2025年6月30日月曜日

【ポーランドD5-2:ワルシャワ】 美味しいもの多すぎない?(背伸び/上客)

ヘルシンキの話の途中だが、旅行記全体を書く時間ないかも知れない。いずれは書きたいけど、だとしても大分時間かかりそう。 なので、本旅行の核心部であるワルシャワの話に飛びます。

いずれ【ポーランドD5-1】までは手前の都市の話で別途書くつもりなので、【ポーランドD5-2】から始まります。


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ワルシャワ中央駅到着


ウクライナ料理

ウクライナ料理

ウクライナ料理
肉のプレート

ソース

ウクライナスタイルのケーキ



今回一番面白かったのはワルシャワ。 (ピンポイントで一番面白かったのはアウシュビッツだが、都市の中で一番面白かったのはワルシャワ)。

理由は昨年ベルリンが面白かったのとほぼ一緒。


【中欧まとめ/ハイライト02】 現代社会との地続き感(ベルリン)


ワルシャワ(ポーランド)に関してはそもそも結構興味があったのと、旅行の前にさらに追加で勉強してきた。

ロシアとドイツなど、東西からボロボロにされたひどい歴史。

その歴史に興味があるからこそ来たので、関連するスポットを見ていきたい。


<夕食>

クラクフから電車でワルシャワに到着。

着いたのはもう夕方なので、この日はひとまず夕食だけ。宿の周りを調べてみた。

ワルシャワ中央駅徒歩圏内のホテルなので、良い立地とは言えるがこの辺りは高い店が多い。丸の内の飲食店が高いのと一緒。物価が違うというよりは高級店ばかりある。大衆食堂みたいなのは少ない。


ポーランド料理屋2軒にあたりをつけて出発したが、1軒はもう夜で閉店、もう1軒は満席。

結構さまよって、近所にレストランが無いか調べ直したところ、(口コミによると)ウクライナ移民がやっているというウクライナ料理レストランを見つけて、興味がわき行ってみることに。

タリンでもウクライナレストランに行ったが、まあ良いだろ。

勢力ある移民の味は、ある意味地元の味。

(昨年ウィーン、プラハ、ドイツなどでケバブ(移民の店)も地元の味と思うことにしたのと同じ。ただポーランドは、ケバブ屋もトルコ移民風の人もあまり見なかった気がする。移民は受け入れていると聞くが、移民の出身地の構成は違うのだろう)


で、そのレストランに入店。

店員は、(詳しく知らないが)ウクライナ民族衣装っぽい服を着ていた。みんなウクライナ人ですと言われたら納得の風貌でもあった。


まず、お通し的なものなのか、注文していないディップが登場。

そういえばタリンのウクライナ料理も、パンとパテのお通しあったな。

ソースが2種あって、1つは魚ベース(種類とかは分からなかった)。食べてみるとかなりニンニク強め。あとはディル。

もう1種は、トマト、唐辛子、ニンニク系で割とシンプル。

カリッカリに揚げられた、塩が振られたパンもついていた。

あとは揚げてない普通のパンも3種類。

どれも美味しくて、全部食べていたらメインが来る前に腹一杯になってきた。


肉の盛り合わせ、2,300円。

ソーセージ、スペアリブ、チキンがあったが、どれも柔らかくて、なかなかの味だった。

出てきて分かったけど、4人くらいで取り分けるのに適した料理のようでかなりのボリューム。後半かなり苦しかった。

東京中心部のレストランだったら値段2倍くらいしそう。そもそも相当肉を売りにしたレストランでないとこんなプレートは取り扱っていないだろうが。


なお、付いているバーベキューソースも刻んだ生のニンニクがたくさん混ぜ込んである。ウクライナは生のニンニクを多く使う食文化かな。

もう1つの半透明のソースは甘酢っぽい味。やはり甘酢って世界中にあるのかも。


ケーキ、1,200円。

肉のボリュームを見てから頼めば良かったのだが、最初にケーキも注文していたので、腹一杯のところにケーキもきてしまった。

ヨーロッパは人手不足のため追加注文するとものすごく待つことがあるので、最初に見きりで注文してしまったが、ケーキに関しては切って持ってくるだけなので、後から注文するほうが良いな。

ムースっぽいケーキ。イチゴジャムみたいなものと砕かれたピスタチオがかかっている。ウクライナスタイルのケーキはタリンでも食べたが、それと同じでケーキの土台が普通のスポンジでは無く硬い。これが特徴なのか。

美味しかったけれど、腹いっぱいすぎてキツかった。


水410円。


クラクフの時から思っていたけど、ポーランドおいしいもの多すぎない?

ポーランドには主に歴史・社会的な感心メインで来たけど、食べ物のおいしさにも感心した。

ここまでも、この後も、おいしい食べ物にかなりあたった。

捉え方によっては、私の予算感でおいしいものに当たり続けられる物価だとも言えそう(ここまで予算を下回ってきているので、ポーランドでは金を使ってもいいと気合いを入れ直したのも少しある)。


旅行に限らないが、金銭的/社会ステータス的に背伸び気味に楽しむのももちろん一興だが、自分が上客でいられるフィールドのほうが楽しめるってのもあるよな。

ここ数年収入も激増はしていないから、少し背伸びしたところで見える景色は似たようなものだし。


今更気づいたが、フィンランドでは大体レストランのメニューの安い方中心に探していたのに対して、ポーランドではメニューをまんべんなく見て注文を決めていた気がする。


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