2024年10月21日月曜日

【ドイツD3-1:ベルリン】 首相退任式で示すメッセージ

昨日買ったパンで朝食

本文に書いてないけど、途中ソニーセンターを通った

ソニーセンター

ティアガーデン

ティアガーデン

ドイツ抵抗記念館

ドイツ国防省

ドイツ国防省の庭
(メルケル首相退任式会場)

メルケル首相退任式会場


本日は、国会議事堂の西側を観光していきます。

<ティアガーデン>
ベルリンの市街地の中ですが、軽い森だと言ってもいいような公園です。
ドイツ人は森を愛していると聞きますが、その現れで街中にも森を必要としているのでしょうか。
ここはかなり長い遊歩道も整備されているので、ここまで来ればジョギングとかできそうです。

<ドイツ抵抗記念館>
ここはナチスの国家主義体制下のレジスタンス(つまりドイツ人でありながら反ナチス活動をしていた人)に関する博物館です。
入場無料。
ドイツ語と英語だけで、そういう特殊な時代についての細かめの話なので、歴史的背景ある程度知っているか、英語(orドイツ語)がかなり得意でないと理解していくのはちょっと難しいかもしれないです。
ここは大衆向け博物館ではなく、ナチスを含めた戦争の歴史を後世に残すために運営されている感じだと思います。
普通の旅行者というか、戦争の概要から入りたい方は、次のエントリで書く予定の「テロのトポグラフィー」から入るのが良いかと思われます。

<ドイツ国防省(メルケル首相退任式会場)>
メルケル首相の退任式が行われた場所ということなので来てみました。
ここは普通に国防省のオフィスビルなので、中には入れません。外から見るだけ。完全に映像の世紀の聖地巡り。
現地に行ってまず思ったのは本当に質素なところということ。想像の10倍質素。まあ、オフィスビルだからな。
私が通っていた高校の中庭を少し広くしたような場所でした。

場所も、国会議事堂やブランデンブルグ門など、ドイツのシンボリックな建物があるゾーンからは少し離れた住宅街みたいなところにあります。
すぐ目の前に、多分普通の人が住んでいるであろうアパートとかあります。
退任式の時はライトアップや多少の装飾などがされていたのに対して、訪れたときは装飾無しだったので、最初は本当にこの場所か?と思うくらい違う場所に見えました。
後から映像で後ろの建物や窓の形を見ると、確かにこの場所のようですが。

2kmくらい離れたところに、もっとゴージャスで大きい広場(国会議事堂やブランデンブルグ門)があるのにわざわざここでやるということは、意図的に目立たない場所を選んでいるということだろう。

多分理由は2つあって、
・ 国会議事堂とかブランデンブルグ門でやるとヒトラーを想起してしまう
・ 必要以上に首相を崇拝して独裁政権につながるような動きは今後もやらない・隣国を攻撃する可能性は一切ないという意思・姿勢をを示したい
ということなんだろう。

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