2024年3月23日土曜日

【ポルトガル・リスボンD2-4】 欧米人は濃い塩味に慣らされている?(バカリャウ)

昼食に入ったレストラン

バカリャウ

バカリャウ 拡大

ほぐした魚に色々混ぜ込んである

卓上の胡椒やオリーブオイルかけても美味しかった。


昼食。
大航海時代からの伝統料理だというバカリャウを食べてみた。
塩でしめたタラを使った料理です。とても美味しい。
昨日のDuck riceに続いて2食続けて大当たり引いた。
バカリャウとサラダと水で約2600円。
 
シーチキンの缶から取り出したみたいなビジュアルですが、タラ以外に、刻んだ玉ねぎ、長ネギ、じゃがいも、フライドガーリックなどが混ぜ込んであります。ツナサラダっぽいかんじですね。
あとパクチーものってる。パクチーってアジアなイメージを勝手に持っていましたが、この辺りでも使うんですね。
そういえばメキシコでも使っていたな。いったいどのあたりが起源なのか。
というか、むしろ日本って伝統的にパクチーを使わない珍しい国なのでは。
醤油とパクチーが合わないのかもしれない。
 
最後、味変でオリーブオイルとコショウをかけてみた。これも美味しい。
オリーブオイルと酢が卓上に出てくるのはイタリアの食堂と似てる。
 
とんでもなく塩辛いオリーブが乗ってる。
バカリャウも魚の塩漬けだし(食べる前には塩抜きをするらしく、調理されたものはさほど塩辛くはない)、大航海時代の名残で塩漬け系が多いのかな。
 
逆にモロッコ料理やドバイで食べた中東料理が塩味薄めだった理由なんだろう。
砂漠側であれば塩が貴重なのはわかるけど、モロッコもドバイも海はあるし。
仮説としては2つあって、
(仮説1)モロッコもドバイもイスラム圏で酒を飲まないから塩味薄め。
(仮説2)歴史的・文化的背景とかではなく、現代の欧米人(日本人含む)は強い塩味に慣らされすぎているということかも。最近の食品会社は塩分を増やした時の売り上げの反応度分析なんかもしているそうだし。
 
なお、ポルトガルは、飲食店で「お飲み物は?」と聞いてこなく、飲み物をセットで頼む圧力を全く感じなかったのですが、こんなにおいしいものを「なんか喉乾いたな」とか思いながら食べるのも嫌だったので、ポルトガルでは大体自分から飲み物頼んでました。

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追記)

旅行中は、全てのものを真剣に味わって食べているよな(特にヨーロッパは一つ一つが高いのもあって)

国内でもこのくらい真剣に味わって食べたら、もしかしたら得るものがあるのかもしれない。

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