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スルタンアフメト・モスク |
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スルタンアフメト・モスク |
スルタンアフメト・モスク(外観) |
中に猫がいる |
足洗い場 |
足洗い場 |
さて、最初に行ったスルタンアフメト・モスクについて書いていきます。
ここを含めて5日間で8カ所のモスクを見て回ったのですが、正直、私の目では似たように見えてしまう物もあり、1つ1つのモスクの感想を書くのが難しいので、モスク全般の感想は別途まとめます。ここでは一旦スルタンアフメト・モスク特有の話だけを書きます。
<スルタンアフメト・モスク(=ブルーモスク)>
まずは一番有名なモスクの一つ、スルタンアフメト・モスクへ。入場無料。
建造は1616年で、ローマのサン・ピエトロ大聖堂とほぼ同時期らしい。
今でも残っている世界の一大モスクと、世界の一大教会がほぼ同時期に建造されたとは。そういうものなのか。
ちなみに、「スルタン」というのがイスラム圏の帝国の一番偉い人のポジションのことで、ヨーロッパ・キリスト教圏の政治的支配主体で言うと、エンペラーやキングに近いはず。
アフメトが人の名前。
<祈りの場>
モスクは基本的には祈りの場なので、祈りの邪魔にならないよう観光エリアと祈りのエリアが分かれているのだが、一部行儀の悪い人が祈りの場に入って行き、写真・動画を撮ったりしていた。
ただ、こういう「映えるために礼節を捨てている人」を見たのはモスクでは案外ここだけかも。この後回った他のモスクはこのような行儀の悪い人はほぼ見当たらなかった。一番映えるモスクだからこそ、映えることを生業としている人間も一番多いってことか。別の言い方すると、そう言う人たちは、一番映えるところを撮ったら2番手3番手以降の場所に用はないのかも。
入場して20分くらい経ったところで、ムスリムの集団礼拝の時間になったようで、観光客は全員強制退出。みんなが退出している中、アザーン(礼拝の呼びかけ)が聞こえてきた。
時間が少なすぎて、頭が働き始める前に見学が終了してしまった。多分待っていればまた入れるのだとは思うが、いつになるかも分からないし、見たいものもいくらでもあるしで、次に行くことに。
<旅は感動だけではない>
ここはすごいモスクのはずだが、最近イスラム建築も色々見てきたこともあるのか、どうも感動が薄い。長期旅行者によくある症状っぽい。ヨーロッパを周遊している旅行者が教会マヒ起こすのもよく聞くし。
この「感動が薄い」症状は、前回の旅の後半からもあったので、来る前から、正直今回もそうなるかもという予感はあった。だとしても、いまのタイミングでイスタンブールを(及びその先の都市も)見てみたいし、旅することで自分の中に残る物は大きいだろうと思って来た。なので、自分の中にできるだけ多くのものが残るよう、集中して見学していきますわ。
そもそも私は旅に限らず感動体質ではないこともあり、感動だけを追うと調子が狂うのでこれでいい。
この、長期旅により感動が薄くなる現象は、全てのスポットで起きるわけでは無かったりと、もう少し掘り下げたいところだが、まとまらないので本エントリは一旦これで終了。いずれまとめます。多分。
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