな。

まあ、「楽しさが薄れているのに、ためになるからやる」というのもストレートでは無く混乱の元かもしれないので、もっとスッキリしたアクションがあればそれに越したことは無いが。


ーーー

※1)

例えば、紙の上(=自分の中)に既存のドットが4つで、5つめのドットを打ったとき、線は4本追加できる(余地がある)。既存のドットが20個で21個目のドットを打った場合、線は20本追加できる。n個目のドットを足したとき追加できる線の数はn-1。等差数列の公式がそのまま当てはまり、線の総数はn(n-1)/2でnの二乗に比例。

なお、現実世界では結びつかないドットもあるし、「ドット=旅行先」とも限らないし、そもそもドットだの線だのは比喩なので、あくまでイメージとして。


※2)

これを考えると、ドットを打つ活動だけでなく、線を引くための活動を積極的に計画するのも良さそう。これが現時点、「本を読む」「文章を書く」なのだが、何か他にもあるのでは。


※3)

コネクティング・ザ・ドッツの話は以下。

【エストニアD2-2:タリン】 空白地帯にドットを打ち込め

【エストニアD4-2:タリン】 タリン→クラクフ(ポーランド航空)

タリン国際空港

預入荷物はここに置くようにとの指示
なんか不安な運用

タリン国際空港のラウンジ

ラウンジ飯

ラウンジ飯

空港制限エリアにランニングマシンなどがある

ポーランド航空フライトで配られたパン

ポーランド航空 機体

クラクフへのフライト

なんとか国際線ターミナルにたどり着いたが、結局カウンターはまだ空いていなかった。 ポーランド航空のチェックインと同時に並び始めたのに、チェックインもセキュリティも時間がかかって、制限エリアに入れたのはフライト80分前、搭乗の30分前くらい。


タリンのプライオリティパスラウンジは結構良かったが、時間がなくかなり急いで食べた。


・ 北欧風肉団子

北欧要素が何か特定できなかったが、普通においしかった。


・ ニシンのサラダ

ニシンはアクセント的というか、ドレッシングの一部と言っても良いくらいわずかに入っているだけでメインではなかった。他の具材はジャガイモとニンジンとか。何なのかわからないものも多かった。


他にも色々食べたけど忘れた。


ラウンジにいられたのは15分だけ。

15分で、ビュッフェをざっと見て、皿にとって、食事して、写真も撮って、急いで搭乗のためゲートまで来た。慌ただしかった。

こういうバタついた動きは間違いの元なので、できるだけやりたくない。


しかしフライトの準備が遅れているらしく、結局搭乗ゲートの前でまたしばらく待つことに。

椅子が少なすぎて7割以上の人が立って待っている。


タリン空港、制限エリア内にランニングマシンが置いてある。運動不足解消にはいいね。汗だくでフライトには乗れないので、ほどほどにしか使えないけど。


結局ボーディングが1時間20分遅れで始まった。待っている人も特に騒ぐ様子もなく、ただ黙って待っている。

ポーランド航空は去年もキャンセルになったし、予定通り飛んだ試しがない。


<タリン→ワルシャワ>

タリンからクラクフの移動は、ワルシャワ経由。

まずはワルシャワへのフライト。ポーランド航空利用。


登場時刻が遅れたので焦っているのか、いつも通りなのか知らないが、ゾーンごとの入場などは無く、乗客側も1度避けて人を通すとか誰もやらないので、入場が開始してから機内の通路で人が溜まってしまって全然進まない。


