ピカソ |
ピカソ |
多分ミロ |
ピカソの皿 |
ピカソの皿 |
ミロ |
ピカソの皿 |
ピカソ |
ガッシュだがよく見ると塗りムラが |
ミロ |
ミロ |
ミロ |
ミロ 岡本太郎とどっちが先なのか |
ミロ |
ミロ |
ミロ |
ミロ |
ミロ |
ミロ |
ミロ |
オリンピック会場近くにある、ミロ美術館。
この日は日曜日で入場料無料だった。通常3200円のところが0円なのでこれはなかなか大きい。
ピカソ美術館でもミロとピカソの特別展示やっていたけど、こっちでもやっていた。
両方の美術館で同時に似たコンセプトで特別展やっているんですね。
ということで、ピカソ美術館、ミロ美術館、両方でミロとピカソ展を見ました。感想をまとめて書きます。
1.ピカソ・ミロ共通の話、2.ピカソの話、3.ミロの話、4他、の順で書いていきます。
1.ピカソ・ミロ共通
・ アウトプットのバリエーション
ピカソもミロも、絵だけ取ってもバリエーション多彩。
さらには立体作品もたくさんあって、バリエーションもいろんなのがある。
同じようなアウトプットばかり出すよりも、バリエーション変えてアウトプット出すほうが新鮮な感覚維持できるのかも(※1)。
・ 塗りムラを出していけ
共通して言えるのは、どっちも塗りムラをそんなに気にしないということ。
コンピューターに慣れると全く均一に濡れてしまうので、塗りムラというものになんか違和感を覚えてしまいますが
ここで見たピカソ、ミロに加えて、ガウディもですが、そういうムラとか均質でなさっていうのがむしろ人間性に必要だと言ってる気がします。
2.ピカソ
・ ピカソの魅力
ピカソとミロを並べてみると、やはりというか、断然ピカソの方が魅力は大きい。
・ 生と死
生と死が1枚の絵に混在している作品が多い。
・ 絵のバリエーション
点描、ペン画、そして水彩紙に色鉛筆(個人的にはこれが一番良かった)など、絵のバリエーションだけでもたくさんある。
3.ミロ
・ ち〇こ多め
とにかく描きたくなっちゃうんですかね。
・ 大胆な色使い多い。オレンジとか、緑がいっぱい入ったアフリカっぽい色使いの作品もある。
・ ガッシュ
ミロは、現代美術ではあまり認められていないと思われる(少なくとも私が習っていた絵の先生はそう言っていた)ガッシュやアクリルも散見される(ピカソのほうにも少しあったが)。
普通に紙にガッシュで書いてるぽいです。遠めにはガッシュ的な塗り方の作品でも、近くで見ると表面全然均質ではない。先に書いた通り、塗りムラとかあって味が出ている。
・ 岡本太郎?
岡本太郎を連想させる立体作品もあります。どっちが先なんだろう。
・ 絵のバリエーション
油彩on紙、でっかいカーペット的なもの、掛け軸的なすごく縦長の絵、水墨画的な薄墨などが印象的だった。
・ 時々不穏
ミロは見ていて楽しくなるような作品が多いが、時々血がスプラッシュしているような不穏なやつもある
・ ある程度現代美術について理解があるつもりの私でさえも落書きにしか見えないようなやつもある。
4.他
・ 2か所に散らしても、ミロとピカソの展示品がこれだけあると言うことに驚いた。
・ ピカソ美術館は立地が中心街に近すぎるのとネームバリューがありすぎるためかかなり混んでいたけど、ミロ美術館の方は激込みではなく比較的ゆっくり見られた(少なくとも東京の美術館の休日よりは空いていた)。無料の日にも関わらず。
・ 初日にピカソ美術館見た時よりだいぶ楽しめた。美術品を楽しめるかどうかって体調次第なところがある。ビールの美味さが体調次第なのとなんか似ている。さらに言うと人生を楽しく感じるかも体調次第というところはあるな。
(初日は時間に追われて見れたのが良くなかった。美術品なんて時間に追われながら見るものではない)
・ 個人的にはルーブル美術館よりも、こういう現代的なアートの方が私は楽しめる。中世の美術というのはどうしても背景が知らないとよく分からないし、理解できたところでその絵画作品の魅力が増してくると言うことでもないような気がするので。
バックグラウンド込みで美術を理解するというのは、どちらかというとアート鑑賞と言うよりも歴史の勉強の仲間という気がします。
・ 基本的に写真撮っていい美術館なのだが、稀に撮影禁止の作品があります。どういう基準なんだろう。
・ 美術品の前でインスタ写真撮って道をふさいでる東アジア人がたくさんいてどうかと思った。
※1)
私も、旅のアウトプットは結果的に文章ばかりになってしまった。文章が私の一番得意なアウトプットというわけではない気がするのにも関わらず。できるだけ言語化しておきたいという気持ちでそうなってしまったが、偏りはあったな。
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