2024年8月29日木曜日

【富士山おまけ】 御殿場アウトレット

御殿場駅からアウトレットまで無料のシャトルバスがある

さわやかは受付終了
登山後適当に行っても入れそうにない

まぜそば

フードコート

コーヒーを注文してブザーを渡されたが、呼び出されない。
本を読んでいたので私もしばらくほったらかしていた。


富士山のおまけです。

予定より早い時間のバスで降りてきたので、御殿場アウトレットに初めて行ってみました。

御殿場駅からアウトレット行きのバスが出ています。結構混んでた。

富士山も御殿場アウトレットも外国人だらけ。
アウトレットのほうが少し日本人率高そうだが。

南町田、南大沢、軽井沢あたりのアウトレットと随分似た雰囲気。
なぜアウトレットの雰囲気はこれほど画一的なのか。あえて統一感出してるんですかね。
もうちょっとそれぞれ特色ある方が楽しめそうですが。
目隠して連れてこられて、敷地内だけ見せられたら区別つかないと思う。
アウトレットの外の富士山が見えれば御殿場だと分かるでしょうが。

山の中ではクロワッサンしか食べていないので、遅めの昼食とろうと思ったのですが、有名なさわやか(ハンバーグ屋)はもう本日の受付終了してた。そうだと思ったけど。
寿司屋もあったけど、最近旅先で寿司を食べてもあまり当たりがない(※1)し、何より登山の後は日焼け止めや汗でなんとなく汚れているのでやめておきました。
登山の後はどうしてもこうなるから、なかなか全力で観光できない。「登山のついでに市街地観光」が満足にできたことはあまり無い。

結局フードコートでまぜそばを食べました。これはこれでおいしかったです。1700円。

さらに時間調整のためコーヒーも別の店舗で注文したのですが「番号でお呼びします」と言ったまま20分も出てこなかった。顧客にブザー渡した後どんな管理してるんだろう。いくら何でも人間系で管理しているわけではないと思うけど。


初めて来たので楽しめましたが、御殿場駅からも遠いし、正直(富士山のついでだとしても)もう来なくていいかという感じです。

ーーー
※1)
良い海鮮は海外に買われてしまっているという噂を聞くけど、そのせいなのかな。


【富士山】 須走ルート雑感

御殿場⇒須走口のバス

須走口
外国人多め
特に軽装登山者は見当たらない

協力金の案内

須走口

ほぼ2000mからスタート

行動食

登山道 足を使ている感じがして良い

登山道

トレーニング目的なので、食事も特に豪華さは求めずこれ。
というか、腐らないし軽いので2泊程度までならこれ主食で良い気がしてきた。
前日スーパーで買っておいた。

この砂礫の道が結構足に響いた

登山道


2024/8/8
この夏は7月から暑すぎ。
いつもの筋トレ会場である丹沢が灼熱でまともに歩けないので、脚力維持目的で日帰りで富士山に行ってみた。
といっても、山頂まで行く時間は無いので、3時間登ったらタイムオーバーで降りてくるという割り切った計画です。

<路線バス>
初めて須走口に行ってみました。御殿場駅からバス。
須走口へのバスって、普通の路線バスなんですね。
往復券の割引率が大きめなので、予定が決まってるなら往復チケット買う方が断然良い。
人多めで、私は20分前くらいに並んだけど座れなかった。
途中から山道でカーブも多いし、結構疲れた。

<協力金>
登山口で協力金集めていた。
この曖昧な制度自体どうかとは思うが、私は一応用途とかも理解はするので、普通に気持ちよく払いました。
なお、私の前を歩いていた人は寄付金拒否していたのですが、これに対してスタッフが陰口言っていた。私が聞こえるところで。これは良くない。
そんなことするぐらいだったら、ちゃんと明確に入場料とした方がいい。
あと、外国人にDonationと連呼して道をふさいで協力金を求めていましたが、これも多分外国人には意味がよくわからないし、印象も悪いと思う。
まあ、このプロセスは今年始まった模様なのでこなれていないのでしょうが、順次改善したほうが良いと思います。