搭乗率は95%くらい。ほんと、最近すいてる飛行機ほとんど見ない。乗客に東アジア人は皆無。

機内で、コンビニに売っているような袋入りのパンが配られた。袋がびしょびしょに濡れていた。謎。

その後はほぼ完全に寝ていた。タリンで迷子になったことで疲れていたっぽい。途中耳抜きもしていないせいか頭が痛い。

フライトが遅れゴタゴタしていたが、離陸後は一応順調に飛んでワルシャワに到着。


<ワルシャワ>

ワルシャワ空港でトランジット。次の便に間に合うかが心配だったが、ボーディング時間ギリギリにゲートにたどり着くことはできた。

乗り換えがギリギリだったのでここではプライオリティパスを使うことはできなかった。残りの回数カウントしてどこで使うか計画してきたのによ。

そしてまた定刻になったところで、搭乗は始まらない。


ポーランド航空を3便利用して、

(1)フライトキャンセル

(2)90分遅延

(3)そしてまた最後も遅延

信頼度がものすごく低い。


<ワルシャワ→クラクフ>

ワルシャワ→クラクフは普通は電車の距離なので、この便はトランジットで使う人が多そう。

私も最初は電車で行くつもりだったが、今回のチケットが、ワルシャワで降りるより、そのままトランジットしてクラクフに行く方が10ユーロ以上安かったので付けた。


このフライトは、Embraer175という機体。多分初めて乗った。機体のサイズとしては羽田⇔八丈島便と一緒くらいかな。

2列2列だけど座席幅には余裕がある。肘を内側にたたまずに下ろしても収まるくらい。

搭乗率は60%くらい。

このフライトでも袋入りのパンが配られた。やはり袋がびしょびしょに濡れていた。謎。

30分のフライトだが水も配られた。

水平飛行になった瞬間水とパンを配り始めて、配り終わった瞬間下降が始まってシートベルトサインが出た。忙しいね。


無事、定刻よりやや遅れでクラクフ到着。


<フライトは検索の下の方も見る方が良い>

なお、このタリンからクラクフの移動は、当初Googleフライトでフライトを調べていたとき、超早朝(朝1時起きとか)か、夜激遅(夜22時着とか)のフライトしか見つからなからず嫌だなと思っていたが、検索の下の方に、値段も大差なく普通に昼間に移動できる良いフライトが見つかった。Googleフライトのおすすめ順は人間的な感覚に合っていない場合もあって、下の方に良いフライトがあることも全然ある。最初の3件くらいだけ見て諦めず、下のほうまで見るほうが良い。


【エストニアD4-1:タリン】 負のゾーン

トラムで空港に移動

今思うと、空港の最寄感のない停留所

今思うと、空港の最寄感のない停留所

バリアフリーでない歩道橋を上る
バックパックだから難なく登ってしまったが
キャリーケースだったらこの辺で気づいたかも

とにかく歩く

とにかく歩く
そして、(負の)ゾーン状態に入ったのか
この後写真は撮っていない


移動日。

起きてから食事、シャワー、荷造りで大体90分くらいかかった。

ホテルのチェックアウトで予約番号の手入力を求めてくる。周遊旅行中、山ほどメールが来ているので、その中から番号を探すのが結構面倒くさかった。なぜこんな動きなのか。世界中のあらゆるホテルでやっているカードキーを読み取るという動作にすればいいのに。


<ホテル⇒タリン国際空港>

タリン国際空港までトラムと徒歩で向かったが、めっちゃ迷った。

Googleマップで「タリン国際空港」と書いてある場所を目指し、北側から入ろうと向かっていったが、歩いていると、どんどん道が荒れてきて、歩道が無くなり、歩行者がいなくなり、工事用のトレーラーばかりになってきて、なんか途中から様子がおかしいとはうっすら思っていた。でも地図上は空港に向かっているし、その時はどんどん歩いてしまう。とにかく先に進んでしまう。パニック状態というほどでは無いが、冷静さって気づいたら無くなっているものだわ。そして、精神が(負の)ゾーンに入ったのか、途中から写真を撮っていないことに後から気づいた(北アルプスで、行動時間が長い日に計画より60分以上ビハインドになった時、こんな感じになった記憶ある)。

