2025年10月12日日曜日

【フィンランドD3-4:ヘルシンキ】 人間がファンタジック(カフェ・アールト他)

ワルシャワの核心部は書いたので、ヘルシンキ編に戻ります。
多分少しずつにはなるでしょうが、出来る範囲で更新していきたい。
話としては、以下エントリの続きです。
【フィンランドD3-3:ヘルシンキ】 フードコートに地元料理が無い/クリーミーサーモンスープ

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公園の横で不安定なクレーン・アームを使った作業をしている

ヘルシンキ大聖堂

ヘルシンキ大聖堂

ウスペンスキー大聖堂

ウスペンスキー大聖堂

ウスペンスキー大聖堂

ウスペンスキー大聖堂 内部

ウスペンスキー大聖堂
偶像崇拝可の内装。モスクだとこの位置に大体カリグラフィ円盤があった。

ウスペンスキー大聖堂

海沿いのマーケット

カフェ・アールト
とても美味しいケーキとカフェラテ

ベリー率60%超えているのでは

ケーキ 上からの写真



<ヘルシンキ大聖堂(閉鎖中)> ヘルシンキ中央駅から歩いてヘルシンキ大聖堂へ。

行く途中、街中に工事現場がいくつかあった。一般的に事故が多いとされる不安定なクレーン・アームを使った作業を、普通に街中で立ち入り禁止エリアを設けずにしてるのがなんか怖い。海外を歩いていると日本では考えられない安全管理レベルの工事現場・作業現場等を時々目にする。私はこう言うのは建設的パラノイアを働かせて「99.999%大丈夫でも残りの0.001%のワーストシナリオが死」みたいなのには極力近づかないようにしている。特に外国だと自分に見えていないリスクがあるので。思いつくワーストシナリオがそこまでクリティカルでなければ気にしないが。

ヘルシンキ大聖堂は、メーデーのせいなのかわからないが「No sightseeing」の張り紙があって入場できなかった。

ヒエニタミ墓地やマリメッコに続いてここでも空振り。

ヘルシンキの観光、なかなかかみ合わないな。まあでも、先述の通りあまり細かいことを気にしないのも旅の技術。

人も街も穏やかで歩いているだけでも楽しく、ストレスは無いので、気を取り直して次々見ていきます。


<ウスペンスキー大聖堂>

全体的に、私が今まで見たことある(主に西欧あたりの)教会とは一線を画すビジュアル。屋根が緑色だし、その上に金色の玉ねぎみたいなのが乗っている。モスクと違って偶像崇拝しまくりな内装。


<メーデー/お祭りムード>

その後、海沿いの屋台街を見ながら街の中心部へ戻った。

食べ物を売っている店もあったが、正直食べたいと思う物は全く無く、全部パス。


街の中心部に戻ってみると、今までヘルシンキでは見なかった人混みが。

人様を写してしまうことになるので、写真はあまり撮っていないが、みんなお揃いの服(つなぎ?)を着ていたり、公園でライブが行われていたり、街中全体が祭りムードになっていた。


そういえば、「メーデー前後は人が中心部に集まるから混乱に巻き込まれないよう注意」といった注意喚起が旅レジから来ていた。

元々人が少なめのヘルシンキなので、混雑度はさほどでもなく、渋谷、新宿、あとはイスタンブールに比べると20%くらい。私が知っている中では、駅前の混雑度は、富山駅前とか山形駅前と同じくらい。


祭りムードで面白かったが、この日はメーデー対応でトラムが全てこの中心街を避けて走っており、ヘルシンキの中心部を全部歩いて横断したのでなかなか疲れた。


<カフェ・アールト>

中心部で、カフェ・アールトに入った。

フィンランドの建築家アールトが設計したというカフェ。

路面店では無く、本屋の2階に入っており少し迷った。

カフェラテとベリーのタルトで2,600円くらい。


・ カフェラテ 約1,200円

高いけど仕方ない。すごく美味しいカフェラテだった。


・ ベリーのタルト

フィンランドスタイルのケーキでお勧めのがあるか聞いたら、やはりベリーの菓子を勧められた。ケーキの類に何かとベリーを使うのがフィンランドスタイルであるらしい。

タルト全体に占めるベリーの割合が体積で6割くらいあるのでは。タルトっていうかベリーじゃん。このベリーが酸味少なめでとても美味しかった。比較的甘さも控えめ(※1)。

ボリュームはさほどない。スターバックスのニューヨークチーズケーキよりやや大きいくらいかな。


値段は分からず勧められるままに注文したが、あとから逆算すると1,400円くらい。高え。

でも思えば、ドイツやオーストリアでも中心部でケーキ1,000円が相場、有名店は2,000円とかだったか。それに、私は郊外に住んでいるので時々東京中心部の物価感が古くなってしまうのだが、昨今は東京都内も気の利いた店はこんなもんだよな。ここ数年で東京都内の外食物価も欧米の都市に追いつきつつある(※2)。

先進国でお茶飲んでケーキを食べるのも大変だわ。

カフェラテもケーキもとても美味しかったので納得はした。街の真ん中にあるので、休憩するのにはお勧め。


ちなみにホールスタッフは185cmくらいありそうな女性で、本当にモデルにでもなれそうな見た目だった。やはり眉毛は薄かった。

こうなってくると、街並みだけでなく人間がファンタジックだな。


※1)

昨年バルセロナで食べたプリンがでかくて激甘で食べた後体調くずした印象が強く、その後ヨーロッパの菓子類をさほど積極的に食べてこなかったけど、全部が激甘とは限らないな。激甘なのもあれば、控えめなのもある。総じて言えば、日本とあまり変わらないかも。


※2)

ドイツも日本もそうだが、中心部と郊外は物価感が全然違う。


<ムーミンショップ>

目の前にムーミンショップがあったので、ちょっと寄ってみた。

ショップの店員が、ムーミンのモブキャラとして登場できそうなくらいとても良い雰囲気だった。ムーミンよく知らんけど。

ムーミングッズもなかなか魅力ある。もっともこのようなグッズを買うことでテンションを上げるのは、個人的には原則禁止なのと、ましてや旅行中に物を増やしたくは無いので、見学だけで出てきたが。


<自分の体>

ここで一旦ホテルに帰った。

そういえば昨日の夜から今朝にかけて鼻水が止まらずやばいかと思ったが、1日観光して歩いてみたら持ち直してきた。風邪とかではなく、昨日サウナに入ったから緩んで鼻が出たのかも。

そういえばイスタンブールでも1日歩いている間に頭痛が治ってきた。

40年以上生きてきても自分の体というのはよくわからないものだわ。

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