2025年10月31日金曜日

【ポーランドD2-1:クラクフ】 ユダヤ人街&シナゴーグ


ユダヤ人街 旅行代理店もある

ユダヤ人街

ユダヤ人街

ユダヤ人街

ユダヤ人街 こういうカートで回るツアーが何組も催行されていた

シナゴーグ

シナゴーグ 装飾がゴツゴツしている気が

メノーラ

シナゴーグ 装飾がゴツゴツしている気が

シナゴーグ

シナゴーグ

シナゴーグ

シナゴーグの庭 ヘブライ語の石板


ポーランド2日目。まずホテルで朝食。

ホテルの朝食バイキングの話は別途まとめます。


<ユダヤ人街>

朝食後、トラムに乗ってまずユダヤ人街に来た。


クラクフ自体は大きい街なので、街全体としてはトラムやバスが走れる道が整備されているが、ユダヤ人街は全体的に入り組んだ路地。古い街並みが残っている模様。後で博物館の展示で分かったけど、この街並みの基礎が出来たのは15世紀頃とのこと。ワルシャワと違って街が丸ごと破壊されたわけでは無いので、古い街並みが残っている。


ユダヤ人街、初めてよく見た。こういうところなのか。


キッパ(ユダヤ人の帽子)をかぶっている人多い。超正統派ユダヤ人の特徴とされるもみあげを伸ばしている人もいる。異国感高い。

なお、このユダヤ人街以外では、そのもみあげの人はあまりみなかった。超正統派の人はユダヤ人街で暮らしているということなのかも。


一応ユダヤ人の生活圏だとは思うが、ツアーの人も多いし、博物館や観光客相手のレストランもあるので、街中を見学して歩いていて気まずいことはない。行儀良く見学していれば大丈夫のはず。


この辺りは映画「シンドラーのリスト」のロケ地でも使われたとのこと。確かに、これほど特徴的な雰囲気残っているなら、ユダヤ人歴史・文化の一つの象徴として使いたいよな。

ただ、帰国してから「シンドラーのリスト」を確認したみたところ、雰囲気的には納得だったが、はっきりここだと分かるところは無かった。


昨年ブダペストでもユダヤ人街の目の前まで行ったが、その時はほとんど素通りしていた。その時は他に見たいものがあったし、さほどマークしてもいなかった。もっと街の特徴を見てしておけばよかった。

まあ、旅していても、その時その時で興味関心は変わってくるし、時間的な制約も当然あるから、一度に全てにフォーカスを当てることは出来ないものだが。

旅をすればするほど、興味関心があるポイントが増えてくる。焦点が合うポイントが増えてくる。

(これも、限界学習効果が逓減しないことのバックグラウンドになっている)。


逆に、「これはもういいか」という感じで、興味なくなってくるポイントもある。


<シナゴーグ>

幾つかシナゴーグを見学したのだが、自分にとって新しい物が多すぎて感想を容易にまとめられん。社会見学としての難易度高い。見た物・感想を羅列する感じで書きます。


・ イザーク・シナゴーク

休館日で入れなかった。


・ ステラ・シナゴーグ

入場料約800円。

ここは礼拝所としての機能はなくなっており、今は博物館になっている。とはいえ、シナゴーグの建物に初めて入った。やはりエキゾチックさを感じる。

キッパや、金属の独特なゴツゴツした装飾品など、いろんな物が展示されていた。


見学している間、白人の高齢者中心のガイド付きツアーが次々に入ってきた。そういえば街中に、ガイドがゴルフカートみたいな乗り物で案内して回っているツアーがたくさんあったな。


※ ここで一旦昼食。コーシェ(ユダヤ教の戒律に則った料理)のレストランに行った。昼食の話は別エントリにします。一旦、この日に見たシナゴーグの話を全部書きます。


・ レム・シナゴーク

歌と踊りの会みたいなのをやっていて入場は出来なかった。外から見ただけだが、独特の雰囲気。独特の熱気。参加者はゾーンに入っているように見えた。何か儀式的なものなのか、詳細は不明。

中庭にヘブライ語の石版がいっぱい飾ってあった。


・ テンペル・シナゴーク

入場料600円。ようやく礼拝所として機能している現役シナゴークに入れた。今日はなのか、いつもなのか知らないが、入れないところが多くてシナゴーグ見学は少し難易度が高かった。

ポーランドではひるまず有料入場しようと気合いを入れて来たのだが、結局現役シナゴーグで入れたのはここだけ。


<シナゴーグ全般の感想メモ>

・ メノーラという7~9つくらいに枝分かれした燭台を幾つも見た。これがユダヤ教のシンボルの一つであるようで、この後もこのメノーラの形をしたマークなどを何度か見た。

・ ヘブライ語の石版、案内などをよく見る

・ どうも礼拝所の真ん中に演説台(みたいなもの)があるのが、シナゴーグの特徴っぽい

・ 木でできている椅子は教会と共通性がある


<まとめ>

クラクフは、シナゴーグの数は多いけど、あまり大きなシナゴーグは無いっぽい。今まで私が見たことある教会なんかと比べると中身もそんなに豪華では無い。ハンガリーのシナゴークは大きいし豪華だったのとは雰囲気違う。もしかしたらポーランドのユダヤ人というのは基本的に迫害の歴史だろうから、この辺りには大きい豪華なシナゴークは無いのかも。


この経験を以てイスラエルを見たら(具体的な予定とかは無いし本当に行くかはわからないが)、いきなり行くのとはまた感触が違うだろう。多分。


今回はいつもの旅よりも、礼拝所・集会所系(つまり教会、モスク、シナゴーグ)に時間を使った。昨年辺りから、こう言うのも見る価値あると思い直して優先度を少し上げた。それでモスクやロシア正教会の教会を見て、シナゴーグにも一層興味がわいた。

もしかしたら、今なら回り回って、今まであまり興味が無かった日本の寺社仏閣にも興味持てるのでは。

0 件のコメント: