2024年8月18日日曜日

【シドニー D1-2】 ANAビジネスクラス(羽田⇒シドニー)

ボーイング787

ロールスロイス製エンジン

座席

アメニティ、というよりこのETTINGERのポーチが多分主役

窓2つ分

ウェルカムドリンク

ジェットエンジンの真横の席
そのためかうるさめだった

座席
素足でここに足をのせていたせいだと思うのだが、ついてみたら足がかぶれていた。

座席横のテーブル

窓からの眺め

窓からの眺め
川崎・横浜あたりが見える

窓からの眺め
富士山

シャンパン

機内食
はっきり映っていないがスモーク砂肝がおいしかった

様々な形の雲

様々な形の雲

様々な形の雲

機内食

機内食
暖かいパンを後から持ってきてくれる

様々な形の雲

機内食
かかっているのはプラムのソースらしい

ワイン

機内食

様々な形の雲

仮眠準備

ポートモレスビー上空通った

オーストラリア上空
どこまでも平らな大地

機内食

オーストラリア上空

オーストラリア上空

シドニー到着


最後のマイルを使い切って、ビジネスクラスで行きました。
マイルをうまく使うのには結構苦労したし、今回も若干マイルに振り回された旅程にはなったけど、マイル溜めてきた甲斐は一応あったかな。
マイル利用については別途まとめたいと思います。

<窓側の景色>
めったに乗らない窓側の席にした。
今回はビジネスクラスで、窓側1列であり(ビジネスでも機体によって違うのには注意)、人をどかさずに席を立てるから選びました。
久しぶりに乗ってみて窓側の価値を再認識した。文字通り景色が全然違う。
通路側でずっと本を読んでいるのも一興だが、窓側で時々景色を見るのも当然一興。
ビジネスクラスくらい座席に余裕があれば景色見ているだけでも楽しいかも。エコノミーでずっと外を見ているのは首が痛いが。
上空10,000mを飛んでいるわけだから当然普段見ない世界が見えるし、基本海の上を飛んでいるだけとはいえ、時々絶景もあるしな。
思い起こせば、初めて海外旅行行ったときシベリア上空を通ってシベリアを眺めたときも感動したな。

途中からは機体が雲の中に入ってしまい真っ白だった。こういうこともある。

<食事/旅の手触り>
前回は和食を選んだので、今回は洋食にしました。
いろいろなメニューがあって、まあ全体的においしかったです。特に美味しかったのは、前菜のスモーク砂肝。
なかなか凝ってるなと思って感心したのは、赤みの肉にかかっていたプラムのソース。

メニューをメモったり写真撮ったりするのは結構大変だし、前回成田ーメキシコ路線に乗ったとき、せっかく撮った写真がピンボケで読めない(機内はあまり明るくないので)と言うこともあったので、食事メニューは事前にダウンロードしておいた(ANAのサイトから自分が乗る便のメニューがダウンロードできる)。これで一応自分が何を飲み食いしたかは分かる。
しかしこういうことを始めると、食べたものがあまり頭に入らないということに気付いた。
せっかく手触りを求めて旅しているのに、「デジタルデータがあるからまあこれは後で調べれば良いか」になってしまう。
結果、全身全霊で目の前にあるものを楽しむ、という態度がなくなる。
体験は、極力その場で頭と体に刻み込みたいですね。

<酒/朝から飲むのは悪手>
あと、せっかくだからとシャンパンもワインも飲んだけど、昨日から一睡もしていない徹夜明け状態だし、気圧も低いと言うこともあってか体調悪化(頭痛)。
早朝から酒を飲むというスケジュールがそもそも良くなかった。飲んだことない酒を試したいとはいえ、試せるのはせいぜい3~4杯だし、ビジネスクラスの酒は安酒ではないが超高級酒というわけでもない(例えば日本酒の銘柄は獺祭の三割九分と、あと一種。そのあと一種は知らない銘柄だったが似たようなレベル感なんだろう、多分)。そのために飛行機の中で本を読めなくなるのはもったいない。何よりも体調崩したら旅全体が無駄になる。せっかくのビジネスクラスとはいえ、朝から酒を飲むのはマイナスのほうが大きいかもな。

