2024年10月25日金曜日

【ドイツD3-4:ベルリン】 旅が取材になり始めている

作業プロセスは洗練されてきているが・・・


<旅が取材になり始めている>
最近、YouTubeの見過ぎの影響なのか、旅が取材になってしまっている。
動画こそ撮っていないのだが、写真を撮ったり、感想をメモったりで、なんか素材を収集モードになっており、脳内リソースがそれに占められている。
こうなっては、以前自分自身で恐れていた事態だが、旅がもはや仕事、出張、取材になっている。
脳がAttention(意識)を向けられることには限りがある。行動中に取材モードに全振りしたら、自分なりの何かを考えることに頭を使えない。

前の旅ではその場でso whatがいろいろ思いついていたはずなのですが、その良い癖がなくなってしまっている。
せめてここからでもこの癖を取り戻したい。
ネタを集めるのではなく、その場その場に集中しないとね。

<音声吹き込みプロセス>
よりテクニカルな話だが、行動中メモを音声吹き込みして、追って文字に起こすというプロセスに慣れてはきた。
前の旅までは口語調で吹き込んでいたし、「あー」だの「えー」だの余計な文字がいっぱい入っていたところ、文語調で吹き込むとか、余計な言葉を入れないとかには慣れてきたので清書の時間はだいぶ削減できた。
一方、本当に思いつきレベルのこととか、ブログになるかどうか分からないようなことはメモらないようになってきている。遊びがなくなってきている。

実際は思い付きレベルのこと(遊びの部分)が他のメインのアイデアと結びついて、自分なりの解釈が出てきたりもするのに、そういうのが切り落とされて面白みのない感想というかメモばかり吹き込むようになってる気がする。

この旅の前のインターバルでブログが書ききれなかった経験からプロセスを変更したわけで、アウトプットをから逆算した行動なので、よく言えば効率が良くなってはいるし、プロセスが洗練されてきてはいるが、そもそも効率なんてものから離れたくて旅しているというのもあるのに、結局効率に戻ってきてしまっている。
これは、全てが効率に収斂していき全てが作業になってくる(自分が機械になってくる)という、時々遭遇するPDCAサイクルの罠だわ。

もっと面白みを上げる方向にまた舵を切りなおしたい。
ブログを書くためだけに旅しているわけでもないしな。

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追記)
最後の最後に気付いたが、丁寧語をやめると相当作業しやすい。文章にもキレが出る。吹き込むときに丁寧語で喋っていたのでそれを消すのがひと手間だったが、次の機会があったら、吹き込むときから丁寧語を使わないというのを試してみたい。

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