<気温>
涼しく登山できることを期待したが、割と暑い。登山口がある2000m地点でも23度くらい。
だとしても丹沢よりはだいぶ快適に登山を楽しめた(先日、丹沢の登山口が30度越えており、30分くらいでギブアップして降りてきた)。
家からだと甲信の山より富士山のほうが近いので、夏、トレーニング目的なら一応使えるかも。
この気温だったら半ズボンの方が快適に歩けそう。
溶岩地形だから、普通の土ベースの山より転んだ時に怪我が大きくなるリスクはあるが、どうせ手や顔は何もガードしておらずその辺は程度の差なので。

<登山者少な目>
道中、去年の富士宮ルートと比べて登山者はかなり少ない。
比較的静かに歩けると思います。混んでいたのはバスだけ。
見たところツアーがほとんど無いですね。もしかすると小屋の収容力的にツアー少ないのかな。
8月の平日に行きましたが、登山者の7割方外国人。インド人・中国人多めでした。
別に軽装登山者は見当たらないですね。

<脚力・筋肉の維持>
久しぶりに十分歩けたおかげで、脚のハリが結構戻った。
やっぱり常に脚を使っておいて筋力を維持する喜びってのはある。
結局これをやっておかなければ、いざ「連休に天気がいい」となても長距離歩けないからな。
あとシンプルに自分の足が太くなっていく喜び(?)っていうのもある。

<下りは早い>
3時間弱歩いたところで戻ってきたのですが、下りは1時間強程度で降りてきてしまい、狙っていたやつより1本早いバスに乗れた。
富士山は低山と比べて空気が薄いから、登りと下りのスピードが結構変わる。
(登りで心肺への負担が大きく低山よりも体があまり動かないのに対して、下りは心肺への負担があまりないから低山と同じ感じで下れる)
まあ、あまりそのあたりは気にしなくても、CTもそれを考慮してあるので、登山地図などを見ながら行けば大丈夫だとは思います。

2024年8月27日火曜日

【1年間まとめ08 その他】 気ままな自由の時間枠他(旅・山以外の雑感)

<タイムボックス>

旅などをして過ごす期間としては1年強で考えていたが、タイムボックスとして一括で1年というのは長過ぎたし雑過ぎた。気ままな自由の一枠が大きすぎてもうまく使えない。
気ままな自由を過ごす中で自分の中でも変化があるから、一つの方針だけでで押し続けられる期間ではない。

せめて四半期、できれば月次のテーマに分解して、個人的に月次レビューすべきだった。
まあ、せめて今月からでも月次レビューしますわ。


<読書>
元々読書とかもするつもりだったのですが、これまで書いてきたように旅に過集中気味で、思ったほどはできなかった。
(旅先の歴史・社会本は読んだけど、バリエーションはそれに偏っていた)
上述の通り、月次で自分の活動をレビューしておけばもっといろんなバリエーション読めたような気がする。

あと、体力が下り坂という話と同じですが、徐々にだが目も疲れやすくなり、本を読める時間も減っている。これも体力全般と同様、5年で10%くらい低下していく想定で考えておくほうがいいかな。

<料理>
そういえば、という感じだが、やはり旅への過集中から料理のレパートリもほとんど増やさなかった。
何も参照せずに作れる料理だけで自炊を回していた気がする。
まあこれは、元々1年間のテーマでもないのでこれでいいです。

<金の管理/勝手に膨らむ期待>
金の管理はいつもやっているので、その延長でエクセルで管理していた。
投資有価証券をどうしようかとは思ったが、あまり何も考えなくて済むよう、有価証券の価値が仮にゼロになっても、旅行の予算を変えなくて済むだけのキャッシュを持った状態でスタートした。
管理上の問題とかは無かったのですが、2024年前半株が上がりすぎで、自分の中で投資に対する期待が高まってしまった感はある。
期待ってのは、自分の中で勝手に高まってしまうことに要注意。株に限らず何に対しても(※1)。
意識的に、自分の中での株に対する期待値(つまりどのくらいの利回りを想定するか)は引き下げておいた。

※1)
一番厄介なのは自分に対する期待かもしれない。

【1年間まとめ07 山】  体力の下り坂で何をするか問題

5年前、2泊3日でパノラマ銀座を歩けたが、今やったら事故りそう

40代中盤。
そこそこ歩いていることもあり、体力ガタ落ちまでは思わないが、感触は変わってきている。
緩やかに下り坂に入っている。
筋肉の疲労や炎症が治りにくくもなってきている。

