2025年10月31日金曜日

【ポーランドD2-2:クラクフ】 コーシャ

レストラン店内

レストラン店内

レストラン

魚料理


昼食に、ユダヤ料理レストランArielに入った。

コーシャ(ユダヤ教の戒律に沿った食事/イスラム教で言うハラル)を提供する店。

「鯉のセファルディック(sefardic)スタイル」なる料理。セファルディックの細かい定義は理解しきれなかったが、ユダヤ移民スタイルの料理ということらしい。約2,000円。

コーシャレストランと言うことで、(味はともかく)何か見たこと無いものを食べられたら良いと思っていたが、それよりも本当においしい料理であることに感心した。

魚がすごく柔らかい。背骨の周りの油の多い部分の柔らかさなんてかなりのもの。全然パサパサしていない。これは多分調理法の問題ではなく、魚自体の特性なんだろう。これ本当に鯉なのか、と思うくらい匂いがしない。明石で食べた太刀魚や、バルセロナやプネで食べた謎の魚を越え、今まで食べた(加熱した)魚料理の中で最高の可能性ある。

かなり長い肋骨?がたくさん出てくる。背骨もかなり太い。切り身なので元の大きさがはっきり分からないが、かなりの大きさなのでは。肋骨以外の骨も全部立派で硬い。油断して思い切り噛んだら口の中がヤバいくらい切れそう。なんか緊張感がある。

ソースはマッシュルーム、玉ねぎ、(多分だけど)白ワイン、あとは塩胡椒か。

ヨーロッパはマッシュルームが安いから、このマッシュルームを大量にかけたソースが使えるのいいよな。玉ねぎもいっぱい乗っており、これだけで野菜が十分取れている。

パンなどは別なのでポテトパンケーキも注文。約600円。これは昨日クラクフの旧市街で食べたのと見た目は違うけど、味はほとんど一緒。


飲み物合わせて3,100円程度。

とても満足した。


すごくおいしかったし、他に気になる料理もあったし、無理気味にもう1品行く選択肢もあったけど、昨日の夜も食べ過ぎだったので自重した。

食べてみたいものが多すぎる。


ーーー

追記)

過去食べておいしかった、(加熱した)魚料理をまとめておくか。

  • 鯉料理(クラクフ) (NEW)
  • スズキのグリル(リスボン)
  • 焼いた太刀魚(明石)
  • 穴子の寿司(姫路)
  • 鯖ラップ(イスタンブール)
  • 白身魚のグリル(バルセロナ)
  • 白身魚のフライ(プネ)

今後もこれを超えるものを探訪していきたい。

【ポーランドD2-1:クラクフ】 ユダヤ人街&シナゴーグ


ユダヤ人街 旅行代理店もある

ユダヤ人街

ユダヤ人街

ユダヤ人街

ユダヤ人街 こういうカートで回るツアーが何組も催行されていた

シナゴーグ

シナゴーグ 装飾がゴツゴツしている気が

メノーラ

シナゴーグ 装飾がゴツゴツしている気が

シナゴーグ

シナゴーグ

シナゴーグ

シナゴーグの庭 ヘブライ語の石板


ポーランド2日目。まずホテルで朝食。

ホテルの朝食バイキングの話は別途まとめます。


<ユダヤ人街>

朝食後、トラムに乗ってまずユダヤ人街に来た。


クラクフ自体は大きい街なので、街全体としてはトラムやバスが走れる道が整備されているが、ユダヤ人街は全体的に入り組んだ路地。古い街並みが残っている模様。後で博物館の展示で分かったけど、この街並みの基礎が出来たのは15世紀頃とのこと。ワルシャワと違って街が丸ごと破壊されたわけでは無いので、古い街並みが残っている。


