| 連日移動は大体トラム |
| サバサンドゾーンに向けて歩く |
| サバサンド1軒目 |
| 焼いてる様子 |
| ベーシックなソースと、レモンっぽいソース |
| とても香ばしく焼かれたラップ 一見縞模様に見えるのは、タレの跡 上部、スパイスっぽいものがかかっている |
| サバサンドゾーン |
| サバラップ2つ目 割と1軒目と味違う |
イスタンブール3日目。
腰痛はなんとなく持ち直したので、観光へ。
<サバラップ1>
トルコ現代美術館に向かう道すがら、サバラップの店へ。
インターネットで調べた、高評価の店に行った。
カラキョイの北東の一角(特にMumhane通り)、サバサンドゾーンになっている。
サンドイッチもあるが、ラップ(薄い生地で巻いたもの)の方を推している店が多い。私が入った店もラップ推しだったのでそっちを頼んだ。
まずサバがどっさり入っている。サバだけでなく、レタスや玉ねぎなど刻んだ具材もたくさん入っている。
昨日ラップのケバブを食べたが、その肉の代わりにサバが入っているような感じ。
味付けがとても良い。
ラップで具材を巻いた後、甘辛いソース、レモンソース的なもの両方かけて、さらにスパイスをかけてこんがり焼いてあり、とても匂いが良い。レモンの味だと思うが少し酸味があった。とっても美味しい。
800円弱。
ここもカードの機械はあるがカードは拒否。
<サバラップ2>
この通りはサバサンドやサバラップだらけ。似たような店が多い。
先ほどのサバラップ1つでは、昼食としては物足りなかったので、もう1軒入ることにした。
小さいおしぼりの感じまで、さっきの店と似ている。ノウハウや仕入れ業者が確立されているのだろう。
店構えは似ていたが、意外と味は違って楽しめた。
2軒目の方がサバが大きく肉厚でたっぷりしていた。ピクルスが挟んであったのもなかなか味の変化があった良かった。ソースの味自体も違う。
約900円。
私はここで腹一杯になったが、店はたくさんあるので、余力があればさらに別の店を試してみても楽しめそう。
<サバ対決>
それにしても、この調理法は昔からあったのかな。
16年前食べたサバサンドは、ただ鯖の塩焼きをパンで挟んだような物で、あくまで名物であって特にうまいものでもないと感じたが、今回の2軒はどちらもなかなかの味だった。
むしろサバの食べ方としては最高なのではないか(刺身を除く)。
サバの塩焼きを卓上で箸でほぐしながら食べると、どうしても冷めてくる。サバラップは店員が骨を取り除いた後焼いて、さらに具材とともにパン巻かれ、さらに全体を鉄板でカリカリに加熱した状態で提供されるから、全体が温かいまま最後まで食べられる点が良い。大変優れた調理法だと思った。
究極対至高の対決だったら、サバラップは鯖の塩焼きに勝つと思う。唐山陶人だったらサバラップを推すだろう。素材の味厨の審査員がいれば一人くらい鯖の塩焼きを推すかも知れないが。
これまで食べたB級グルメの中でもトップランカーに入る。サバが相当入っているので、日本ではB級グルメとしては売れないだろうが。
<サンドイッチ最強国の可能性>
以前も書いたけど、イスタンブールでおいしかった物ベスト3は、
(1)ココレチサンド
(2)サバラップ
(3)ケバブ
サンドイッチ系ばかりなのだが、こう並べてみると、近所のヨーロッパや中東のサンドイッチとは大分違う。
ヨーロッパはサンドイッチがそもそもあまりプレゼンスが無い。
中東は、サンドイッチ系は多いが、パン、肉、塩だけで構成されている素朴な味の物が多かった。
トルコのサンドイッチは、具材も調味料も複雑。
これまでサンドイッチがおいしいと思った国はオーストラリアだったが、トルコも互角か、多少安い分コスパを考えるとそれ以上かもしれない。
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