体力が下り坂の中でどんな山登りを計画するかは難しい問題。
ここまで、少しずつ登山のレベルを上げてきたけど、これを続けるのは怪我・遭難リスクが高いと思うので、そういう方向はやめた。
とすると、昔よりも体力的にレベルを落とした行程で満足するしかない。
山域を変えるなどして、新しい楽しみを探してみようかな。
高低差の少ないロングトレイルなら楽しめるかも?とも思っているので、熊があまり出てない山域を探して行ってみようかな。

今後についても、同じ感じで続けるだけでは体力は緩やかに下っていくのは間違いない。
5年で10%くらい体力落ちていく想定で考えてみるか。
(別にネガティブなことを言っているわけではなく、このほうが現実感あるプラン考えられそうということ)
でもそうすると、アルプスとか体力がいるところに行くのはやっぱり今のうちなんだよな。

ーーー
パノラマ銀座(常念山脈)縦走の話はこちら。

【1年間まとめ06 山】 山(トレッキング)へのスタンス

非常に達成感ある趣味ではあるが、不確実性高い

山は不確実性高い趣味だと改めて感じた。

山は(自然観光も近いのだが)、「今年は絶対これをやる」みたいな目標の立て方はフィットしない。

都市観光だって、コロナ、インフレ、円安、オーバーツーリズムなどで行けなくなる(or思ったような旅ができなくなる)要因はたくさんあるけど、山関係はもっと不確定要素多い。
天気にも相当左右されやすいし、台風、豪雨(からの山道崩落も含む)などが来れば山などには入れない。
休みと天気が合わないだけで、その年の夏山シーズン終わる。

その他にも、近年メジャールートに熊が現れたり、山小屋予約の難易度が大幅アップするなど、私がトレッキングを始めた11年前と比べてもだいぶ事情が変わってきている。山道ってのは下界に比べて冗長性が格段に低い分、一つのIssueがShow stopperになる。今後、今は想像もできないようなShow stopperが出てくることだってありうる。

3年前、コロナ直後は山に行くのをまだ控えている人も多かったようで直前の予約が比較的取りやすく、そのイメージが残っていたのだが、今はかなり難しい。ボーナスステージは終わった模様。

それから、都市観光に比べてやはりインパクトが大きいのが、自分自身の体力的な要因(怪我・脚力の低下など)。
都市観光であれば体力が落ちても、多少金でカバーすることもできるが、足を怪我していたらいくら金があったって山歩きなんてできない。

これほど不確実性のあることなので、趣味とはいえ「今年は山に一点賭けする」みたいな発想は非常にリスキー。
実際、山歩き多めの旅行をしようと思っていたところ怪我したので、旅の構想を大幅に変えざるを得なかった。

「足が痛かったり、天気が悪かったらこれをやる」みたいな、2番手3番手の趣味がいくつかあるほうがいい。
では何をその趣味とするか。
以前はそれが絵だったのだが、肩が凝りすぎるのでしばらくやってない。
次の候補としては、料理のレパートリを広げ直すとかかな。
この1年世界中でいろんなものを食べてきたのでそれを再現したりとかはまあ面白いかもしれない。
あとは、行きたい都市観光地のリストを更新もしておくのも良さそうだが、今の時点だいぶやりきった感はあるので、今後のタスクとしておくか。

ーーー
追記)
人生の後半では結晶性知能を生かした仕事をするほうが良いという話があるが、趣味も同様かもしれない。

【1年間まとめ05 旅】 旅雑感

一度帰国すると驚くほどモメンタムがなくなる


ここ1年の旅で気づいたこと、1エントリにするには些末なものをこちらにまとめておきます。

<旅一辺倒>
旅一辺倒は無理がある。
旅だけでは飽きてくる。ドーパミン出なくなる。当然限界効用は落ちてくる。

自分の性格からしても、何か一つだけで押しまくるというのは向いていないのでは。
もしかしたら、旅にフォーカスよりも、色々趣味がある中の一つが旅、にうまく戻せればいけるかもしれない。

あとは当然行先とアクティビティにもよってくるか。

これも、先に書いた旅のスタンスの話(※1)と同様、改善案を考えてもう1回試すくらいまでは行ければ良かった、つまりPDCA(※2)をもう1回ししたかった、けどタイムボックス終了で止めるかも。

<次々に旅することの難しさ>
長期旅行を何度かして、次々に旅することの難しさは感じた。
一度帰国すると驚くほどモメンタム無くなる。
長期旅行は、数万~数十万単位の支出の連続だから決断疲れが大きいと感じる。