ユダヤ人街、初めてよく見た。こういうところなのか。


キッパ(ユダヤ人の帽子)をかぶっている人多い。超正統派ユダヤ人の特徴とされるもみあげを伸ばしている人もいる。異国感高い。

なお、このユダヤ人街以外では、そのもみあげの人はあまりみなかった。超正統派の人はユダヤ人街で暮らしているということなのかも。


一応ユダヤ人の生活圏だとは思うが、ツアーの人も多いし、博物館や観光客相手のレストランもあるので、街中を見学して歩いていて気まずいことはない。行儀良く見学していれば大丈夫のはず。


この辺りは映画「シンドラーのリスト」のロケ地でも使われたとのこと。確かに、これほど特徴的な雰囲気残っているなら、ユダヤ人歴史・文化の一つの象徴として使いたいよな。

ただ、帰国してから「シンドラーのリスト」を確認したみたところ、雰囲気的には納得だったが、はっきりここだと分かるところは無かった。


昨年ブダペストでもユダヤ人街の目の前まで行ったが、その時はほとんど素通りしていた。その時は他に見たいものがあったし、さほどマークしてもいなかった。もっと街の特徴を見てしておけばよかった。

まあ、旅していても、その時その時で興味関心は変わってくるし、時間的な制約も当然あるから、一度に全てにフォーカスを当てることは出来ないものだが。

旅をすればするほど、興味関心があるポイントが増えてくる。焦点が合うポイントが増えてくる。

(これも、限界学習効果が逓減しないことのバックグラウンドになっている)。


逆に、「これはもういいか」という感じで、興味なくなってくるポイントもある。


<シナゴーグ>

幾つかシナゴーグを見学したのだが、自分にとって新しい物が多すぎて感想を容易にまとめられん。社会見学としての難易度高い。見た物・感想を羅列する感じで書きます。


・ イザーク・シナゴーク

休館日で入れなかった。


・ ステラ・シナゴーグ

入場料約800円。

ここは礼拝所としての機能はなくなっており、今は博物館になっている。とはいえ、シナゴーグの建物に初めて入った。やはりエキゾチックさを感じる。

キッパや、金属の独特なゴツゴツした装飾品など、いろんな物が展示されていた。


見学している間、白人の高齢者中心のガイド付きツアーが次々に入ってきた。そういえば街中に、ガイドがゴルフカートみたいな乗り物で案内して回っているツアーがたくさんあったな。


※ ここで一旦昼食。コーシェ(ユダヤ教の戒律に則った料理)のレストランに行った。昼食の話は別エントリにします。一旦、この日に見たシナゴーグの話を全部書きます。


・ レム・シナゴーク

歌と踊りの会みたいなのをやっていて入場は出来なかった。外から見ただけだが、独特の雰囲気。独特の熱気。参加者はゾーンに入っているように見えた。何か儀式的なものなのか、詳細は不明。

中庭にヘブライ語の石版がいっぱい飾ってあった。


・ テンペル・シナゴーク

入場料600円。ようやく礼拝所として機能している現役シナゴークに入れた。今日はなのか、いつもなのか知らないが、入れないところが多くてシナゴーグ見学は少し難易度が高かった。

ポーランドではひるまず有料入場しようと気合いを入れて来たのだが、結局現役シナゴーグで入れたのはここだけ。


<シナゴーグ全般の感想メモ>

・ メノーラという7~9つくらいに枝分かれした燭台を幾つも見た。これがユダヤ教のシンボルの一つであるようで、この後もこのメノーラの形をしたマークなどを何度か見た。

・ ヘブライ語の石版、案内などをよく見る

・ どうも礼拝所の真ん中に演説台(みたいなもの)があるのが、シナゴーグの特徴っぽい

・ 木でできている椅子は教会と共通性がある


<まとめ>

クラクフは、シナゴーグの数は多いけど、あまり大きなシナゴーグは無いっぽい。今まで私が見たことある教会なんかと比べると中身もそんなに豪華では無い。ハンガリーのシナゴークは大きいし豪華だったのとは雰囲気違う。もしかしたらポーランドのユダヤ人というのは基本的に迫害の歴史だろうから、この辺りには大きい豪華なシナゴークは無いのかも。