最後、Google map上のピンまで20mくらいのところまで来たのだが、空港外周のフェンスに当たってしまい、全然入る場所がない。フェンス越しに滑走路は見えるが、ターミナルが見当たらない。辺りは作業用の車と土砂で工事現場みたいになっている。多分工事管理用の仮設事務所と思われるプレハブが一つだけ建っている。誰だよこんなところにピンを打った奴は。マジで迷子。GPSを持っていながらこんなに迷子になったのは始めて。モロッコのフェスでもここまでは迷わなかった。

Google mapで経路案内を見れば入り口が分かることに気づいて出してみたら、現在地から国際線ターミナルのエントランスまで3.5km以上もあった。Googleマップで行くなら、ピンでスポットを確認するだけでは無く、一度経路案内まで出してみるべきだな。ギリ歩けないことも無いと思ったが、歩道もないところでデカい車がたくさん走っており気持ち悪いし、荷物は16kgあって疲れるしで、もう歩くのは諦めてBoltを呼んだ。すぐ来てくれた。約1,800円+チップ。まあいいだろう。多分街中からダイレクトにBoltを呼んでも値段は多分一緒だったな。

Boltが近くを走っていてよかった。ここ数日街中にBoltがやけにたくさん走っていることにも気づいていてよかった。気づかなければUberで探して、車が無く途方に暮れた可能性ある。何より事前にBoltを入れておいて、クレジットカードの設定までしておいて良かった。後で街中の広告で分かったが、Boltってエストニアの企業なのか。あと、これほどたくさん走っている理由としては、タリンはトラムがそれほど網の目のようには走っていないし本数も疎らなので、Boltの需要はあるのだろう。

Boltを呼んだ後はスムーズに空港に到着。途中の道も歩くのには全く不適だったので呼んで良かった。きれいな車でガタガタの道に来てくれたと言うこともあり、選択肢の中から一番多いチップ(20%だったかな)を渡しておいた。こういうときのために多めのチップオプションが用意されているんだね。


という感じで、荷物を全部持って3km以上は歩いてしまったので、若干余計な疲弊ではあったが、ナイスハイクということで。

これを読んでいる方は、ちゃんと経路案内とか使って調べることをお勧めします。

2025年10月25日土曜日

【エストニアD3-2:タリン】 ペリメニ/ボルシチ

ペリメニ

ボルシチ

ボルシチ
具がたくさん


サワークリーム


<夕食>

旧市街に戻って、ロシア料理屋に入った。


・ ペリメニ

ロシア風の餃子。15個で約2,000円。

中の餡は色々なオプションがあったが、今回はラムとニンニクというのを選んでみた。普通に豚肉や牛肉もあった。

初めからコンソメ系も結構強めの味がついている。餃子には醤油系や鶏ガラの味付けというイメージだったが、コンソメ系の味でも餃子って成り立つんだね。そりゃ小麦粉の皮と肉だからどんな味付けだって成り立つか。ディルと胡椒がかかっている。

さらに付け合わせのサワークリームをつけてみた。私はない方がいいが、餃子にサワークリームなんて組み合わせもあるというのが発見だった。しかし考えると、餃子に酢をかけたりするから、酸味を足して少し爽やかにするというのは似たような発想か。

15個と聞いていたが、途中で気づいたが、多分20個くらい入っていた。サービスなのか。めっちゃお腹いっぱい。


・ ボルシチ

約1,000円。

細かく刻まれたいろんな野菜、あと牛肉がたくさん入っている。私の舌では全部特定するのが難しいが、その中でも特定できたのはニンジン、ジャガイモ、たまねぎ。あとはよくわからない。どの野菜もシャキシャキ系ではなく、結構柔らかく煮込んである。酸味強め。プルーンが入っているのが基本っぽい。

野菜がたくさんで体に良さそう。


どちらも美味しくて満足した。

飲み物と合わせて3,700円くらい。だが、最後チップを聞かれたので10%乗せた。全部で4,100円くらい。


タリンに来てからの48時間程度だけで、ウクライナ料理、エストニア料理、スウェーデンの菓子、ロシア料理を食べられた。

街歩きではあまりピンとこないところもあったが、食事に関しては、頭の空白地帯に来たからこそ、目新しい物たくさん食べられた。目新しさだけでは無く、ほぼ全ておいしかった(ライ麦パン以外)。タリンは3泊しただけだが、食事の魅力は高いかも。

やはり、旅はいろんな経験ができる。


【エストニアD3-1:タリン】 クム美術館

ライ麦のパン

朝食会場

朝食

朝食

トラム

美術館近く

カドリオルグ宮殿 の庭

カドリオルグ宮殿

クム美術館

クム美術館

美術館展示物

展示物

展示物

展示物 寒々とした風景

展示物 北欧神話イメージ?

展示物

展示物

展示物

展示物

展示物

展示物

チェリートスカ

チェリートスカ


朝食。昨日買っておいた170円のパンがまずかった。

今までと見た目が違うが、フィンランドやエストニアで度々見たライ麦のパンっぽい。その中でも一番マズい。臭いし酸味が強い。


なお、タリンはこの後行く店も含めて、外食はどれも美味しい。このようなグルメな人たちがこのパンのマズさに気づいていないことはないと思うが、どうなっているのか。


このパンがキツかったのと、宿の朝食にも興味があったので、宿のレストランに行ってみた。

ビュッフェではなくて、普通にオーダーする朝食。食べ物にコーヒーをつけたら普通に3,000円くらいになった。宿の予約時にセットでつけていれば2,500円くらいだったのだが、事前だと「3泊のうち1日だけ朝食ほしい」みたいなのはできない。私は1日で満足したのでこれでいいかな。

プレートに初めからついていたパンはとても美味しかった。であればと思って追加でピタを頼んだがこっちは全然美味しくなかった。どうもこの辺り(ヘルシンキ・タリン)はパンに当たり外れがある。もっと言えば外れが多い。

全体的には悪くはなかったが、タリンの中では内容の割には割高な食事だった。


その後、午前11時くらいまで休憩したり次のクラクフの調査などをしていた。


<クム美術館>

昼前からトラムで美術館に移動。タリンは毎日風がめっちゃ強い。海が近いからかな。

トラムがなかなか来なくて待っている間ひんやりしてきた。タリンは小さい都市ということもありトラムが疎ら。


今日は無事タリンの公共交通カードが使えた。


クム美術館、入場料2,700円。

18世紀以降のエストニア美術が時系列で見られるというのが常設展の内容。

そもそも建国が20世紀初頭だから、美術史に近代以前が無いのが面白い。

あとは気づいたことを羅列します。


・ 風景画はやはり西欧とは違う。寒々とした風景が多い

・ 200年前に描かれたタリンの旧市街の風景が今と全然変わらない

・ 反戦メッセージ系や、ソ連支配下でのメッセージ系の美術もある。この辺りだけは芸術鑑賞とは別物で、歴史の勉強という印象。

・ イスタンブール現代美術館はただグニャグニャしているだけと言う印象だったが、こっちのは抽象画もちゃんと作品になっている


この2年でだいぶ色々なバリエーションの美術品を見てきたので、今またイタリアやフランスの美術館見たらどういう印象になるのだろう。また行ってみたくなった。イタリアに最後に行ったのはもう12年くらい前、フランスは多分16年前だし。


ひとしきり見学した後、ミュージアムカフェで休憩。

・ アメリカーノ 500円

・ チェリートスカ 750円

ヨーロッパのミュージアムカフェにしては結構安いのでは。

トスカはスウェーデン生まれの焼き菓子らしい。やはりスウェーデンの影響ある。硬めの生地の中にチェリーが入っている上にアーモンドがどっさり乗せてあって焼いてある。スポンジ内の空気が少なめの、マドレーヌをさらに圧縮したような密度の高い菓子。想像の範囲の味ではあるが、その分食べやすいしおいしかった。


<カドリオルグ宮殿>

帰りがけ、途中にあったカドリオルグ宮殿にも寄った。庭は見学無料。ベンチなどもあって休憩できるようになっている。エキゾチックでいいね。