<顧客として旅することの限界>
気になっていたところに結構行けたので満足はしたが、ずっと顧客立場で旅行ばっかりすることの限界も感じた。
旅行というのは世界は広がるという側面もあるが、基本的にホテルでもレストランでもなんでも、ずっと顧客として過ごすので、ある意味経験としては一面的。接するのは基本的にサービス業の店員ばかり。
「メキシコ人って〇〇だな」
「ドイツ人って〇〇だな」
みたいな印象は形成されるが、どうしても表面的になる。

これは、出張で頻繁に海外に行っていたときと比べてかなり感覚が違った。
以前出張で海外に行っていたときは、毎日自分と同じレベル感のビジネスマンと話しながらプロジェクトを進めていたので、それを通して異文化を理解するみたいなのもあった。
ただ、これはこれで連日忙しすぎて仕事以外のことは出来なかった。
朝と夜はコンビニのパンで昼は会社の食堂、みたいな食生活で、その土地の名物とかもほとんど食べずに過ごしておりフラストレーションはあった。
なかなかバランスよく経験するのは難しいものだ。

ただこれについては、今後の改善アクションは特になしでいいかな。
全てを経験したり、全てを知ることは出来ないので。

ーーー
※1)
このエントリの話です。

※2)
ドーパミン出ない問題の対応策の方向性としては、
a. 先々まで予約しないで、もっと思い付き要素・不確実度高い旅にする(多少コストは割高にはなるし、ろくな宿が取れないリスクはあるが。あと結局これは最初のPDCAを回す前の旅に戻すということにもなるのだが)
b. ドーパミン系ではなく、エンドルフィン系・セロトニン系の活動を混ぜる or シフトしていく(というかこれこそが正に当初考えていた歩き旅だったわけだが)
みたいなのがあるけど、具体化するところまではいかなかった。

【1年間まとめ04 旅】 「行きたい場所」という名の欲望

もちろん行って良かった場所はたくさんあるが

YoutubeやXを使って情報を集めていたが、漫然と見ていると「行きたい場所」という名の欲望が現実性を超えて際限なく膨らんでしまい良くないと思った。

もちろん、それで行って良かったと思う場所はたくさんある。
しかし、全ての欲望・願望を現実化することは出来ない。
年齢的にもバケットリスト(やりたいことリスト)を膨らませ続けるフェーズではなくなったと感じる。
自分の欲望・願望を優先順位をつけるなどしてコントロールする方が良いと思った。
自分の欲望・願望を愛しすぎてはいけない。

ということで、この1年溜まってきたやりたいことを一度リストアップして優先順位つける(= 一部の欲望・願望を意識的に捨てる)ことにしようかな。

ーーー
あと別の観点だが、バケットリストは、1~10まで現実化していったところでその経験を以て改めて見ると、11以降のアイテムで「これはもういいか」と感じるものが出てくる。
この1年で13か国旅することができたので、これまで考えていたバケットリストの中でいらなくなったアイテムがある可能性は十分にある。
この観点からも、今時間を取って見直してみる価値はあるだろう。

ーーー
追記)
この、SNSを見ていると突然リストアップされてしまう「行きたい場所」ってのは、リスクの精査とか全然できていない状態で放り込まれる、というのも厄介なポイント。調べてみると治安の面だったり、登山経路の面で、リスキーな(私にはそう見える)場所であったりする。
この点が、自分の経験を踏まえて浮かび上がってくる「次の目標」みたいなものとはかなり違う。

【1年間まとめ03 旅】 自分にとってのベストシーズン

冬のバルセロナも悪くは無かった。
テラス席は少し寒かったけど。


最近、世界的にハイシーズンは

・ 値段が高すぎる
・ 混み過ぎる
という理由で、一般的なハイシーズンが自分にとってのベストシーズンとも限らないと感じた。

・ 寒すぎるのは私には無理(観光中、摂氏10度くらいはほしい※1)
・ 自然観光で特に厳しい自然はどうしても毎年成り立つ期間のウィンドウが狭い(→ハイシーズンに行くしかない)

みたいなのはあるが、都市観光くらいなら、一般的なベストシーズンを少し外してもそんなに問題は無い。むしろコストが抑えられるし空いているしでストレスなく過ごせることもある。