この経験を以てイスラエルを見たら(具体的な予定とかは無いし本当に行くかはわからないが)、いきなり行くのとはまた感触が違うだろう。多分。


今回はいつもの旅よりも、礼拝所・集会所系(つまり教会、モスク、シナゴーグ)に時間を使った。昨年辺りから、こう言うのも見る価値あると思い直して優先度を少し上げた。それでモスクやロシア正教会の教会を見て、シナゴーグにも一層興味がわいた。

もしかしたら、今なら回り回って、今まであまり興味が無かった日本の寺社仏閣にも興味持てるのでは。

2025年10月29日水曜日

【ポーランドD1-1:クラクフ】 90点以上の食事大連発(ピエロギ/ワイン他)

空港から市街地へ、電車で移動

電車車内

田園風景

クラクフ中央駅
結構大きい

ホテルまで歩く

夕食 ビール

レストラン店内

ポテトパンケーキ
マッシュルームソースが美味しい

ピエロギ
玉ねぎドレッシング風味

細かく挽かれた肉

めっちゃドライで美味しいワイン

Restraunt Poloniaという店だった

ここからポーランド編。

通貨はポーランドズロチ。滞在期間中のレートは、1ズロチ=38~39円。クレジットカード決済レートは40円程度。

滞在期間中の気温は9℃から14℃くらい。


ーーー


クラクフ到着。

ポーランド到着。訪問32カ国目(日本はノーカウント/外務省基準の「地域」は1つとしてカウント)。

しかし、これでこの旅の最後の国か。

飽きたと言いつつも、まだまだやりたい気もする。この辺りはいずれまとめたい。

(このあたりの心境は、直前に書いた中間考察(※2)のほうが多少まとまった内容なのですが、こちらは旅行記と言うことで、当時メモしてある心境で書いてあります)


この旅は全体的に疲れっぱなしだが、最後の国だし、今回一番来たかった国だし、このまま押し切りたい。

考えてみれば、仕事で一番疲れている時の疲労は(種類は違うが)これの比ではない。もっとクタクタになるまでやるべき。


<市街地からホテルに移動>

クラクフ空港から市街地へは電車で移動。

ヨーロッパの地方によくある田園風景。


クラクフ中央駅のトイレは約200円。1ユーロ強なのでヨーロッパの中でも高い。


クラクフのホテル、中央駅から歩いて行ったのだが、結構遠かった。

地図を見る限り許容範囲の距離と思って予約したが、途中にトンネルやジャンクションがあったりで、かなり回り込まないとたどり着けない。

今日はもう、タリン国際空港への移動から始まって、Google mapを見ながら歩きっぱなし。


障害物なんかは来てみないと分からないとはいえ、多少値段上げてでももう少し立地優先する方が良かったかも。でもポーランドのホテルは物価の割に結構高いのもあってこうなってしまった。

ホテル自体の感想はどこかに別途まとめる。多分。


<旧市街に移動・キャッシング>

一度ホテルで休憩して、トラムに乗って旧市街まで夕食取りに出かけた。

24時間市内交通券、約650円。


途中で、クレジットカードでポーランドズロチをキャッシング。

ユーロネットのATMで手数料は14.95%。高いようだが、最近先進国で街中のATMだとこのくらい取ってくるのが多い。現金社会でなければ、ATMの稼働率(一台が捌く金額)も上がらないから、手数料が高くないと成り立たないというのもあるんだろう。大手の銀行などを探せばもう少し安い可能性はあるが、もう夜で閉まっているようなのであまり探さなかった。現金自体そんなに使わない可能性あるしな。

なお最近の先進国のATMはNFCタッチ決済対応しているのが多く、昔みたいに「カードが物理的に吸い込まれて戻ってこない」心配がないのが良いポイント。


<夕食>

当たりをつけていたポーランド伝統料理レストランに入った。


・ ポテトパンケーキ

約1,900円。

ポーランド名物らしい。外側はカリカリで食感が良い。多分小麦粉とジャガイモで出来てるのかな。それが油を吸っていて、なかなか重い食べ物。マッシュルームソースは、ヨーロッパでよくあるベシャメルソース。熱々で美味しい。粉スープを煮詰めたやつではなくて、多分店で作っているやつ。マッシュルームもゴロゴロしている。もう1つのオプションがサワークリームで少し安かったけど、マッシュルームの方にしてよかった。