<ビジネスクラスを楽しむにも体力がいる>
ビジネスクラスの食事はコースだし、レストランほどは次々に運ばれてこないので、終わるまで2時間くらいかかった。
ビジネスクラスなら、多少は「後で持ってきて」も許容範囲なのだが、余りそれもスマートでない気がするし、コースだから「そこに置いといて」も出来ないし、せっかくビジネスクラスに乗ったら一応食事全部とっておきたいしな。
エコノミークラスだったら、空港の吉野家で食事を取っておいて、機内食は放棄して寝るに徹するのも良いが。
結局、ずっと「眠い」と思いながら、離陸から3時間くらい経つまで食事とっていた。

なお、隣のオーストラリア人と思われる高齢者カップルは、食事半分以上残していた。
高齢で旅行しても、せっかくのビジネスクラスもそこまで楽しめないだろうなと思った。
どんな旅だろうが、若いうち、体力があるうちのほうが楽しめる。

今回は、「ビジネスクラスに乗れるから」という理由で早朝の便にしたのだが、体力的にはキツかった。
(機内で多少仮眠はしたが)ほぼ徹夜状態で現地に到着したのでどうも体力が足りなかった。
エコノミーであれば普通に夜寝ながら飛んでくるような時間帯も選べたところ、「ビジネスクラスに乗れるから」という理由で苦しい発着時間の便に乗ったのは、旅全体としては本末が転倒していた。
ビジネスクラスは一応十分楽しんだので、娯楽としてのビジネスクラスとか、ビジネスクラスを体験するために無理気味な日程を組む、みたいなのはもうこれで終わりでいいわ。
体力温存のためのビジネスクラスなら考えなくもないが。
もっとも、これでマイルも使い切ったので、当面ビジネスクラスに乗ることもないだろう。

<雲平線>
寝て起きたらもうオーストラリア上空だった。まだ2時間以上かかるようだが。オーストラリア広いね。
その時に窓から見た景色、どこまでも雲海が真っ平らに広がっていて、雲平線を形成していた。最初海かと思った。にわかには陸の上とは信じられない景色。
オーストラリアが高低差がない大陸だというのを実感。
最高地点で2,000m強だからな。世の中にはいろんな地形があるものだ。
マッド・マックスで、「塩の道をバイクで160日走る」みたいな話が出てきたけど、こういうところに住んでいなければ思いつかない発想だと思う。日本でそんな広大な場所無いからな。

<その他雑感>

・ ビジネスクラス乗車率は70%くらい。
エコノミーとプレエコの席はチラッとしか見えてないけど、多分乗車率低かった。一番乗車率が高かったのはビジネスクラスじゃないのかなというくらい。あと西洋人率高かった。
まあ、オーストラリアの一人あたりGDPは日本のほぼ2倍なので、その中の富裕層はビジネスクラスくらい乗るか。

・ あまり飛んだことない、日本から東側に太平洋を飛んでいく航路にはときめきました。モニタに映される航路が見慣れない感じなのが良いね。やっぱり、ヨーロッパが好きだからといってそれ一辺倒になるより、行ったことない場所に行って(いつかコネクトされることを期待して)ドットをたくさん打っていく方が良いかな。暗くて何も見えなかったけど、ポートモレスビーのほぼ真上を通ったのもアツかったです。
ずっと太平洋の上を通って行くから、今まで見たことないような広大な海が広がっていて、雲の形も見たことないような感じで広がっている。

・ 乗ったのはB787という機体なのだが、エンジン音が結構うるさい気がする。
ただ、機体によりエンジンの種類も一意に特定できるものなのかは分からない。A380も最初乗ったとき随分静かだと思ったが、2回目以降は普通な感じだったし。
あと、座席の場所にもよるかも知れない。今回乗ったのはジェットエンジンの真横だからな。

・ アメニティの中身、エコバッグとボディクリームとリップクリームだけ。外側のエッティンガーのポーチがお土産ってことだね。持って帰って母にあげました。

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