2024年8月27日火曜日

【1年間まとめ03 旅】 自分にとってのベストシーズン

冬のバルセロナも悪くは無かった。
テラス席は少し寒かったけど。


最近、世界的にハイシーズンは

・ 値段が高すぎる
・ 混み過ぎる
という理由で、一般的なハイシーズンが自分にとってのベストシーズンとも限らないと感じた。

・ 寒すぎるのは私には無理(観光中、摂氏10度くらいはほしい※1)
・ 自然観光で特に厳しい自然はどうしても毎年成り立つ期間のウィンドウが狭い(→ハイシーズンに行くしかない)

みたいなのはあるが、都市観光くらいなら、一般的なベストシーズンを少し外してもそんなに問題は無い。むしろコストが抑えられるし空いているしでストレスなく過ごせることもある。

バルセロナやシドニーは夏にホテルの値段を調べて、高すぎるという理由で一度は行先から外したところだが、冬になったら比較的リーズナブルなホテルを見つけたので冬に行った。まあ、もう少し気温が高ければより良いとは思ったけど、どちらも夜で気温8~9度以上あったし、ビジネスホテルレベルで一泊の値段が5,000円単位で違ったので私のような中産階級ならこういうコストの抑え方もまあ選択肢かなと思った。

ヨーロッパ方面のフライトも、冬~春は安めで取りやすい。
夏は、値段がざっくり1.3倍くらいになる感じだし、予約もしにくい。機内も混んでる。

11月にメキシコに行き、1月~4月にヨーロッパを周ったのもこういった、ホテル・フライトの値段&取りやすさによるところが大きい(※2)。
北半球の夏に2シーズン旅できるよう狙って休む期間(7月~翌年の10月)設定したのだが、夏は高すぎてうまく使えなかった。

また気候の観点で、近年夏のヨーロッパは熱波で暑すぎて、むしろ真夏を外す方が快適に旅行できる可能性もある。

ということでまとめると、天候があまりシビアでない場所についてはベストシーズンの前後に訪れることも選択肢、むしろ庶民にはそっちのほうがより良いまである、ということです。


<その他、計画しながら厄介だと思った注意点>

・ クリスマスや年末年始
料金爆上げの可能性あり。大して影響ない国・地域もありそうだが。

・ 各国の祝祭日
うっかり盆やGWに日本に来たら宿代が高すぎるのと同じで、各国跳ね上がるタイミングがある。カレンダーを調べるというよりは、実際行く予定の日のホテル代を調べながら計画を調整した。祝祭日は普段の相場の3~4倍になるタイミングとかもあるから、それにあたると死活問題(※3)。短期的な旅ならシンプルにその時期を外せばよいが、長期旅ではその土地を通る時が跳ね上がるタイミングだと、訪れる順番を変えたりなど調整がややこしい。

・ ラマダン
イスラム歴は年354日であり西暦とはサイクルが違うので毎年タイミング違う。ラマダン中のイスラム圏を訪れるのも一興かもしれないが、私は以前やって食べたいものを全然食べられなかったのでもうやらない。

・ 中東の気候
夏の中東は40℃余裕で超える。観光しまくるのは無理。これも以前やって身の危険を感じたのでもうやらない。

こういうのを避けながら行先を選ぶのが旅の計画の大きな要素になっていた。
旅行期間が1週間など短ければ避けるのも簡単だが、期間が大きくなってくるとどうしても何かには当たってしまう。プロジェクトウィンドウが大きくなると余計なリスク・Issueが増えるのと同じ。

ーーー
※1)
逆に言うと10度あれば大丈夫。何度くらいあれば快適に旅できるか知ることはこの1年間を通してのミッションの一つでもあったので、よく外気温チェックしていた。

※2)
特典航空券もハイシーズンは極端にとりにくい。ハイシーズンを外したおかげでメキシコに行けた。

※3)
旅行自体取りやめたが、8/1(ワルシャワ蜂起の日)のワルシャワとか宿見つけるの自体困難だし、ものすごい値段だった。

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