メニューを見ただけでときめいたのと、ヨーロッパにしては割安だったのもあり、もう1品注文したが、これだけでも十分だったかも。


・ ピエロギ

約1,700円

ポーランドの餃子。すごく細かくひいた肉。挽肉と言うよりすり身。ポークを選んだけど、本当に豚肉なの?という食感だった。

ソースに幾つかオプションがあり、オニオンソースというのを注文した。玉ねぎドレッシング的な味。餃子に玉ねぎドレッシングかけるのは成り立つのかもしれない。


・ ビール

Zywiecというポーランドのビール。600円。

超スッキリした味。いいね。


酒のメニューとしては、ビールの他にワインとウォッカが多い。ワインとウォッカそれぞれ1ページ以上ある。

映画「シンドラーのリスト」の冒頭、シンドラーとナチスの将校がクラクフでウォッカやワインを飲むシーンがあるので、多分このあたりでは一般的ってことだろう。この酒のラインナップからも、西から東から、ドイツ、ハンガリー、ロシアに攻め込まれている影響が感じられる。

なお、今回回ったヘルシンキ、タリン、クラクフ(この後行くワルシャワも)、どこもウォッカが多かった。

ウォッカはタリンでも飲んで私にはキツいと思ったし、翌日の行動に響くようでは困るのでそれ以降飲まなかったが。以前も書いたが、酒を十分試しきれなかったがこの旅の数少ない心残り。


・ ハウスワイン

700円。

この店は全てが美味しく、期待できると思って、ワインも飲んでみた。ワインメニューは豊富だったけど、グラスで注文できるのはハウスワインのみ。他はボトルのみで売っていた。

このワイン、説明に「ドライ」って書いてあったけど、マジでドライ。こんなドライなワインあるんだ、という感じ。ただ、渋いけど渋すぎるって事でもない。何なんですかねこれ。日本の安いワインではこういうのはあまり遭遇したことが無い。得も言われぬ味だった。でもおいしいかも。昨年のハンガリー、スロバキア辺りもそうだったけど、ヨーロッパは(中欧はなのかもしれない)、普通の安いワインでも味の上限が高すぎる(普通の味のもあるけど)。(※1)

ヨーロピアンが昼から酒を飲んでいる理由の一つは、これほど美味しい&バリエーションもある酒が安く手に入るからかも。

ワインはヘルシンキでも飲むチャンスはあったが、1杯2,000円とかだったのでやめてしまった。1杯くらい試してみればよかった。


腹いっぱい美味しいものを食べて、美味しい酒も2杯飲んで(どっちも個人的な評価としては90点くらいは取れている)約5,000円。


タリン以降、90点以上取れてると思う食事大連発。


※1)

ハンガリーでワインを飲んだ話はこちら。

【ハンガリーD3-4:ブダペスト】 フォアグラ(食事と納得感)


※2)

以下記事

【Ist/Hel/Tal/Pol第一中間考察】 限界効用/限界学習効果


ーーー

追記)

これまで(旅行で)飲んでおいしかったワインをまとめておくか。

  • ブダペスト(赤)
  • ブラチスラバ(白)
  • クラクフ(白)
  • 甲府(白)
  • 長野(赤)

他に、旅行とかではなく近所で美味しかったのもあるけど、私は銘柄とかほとんど覚えていないのでそれは省略。

2025年10月26日日曜日

【Ist/Hel/Tal/Pol第一中間考察】 限界効用/限界学習効果

以前、旅の限界効用が落ちていることを何度か書いた。

(例えば以下記事)

【1年間まとめ05 旅】 旅雑感

【イスタンブールD4-3】 旅ここまでの所感(金を使うペースへの慣れ他)


