2025年6月15日日曜日

【イスタンブールD2-3】 モスク中間考察

電飾

電飾(電気ついてないけど)


カリグラフィ円盤

カリグラフィ円盤

カリグラフィ円盤


幾何学模様

足洗い場

足洗い場


ミナレットがあるモスク

ミナレットがあるモスク

エジプシャンバザール近くのイェニジャーミィに寄ってみた。

川から見えるモスクはこれか。ブルーモスクなどに比べると知名度は無いと思うが、すごく良い立地にあるし、見た目もとても立派。


<モスク中間考察>

ここまでモスクをいくつか見てきた感想をまとめておきます。

特徴的、印象的だと思ったのは、


・ 数多く残っている
イスタンブールを適当に散歩していると、いくつも大きなモスクに行き当たる。この数の多さがまず驚き。

・ ミナレット

ミナレット付きモスクが多い。


・ ドーム

モスクのドームは遠くから見るときれいに見えるが、近くで見ると結構くすんだ色をしている。


・ 天井からつるされた、円状に並べられた電飾

中心部のモスクはほとんど17世紀以前に作られているようなので、当時電気なんてものは無かったと思うが、いつの時代から使われるようになったのか。こんなの今まで見てきたUAEなどのモスクにあったっけ?


・ 四隅のカリグラフィ円盤(アラビア文字が書かれた丸いマーク)

初めてイスタンブールのモスクに行ったときに最初に目につくのはこれかも。

丸の中に美しくアラビア文字を配置するのは、よくあるスタイルのよう。モスクの中のカリグラフィー円盤の他にもそういう美術品が結構ある。このほかの装飾にもアラビア文字が使われており、アラビア文字自体が美術品、という発想のものをよく見る。


・ 幾何学模様

これはイスタンブールで見ているときは「幾何学模様の装飾多いな」くらいのイメージだったが、次のヘルシンキで、偶像を崇拝しまくりな教会の内部を見て、偶像を設置しない分、その空白を埋めるのにこういう幾何学模様で装飾されているというのが少し分かった。美的センスによるところもあるだろうが、教義的なバックグラウンドもあってこうなってているんだね。


・ 多分決められた方法でお祈りをしている敬虔な信者

キリスト教の教会にも敬虔な信者はいるけど、イスラム教もお祈りの仕方が違うのが目を引く(見世物では無いのは承知だが)


・ 女性のためのお祈りの場所

女性専用のお祈りの場所が一画に用意されている。これは今のところ他の宗教では見たことが無いような。


・ 石造り

教義的な理由と言うよりは、オスマントルコの財力や原材料の入手のしやすさのほうが理由かもしれないが、イスタンブールのモスクはかなり石造りが多い。


・ 足を洗う場所&靴を脱ぐ

イスタンブールで見たモスクはどれも足を洗う場所があった。


・ 中庭

イスタンブールで私が見た全てのモスクで中庭があった。中庭がある構造はこのあたりの典型的な作りらしい。


・ 大体トイレがある

ほとんどのモスクにトイレが付いている(有料/無料、どっちもある)。旅人にはありがたい。上述の、足洗い場とセットになっている場合もあって、ムスリムでない私が入るのは一瞬ためらわれる場所もあったが、「奥にトイレあるよ」という感じで指さしで教えてくれて、旅人にも親切だった。


・ 休憩できる

モスク自体大体は座って見学できるので、休憩も出来る。

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