2025年10月21日火曜日

【エストニアD2-1:タリン】 オルデハンザ

水彩紙でできたメニュー

オルデハンザ 内装

オルデハンザ 内装

Weapons

オルデハンザ 内装

オルデハンザ 内装

オルデハンザ 内装

オルデハンザ 内装

アヒル料理 ホロホロ

アヒル料理 濃い色

パンとスープ

クリームチーズ


朝から頭痛。昨日のビールが良くなかった感触ある。最近旅行中に酒を飲むとマイナスに働くことが多い。これが理由で酒をあまり試せなかったのがこの旅の数少ない心残り。

頭痛薬を飲んで10時くらいまで寝ていた。


タリンに入って物価が落ち着いたので、ここでマッサージでも受けようと思いGoogle mapで探して訪れたが、今日はもう夜まで埋まっているとのこと。本当にヨーロッパはマッサージ人気が高い。店はたくさんあるけど、アポなしで行っても入れないことが多い。今日は土曜日だからというのもあるが。


<オルデハンザ>

クレジットカードでトラムに乗ろうと思ったが反応しないのと、スマートカード(Suicaみたいなもの)も車内や近所で売っていないようなので、約1km歩いて旧市街へ。


あらかじめあたりをつけておいた、幾つかの候補の店のメニューをチェック。

タリンの旧市街のレストランは、外観でレストランだという主張をあまりしていないのがあって、ぼんやり歩いていると通り過ぎてしまう。


旧市街、ラエコヤ広場近くの有名っぽい店、オルデハンザに入った。

中世のハンザ同盟の料理をイメージしたレストラン。

店全体が中世の雰囲気。ドラクエ感ある。よく作りこまれている。

食器を出してくれる時、ナイフとフォークのことをWeaponsと言っていた。

しかし店の内装や食器よりも、日本人の私から見てスペシャル感があるのは、西洋人の美男美女がドラクエの村人みたいな中世風の服を着て仕事をしているところ。フィンランドの時もそうだったけど、長身多い。男性のほうは、若い頃のオーランド・ブルームを八掛けくらいにしたようなかっこいい若者だった。あと、安っぽい服では無くて、結構良さそうな生地に見えた。これは(人も服も)日本ではそうそう再現出来ないだろう。ヨーロッパ人からどう見えてるかはわからないが、私から見るとこれだけで異世界感があって付加価値が大きい。

ディズニーランドよりテーマパーク感ある。


メニューが水彩紙でできているのもいいね。


・ アヒル料理

約4,300円。

プレートに色々乗っている。

アヒル料理がものすごくホロホロ。一晩かけて調理しているという説明が書いてあったが、納得の食感。このアヒル、すごく濃い色。これは調理法の問題なのか、肉の品種の問題なのか。

そういえば、ヘルシンキで食べたパスタもスパイス系だったな。あれはターメリックか。


メインのアヒル料理本体はとてもおいしかったが、付け合わせは少しマニアックで謎が多い。

ピクルスはあまり酸味がなくて、これもサフラン風味。ピクルスと言ってもいろんなバリエーションがあるものだ。

ザワークラウトはきんぴらみたいな味。こんなところできんぴらに出会うとは。

右側に写っている黒っぽいペースト、これはそもそも何なのかわからなかったが、海苔の佃煮に少しだけ近い味。

さらには大根の煮付けみたいなもの。これもどこか和食の風味。あとかなり甘い。

付け合わせが全体的に30%くらい日本を感じる謎の多い料理だった。どの辺りが起源なんだろう。


追加でマッシュルームスープを注文。約1,600円。

付け合わせのパンはフィンランドと違って美味しいパンだった。クリームチーズもあっさり系で結構美味しい。食べやすい。


飲み物合わせて6,200円くらい。

食べ物の起源はほとんどわからなかったが、内装がこれほどコンセプトに従って作りこまれている店はこれまで見たことが無いような。高いのか安いのかもよく分からないが、満足はした。


店内大繁盛。店内にトイレがないことはないだろうが、探しても見つからない(なぜ)のと、店員が忙しすぎて聞けないので諦めて出てきた。


<京都で言うと>

ここはタリンの旧市街の中でも一番の中心地にあり、京都で言うと(昨年からヨーロッパの古めの街を全部京都で言ってしまうのが少し悲しいが、他に適当な街が思い浮かばない)、先斗町とか花見小路のレストランのようなものなので、単に伝統料理というよりは、コンセプト先行の若干ツーリスティックすぎる店だった可能性はある。

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