簡単に言えば、旅に飽き始めている。

やればやるほど、旅のワクワク感はどうしても無くなってくる。

この意味で、旅の限界効用(楽しさ/ワクワク感)は落ちている。


一方、知見の広がりと言った意味では、まだ頭打ちになっていないような、と思い直した。

旅の限界学習効果は落ちていない。

むしろ、訪れる都市が増えるほど、頭の中のドットが増える。その結果(旅行中ではなく後からということも多いが)、新たなドットから既存のドットに線が引かれるので、ドットを結びつける線の総数は二次関数的に増える(※1)(※2)(※3)。旅の限界学習効果は逓増しているような感触まである。

まだ自分の中に伸びしろを感じる。


それからブログの内容。2年前よりフレッシュさは無くなっているものの、レベルが落ちてきてはいないと感じる。自分の中の学習が進んでいるのに呼応して、新しい発見がそれなりに出続けているような。自己評価だが。

その意味では(アウトプットとしてのブログの)限界生産性も落ちてはいない。


全体的に、多少飽きていても、まだ旅は押していっても良い可能性感じる。


限界効用/学習効果/生産性、どれでもそうなのだが、逓減するとは限らない。逓増することもある。

少し言い方を変えると、これらは同じカーブを描かない。

限界効用が落ちてきたからと言って、限界学習効果・生産性が落ちてきているとは限らない。


さらに言うと、これらは関数的なカーブを描くとも限らない(※4)。

臨界点を超えた時に、意味を持ってきたり、効果が跳ね上がることもある。

例えば、やりきった感が意味を持ってくることもある。

(都道府県訪問を46県で止めているのと、47県全部訪れるのでは自分にとっての意味が全然違う)


単純に「限界効用が落ちてきたからもう旅はいいか」としばらく思っていたが、この観点からもう一度考え直して、計画作ろうかな。

まあ、「楽しさが薄れているのに、ためになるからやる」というのもストレートでは無く混乱の元かもしれないので、もっとスッキリしたアクションがあればそれに越したことは無いが。


ーーー

※1)

例えば、紙の上(=自分の中)に既存のドットが4つで、5つめのドットを打ったとき、線は4本追加できる(余地がある)。既存のドットが20個で21個目のドットを打った場合、線は20本追加できる。n個目のドットを足したとき追加できる線の数はn-1。等差数列の公式がそのまま当てはまり、線の総数はn(n-1)/2でnの二乗に比例。

なお、現実世界では結びつかないドットもあるし、「ドット=旅行先」とも限らないし、そもそもドットだの線だのは比喩なので、あくまでイメージとして。


※2)

これを考えると、ドットを打つ活動だけでなく、線を引くための活動を積極的に計画するのも良さそう。これが現時点、「本を読む」「文章を書く」なのだが、何か他にもあるのでは。


※3)

コネクティング・ザ・ドッツの話は以下。

【エストニアD2-2:タリン】 空白地帯にドットを打ち込め


※4)

人間は関数ではない、という話は以前書いてあった。

【別府D1-3】 精神面のツボ


ーーー

追記)

元々、何についても「味のしなくなったガム」はとっとと吐きたいとは思っているが、旅に関してはまだ味があるような・・・無いような。

【エストニアD4-2:タリン】 タリン→クラクフ(ポーランド航空)

タリン国際空港

預入荷物はここに置くようにとの指示
なんか不安な運用

タリン国際空港のラウンジ

ラウンジ飯

ラウンジ飯

空港制限エリアにランニングマシンなどがある

ポーランド航空フライトで配られたパン

ポーランド航空 機体

クラクフへのフライト

なんとか国際線ターミナルにたどり着いたが、結局カウンターはまだ空いていなかった。 ポーランド航空のチェックインと同時に並び始めたのに、チェックインもセキュリティも時間がかかって、制限エリアに入れたのはフライト80分前、搭乗の30分前くらい。


タリンのプライオリティパスラウンジは結構良かったが、時間がなくかなり急いで食べた。


・ 北欧風肉団子

北欧要素が何か特定できなかったが、普通においしかった。


・ ニシンのサラダ

ニシンはアクセント的というか、ドレッシングの一部と言っても良いくらいわずかに入っているだけでメインではなかった。他の具材はジャガイモとニンジンとか。何なのかわからないものも多かった。