バルセロナやシドニーは夏にホテルの値段を調べて、高すぎるという理由で一度は行先から外したところだが、冬になったら比較的リーズナブルなホテルを見つけたので冬に行った。まあ、もう少し気温が高ければより良いとは思ったけど、どちらも夜で気温8~9度以上あったし、ビジネスホテルレベルで一泊の値段が5,000円単位で違ったので私のような中産階級ならこういうコストの抑え方もまあ選択肢かなと思った。

あと、ヨーロッパと言えば夏というイメージだったが、近年熱波で夏のヨーロッパは暑すぎてむしろ真夏を外す方が快適に旅行できる可能性もある。

ということでまとめると、天候があまりシビアでない場所については、ベストシーズンの前後に訪れることも選択肢、ということかな。

ーーー
※1)
逆に言うと10度あれば大丈夫。何度くらいあれば快適に旅できるか知ることはこの1年間を通してのミッションの一つでもあったので、よく外気温チェックしていた。

【1年間まとめ02 旅】 社会見学の旅/媒介としての旅

さほど歴史的背景を知らない街なのに、
「ブログに書けることは無いか」を探すことに頭のリソースが持っていかれる
(写真はドレスデン)


約1年前、世界中のインフレを受けて、旅の生産性を高めるべく、インプット・アウトプット込みで旅をすると言う方針にしました。

(その方針について書いたエントリはこちら)

これをやって、「社会見学的な学び」という意味では大幅アップしました。
ただ思ったのは、良くも悪くも旅の感触が変わる、ということ。
しばらく調子よく続けてはいたが、途中で「旅ってこれだけじゃないよな」とも思った。

旅を始めた当初は、「旅でもしながら身の振り方も考えるか」くらいに雑に考えていたが、全く成り立たなかった。

仕事の合間に行く旅の位置づけは、
「旅先から学ぶための旅」というよりは
「気分転換のための旅・気晴らしのための旅」
だったので、下調べなんかせず直前にギリギリ荷造りして、旅への集中度は低かった。
けど、旅の途中も旅と関係ない本を読んだり、あてもないことも考えたり、認知リソースにバッファというか遊び的なものがあった。多分そのバッファおかげだと思うけど、旅の途中で「旅が終わったら〇〇しよう」みたいな、次のアクションを思いつくことも多かった。例えば、最初の転職をしようと決めたのはプーケットでダラダラしている時だった。このように、旅が媒介になって全然別のことを思いついていた気がする。
しかし、旅先のインプット&アウトプット(ブログ)にフォーカスしていると、旅の途中はそのことしか考えていない。旅以外のことを考える脳内リソースが残っていない。
「次の身の振り方はこうしよう」なんてのは全く思いつかない。

別の言い方でまとめると
(1) 仕事の合間に行く気晴らしを主目的とした旅行
(2) インプット・アウトプット最大限やるぞと思って集中して行く旅行

この2つは旅行中(準備中も)の意識の流れが(過ごし方も)全然違う。
(2)の方針で旅した結果、確かに旅から得られる社会見学的学びは大幅アップしたが、「媒介としての旅」要素が無くなった気がする。旅が旅だけになった。旅が取材になった。

スタンス・やり方の面で、もうちょっと良い落としどころはないのか。
きっと何かあるだろうし、それを思いついてもう1回試すところまで行きたかったが、現時点思いつかないので、そろそろ時間切れにするか。
金については余力残しているけど、まあ今全部使い切るのにこだわるのもおかしな話なので。

【1年間まとめ01 旅】 物価(今が最後の瞬間の可能性)

オーシャンビューバルコニーのある部屋(プーケット)
2017年、12,000円くらいで泊まっていた。


ここ1年旅多めの過ごし方をしてみました。

大きい旅はもう1回するかもしれないけど、その後は働くつもりなのと、1年たったということもあるのである程度まとめに入っていきます。

ーーー

インパクトが大きかった失敗は、コロナ前の、特に7~10年前くらいの、自分が一番海外旅行していたころの物価感覚で、当初旅を構想(妄想?)していたこと。
この頃と比べると、地域差はあるものの、ざっくり言って旅費は2倍以上になっている。
地域によっては2倍では済まない。自分の旅の記録が残っていた場所を簡単に比較してみたけど、

