ポツダム行きの電車の車窓から |
ポツダム駅 |
ポツダム市街地 |
ポツダム市街地 |
ツェツィリエンホーフ宮殿行きのバス |
ツェツィリエンホーフ宮殿 目の前の通り |
オーディオガイド |
展示物 |
展示物 |
展示物 |
ポツダム会談 本会議場 椅子の背もたれが、床に対してほぼ直角 |
ポツダム会談 本会議場 アメリカ、イギリス、ロシアの旗 |
ポツダム会談 本会議場 |
ポツダム会談 本会議場 |
一人一人の鉛筆、紙、たばこ、マッチ、灰皿のセット |
一人一人の鉛筆、紙、たばこ、マッチ、灰皿のセット |
宮殿の中庭 |
トルーマン or チャーチル(どっちか忘れた) の控室の机 |
多分3首相が写真を撮った場所 |
<朝食>
朝食はパン。最近は連日スーパーで買ったパンか野菜。
朝食はパン。最近は連日スーパーで買ったパンか野菜。
クロワッサンが見当たらなかったので、いかにもドイツぽいゴマなどの穀物などがトッピングされたパンを買ってみた。
見た目通り硬い。ものすごく濃い味がする。
<ポツダム>
ホテルから1時間以上かけて、ポツダム(ベルリン郊外の都市の名前)に来てみました。
まず思ったのは、ずいぶん観光客が少ないということ。
考えてみたら、ポツダムの知名度・歴史的重要性って日本人にはかなり大きいけど、他の国の人にはそうでもないか。
もっとも、日本人も一切見当たらなかったが。
ポツダム駅は割と大きめの駅で、ある程度食べる場所あります(ただ見当たるのは、インド料理、イタリアン、パン屋、ドーナツ屋などで、ドイツ料理屋は見当たらない)。スーパーも入ってます。
駅前でスマホで地図を見ていたらいきなり浮浪者に腕を掴まれた。
先述の通りドイツの浮浪者は目がなんか狙っている感じがして怖かったが、本当に接触してくるとは。
まあ、振り払って立ち去ったらそれ以上追っては来ませんでしたが。
メキシコやモロッコではスマホを見るときには建物を背にするなど、背を取られないようにしていたけど、ヨーロッパではそこまで気を使っていなかった。
という感じで駅前だけは都市感あったけど、少し離れたら高い建物なんかもあまりないですね。
先述の通りベルリンは都市圏人口が福岡より小さいくらいなので、1時間も電車で離れるとだいぶのどかな感じに。
ポツダム会談が行われたツェツィリエンホーフ宮殿は、ベルリンの中心部からはSバーン(地下鉄ではないいわゆる普通の電車)、トラム、バスの3本を乗り継ぐ必要があるので、少し難儀(私のホテルからだとSバーンに乗るのに地下鉄に乗る必要があるので4本乗り継いできました)。
この交通整備状況からも、余り多くの人の関心を集めていないのが分かります。
本数も少なく乗り継ぎでどうしても時間はかかるので、時間が限られている場合は、ベルリン中心部の観光とのトレードオフにはなります。
そういえば、以前フランスで、フォンテーヌブロー(ポツダムと同じく歴史的会議の開催地として有名)に行った時も、駅からの交通が難しくて、5kmぐらい歩いた記憶ある。こういう郊外の宮殿は交通が整備されていないのが多いですね。ベルサイユ宮殿とか、シェーンブルン宮殿は電車一本で行けるけど、この辺は別格と考えたほうが良さそう。
着いてみると、閑静な住宅街の中に公園付き宮殿がたたずんでいる感じでした(宮殿は大体公園がセットだが)。
<入場料、オーディオガイド>
オーディオガイド付き入場料約2100円。
この旅でここまで回ってきた主要宮殿(シェーンブルン宮殿、ブダ城など)と比べるとかなり地味でビジュアルのインパクトはないので、高いと感じるかは歴史的意義を感じるか次第だと思います。
マイナーな観光地ではありますが、日本語のオーディオガイドあります。ドイツの他の博物館にはあまり日本語ガイドは無いので、日本への重要性が考慮されているようですね。
<会議開催時期・期間>
全体的な話として驚いたのは、ベルリン陥落の2か月後に、トルーマン、チャーチル、スターリンが敗戦国の首都に乗り込んできて、郊外の宮殿を占拠して会議をしたということ(このタイミングのベルリンって、殺人、暴行、強盗、餓死が日常茶飯事みたいな世界だと思うが)。日本で言ったら、1945年10月にやはりトルーマン・スターリンあたりが鎌倉あたりの邸宅を占拠して会議するみたいなことだと思います。アメリカやソ連の出方や、わずかなタイミングの違いによってそういうこともあり得たのかな。
会議期間が15日間と言うのにも驚きました。今世界の大国の3首相が15日間缶詰で会議するなんてありそうにないですよね。
<本会議場>
・ 椅子の背もたれが床に対して直角でなんか疲れそう。まあ今のような人間工学に基づいて設計された椅子なんて当時は無いからな。
・ 本会議室の円卓、3人の首相の椅子だけ装飾が豪華な肘掛けがついている。
・ デフォルトで参加者全員分のタバコと灰皿のあるのに時代を感じる。
<控え室>
ポツダム会談の本会議場だけでなく、晩餐の部屋とか、トルーマン・チャーチル・スターリン控え室とかも見られます。
トルーマンとチャーチルの控室は隣り合っており、本当に壁一枚で隔てられてるだけ、と言うのにも驚きました。極秘の会話とかできないのでは。
スターリンの部屋だけ会議場を挟んだ反対側で少し離れています。
<3首相の並び>
私が見たことあるポツダム会談の写真は、3首相の並び順がどれも同じで、トルーマンが常に真ん中で写っているのですが、スターリンやチャーチルはどう納得したのだろうか。イギリスやロシアに行ったら別の写真があるのだろうか。
<全般>
・ これを日本語オーディオ付きで見学できるのは、歴史好きにはかなり面白いのではないでしょうか。
・ ちなみに、このオーディオガイドはずっと「プロイセン」を「プロセイン」と言っている。まあ、ダブルチェックする体制なんかあるわけないか。ホーチミン・シティの統一会堂のオーディオガイドも言い淀みがそのまま録音されていたので、そう言うものなのでしょう。
・ オーディオガイドはスマホ経由なので、音声DL用のWiFiが用意されています。途中中国人の団体が来てwifiが全く繋がらなくなったが。
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