他にも色々食べたけど忘れた。


ラウンジにいられたのは15分だけ。

15分で、ビュッフェをざっと見て、皿にとって、食事して、写真も撮って、急いで搭乗のためゲートまで来た。慌ただしかった。

こういうバタついた動きは間違いの元なので、できるだけやりたくない。


しかしフライトの準備が遅れているらしく、結局搭乗ゲートの前でまたしばらく待つことに。

椅子が少なすぎて7割以上の人が立って待っている。


タリン空港、制限エリア内にランニングマシンが置いてある。運動不足解消にはいいね。汗だくでフライトには乗れないので、ほどほどにしか使えないけど。


結局ボーディングが1時間20分遅れで始まった。待っている人も特に騒ぐ様子もなく、ただ黙って待っている。

ポーランド航空は去年もキャンセルになったし、予定通り飛んだ試しがない。


<タリン→ワルシャワ>

タリンからクラクフの移動は、ワルシャワ経由。

まずはワルシャワへのフライト。ポーランド航空利用。


登場時刻が遅れたので焦っているのか、いつも通りなのか知らないが、ゾーンごとの入場などは無く、乗客側も1度避けて人を通すとか誰もやらないので、入場が開始してから機内の通路で人が溜まってしまって全然進まない。


搭乗率は95%くらい。ほんと、最近すいてる飛行機ほとんど見ない。乗客に東アジア人は皆無。

機内で、コンビニに売っているような袋入りのパンが配られた。袋がびしょびしょに濡れていた。謎。

その後はほぼ完全に寝ていた。タリンで迷子になったことで疲れていたっぽい。途中耳抜きもしていないせいか頭が痛い。

フライトが遅れゴタゴタしていたが、離陸後は一応順調に飛んでワルシャワに到着。


<ワルシャワ>

ワルシャワ空港でトランジット。次の便に間に合うかが心配だったが、ボーディング時間ギリギリにゲートにたどり着くことはできた。

乗り換えがギリギリだったのでここではプライオリティパスを使うことはできなかった。残りの回数カウントしてどこで使うか計画してきたのによ。

そしてまた定刻になったところで、搭乗は始まらない。


ポーランド航空を3便利用して、

(1)フライトキャンセル

(2)90分遅延

(3)そしてまた最後も遅延

信頼度がものすごく低い。


<ワルシャワ→クラクフ>

ワルシャワ→クラクフは普通は電車の距離なので、この便はトランジットで使う人が多そう。

私も最初は電車で行くつもりだったが、今回のチケットが、ワルシャワで降りるより、そのままトランジットしてクラクフに行く方が10ユーロ以上安かったので付けた。


このフライトは、Embraer175という機体。多分初めて乗った。機体のサイズとしては羽田⇔八丈島便と一緒くらいかな。

2列2列だけど座席幅には余裕がある。肘を内側にたたまずに下ろしても収まるくらい。

搭乗率は60%くらい。

このフライトでも袋入りのパンが配られた。やはり袋がびしょびしょに濡れていた。謎。

30分のフライトだが水も配られた。

水平飛行になった瞬間水とパンを配り始めて、配り終わった瞬間下降が始まってシートベルトサインが出た。忙しいね。


無事、定刻よりやや遅れでクラクフ到着。


<フライトは検索の下の方も見る方が良い>

なお、このタリンからクラクフの移動は、当初Googleフライトでフライトを調べていたとき、超早朝(朝1時起きとか)か、夜激遅(夜22時着とか)のフライトしか見つからなからず嫌だなと思っていたが、検索の下の方に、値段も大差なく普通に昼間に移動できる良いフライトが見つかった。Googleフライトのおすすめ順は人間的な感覚に合っていない場合もあって、下の方に良いフライトがあることも全然ある。最初の3件くらいだけ見て諦めず、下のほうまで見るほうが良い。