オーシャンビューバルコニーのある部屋(プーケット) 2017年、12,000円くらいで泊まっていた。 |
ここ1年旅多めの過ごし方をしてみました。
大きい旅はもう1回するかもしれないけど、その後は働くつもりなのと、1年たったということもあるのである程度まとめに入っていきます。
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インパクトが大きかった失敗は、コロナ前の、特に7~10年前くらいの、自分が一番海外旅行していたころの物価感覚で、当初旅を構想(妄想?)していたこと。
この頃と比べると、地域差はあるものの、ざっくり言って旅費は2倍以上になっている。
地域によっては2倍では済まない。自分の旅の記録が残っていた場所を簡単に比較してみたけど、
・ NY
ホテルや劇場の値段で比較して、9年前(2015年)の3倍くらいになっている。9年前は2万円以下でグランドセントラルのハイアットに泊まっていたし、ブロードウェイも端の席だけど8000円くらいだった。
・ プーケット
あまり言われないけど、プーケットも上がっていた。7年前と比べて、ホテルはざっくり3倍。7年前(2017年)は、やはりハイアット、そしてプルマン、マリオットなどのオーシャンビューバルコニー付きの部屋に1万円~1万2000円くらいで泊まっていた。
今は3万円以上するし、そもそもオーシャンビューの部屋そう簡単に取れない。
・ スイス
上記2つと比べて、少し上がり方はマイルドっぽくて(元が高かったので今でも激高なんだけど)。10年前(2014年)と比べて、ホテルやロープウェイ・登山鉄道の値段を比較して2倍強くらいかな。ユングフラウ鉄道は、インターラーケン(麓の村)からの往復で2万円くらいだった。今は4万超えている。
こういう過去のイメージがあったので、現在の1/2~1/3くらいの物価感で旅を構想していた。
一回一回、旅行に行く前にリーズナブルな旅先を調べて、相場を調べて、予算を組みなおしたので、その補正後の予算はオーバーしなかったが、この1年の旅の規模としては、妄想していたよりはかなり縮小した。
そして、その旅を再計画(縮小)に結構時間がかかった。
このインフレ傾向は、ずっと続くのかな。
つまり、世界の物価が次の7~10年でさらに2~3倍になるのかどうか。
それは誰にもわからないとして、とにかくそういうリスクもあると思って意思決定するほうが良いですね。
なので、
・ 今無理気味に行く
・ 7年後も行けるように稼ぎを増やす
・ もう海外旅行とかはあきらめる
・ インフレが落ち着くほうに賭けて様子を見る
など、人によって結論は違うでしょうが。
にしても、稼ぎを2倍3倍に増やせるかなんてのは意思決定の問題ではなく、運次第というところもあるので、大きめの海外旅行に行けるのは、今が最後の瞬間という可能性もある。
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