・ NY
ホテルや劇場の値段で比較して、9年前(2015年)の3倍くらいになっている。9年前は2万円以下でグランドセントラルのハイアットに泊まっていたし、ブロードウェイも端の席だけど8000円くらいだった。

・ プーケット
あまり言われないけど、プーケットも上がっていた。7年前と比べて、ホテルはざっくり3倍。7年前(2017年)は、やはりハイアット、そしてプルマン、マリオットなどのオーシャンビューバルコニー付きの部屋に1万円~1万2000円くらいで泊まっていた。
今は3万円以上するし、そもそもオーシャンビューの部屋そう簡単に取れない。

・ スイス
上記2つと比べて、少し上がり方はマイルドっぽくて(元が高かったので今でも激高なんだけど)。10年前(2014年)と比べて、ホテルやロープウェイ・登山鉄道の値段を比較して2倍強くらいかな。ユングフラウ鉄道は、インターラーケン(麓の村)からの往復で2万円くらいだった。今は4万超えている。

こういう過去のイメージがあったので、現在の1/2~1/3くらいの物価感で旅を構想していた。

一回一回、旅行に行く前にリーズナブルな旅先を調べて、相場を調べて、予算を組みなおしたので、その補正後の予算はオーバーしなかったが、この1年の旅の規模としては、妄想していたよりはかなり縮小した。
そして、その旅を再計画(縮小)に結構時間がかかった。

このインフレ傾向は、ずっと続くのかな。
つまり、世界の物価が次の7~10年でさらに2~3倍になるのかどうか。
それは誰にもわからないとして、とにかくそういうリスクもあると思って意思決定するほうが良いですね。

なので、
・ 今無理気味に行く
・ 7年後も行けるように稼ぎを増やす
・ もう海外旅行とかはあきらめる
・ インフレが落ち着くほうに賭けて様子を見る
など、人によって結論は違うでしょうが。

にしても、稼ぎを2倍3倍に増やせるかなんてのは意思決定の問題ではなく、運次第というところもあるので、大きめの海外旅行に行けるのは、今が最後の瞬間という可能性もある。

2024年8月19日月曜日

【シドニー D5-2】 ANAビジネスクラス(シドニー⇒羽田)

帰りの座席
左側だと、夕方窓から日が差し込んでくる
物理カーテンではないのでマックス暗くしても日が目に染みる

窓からの眺め

窓からの眺め

様々な形の雲

様々な形の雲

様々な形の雲

オーストラリアの大地

機内コーヒー



機内食

機内食

機内食

機内食

機内食

オーストラリアの大地

様々な形の雲

様々な形の雲

ポートモレスビー上空

グアム上空
フィルタ式のカーテンのため、こういう色になっています。

間食でもらった焼肉丼とお茶


焼肉丼を食べた30分後くらいに、(本)夕食とお茶
コーヒーとお茶飲みすぎ

羽田到着
両替見当たらねー


帰りは結構混んでいた。空席率10%くらいか。行きと同様、多くは西洋人。日本人少なめ。
帰りも窓側の席。
窓側の席の良さについては行きのフライトの話で書いたので省略。

<最初のドリンク>
行きの教訓から、午前中から酒を飲みたくなかったので、最初の飲み物でコーヒーを頼んだら、今から落としてくれるとのこと。
なんか、キャビンアテンダントさんのタスクリストに余計な1行を追加したようで申し訳ない気持ちにはなった。
一応、ビジネスクラスなら許容範囲だとは思っていいるのだが、混んでいるときは1杯目はコールドドリンクから選ぶ方がまあスマートではあるのかも。

<酒より読書、あと作業>
帰りは、結局最後まで酒は飲まず、コーヒーやお茶をもらいながら、読書or旅行記を書く、で過ごした。
もうこれが一番満足度が高い過ごし方のような気がする。
ビジネスクラスの席なら、読書・作業の生産性も高いからな。

ちなみに、コーヒー3杯、お茶3杯くらい、さらに食事の際の水なども飲んだのでかなりトイレに行った。エコノミークラスではなかなかやりにくい。

一応、
・ すぐ寝る場合
・ よっぽど気になる銘柄がある場合
については、酒を飲むのもありかな。
いや、でももうベストプラクティスとしては(思考停止で?)飲まないほうがいいかも。最近、「こういう場合はこう」みたいな自分のベストプラクティスアルゴリズムを複雑にしすぎるの意味が薄い気がしている。全く同じ条件なんてそうそう来ないし、人間は機械ではないんでね。

<日差しが目にしみる>
窓側の席の良さを見直したところで何だが、昼間、シドニーから東京に飛ぶルートだと、日がダイレクトに差し込んでくる。特に、西側(左側)に座っていると午後は斜め前から日が差し込んでくる。
物理的カーテンであれば、下ろしてしまえば当然日の光は一切入ってこないが、今回はボタンで窓の明るさを変えるタイプのカーテン(これってビジネスクラス席の仕様なんですかね)だと、マックス暗くしても普通に太陽の光が目に入ってくる。
基本的には機内では作業・読書で来たのだが、目の前に太陽が来ている時間帯だけ、ちょっとキツかった。

<そのほかフライト所感>
・ グアム上空の景色がすごかった
・ 行きよりもエンジン音を余り感じない。前回はやっぱりエンジンの真横だったのが問題だったかも。

<羽田第2>
最後羽田で使わなかった豪ドルを両替しようと思ったのだが無理だった。
羽田第2に到着したのだが、基本的にここは国内線ターミナルなので、両替窓口がわずかにしかないし、それももう閉まっていた。
使わなかった100豪ドルが手元に残ったまま終了してしまった。まあ、今度海外に行くときに別の通過に替えて使うか。
というか、私の場合は豪ドルが残っただけで済んだけど、海外から来て空港で両替するつもりだった人は面食らうんじゃないかな。
先進国の国際線到着ロビーで両替が見当たらないとか、あまりないと思うけど。

ーーー
これで、シドニー編は終了。
旅行期間が1か月近くになると息切れして旅行記中断してしまうが、旅行期間が5日程度なら一息に旅行記を書ききれるな。

ーーー
追記.
帰国後気が散っていたが、旅行記を書くと精神統一されるな。

【シドニー D5-1】 オムレツおいしい(シドニー国際空港)

プライオリティパスが使えたレストラン Mach2

ラテ 美味しかった

オムレツ 美味しかった

オムレツ チーズが伸びる

プライオリティパスが使えたレストラン Mach2

制限エリア内 よくあるラインナップ

ニュージーランド航空ラウンジ

ニュージーランド航空ラウンジ すいていて過ごしやすい

ニュージーランド航空ラウンジ すいていて過ごしやすい

ニュージーランド航空ラウンジ
水を飲みながら作業。作業もしやすい


5日目。本日帰国。

空港でラウンジを使えるはずなので、起きてから何も食べずひとまず空港へ。

空港への移動、乗り換えなどは全く問題なかったのですが、最後、オパール(Suicaみたいなもの)が20ドル単位でしか課金できなく、今後オーストラリアに来る用事もないのに10ドル以上余らせてしまった。
返金手続きもやってくれるらしいが、30分くらいかかると言われたのでやめました。
それならその30分空港の中を見学にすることなどに使いたいので。

まず制限エリア外で、朝食をとってみました。
Mach2なる店で、買ったらオムレツ20ドル&カプチーノ5ドルだけど、プライオリティパスでカバーできた。
まずオムレツ。シンプルだけど、食感がよくてとてもおいしかった。
村上春樹の騎士団長殺しで免色が作ったオムレツはこういう感じだったに違いない。
次にカプチーノ。これも美味しかった。
今までプライオリティパスで飲食できたものの中で一番おいしかったかも。
シドニーは聞いていた通り、いたるところでラテ(カプチーノなどその仲間も含む)を提供する店があって結構飲んだけど、ここのが一番美味しかった。
ラテアートもバッチリ入ってる。あと海外の牛乳って時々味が違う気がする。

シドニー空港の制限エリア内のショップ、Dior、ブルガリ、カルティエ、ビトンみたいなクラシックなラインナップ。
空港の中、街中よりもさらにアジアンが多い。というか、西洋人よりもアジア人の方がはるかに多いぐらいです。
あと、空港内咳してる人多過ぎ。多分日本以外でもウィズコロナなんだろう。

ビジネスクラスの招待でニュージーランド航空のラウンジ使いました。
空いてて過ごしやすかった。
ただ、食べ物はバリエーションあんまりない。
プライオリティパスがあるなら、食べ物は先述の店(制限エリア外のMach2)で食べるほうが満足度高いかも。
さっき食事したばかりなので、ここでは食べ物は控え水だけ飲んで過ごしました。